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Yamareco

記録ID: 290527
全員に公開
山滑走
甲信越

飛騨沢+槍沢+槍ヶ岳

2013年04月28日(日) 〜 2013年04月29日(月)
 - 拍手
yama56 その他5人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
31:31
距離
32.0km
登り
2,894m
下り
2,878m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4月28日
新穂高6:03-穂高平7:30-白出沢出合8:38-滝谷出合10:23-槍平11:13
-飛騨乗越15:28-槍ヶ岳山荘15:53-槍ヶ岳16:48-槍ヶ岳山荘17:21
4月29日
槍ヶ岳山荘7:03-槍沢2746m滑降7:18-槍ヶ岳山荘8:21/8:57-槍平10:05
-滝谷出合10:53-白出沢出合11:44-穂高平12:35-新穂高13:28
天候 4月28日晴れ、4月29日曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
週末の降雪で、右俣ゲートを少し登った辺りからシール登行。
白出沢を渡った先の樹林帯も少し歩いて、シール登行可能と成る。滝谷出合を渡って直ぐに、右からのデブリ出ていた。
飛騨乗越直下で靴アイゼンに替えて槍ヶ岳山荘へ
槍ヶ岳はクサリ、梯子が確りと出ていて安心、中間部の何もない所は、ミックスで注意が必要。
4月29日、槍沢は新雪の上質の雪、時々アイスバーン有り
飛騨沢は小屋裏から滑降カチカチのアイスバーンで滑落は許されない状態。
広い本流は、厚いフィルムクラストと雲っていてバーンも見え辛くコケ捲り、
G名人も斜滑降、キックターンで降りる。
屈曲点からはクラストが無くなり、槍平まで滑降を楽しむ。
滝谷出合付近のデブリ前日より増えていた。河原付近を滑って、白出沢出合までは
スキーを担ぎ歩く、ここから滑降、穂高平まで滑降(数箇所雪切れ)が出来た。
夏道(近道)兼用靴とスキー担ぎでは歩き憎く途中、道崩れ有り。林道を歩いた方が良いかと思う。
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高を出発
2013年04月28日 06:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/28 6:03
新穂高を出発
ゲートの少し上、数センチの積雪が有ったので、シール登行が可能に。
2013年04月28日 06:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/28 6:42
ゲートの少し上、数センチの積雪が有ったので、シール登行が可能に。
白出沢を渡った先の樹林帯、長いスキー担ぎを予想していたが、少し樹林を入って
シール登行が可能となった。
2013年04月28日 09:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/28 9:03
白出沢を渡った先の樹林帯、長いスキー担ぎを予想していたが、少し樹林を入って
シール登行が可能となった。
滝谷出合。
2013年04月28日 10:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/28 10:26
滝谷出合。
槍平を過ぎて、飛騨沢への本格的な登り。
2013年04月28日 12:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/28 12:13
槍平を過ぎて、飛騨沢への本格的な登り。
飛騨乗越付近、怪我人を救出する。ヘリコプター。
2013年04月28日 15:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/28 15:13
飛騨乗越付近、怪我人を救出する。ヘリコプター。
飛騨乗越。
2013年04月28日 15:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/28 15:27
飛騨乗越。
槍ヶ岳山荘。
2013年04月28日 15:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:52
槍ヶ岳山荘。
槍ヶ岳のクサリ場
2013年04月28日 16:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/28 16:31
槍ヶ岳のクサリ場
槍ヶ岳山頂。
2013年04月28日 16:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 16:46
槍ヶ岳山頂。
4月29日山荘から槍ヶ岳の日の出。
2013年04月29日 04:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
4/29 4:58
4月29日山荘から槍ヶ岳の日の出。
槍沢2746mまで滑降
2013年04月29日 07:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 7:18
槍沢2746mまで滑降
山荘裏ルンゼから滑降、ガチガチのアイスバーン
2013年04月29日 09:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/29 9:00
山荘裏ルンゼから滑降、ガチガチのアイスバーン
飛騨沢上部、綺麗に見えるがフィルムクラスト
2013年04月29日 09:21撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 9:21
飛騨沢上部、綺麗に見えるがフィルムクラスト
飛騨沢屈曲部ここの下から、槍平までは、良い雪質でした。
2013年04月29日 09:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 9:38
飛騨沢屈曲部ここの下から、槍平までは、良い雪質でした。
冬季槍平小屋前、屋根には2m以上の雪が積っていた。
2013年04月29日 10:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 10:07
冬季槍平小屋前、屋根には2m以上の雪が積っていた。
白出沢出合まで、スキーを担ぐ。
2013年04月29日 11:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 11:22
白出沢出合まで、スキーを担ぐ。
2013年04月29日 11:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 11:44
白出沢出合。この先から滑降。
2013年04月29日 12:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 12:03
白出沢出合。この先から滑降。
穂高平、滑降終了。
2013年04月29日 12:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 12:35
穂高平、滑降終了。
夏道(近道)道崩れ。
2013年04月29日 12:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 12:49
夏道(近道)道崩れ。
2013年04月29日 13:28撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 13:28

感想

新穂高を出発。右俣ゲートを15分程登ったところで、週末の降雪(3-5センチ)の為にシール登行することが出来た。
白出沢出合でスキーを外し、樹林帯へここも少し歩いたら、シール登行が可能と成る。
滝谷を渡った先で、右からの大デブリが発生していた。
槍平冬季小屋の屋根には2mを越す積雪が有った。
ここから、飛騨乗越へ登り。ガンバーです。
ひらすら、登る。登りの力量が試される。gさんがガンガンと先頭を切って登っていった。其の後をnさんがぴったりと付いて登っていた。
シールだけでも登れる。上質な雪であった。(縦縞なし、新雪)
乗越近くになり、ヘリが飛んで来て、怪我人を救助して飛んでいった。
この先辺りから、風で雪が飛ばされて、露岩が所々出て来た。
スキーアイゼンに変えようと思ったら、gさんが靴アイゼンの方が有効と言って来たので。靴アイゼンにして飛騨乗越へ立つ。風も強く、雪面も硬い。
一頑張りして、槍ヶ岳山荘へ槍ヶ岳は近い。
fさんが相当遅れているとの事で有ったので、私は、槍ヶ岳を登りに行った。
体一つにした。クサリや梯子は出ていたが、無い中間部はミックスでやらしかった。
槍ヶ岳山頂に立つ、この日は快晴(翌朝はガス気味であった。)
で360度のパノラマを楽しむ事が出来た。
下りは、兼用靴の為、細心の注意を払い慎重に小屋へと戻った。
山小屋の9000円は安くは無いが、道具も乾き、体を目一杯使っても疲れを取る事が出来て、スキー登山いは軽量化が図れる。有難や。
4月29日
山荘より日の出を見る。
朝食後、hさん3人は槍ヶ岳への登頂登山。
私とgさん、fさんは槍沢を滑降した。この時季としては、極上の新雪で、気持ち良く滑る。しかし、所により、アイスバーンが有った。2746mまで滑り、登り返す。
山荘に着いたら、hさんらが槍ヶ岳から戻って来ていた。
荷物を整理して、小屋裏ルンゼから滑降、下からの吹き上げる風が強く、ガジガジのアイスバーンと成っていた。(滑落は許されない、ピックストックが強い味方)
急な所は、横滑りで下った。
飛騨沢の広い斜面に出て、是で思い切り滑る事が出来る。とスキーを滑らせたが
しかし、硬いフィルムクラストで思う様にターンが出来ない。
又、この時点は曇り気味で有ったので、雪面を捕らえる事出来ず。転んでしまっていた。名人gさんも斜滑降+キックターンを繰り返していた。
この様な、斜面が延々と続いて、結局、飛騨沢が大きく槍平へ屈曲する。所辺りから、スキーを楽しむ事が出来る様になった。
滝谷出合付近の来た時のデブリは少し増えていた。其の先は、河原をギリギリに滑って、樹林帯はスキーを担ぎ、白出沢出合から先、穂高平スキー滑降(数箇所雪切れ)する。
この下からは、来た時の雪はすっかり消えていた。
夏道(近道)で下ったが、途中道崩れも有り、スキーを担ぎ、兼用靴では少々辛かった。
予定通り、新穂高に13時28分到着。







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