杣添尾根ピストンで横岳へ

2021年02月12日(金) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,116m
• 下り: 1,109m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:14

8:15 海ノ口自然郷 横岳登山口
8:47 8:47 東屋
8:52 8:52 沢の木橋
10:11 10:17 「ここが中間点」標識
11:26 11:27 横岳展望地点
12:28 12:33 三叉峰
12:43 12:43 横岳（無名峰）
12:49 12:57 横岳
13:01 13:02 横岳（無名峰）
13:12 13:29 三叉峰
13:53 13:54 横岳展望地点
14:10 14:30 枯木帯の広場（休憩ポイント）
14:35 14:36 「ここが中間点」標識
15:06 15:06 沢の木橋
15:27 15:28 海ノ口自然郷 横岳登山口
15:29 ゴール地点

スマホのgiographicaアプリのGPSログです。
バッテリー長持ちのために採取頻度を低くしています。

天候

薄曇り（風は微風、眺望は抜群にクリアでした）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

海ノ口登山口横の駐車スペースを利用
※路面積雪凍結の登り坂もあるのでFF車やFR車には少々厳しいと思われます

コース状況／危険箇所等

積雪が落ち着いているので、ほぼラッセルにはならない状況。但し今後の降雪によっては予断を許さないとは思います。雪稜や急斜面もあるので、ピッケル＆アイゼン必須です。樹林帯はストックでも可。
どんな雪面状況でも対応できるように、ストック、ピッケル、チェーンスパイク、12本爪アイゼン、わかんを準備しましたが、チェーンスパイクとわかんは不要でした。

その他周辺情報

登山口周辺は静かな別荘地内です。商業設備がないので登山道以外は徘徊しない事。
宿泊は茅野市内（温泉付きビジネスホテル）を利用。

写真

2/12 8:17

駐車スペースからすぐにある登山口看板
登山ポストもありました

2/12 8:46

この左に続く尾根が杣添尾根、そして先にみえるのが三叉峰

2/12 9:32

どれくらい登ったのかわかる看板はありがたい

2/12 9:32

ずっと樹林帯の登りが続きます

2/12 10:21

ちょうど中間点という看板。ここまででかなりヘロヘロだったので、更に疲労度倍増してしまいました

2/12 11:06

ようやく樹林帯を抜けて富士山を確認

2/12 11:22

右に富士山、左には金峰山もバッチリ

2/12 11:28

赤岳、この角度から見ると薄っぺらい感じに見えてしまう

2/12 11:28

杣添尾根の終点、三叉峰をようやく確認、まだまだやぁ

2/12 11:41

浅間山や上越国境方面の雪山も見えてきた

2/12 11:41

振り返るとこんな感じ。

2/12 11:41

金峰、甲武信、奥秩父の山塊がよく見えます

2/12 11:41

そして富士山

2/12 11:41

2/12 11:41

このあたりから斜度もキツくなる。ますますヘロヘロ
余裕がなくなって、この先三叉峰に着くまで写真も撮れず。

2/12 12:30

予定よりも大幅に時間がかかって、それでもなんとか三叉峰に到着。4時間以上かかってる(＠_＠;)

2/12 12:31

ここをずっと登ってきたんやね

2/12 12:31

せっかくなので、横岳の最高峰の奥ノ院へむかいますか

2/12 12:31

三叉峰を周り込むと、北アルプスの白い壁が

2/12 12:31

こっちは浅間山

2/12 12:31

こっちは西上州の山々や両神山

2/12 12:31

そして奥秩父の山々　よく見ると武甲山の三角錐も小さく見える

2/12 12:31

茅ヶ岳から御坂山塊、そして富士山

2/12 12:41

阿弥陀と富士見パノラマと中央アルプス

2/12 12:41

赤岳、阿弥陀、間に権現、編笠、そして南アルプスの北岳、甲斐駒、仙丈

2/12 12:41

左の峰が三叉峰、そこから赤岳に続く稜線

2/12 12:50

横岳・奥ノ院2829m山頂
2800m超える山はいつ以来だろうか…
（一昨年秋の大天井以来でした）

2/12 12:50

阿弥陀、中央アルプス、御嶽、乗鞍

2/12 12:50

御嶽、乗鞍、北アルプス南部
よ〜く見ると乗鞍の左奥にかすかに白山（写真だと判らんか）

2/12 12:50

翌日に行く予定の霧ケ峰、天頂真っ白の蓼科山、そして美ヶ原、その先は長大な北アルプスが白い屏風のようです

2/12 12:50

蓼科山の右奥は妙高・火打

2/12 12:50

広大な硫黄の山頂、その先に妙高・火打、志賀・草津、浅間山

2/12 12:50

浅間の右奥は谷川など上越国境の山々

2/12 12:50

写真だと判りづらいが奥日光の山々も
手前には荒船山の特徴的な山容もわかります

2/12 12:51

西上州の山々

2/12 12:51

杣添尾根と奥秩父の山々

2/12 13:36

下山途中からの赤岳と富士山

2/12 13:36

ドンドン天気がよくなってくると雪稜が映えるね

2/12 13:36

振り返って見上げる急斜面の先に三叉峰
（登りはこの写真を撮る余裕が無かったね）

2/12 13:36

2/12 15:12

朝と同じ構図、晴れてより鮮明です

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ストック わかん 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール チェーンスパイク

感想

kaz

2021年の初登山。
そして久しぶりのアイゼン＆ピッケル山行は、脚力＆登山スタミナ不足を嫌というほど思い知らされた山行になりました。チャリンコでほぼ毎週100km走ってても、全然ダメですね、やはり登山の脚力は登山で養うしかないなあと改めて実感しました。

こんなに登れなく（登りの後半はヘロヘロになりすぎ）なっていたのかぁ。
脚を持ち上げる筋肉、背負った荷物を体ごと引き上げる背中から腰の筋肉、このあたりが鍛えられていないということですかね。
幸いに下りはこれらの筋肉を使うことが少ないからか、これまで通りの感じでは下れました。不幸中の幸いですかね。

晴天ではなかった（下り始めると青空も拡がった）けど、クリアな空気のおかげで、遥か遠くの白山や恵那山、中距離の低山（武甲山や荒船山）も見分けられるほどで、横岳山頂で偶然ご一緒した男性（行者小屋テント泊からのピストン）と山座同定を楽しみました。





今回はヘロヘロで登りは心が折れがちな杣添尾根ピストンでしたが、横岳まで一番短時間に到達出来るアプローチに優れたルート、登山体力を戻してリベンジしたいと思いました。