甲武信ヶ岳-雁坂峠（日本三大峠）

2013年05月05日(日) 〜 2013年05月06日(月)

• GPS: 15:00
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,207m
• 下り: 2,212m

コースタイム

5日
駐車場7:48-徳ちゃん新道登山口8:12-近丸新道合流地点10:26-途中で昼食-木賊山13:31-13:46甲武信小屋（テント設営）

6日
甲武信小屋4:33-4:52甲武信ヶ岳5:05-5:17甲武信小屋（朝食＆テント撤収）6:51-8:57破風山-10:38雁坂嶺-11:11雁坂峠-13:10林道出合-14:20駐車場

天候

5日　快晴-晴れ
6日　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷市営駐車場（無料）

コース状況／危険箇所等

●〜木賊山・甲武信ヶ岳
2100mあたりから雪が出る。本格的には2400mあたりから。軽アイゼン推奨
●〜雁坂峠
破風山西面は急坂の上、凍結多い
雪道とそうでない箇所が入り混じっているのでアイゼンの着脱に悩む
私はずっとダブルストックのみで、ゴムキャップの付け外しの対応で済ませました

●雁坂峠〜
沢付近はピンクテープとトラロープが十分あるのできちんと従っていれば問題ない
崩落箇所（写真）が危なそう

●その他、注意点
樹林が多いので通行中木に当たる
特にザックからはみ出たマットが傷つくのでご注意

●立ち寄り湯
笛吹きの湯
500円（JAF割引400円）
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/fuefukinoyu/fuefukinoyu.htm

写真

GW後半のさらに後半ということで、車は少なめ

5/5 7:52

変なキツネがお出迎え

5/5 8:07

近丸新道への登山口

5/5 8:12

休業中の西沢山荘
立派なのにもったいない

5/5 8:12

徳ちゃん新道へ

5/5 8:25

サクサク高度を上げる

5/5 9:56

しゃくなげの道

5/5 10:26

近丸新道と合流

5/5 11:27

原生林が広がってます

5/5 11:34

2000m付近の急登あたりから疲れを感じる。とりあえずチリトマト昼食

5/5 11:52

2100mあたりから雪がちらほら。適当なところで軽アイゼン装着

5/5 13:03

見下ろせば広瀬湖

5/5 13:05

2400m、木賊山直下あたりで本格的な雪道。呼吸を整えてもすぐに息があがってしんどい

5/5 13:21

奥秩父縦走路との合流地点

5/5 13:28

なんだろう、平地でも息が荒い。高山病？

5/5 13:31

木賊山2469m
これほどの陽気でもまだ「賊」までしか読めません

5/5 13:35

甲武信ヶ岳まで行く人はこの登り返しは大変だなあ（人ごと）

5/5 13:46

甲武信小屋に到着
水は1L50円、テン場500円

5/5 13:46

小屋前にこいのぼり
子供を置いてきた身としては少々胸が痛む

5/5 15:27

まだ14時だけど甲武信ヶ岳に登る気力はなく、まったりモード。翌朝は快晴だから、と勝手に決め付ける

5/5 15:40

至福のコーヒータイム

5/5 18:01

Kindleでまったり読書。ワイン用プラティバスに入れてきたのは途中のコンビニで買った勝沼ワイン

5/6 4:33

翌朝快晴！4:33甲武信ヶ岳で御来光を拝むため軽装で出発

5/6 4:52

4:52ギリギリ間に合った

5/6 4:53

5/6 4:53

5/6 4:54

八ヶ岳が見えます。春霞のため幻想的

5/6 4:54

富士山も

5/6 4:55

5/6 4:59

5/6 4:59

5/6 5:01

白峰三山もばっちり。右手前の雪をかぶっているのは金峰山。五丈石の突起が見える

5/6 5:17

テン場に戻る

5/6 5:34

朝食タイム。ガーリックトーストなど

5/6 6:50

5/6 6:50

7時ちょい前に出発。お世話になりました

5/6 6:55

もちろん巻き道へ

5/6 7:07

分岐を左へ

5/6 7:09

5/6 7:24

砂地の見渡しのいい絶好の休憩場所

5/6 7:26

富士山●祝●世界遺産登録

5/6 7:26

破風山への上り返しは結構あるなあ

5/6 7:50

立ち枯れが多い

5/6 7:56

5/6 7:59

破風山避難小屋

5/6 8:16

200m程度ですが結構な急坂

5/6 8:57

破風山（西破風山）2318m、眺望なし

5/6 9:27

東破風山2260m、こっちのほうが眺望良し

5/6 9:28

登ってきた山々を振り返る

5/6 10:00

すれ違ったのは4、5人くらい。人が少ないのも奥秩父の良さです

5/6 10:38

雁坂嶺2289m、ここを過ぎたらあとは下るだけ

5/6 10:47

モミの木は鹿の好物らしく、きれいに喰われてる

5/6 10:51

5/6 11:08

雁坂峠が見えました（ベンチ）

5/6 11:11

雁坂峠2082m

5/6 11:12

ヤマトタケルってどこにでも出没してるなぁ

5/6 11:17

雁はいませんでしたがホシガラスがいました

5/6 11:21

笹原のつづら折がずっと続く

5/6 11:46

5/6 11:57

待ち望んでいた沢が。冷たい水で顔を洗って気力回復。「井戸の沢」って書いてあるけど生で飲むのは怖い感じ

5/6 12:39

木橋で沢を渡る。あちこちにピンクテープやトラロープがあって安心

5/6 12:55

ここは凶悪な感じ。崩れかかっているけど増水したらどうなるんだろう

5/6 13:08

5/6 13:10

林道に出る
この舗装路がツライ

5/6 13:41

雁坂トンネル1

5/6 13:52

雁坂トンネル2

1時間ちょいで駐車場着

5/6 14:26

締めはやっぱりコレ。お疲れ様でした

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

dolbo

5日は午前中は快晴だったものの、午後から雲が張り出す。急坂＋テン泊装備で高負荷のせいか、雪が出始める2100m付近から疲れが出てくる。いや、疲れというより、呼吸がとにかく荒い。呼吸を整えてもちょっと登っただけでもうダメ、荒い。ここのところヌルイ登山ばかりだったからかな、凹む。甲武信小屋でテント設営後、甲武信ヶ岳に登る予定だったが予定変更。明朝は快晴下で甲武信ヶ岳、と勝手に決め込んで休むことにした。

6日は思惑通り快晴からスタート。甲武信ヶ岳での御来光が素晴らしい。春霞のため、遠方が霞んで見えるけれども、かえってそれが幻想的な感じ。奥秩父縦走路の稜線も立ち枯れた白い木々と青空との対比が良い。GW最終日とあってか、縦走路ですれ違ったのは5人だけ。静かな山行が楽しめるのも奥秩父の良さだと思う。雁坂峠からの下山路は、かつて交易・軍事に使用されたと思うととても感慨深かった（道は付け替えられているだろうけど）。雁坂トンネルが開通するまで、この道が国道140号だったというのもすごい。

●今回キツかったところ
・木賊山までの雪が出てからの登り
・雁坂峠からの下山路（舗装の林道）
・破風山への登り（偽ピークが何度も現れるので精神的に）