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Yamareco

記録ID: 294984
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

メルヘン街道からのシマシマハイク残雪篇・縞枯山&茶臼山

2013年05月05日(日) [日帰り]
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GPS
04:00
距離
7.4km
登り
432m
下り
422m

コースタイム

麦草峠(茶水の池)10:52
大石峠 11:04
中小場 11:25
茶臼山山頂 11:51
茶臼山展望台 11:54-59
鞍部(分岐)12:21
縞枯山展望台(ランチ) 12:42-13:07
縞枯山山頂 13:22
鞍部(分岐)13:45
五辻 14:08-10
オトギリ平 14:47
大石峠 14:59
麦草峠 15:10
天候 晴れ☆
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道299号線・通称メルヘン街道は4月18日に開通しました。
公共駐車場は白駒池入口と、麦草峠から少し蓼科側にあります。

私たちは小海側からクルマで上ってきたため、麦草峠の公共駐車場に気づかず、
麦草ヒュッテの駐車場に停めました。
下山時に標識に気づきましたが、この駐車場はヒュッテ利用者専用とのことです。
それが宿泊者限定かはわかりません。私たちはお茶をしてバッジを購入しました。

茅野駅から麦草峠行きのバスの運行が始まっています(アルピコ交通)。
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/mugikusa2013.pdf
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山ポストは見当たりませんでした。
トイレは上述の麦草峠公共駐車場にあるほか、麦草ヒュッテにもあります。
(宿泊者以外は1回100円)

・往路:麦草峠〜茶臼山〜縞枯山
国道際の登山口から残雪があります。
柔らかくなっており、アイスバーンはありませんでした。

・復路:縞枯山〜五辻〜麦草峠
縞枯れ現象で日当たりがいいところが多いからか、雪がないところと、
大きな踏み抜きがあるところが入り混じっています。歩きにくい箇所が多かったです。
今日はその名もメルヘン街道ということで、いつも以上にラブ注入して「山のぼり☆大好き〜」
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今日はその名もメルヘン街道ということで、いつも以上にラブ注入して「山のぼり☆大好き〜」
登山口からいきなり残雪。大石峠を過ぎて斜度が出てきたため、早速チェーンスパイクをつけます。
登山口からいきなり残雪。大石峠を過ぎて斜度が出てきたため、早速チェーンスパイクをつけます。
残雪は重いけど、これで滑る心配はありません。
残雪は重いけど、これで滑る心配はありません。
中小場でひとたび樹林帯を抜けました。目指す茶臼山と縞枯山にここで対面します。
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中小場でひとたび樹林帯を抜けました。目指す茶臼山と縞枯山にここで対面します。
中小場からの岩場下りの洗礼です。チェーンスパイクならまだしも、前爪のあるアイゼンだと下りるの大変だろうなあ。
中小場からの岩場下りの洗礼です。チェーンスパイクならまだしも、前爪のあるアイゼンだと下りるの大変だろうなあ。
茶臼山へはけっこう急な坂が続きます。
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茶臼山へはけっこう急な坂が続きます。
山頂まであとチョット、がんばる!
山頂まであとチョット、がんばる!
茶臼山山頂つきました。「展望は上向きだけです」。いえ、少し進んだところが展望台です。
茶臼山山頂つきました。「展望は上向きだけです」。いえ、少し進んだところが展望台です。
さっきの冗談がばかばかしいくらいに、大パノラマが素晴らしい展望台に出ました。
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さっきの冗談がばかばかしいくらいに、大パノラマが素晴らしい展望台に出ました。
一番手前の天狗岳からその奥の南八ツに向けて、八ヶ岳が眼前に朗々と伸びています。
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一番手前の天狗岳からその奥の南八ツに向けて、八ヶ岳が眼前に朗々と伸びています。
眼下の蓼科高原の向こうには、中央アルプスと御嶽山が浮かんでいました。
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眼下の蓼科高原の向こうには、中央アルプスと御嶽山が浮かんでいました。
霧ヶ峰を見下ろすその先には、北アルプスが白く横たわっています。
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霧ヶ峰を見下ろすその先には、北アルプスが白く横たわっています。
これは八ヶ岳からならではの見え方かも。右から仙丈、甲斐駒、そして北岳が、あたかも一列に横並び。
これは八ヶ岳からならではの見え方かも。右から仙丈、甲斐駒、そして北岳が、あたかも一列に横並び。
天空の三角点タッチを済ませ、次なるピークを目指します!
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天空の三角点タッチを済ませ、次なるピークを目指します!
再び樹林帯の中を下っていきます。「今日焼けそう」。だよーね。
再び樹林帯の中を下っていきます。「今日焼けそう」。だよーね。
これがウワサの縞枯れ現象かな?ちょっとだけ始まりましたよ。
これがウワサの縞枯れ現象かな?ちょっとだけ始まりましたよ。
ザクザク、ザクザク。雪の下りは楽しいな。
ザクザク、ザクザク。雪の下りは楽しいな。
このあたりは雪も白くてキレイだな。
このあたりは雪も白くてキレイだな。
おおっつ、すごい縞枯れが現れ始めました。
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おおっつ、すごい縞枯れが現れ始めました。
なんてすごい枯れっぷり!その先は青々としているのに、不思議な現象です。
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なんてすごい枯れっぷり!その先は青々としているのに、不思議な現象です。
茶臼山と縞枯山の鞍部に到着。ここは分岐でもあります。
茶臼山と縞枯山の鞍部に到着。ここは分岐でもあります。
「この木、フラのパウスカートみたい。」そういえばguraはフラのレッスンに3回くらい行ってた(汗)。
「この木、フラのパウスカートみたい。」そういえばguraはフラのレッスンに3回くらい行ってた(汗)。
空が青いなあ、八ヶ岳だなあ。傾斜が緩くなってきました。
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空が青いなあ、八ヶ岳だなあ。傾斜が緩くなってきました。
縞枯山の展望台に着きました。こちらは一昨日の瑞牆の山頂のようにイワイワしてます。
縞枯山の展望台に着きました。こちらは一昨日の瑞牆の山頂のようにイワイワしてます。
さっき登った茶臼山ごしに、八ヶ岳が伸びています。雄大だなあ。
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さっき登った茶臼山ごしに、八ヶ岳が伸びています。雄大だなあ。
guraにガッツポーズを拒否されたので、自分でパクりました。ごめんなさいm(_ _)m
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guraにガッツポーズを拒否されたので、自分でパクりました。ごめんなさいm(_ _)m
ここでランチにしましょう。おいしい景色とおいしい空とで、ますますおいしいね!
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ここでランチにしましょう。おいしい景色とおいしい空とで、ますますおいしいね!
金峰山は北の「きんぽうさん」側が見えています。
金峰山は北の「きんぽうさん」側が見えています。
いつまでも見飽きることのない景色に、なごり惜しいですが縞枯山の山頂を目指します。
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いつまでも見飽きることのない景色に、なごり惜しいですが縞枯山の山頂を目指します。
縞枯山は横長なのか、意外と山頂が遠いなあ。
縞枯山は横長なのか、意外と山頂が遠いなあ。
山頂への途中にも縞枯地帯があります。
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山頂への途中にも縞枯地帯があります。
山頂標代わりの道標にタッチ。でもちょっと手前に最高点の標石らしきものがありましたよ。
山頂標代わりの道標にタッチ。でもちょっと手前に最高点の標石らしきものがありましたよ。
木々の合間に雨池が見えます。夏の北八ツ・池めぐりはまさにメルヘンそう。
木々の合間に雨池が見えます。夏の北八ツ・池めぐりはまさにメルヘンそう。
ここで本日のハイクを折り返しましょう。
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ここで本日のハイクを折り返しましょう。
雄大な景色にもバイバイ〜♪
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雄大な景色にもバイバイ〜♪
鞍部の分岐で、茶臼山を巻く道を選択します。「ここでguruにだまされた」。
鞍部の分岐で、茶臼山を巻く道を選択します。「ここでguruにだまされた」。
激しい縞枯地帯を行きます。日当たりがいい分、踏み抜きが大変でした。
激しい縞枯地帯を行きます。日当たりがいい分、踏み抜きが大変でした。
この茶臼山西側の道は、そのまま蓼科に向かって降りていくかのようです。
この茶臼山西側の道は、そのまま蓼科に向かって降りていくかのようです。
小広い五辻でひと休み。だいぶ下ったけど、この先の道のりが意外と長かった!
小広い五辻でひと休み。だいぶ下ったけど、この先の道のりが意外と長かった!
鳥さんが棒の上に止まってます。「ホシガラス?」違うよね!?
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鳥さんが棒の上に止まってます。「ホシガラス?」違うよね!?
「この道、巻き道じゃなくてただの遠回りじゃない?」でも行きと雰囲気違っていいでしょ!
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「この道、巻き道じゃなくてただの遠回りじゃない?」でも行きと雰囲気違っていいでしょ!
「巻き道なのに登り返しがあるし!」もうすぐ麦草峠に着くよ。
「巻き道なのに登り返しがあるし!」もうすぐ麦草峠に着くよ。
おとぎり平に着きました。ちょっとばかり疲れてきました。
おとぎり平に着きました。ちょっとばかり疲れてきました。
「山伏(やんぶし)を思い出すなあ。」美しかった。
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「山伏(やんぶし)を思い出すなあ。」美しかった。
大石峠まで戻ってきました。ヤレヤレ、ほっとひと息です。さあラストスパート。
大石峠まで戻ってきました。ヤレヤレ、ほっとひと息です。さあラストスパート。
おつかれさま、今日も無事に下山できました。山ってひとつひとつ個性があって、ホント面白いなあ。(終)
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おつかれさま、今日も無事に下山できました。山ってひとつひとつ個性があって、ホント面白いなあ。(終)

感想

5月3日の瑞牆山登山以後、山梨北部に滞在していた私たち(guru&gura)。
当初ゴールデンウィークの締めは、南八ツは技術・装備とも無理だから、
北八ツの主峰(?)天狗岳に、開通済みの麦草峠から登ろうと思っていました。

しかし天狗岳なめてました。技術の点もさることながら、
よくよくコースタイムを計算すると8時間以上。
残雪のこの時期に日帰りで行ったら何時間かかるか(帰れるか)わかりません。
もちろん無理な山行計画が原因での事故も誘発しかねません。

そこでと、実はどんな山かあまりよく知らないまま、
天狗岳の代わりとして、地図だけを頼りに向かった縞枯山と茶臼山。
行ってみたら、とてもユニークで爽快で面白いところでした。
北八ツらしさを感じる緑あふれる雄大な風景も楽しめましたし。

そしてこの好天。ゴールデンウィーク中4回登山して
4回ともお天気だなんて、ちょっとラッキー過ぎました。
毎週末荒天で、天気に悪態をついてた4月がウソのよう。

登った山の標高も、いよいよ2,500m近くにまで達して来たところで、
これから始まる夏山シーズンが一層心待ちになりました。

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コメント

GW4回とも青空ですね
guruさん こんにちは。

GWに4回とは贅沢。しかも全部青空、羨まし過ぎです。
日頃の行いとは言いますがどんだけ聖人君子なんですか〜(笑)。

それにしても雪の白と空の青が本当に綺麗ですね。
刺激されたのでそろそろ山梨方面の計画を立てようと思います。

guraさんは火山がお好きな様ですね。先日荒船山に行ったの
ですがあそこも昔火山だったらしく溶岩が固まったものとの事。
途中の鋏岩は溶岩とは別の地層で面白かったです。
日本は火山が多いので楽しみいっぱいですね。
2013/5/8 12:28
聖人君子 呼びました?
ウソです。yuzupapaさんごめんなさい
薄ら汚れた私がそのなんちゃらキミコだったら
槍ヶ岳に槍が降りますよ

荒船も火山だったんですね〜
そんなことをguraが知ったらまたせがまれます。
火山以外の山に行く余裕がますます無くなり

でも北関東から南東北にかけての有名どころ火山・旧火山、
実は那須、草津と蔵王しか行ってないんですよね。
埼玉県が心理的に広大すぎてなかなか越えられません
2013/5/8 23:17
これぞ登山日和!
こんばんは〜〜。
またしても遅いコメントごめんなさい

いやはや素晴らしい青と白のコントラスト
これだから、山はやめられません。

この周辺、自分が縞枯地帯を歩いていると実感出来て好きです。

さてさて、今週末のお天気微妙ですね
お互い晴れを祈りましょう
2013/5/13 23:19
週末丹沢1泊コースでしたね!
お泊まりは土〜日でしたっけ?
まさかの前線直撃?!

青と白のコントラストを堪能したあとは
(keroさんは編笠山で)
白と黒の番かも知れませぬ・・・

小屋泊まりだと台風の日みたいに、
またそれはそれで妙にワクワク楽しいかも?

富嶽十二景としては・・・やはり晴れて欲しい!
2013/5/15 0:16
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