紅葉の涸沢
長野県
nabekuni
その他2人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 921m
- 下り
- 912m
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- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:00
| 天候 | 10/10：晴れのち曇り、11：雨のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | 竜島温泉 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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我が登山サークルのTシャツ「No Mountain No Life」着用。ムラサキレンジャー、アオレンジャー、ミドレンジャー。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
10月10日 晴れのち曇り
君津19:10-22:40談合坂SA 23:20-1:50沢渡(336km)4:45-5:10上高地
上高地5:35(45)6:20明神6:30(50)7:20徳沢7:45(1:00)8:45横尾9:15(1:00)10:15本谷橋
10:35(50)11:25 2,040m? 11:35(50)12:25涸沢(計5:15)
今回は5月、7月に続いて愛弓ちゃん、ママさんと三人での山行だ。目的地は紅葉の涸沢と北穂高岳。 いつもはテント泊だが、食事が美味しいと評判の北穂高小屋に泊まってみたかったので、あえて小屋泊まりにした。 小屋泊まりなので荷物は少ない。カメラ、三脚、水1�箸魎泙瓩�11.4kgと超軽量だ。
台風24号が日本海を通過しているが関東甲信にはあまり影響なさそうだ。
19:10出発。中央道は渋滞なく、車も少ない。乗用車、バスよりもトラックが多い。
談合坂で夜食をとり、松本市内のコンビニで朝食を買って1:50に沢渡駐車場に到着。
駐車場に入るとトイレが遠いので、トイレの前に駐車して車中泊。2列目と3列目を倒してエ アマットを敷き、シュラフに潜って2:00過ぎに就寝。
4:00起床。天気は曇り、薄いガスが掛かっている。コンビニで買った朝食を食べつつ身支度。
駐車場に車を入れて、予約しておいたタクシーで4:45に出発。中の湯ゲートは5:00開門とされ ているが、運ちゃんによると実際には10分前に開くそうだ。
5:10上高地バスターミナルに到着。紅葉シーズンとはいえ、平日なので登山客はあまり多くない。
夜明け前なのでまだ真っ暗。気温14℃だがあまり寒くはない。身支度をし、登山計画書を提出 して河童橋まで移動。晴れてはいるものの薄いガスに包まれた幻想的な河童橋も悪くはない。
記念写真を撮って5:35出発。小梨平にはテントがほとんど無く、渡辺画伯のテントもない。
小梨平を過ぎて少し行くとサルの集団に遭遇。親子連れのサルや木に登ったサルなど賑やかだ。
ガスは次第に晴れて明神に着く頃にはほぼピーカンになった。梓川街道は人影まばらで、やは り紅葉シーズンとはいえ台風翌日のしかも平日のせいだろうか？
上高地〜徳沢間の紅葉はまだまだこれからだ。
7:20徳沢に到着。キャンプ場のテントは非常に少ない。木々は赤や黄色に色づいて綺麗だ。
徳沢園でママさんが「No Mountain No Life」のオリジナルTシャツを購入。これでママさん、 愛弓ちゃん、麻実ちゃん、聖と自分でゴレンジャー完成だ。全員揃って山に行きたいものだ。
8:40横尾に到着。槍・穂高の案内図には今年発生した遭難事故が記されていて、登山者の注目 を集めている。死亡事故も7件記されているが、「涸沢でやけど」なんてのもある。
横尾大橋を渡って谷に入ると何故か登山者が増えたような気がする。高度を上げるにつれ、紅 葉はいよいよ鮮やかになり、錦に囲まれた屏風岩の大岸壁が見事だ。
横尾から丁度1時間で本谷橋に到着。いつもながら大勢の登山者が休憩している。
空は一部に青空があるものの、大半が雲に覆われてしまった。先行きが不安だ。
本谷橋から本格的な登りになるが、紅葉も美しさを増すのであまり辛さは感じない。鮮やかな 紅葉に見とれたり、写真を撮ったりでしばしば足が止まる。
樹林帯を抜け、涸沢が見える場所に出ても稜線はガスに包まれていた。
涸沢直下の紅葉は今がピークでとても素晴らしい。涸沢ヒュッテは錦の絨毯の上に乗っている ようだ。
涸沢小屋への分岐を過ぎて石畳に入ったところでdocomoのiPhoneが圏内になった。10/3にiPhoneを softbankからdocomoに乗り換えたばかりだが、圏外のはずの涸沢で一部とはいえ繋がるのはさ すがにdocomoだ。
12:25涸沢ヒュッテ着。時間的には明るいうちに北穂高小屋に着けるが、天気が悪いので悩み つつテラスで昼食。レトルトシチューを温め、パンを食べる。デザートはオレンジと今が旬の梨。
涸沢の紅葉はピークを過ぎていてちょっとくすんでしまっているが、充分綺麗だ。昨年来たと きの方が良かったが・・・
小屋の中に入ってみると、この時期はいつも満室で布団1枚に3〜4人だが、今日はガラガラで、 小屋の人によると「この時期としてはありえないくらい」空いているそうだ。
テレビで流れる天気予報を見つつ、北穂まで登るか涸沢に泊まるが協議したが、今日は登って も稜線はガスで展望は無いし、明日も天気悪そうなので、涸沢ヒュッテに泊まる事にした。
布団1枚に3〜4人という混雑も涸沢泊を避けた理由だが、今日は空いているので決心がついた。
受付をして本館二階の「大天井」という部屋に行くと、3畳の部屋で出入り口はカーテンで 仕切られている。布団は3組だが、枕は9個あり定員は9名のようだ。今日は我々3人で貸し切りだ。
3人とも「No Mountain No Life」のTシャツ姿になり、サンレンジャーの記念撮影をした。
夕食は17:20からで、外は天気も悪いので布団を敷いて昼寝。ママさんと愛弓ちゃんはすぐに爆睡だ。
17:00過ぎに新館の食堂に行くと満席だったので、テラスに出てしばらく待機。テラスから野営場を見るとテントは約80張で非常に少ない。
パノラマ売店は17:30で閉まってしまうので、ビールと熱燗を買おうとしたが、小屋の中でも 買えるとのこと。17:40食堂に入ったが、既にかなり空いている。ビール1本と熱燗2本を自販機で買って席に着く。
今日の夕食は、鯵フライがメインでサラダや揚げ物、漬物などなかなかに豪華で美味しい。いまだに 毎日カレーしか出さない富士山の山小屋にも見倣って欲しいものだ。
食後は受付横のおみやげコーナーを覗いたが、レンタルヘルメットがあった。料金は遭対協 基金も含めて1,000円。剱岳の剣山荘では500円だったが。
18:30部屋に戻り、歯磨きをして四方山話の後、20:00就寝。
10月11日 雨のち晴れ
涸沢7:45(1:25)9:10本谷橋9:25(55)10:20横尾10:50(50)11:40徳沢12:00(45)12:45明神13:00(10) 13:10嘉門次小屋13:55(55)14:50上高地 (計5:00)
上高地15:20-15:40沢渡15:55-16:30竜島温泉18:05-19:55談合坂SA20:35-23:50君津(365km)
4:50頃目覚めると雨が降り始めた。こりゃダメだ。6:00起床、依然として雨。6:30〜朝食。
天気予報は曇りのち雨だが、明日からの三連休は晴れのようだ。悔しい。
部屋に戻ってデザートの梨を食べてから身支度して出発。本館入り口の一角でdocomoが通じる 事が判明。テラスでは圏外だったのに不思議だ。リピーターが近くにあるのだろうか？
弱い雨が降ったり止んだりだが、全員雨具を着けて7:45出発。
天気は残念だが、雨に濡れた紅葉も美しい。途中雨が止んだのでカッパを脱いだが、すぐに降 り出した。その後も横尾までは降ったり止んだり晴れたりの繰り返しだった。
10:20横尾着。この頃になると青空が広がり、すっかり雨は上がってしまった。嬉しいが、ち ょっと残念。
徳沢園では名物のソフトクリームを食べる。日差しがあり気温も上がったので冷たいソフトク リームが美味しい。徳沢キャンプ場のテントは数えるほどしかない。
徳沢周辺の紅葉は昨日に比べて色づきが増している。たった1日でこれほど違うとは驚きだ。
明神には中学生が大勢いた。上田市立第四中学校の2年生の「自然体験学習」に来ていたのだ。
昨年夏の表銀座縦走と同様に嘉門次小屋で岩魚塩焼き定食のランチ。いつ食べても美味しい。
前回は行かなかった明神池に行き、神秘的な美しさの一之池、二之池を見た。
穂高神社奥宮でお参りしてから、右岸の遊歩道を上高地に向かう。観光客が多いと思ったが、 それほどでもなかった。
14:50河童橋に到着。例によって写真屋さんに記念撮影をしてもらう。
予約しておいたタクシーで沢渡に戻り、竜島温泉で汗を流した。
帰りの中央道はガラガラ。談合坂で夕食をとり、愛弓ちゃんとママさんを送って23:50我が家に着いた。
天気は少し残念だったが、綺麗な紅葉が見られて楽しい山行だった。
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