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Yamareco

記録ID: 2998326
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳西尾根(坂巻温泉から往復)激登と激闘💦

2021年03月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:41
距離
15.4km
登り
1,592m
下り
1,592m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:45
合計
7:41
5:09
21
5:30
5:31
31
6:02
6:15
177
9:12
9:12
40
9:52
10:13
19
10:32
10:36
85
12:01
12:07
24
12:31
12:31
19
12:50
12:50
0
12:50
ゴール地点
天候 晴!
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●坂巻温泉旅館駐車場 600円
 20台くらいは駐車可能かと
コース状況/
危険箇所等
・中の湯ゲートに登山ポストあり
・トレースがしっかりあるが、ずっと登りでとにかく急!下山時、何箇所か斜面側を向いて下った。
・樹林帯を抜けた先にある唯一の難所らしい「ナイフリッジ→岩場(残地ロープ)→ナイフリッジ」。ナイフリッジは足跡を外さなければ問題なし。岩場はほとんど雪なし。
・下山時、日なたでは雪が腐りかけていて、アイゼンの底に団子ができて歩きにくかった。
その他周辺情報 ●坂巻温泉旅館(日帰り入浴 )600円
 https://www.kamikochi.or.jp/article/show/1
 内風呂と外風呂がある。体を洗えるのは内風呂のみ。
坂巻温泉からのロード、気温-1℃とのこと。
雪みたいなのがチラチラ降っていました。
2021年03月15日 05:28撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 5:28
坂巻温泉からのロード、気温-1℃とのこと。
雪みたいなのがチラチラ降っていました。
中の湯のゲートに着きました。
2021年03月15日 05:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 5:31
中の湯のゲートに着きました。
登山届をポストイン。
2021年03月15日 05:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 5:32
登山届をポストイン。
西尾根の登山口に着きました。
ここでランニングシューズから登山靴に履き替えます。
2021年03月15日 06:14撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 6:14
西尾根の登山口に着きました。
ここでランニングシューズから登山靴に履き替えます。
最初の急登。
雪が少なく、笹や電線の管理用の階段が一部露出していました。
2021年03月15日 06:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 6:17
最初の急登。
雪が少なく、笹や電線の管理用の階段が一部露出していました。
基本尾根ですが、こんなトラバースも。
2021年03月15日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 7:26
基本尾根ですが、こんなトラバースも。
倒木と岩の隙間を登ります。
2021年03月15日 07:28撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 7:28
倒木と岩の隙間を登ります。
写真じゃわかりずらいですが、めっちゃ急!!
こんなん続きなので「もう帰ろかな…」とリアルに考えました。
2021年03月15日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 7:35
写真じゃわかりずらいですが、めっちゃ急!!
こんなん続きなので「もう帰ろかな…」とリアルに考えました。
木々の間から日が差してきました。
2021年03月15日 08:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 8:20
木々の間から日が差してきました。
急に、右に乗鞍登場。
雲がたなびいていて、いい感じ♪
2021年03月15日 08:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 8:31
急に、右に乗鞍登場。
雲がたなびいていて、いい感じ♪
だいぶ上がってきました。
2021年03月15日 08:36撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 8:36
だいぶ上がってきました。
展望が開けました。
ここからが例の「ナイフリッジ→岩場」。
2021年03月15日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:10
展望が開けました。
ここからが例の「ナイフリッジ→岩場」。
雪庇側に行かないように、木の枝が埋もれているところに足をおいてトラバースします。
2021年03月15日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:12
雪庇側に行かないように、木の枝が埋もれているところに足をおいてトラバースします。
雪庇越しの霞沢岳南尾根。
2021年03月15日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:13
雪庇越しの霞沢岳南尾根。
岩場への道。
2021年03月15日 09:15撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:15
岩場への道。
近づくとこんな感じです。
2021年03月15日 09:16撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 9:16
近づくとこんな感じです。
下の方はそれなりに雪がありましたが、上部はほぼ岩と土です。
2021年03月15日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 9:21
下の方はそれなりに雪がありましたが、上部はほぼ岩と土です。
岩場を登り終えたところで、この先のルートを望む。
すぐ手前にナイフリッジ。
2021年03月15日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 9:22
岩場を登り終えたところで、この先のルートを望む。
すぐ手前にナイフリッジ。
穂高方面。
これ見ると「来てよかったー」って思います。
2021年03月15日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:23
穂高方面。
これ見ると「来てよかったー」って思います。
上高地と梓川。
2021年03月15日 09:26撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:26
上高地と梓川。
先ほどのナイフリッジを越えた後も、微妙なナイフリッジが続きます。
2021年03月15日 09:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:32
先ほどのナイフリッジを越えた後も、微妙なナイフリッジが続きます。
山頂への道。
なんてことない登りですが、ここまでのダメージが大きく、歩いては止まっての繰り返し…。
2021年03月15日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:34
山頂への道。
なんてことない登りですが、ここまでのダメージが大きく、歩いては止まっての繰り返し…。
どんどん景色が美しくなります。
2021年03月15日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:34
どんどん景色が美しくなります。
風紋と私。
2021年03月15日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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風紋と私。
えびのしっぽ、まだ見れました。
2021年03月15日 09:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 9:46
えびのしっぽ、まだ見れました。
山頂見えた!
2021年03月15日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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山頂見えた!
山頂到着!しんどかったー!
しばし、絶景を独り占め。
2021年03月15日 09:52撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:52
山頂到着!しんどかったー!
しばし、絶景を独り占め。
自前の三脚で、穂高連峰をバックに一枚♪
2021年03月15日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 9:59
自前の三脚で、穂高連峰をバックに一枚♪
南には乗鞍と御嶽山。
2021年03月15日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:02
南には乗鞍と御嶽山。
穂高連峰をアップで。
2021年03月15日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:02
穂高連峰をアップで。
遠く白山が青空に浮かび上がります。
2021年03月15日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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遠く白山が青空に浮かび上がります。
常念岳。
2021年03月15日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:03
常念岳。
名残惜しいですが、下山します。
2021年03月15日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:12
名残惜しいですが、下山します。
焼岳と白山。
2021年03月15日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:22
焼岳と白山。
ナイフリッジと岩場エリアに来ました。
2021年03月15日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:24
ナイフリッジと岩場エリアに来ました。
適宜残置ロープを使いながら下ります。
2021年03月15日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:26
適宜残置ロープを使いながら下ります。
笠ヶ岳も顔を出しました。
本当に最高の天気です。
2021年03月15日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 10:29
笠ヶ岳も顔を出しました。
本当に最高の天気です。
下りも大変。急なところは斜面を向いて下りました。
雪が硬かったり柔らかかったりしてフラットフィットができず、変な方向に足が向くので、何度も足をつりました。
2021年03月15日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 11:13
下りも大変。急なところは斜面を向いて下りました。
雪が硬かったり柔らかかったりしてフラットフィットができず、変な方向に足が向くので、何度も足をつりました。
登山口への最後の下り。
朝よりも笹が露出していて歩きにくかったです。
2021年03月15日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 11:51
登山口への最後の下り。
朝よりも笹が露出していて歩きにくかったです。
無事下山しました。
ここでランニングシューズに履き替えて、坂巻温泉を目指します。
2021年03月15日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 11:54
無事下山しました。
ここでランニングシューズに履き替えて、坂巻温泉を目指します。
ロードを数キロ歩いて、坂巻温泉旅館に到着。
内風呂で汗を流しました。
2021年03月15日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3/15 12:49
ロードを数キロ歩いて、坂巻温泉旅館に到着。
内風呂で汗を流しました。
風呂あがり、駐車場に行くと普通にお猿さんこんにちは。
こちらには目もくれず、一生懸命何かをむしゃむしゃしていました。
2021年03月15日 13:53撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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3/15 13:53
風呂あがり、駐車場に行くと普通にお猿さんこんにちは。
こちらには目もくれず、一生懸命何かをむしゃむしゃしていました。
撮影機器:

感想

約半年振りの本格登山、そして今シーズン初の雪山登山。ちょっと不安もありながら、皆さんのレコを拝見し、登りたい衝動に駆られ、思い立ってチャレンジしてきました。
前日に坂巻温泉旅館の駐車場まで移動し車中泊。翌朝5時過ぎに出発し、まずは登山口までの舗装路歩き。底の硬い登山靴で舗装路を長く歩くと、すぐにすねの筋肉が痛くなるので、登山口まではランニングシューズで行きました(もちろんランニングはしませんでしたが)。
上高地トンネルを抜け300mくらい歩くと、国土交通省砂防工事事務所の看板が出てくるので、そこを右へ。ここで登山靴に履き替え、いざ登山スタート。
まず、笹が一部露出した急斜面を登って尾根に出ます。ここからはひたすら登り。溶けかけて再度硬くなったボコボコのトレースの上をアイゼンで歩くのは、フラットフッティングがしにくくてとても歩きにくく、序盤から装着したのは失敗でした。一方、アイゼンの前爪を刺して登らないといけないところもあり、装備の判断が難しいところでした。
腹立つほどの急登と足元の悪さ、久々登山のしんどさで、途中諦めて帰ろうかと思いましたが、やっぱりその勇気がなくて、両足をつりながらも上を目指しました。
樹林帯を抜けると、一番の難所らしいポイント「ナイフリッジ→岩場→ナイフリッジ」に出ます。慎重に歩けば特に問題ありませんが、岩登りとかに慣れていない人だとちょっと緊張するかもしれませんね。
そこを越えると、後は比較的楽な登り。ただ、ここまでダメージが大きく、ちょっと進んでは止まっての繰り返し。最後は、景色にパワーをもらって山頂へ。
山頂からは360度の大展望!この山は地味?な山ですが、展望地としては最高だと思います。貸切の山頂でしばし絶景を堪能。宇宙を感じるような真っ青の空に浮かび上がる山々の姿がとても美しかったです。
登りも大変ですが、下りも大変…。ナイフリッジや岩場よりも、ひたすら雪の急斜面を下る方がよっぽどしんどかったです。日なたでは雪が腐りかけ、アイゼンの底に団子がついて往生しました。
平日ということもあって、出会った人は6人でした。一応、積雪期のバリエーションルートということで、最高の天気の中、無事登頂することができてよかったです。

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訪問者数:890人

コメント

楽しかったですね!
僕写ってますわ!
2021/3/18 12:06
Re: 無題
松本までチャリ帰宅の彼ですね?
被写体に使わせていただきました
貴方のタフさには驚かされました。
またどこかでお会いしましょう
2021/3/18 17:27
また山で会いましょう!
2021/3/23 22:54
プロフィール画像
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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
霞沢岳西尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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