笈ヶ岳 ジライ谷ルート

2013年04月29日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,684m
• 下り: 1,685m

コースタイム

5：30白山自然保護センター-5：55ジライ谷渡渉点-8:10冬瓜平-10：20-30山頂-15:00白山自然保護センター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白山自然保護センターの駐車場に止められます。

コース状況／危険箇所等

センター〜ジライ谷:崩壊しかかっているスノーブリッジを渡るところがあり、要注意。ジライ谷の渡渉は、水量が増えると難しいかも。
ジライ谷〜冬瓜平：かなり険しい難ルート。登山道のない山と言われますが、そんなことはなく、路はしっかりついています。危険個所にはトラロープなどが垂れていますが、あまり頼ることなく、ホールドをしっかりして登ると良いです。上部は藪が少しうるさいです。
冬瓜平〜笈ヶ岳：冬瓜平は朝は快適、午後は雪が腐って少々歩きづらい。シリタカ山近辺は急斜面が多く、アイゼン、ピッケルは必須。

写真

5/3 21:49

白山自然保護センターで前泊。
駐車場から見上げた北斗七星がきれいだったので、星景撮影。

4/29 5:29

今日は少し気合をいれて5:30出発。

4/29 5:37

ヘッデンを用意したが先が見えるトンネルなので、特に点灯する必要は無かった。

4/29 5:37

この柵は自然観察路を散策する人向けと考えスルー。

4/29 5:40

頑丈なコンクリート橋でも崩落してしまっている。

4/29 5:43

確かにこの辺りは一般散策するようなところではない。

4/29 5:53

小屋が見えてきたらそこがジライ谷渡渉点。

4/29 5:55

何とか無事に渡れたが午後に融雪が進むと少し厄介かも。

5/4 9:00

尾根に居座る巨大な株。割と新しめのロープがFIXしてあり、右側から巻く。

4/29 6:40

イワウチワの可憐な花。

4/29 7:09

根雪が現れたのはかなり登ってから。

4/29 7:09

連休3日目とあってトレースははっきり。

4/29 7:17

尾根は近い。

4/29 8:06

ところどころにピンクテープが巻いてあり、ノートレースでも迷わないだろう。

4/29 8:13

尾根の北側に出ると雰囲気ががらりと変わり、一面の冬景色。

5/4 9:01

このトラバースをたどっていく。

4/29 8:23

このあたり野営の適地。

4/29 8:28

そして笈ヶ岳が姿を現す。

5/3 21:57

最近降雪したせいか雪は白くて清々しい。

4/29 8:46

シリタカ山の手前で一旦急下降。ここでアイゼン装着。

4/29 9:27

ほとんど標高の同じピークが並んでいるが、左の着雪していない方が笈の山頂。

4/29 9:27

シリタカ山（1699m）より北側の山並み。

4/29 9:27

シリタカ山からまた急下降。

4/29 9:27

次のピークは岩底谷（かまそこたに）の頭。

4/29 9:43

標高差はもうそれほど無いように見える。

4/29 9:43

白山はここより更に雪が多そうだ。

4/29 9:50

岩底谷（かまそこたに）の頭への急登。

4/29 10:09

頂上手前のニセピークにまず登らなくてはならない。

5/3 22:01

頂上へはもう一息。

5/4 9:05

頂上へは5時間丁度で到着。

4/29 10:27

北アルプス方面。

4/29 10:28

4/29 10:28

日本海方面。

4/29 10:29

登ってきた南南東方面。右奥は大日ヶ岳か。

4/29 10:37

白山方面。

4/29 10:43

冬の白山もいつかは登ってみたい。

5/4 9:06

ジライ谷に降りてきた。

5/3 22:00

散策路周辺はカタクリが見頃。（ギフチョウは見かけ無かった）

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

感想

natoshi

今回の遠征のハイライト、笈ヶ岳にやってきた。ガイドブックではブナオ山経由で山中テント泊としているが、ヤマレコではジライ谷経由日帰りする人が圧倒的に多いので、今回私もそのルートで登ることにした。
　ジライ谷の登りは急で険しいが、かなり歩かれているせいか登山道ははっきりしていた。GWではなく、もう1か月ほど早い方が雪が多くて歩きやすいのではないだろうか。でもそうすると逆に冬瓜平のラッセルにてこずったりするのかもしれない。冬瓜山は直登するコースと巻くコースがあるが、わざわざ余計なエネルギーを消耗したくなかったので行き帰りとも巻きコースを選択した。冬瓜平ではいくつかテントを散見し、実際8時ころにテント発で頂上アタック帰りの人たちと遭遇した。
シリタカ山の登りなどは結構きついが雪崩や滑落といった雪山の怖さを感じさせる山ではない。むしろ危険個所は自然保護センターの散策道上の雪渓をトラバースするところなどに潜んでいる気がする。
5時間の奮闘の末たどり着いた山頂は360度の展望に癒された。ただブッシュが多いのはちょっと興ざめかも。
帰りは落し物を探したり適当に道草を食いながら降りたので、4.5時間ほどかかった。
帰途は安房トンネルを通って松本経由中央道を利用した。途中のSAで仮眠をしているうちに渋滞はなくなり午前様となったがさくっと帰れてよかった。

コメント

kumanote

natoshiさんへはじめまして
読ませて頂きました。中々健脚のご様子ですね。ちょっと気になりまして確認させていただきます。山行ルートですがシリタカ谷も渡渉してますか？ジライ谷から直ぐ尾根に取り付いたと思いますが。よろしく。

natoshi

kumanoteさんはじめまして
ルートはジライ谷を過ぎてからジライ谷とシリタカ谷の間の尾根伝いに登っていく感じです。従ってシリタカ谷の渡渉はしません。よろしくお願いします。

kumanote

ギフチョウですか
ギフチョウですか。雪解けの季節で丁度いいですが、早朝と夕方ではちょっと寒いですね。蝶が飛ぶ時間帯は尾根の雪の上ですから残念でしたね。残雪とマメ桜とギフチョウ等、絵になりますね。チャンスがあればまたお越しください。私も好きです。特にカラスアゲハなどが。

natoshi

Re: ギフチョウですか
kumanoteさん
こんにちは。あのカタクリ群落のあたりは生息地のはずですので、昼間でしたらきっとギフの飛んでいるところがみられたと思います。あれもこれもというのは無理ですね。