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Yamareco

記録ID: 297864
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ハイキング
東海

奥美濃 大日ヶ岳 ウイングヒルズ(桧峠)から

2013年05月13日(月) [日帰り]
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graveltrek その他1人
GPS
--:--
距離
10.6km
登り
935m
下り
924m

コースタイム

7.47満天の湯駐車場 〜 8.55スキー場ゲレンデ最上部 〜 9.37水後山 〜 10.15鎌ヶ峰 〜 11.05大日ヶ岳山頂 〜お昼ご飯休憩 〜12.37大日ヶ岳山頂 〜 13.54水後山 〜 15.05満天の湯駐車場
天候 快晴 気温高い
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸自動車道-白鳥インターチェンジ〜国道156号線〜石徹白方面
ウイングヒルズ満天の湯 駐車場利用 平日は駐車料金無料
コース状況/
危険箇所等
5月11日の雨 5月12日の晴天で高温のためか、ルート上の99%に雪は有りません
ルートは明瞭で、迷う心配は無し。
水後山からは、左手に白山連峰を見ながらの山歩きに成ります。
尾根上結構細いルートが有りますので、綺麗過ぎる景色にわき見して転落しない様に気お付けてください。

時期的に熊が怖かったので、熊鈴を足に付けて大きく鳴らしながら歩きました。


出発後 駐車場を振り返って
出発後 駐車場を振り返って
すぐに分岐
左に行くと林道、右に行くとスキー場ゲレンデ
分からなかったので、楽な林道を進んで行ったら、ミスルートです。
正しくは右のゲレンデを登ります、ロスタイム20分近く
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すぐに分岐
左に行くと林道、右に行くとスキー場ゲレンデ
分からなかったので、楽な林道を進んで行ったら、ミスルートです。
正しくは右のゲレンデを登ります、ロスタイム20分近く
ゲレンデ最上部から、登山ルートに入った所に有る道標
ゲレンデ最上部から、登山ルートに入った所に有る道標
アヒル隊長は今日も元気100%
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アヒル隊長は今日も元気100%
水後山を望みながらの山歩き
水後山を望みながらの山歩き
モクレンの仲間でしょうか、咲き誇っていました
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モクレンの仲間でしょうか、咲き誇っていました
ピントが合いませんでしたが、この赤いのはダニの仲間に違いありません。
形はダニそのものです。
ピントが合いませんでしたが、この赤いのはダニの仲間に違いありません。
形はダニそのものです。
水後山到着。
ここからは左手に野伏ヶ岳や荒島岳、白山を見ながらの気持ち良い山歩きに成る。
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水後山到着。
ここからは左手に野伏ヶ岳や荒島岳、白山を見ながらの気持ち良い山歩きに成る。
こげな小さな花も咲き始めて、楽しませてくれました。
こげな小さな花も咲き始めて、楽しませてくれました。
鎌ヶ峰到着。
ここはとにかく景色が良い!!
今回のルート上で一押しのポイントに成りますね。
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鎌ヶ峰到着。
ここはとにかく景色が良い!!
今回のルート上で一押しのポイントに成りますね。
鎌ヶ峰から大日ヶ岳を望んで。
まだまだ遠い・・
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鎌ヶ峰から大日ヶ岳を望んで。
まだまだ遠い・・
こげな小さな花も咲き始めて、楽しませてくれました。
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こげな小さな花も咲き始めて、楽しませてくれました。
ムック軍曹は雪の冷たさが大変気に入った様で、大喜びでした
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ムック軍曹は雪の冷たさが大変気に入った様で、大喜びでした
大日ヶ岳山頂に到着
三角点から南東側に雪が残るが、もう夏山の様相。
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大日ヶ岳山頂に到着
三角点から南東側に雪が残るが、もう夏山の様相。
2月にお会いできなかった大日如来様。
やっとお目にかかれました、みんなで拝んでおきます。
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2月にお会いできなかった大日如来様。
やっとお目にかかれました、みんなで拝んでおきます。
HandMが登頂後、すぐにひるがの側から登ってきた方に、ツーショットをお願いしました。
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HandMが登頂後、すぐにひるがの側から登ってきた方に、ツーショットをお願いしました。
やはり米を炊きます。
車庫を掃除していたら出てきた風防を有効活用。
やはり米を炊きます。
車庫を掃除していたら出てきた風防を有効活用。
今日は鶏肉も持ってきましたから、「親子どんぶり」に成ります。
二人に1.5合の白飯は、ちょっと多すぎました。
今日は鶏肉も持ってきましたから、「親子どんぶり」に成ります。
二人に1.5合の白飯は、ちょっと多すぎました。
先日の北アルプスでの失敗を糧に、今回炊き加減を工夫しましたから、ふっくら炊きあがりました。
先日の北アルプスでの失敗を糧に、今回炊き加減を工夫しましたから、ふっくら炊きあがりました。
さあ、帰りますか?
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さあ、帰りますか?
帰りはなんか遠く感じました、下りは膝に負担が大きくかかりますから、辛いですね。

このあと駐車場に帰った写真を忘れてしまった。
帰りはなんか遠く感じました、下りは膝に負担が大きくかかりますから、辛いですね。

このあと駐車場に帰った写真を忘れてしまった。

感想

ゴールデンウィーク後半の北アルプス山行の疲れがとり切れて居ない?
そんな不安が無いでもなかったが、来週は検査のために病院に行かねばならないし、願っても無い様な好天を、指をくわえてじっとしてるのも馬鹿らしいし。

2月の雪の中を、2回挑戦してその都度登れなかった大日ヶ岳に3回目の挑戦をする事にしました。

どのルートから挑戦しようかとヤマレコを見ていたら、大日ヶ岳の南側の桧峠から登るルートが有るらしい。
しかも、「満点の湯」という天然温泉の施設が有って、下山後車に乗る事も無く、湯に浸かれるらしい。

いきなり当日ですが
満天の湯は、広大な駐車場を有して居て、駐車場からそのまま山歩きを始められる。
歩き始めに、左へ行く林道か右へ行くゲレンデか・・いきなり道に迷ってしまう。

道標は何も無く、左の林道を進んでしまった、しばらく進んで沢を横切る時に成って、道を間違えて居る事に気づいて戻る。
20分近くのロスに成ってしまったのは、残念でならない。

駐車場から、標高差350m程を登るゲレンデのルートは、この日風もなく季節外れの気温上昇に、汗が滴り落ちる。

時期がら熊が恐い・・
昨日熊鈴を買ってきて、ザックに付けたは良いが、一向に鳴らない。

いろんな所に付け替えて見るが、思ったように鳴らない。
HandMは熊なんて恐くて仕方ないが、熊だって人間が恐いに違いない。

いきなりばったりと言うのが一番危ないだろうから、鈴の音を聞かせながら、人間が歩いて居ますよ〜・・近寄ってきてますよ〜・・って知らせながら進んで行けば、いきなり遭遇と言う、有ってはならない事態は回避できるはず。

そこでHandM考えました。
鈴を靴に、靴紐に結びました、一番動いて一番よく鳴るばしょでした。
ちょっと安心か・・(^u^)

ゲレンデトップのロープウェイ山頂施設脇で小休憩。
ここからやっと普通の登山道が始まる気配だが、熊笹がやけに茂ってるのが気に成る。

2日前に降った雨は、前日の高温が幸いしたのか水ははけて居て、登山道は思ったよりもぬかるんで居ないのが助かる。
しかし、雨の後の高温で、虫が一気に羽化したのか、ブヨの類が無茶苦茶多いのには閉口した。

立ち止まろうものなら、体の周りをブンブン飛び交い、特に顔の周りは吐息に含まれる二酸化炭素を好むのか、本当に気に成る。

水後山の山頂までは、眺望も期待できず、虫に悩まされながらの山歩きに成ってしまったが、その山頂に到着すると、西から北側に広がる山々の景色は絶品だと思う。

南から荒島岳 野伏ヶ岳 別山 白山と白山から連なる連峰が、いまだ雪を多く抱いたままの白い山容をぶつけてくる。
これから進んで行く登山道が、稜線上に見る事が出来て、向こう側に鎌ヶ峰、その奥に大日ヶ岳と続いて居る、痩せた尾根道だけに、本当に綺麗に見える。

HandMの様な初心者が言うのは生意気だが、ひっそりとした人気の少ない山行をお望みなら、このルートは本当にお勧めだと思う。

連れは長い道のりにかなりばててる様子で、愚痴が口をついて出るようになった。
まぁいつもの事なんで、右から左へ受け流して、うっちゃっておく。

鎌ヶ峰手前の坂はかなりの急登で、いままでの登り返しなんか比較にならないくらい。
距離は短いんで知れては居るものの、HandMは坂の途中で2回ほど休ませていただきました<笑

坂を登りきると、登山道はいきなり左右に分岐する。
左手に山頂の道標が見えるが、右へは何処へ行く道なのか??
息を切らした状態では、確かめる元気もなく、鎌ヶ峰の三角点へ。

この山頂からの眺望は、素晴らしいの一言に尽きます、本当にお勧めです。
大日ヶ岳の山塊も、白いパッチを当てた様な雪が、新緑の木々と重なり合っって目に飛び込んできますから、飽きる事が有りません。

山頂には、山を駆け上がってきた涼しい風があたり、汗をかいた体を癒してくれます。

大日ヶ岳までは小一時間有りそうですが、ここが目的地でも良かった気がします。
それほどまでに素晴らしいパノラマです。

アップダウンを繰り返して続く登山道を、大日ヶ岳目指して歩いて居ます。
切れ立った尾根は、左が石徹白の町右がひるがのの町と手に取るように見える、痩せた尾根です。
景色に見とれて居ると、登山道に顔を出した木の根や、岩に足を取られて滑落しそうです。

急登を登りきると、ひときわ広く残った雪の原が目に飛び込んできて、360度のパノラマが広がりました、その先の熊笹に囲われた小高い所が、大日ヶ岳の山頂でした。

2月に2回挑戦して果たせなかった登頂を、やっと達成できました。
鎮座す大日如来様は、涼しげな顔で居らっしゃいます、この登頂に感謝、礼拝。

ここのところ、山頂で炊飯&美味しい山ご飯が趣味に成りつつあるHandM??
今日も炊飯やったります。
登山口で、500mlのペットボトルに入れた1.5合の米に、水を入れて吸水させて居ました。

長い時間水にほとべて有ったほうがどうも美味しく炊きあがる様です。
先週北アルプスでは、水加減と火加減が上手く出来なかったから、硬めのご飯に成ってしまった反省から、今日の標高1700mで再度調整しなおしです。

チタンクッカーは熱伝導が悪く、火のあたってる所だけが高温に成り、他は熱く成りづらいという性格上、炊飯や煮物は苦手なそうだ。
そんなこと知らないで、軽くて良いやって言うノリだけで買った物だから、アルミのクッカーに買いなおそうかと真剣に考えた。

しかし、ネットで検索したら、チタンクッカーユーザーのみなさん同じお悩みなようで、四苦八苦されてる風。
一つだけ非常に有用な情報が有り、HandMはその方法をアレンジして使ってます。

連れと二人で1.5合の白飯&たっぷりの親子丼の具。
生卵と玉ねぎ他を担ぎあげて、本格調理?なんで、味は売れるほど美味しい事は、間違いなし。
自分で言うやつほど怪しいですね、この味付けは<笑

「もう食べられません」と言うほどの満腹感の後、ティーバックにて日本茶をたしなむ。

1時間近くを費やす昼ご飯タイムを過ごして、いよいよ下山開始。
食いすぎて体が重い様な気がしないでもないが、登りには使わなかったストックを取り出し、稜線歩きを再開。

結構な登り返しが有るルートなんで、飽きることなく汗をかきながら、ひたすら歩き倒す。

往路で確認できなかった鎌ヶ峰の山頂近くの分岐、帰りに確認してみましたら、何の事は無い、東側へ10mも行けば行き止まり。
東側の展望を見るための登山道でした、でも良い眺めですから、訪れた方は是非覗き込んで下さい。

最後のゲレンデ歩きの下り坂は、疲れた体にはかなり厳しい物が有ります。

午後3時少し駐車場まで帰って、一番最初にやったのは・・・
自動販売機に吸い込まれるように駆け寄り、コインを取り出すのももどかしく、コーラを買っていっき飲み。

5月にしては異常なほどに高くなった気温は、HandMの体から水分を絞り取るに充分すぎる物でした。

満天の湯の職員の方は、「中に良く冷えた無料のお水が有りますよ」と、親切に教えて下さったが、とにかくシュワシュワっといた炭酸系ののど越しが欲しかったんです。

満天の湯の施設の中に入って、先ほどご案内の良く冷えた無料の水を、三杯も飲みほして、やっと一息ついてから、「満天の湯」に1時間浸かってから、車を動かしました。

自宅から一時間程の行程で渋滞する所もなく、あれほどの素晴らしい稜線歩きが体現できる大日岳は、本当に素晴らしい山です。
まだ未登頂の皆様には是非お勧めしたい山行ルートです。


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