中央アルプス南部(越百山・南駒ケ岳・空木岳)
- GPS
- 31:46
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,321m
- 下り
- 2,323m
コースタイム
5:40越百山登山口駐車場-6:30福栃橋-7:10下の水場-9:20上の水場-10:34越百小屋-11:40越百山-13:54仙涯嶺-15:40南駒ケ岳-16:50摺鉢窪避難小屋
2日目
4:50摺鉢窪避難小屋-5:35赤椰岳-7:02空木岳-8:37木曽殿山荘-8:50義仲の力水-10:07仙人の泉-11:14北沢出会-12:07ウサギ平-12:26金沢土場-13:26越百山登山口駐車場
天候 | 1日目:晴れ→曇り→晴れ 2日目;晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.登山口まで 国道19号から伊奈川ダムまでの道は狭くて走りにくい道です。暗くなってからの通行は注意が必要です。伊奈川ダムから少し進んだところに越百山登山口の駐車場(適当にとめてあるので20台程度)があります。三連休真ん中の日曜日、午前3時到着でほぼ満車状態。車の大半は土曜日から山に入っている登山者のものと思われます。駐車場の先に林道ゲートがあって、車はこれ以上先に進めません。 2.登山道 登山ポストは駐車場にあります。福栃橋までは林道歩き。そこから越百山まではひたすら樹林の登りとなります。越百小屋付近まで展望も開けません。水場は2ヶ所で水量豊富。今回のコースでは、上の水場から先、木曽殿山荘から木曽側に下った力水まで水場がないので、避難小屋利用の場合注意が必要です。越百山から木曽殿山荘までの稜線上も道は良いですが、仙涯嶺や空木岳から木曽殿山荘までの間など、所々に狭い岩場もあって気は抜けません。稜線上・各ピーク共に展望開け最高に気分がいいです。木曽殿山荘から北沢の吊橋まではひたすら下り。水場は2ヶ所。仙人の泉は水量やや細いです。吊橋を渡った後、ウサギ平までは小さなアップダウンのある道。ウサギ平から駐車場までは約1時間の単調な林道歩き。 3.避難小屋 摺鉢窪避難小屋は綺麗で快適な無人小屋です。利用料は1000円で入り口のポストに入れます。収容人数は30人とのことですが、30人だとかなり窮屈だと思います。今回の宿泊者は12名でした。このくらいの人数だと広く使えて快適です。トイレは外にあり、綺麗な方です。男なら全く気にならず使用できると思います。水場が無いので担いでくる必要があります。幕営指定地ではありませんが、一応外に幕営スペースあり。2張りたててありました。 |
写真
感想
秋晴れの予報に誘われて中央アルプスに足を踏み入れました。空木岳をはじめ、中央アルプス南部はこれまで訪れたことがない山域です。やはりメジャーでないのか、紅葉最盛期の三連休でしたが、それほど混雑することもなくマイペースに登れました。1日目、最初は予報通りの快晴。しかし、展望のない樹林を登りきり、越百小屋にたどり着いた頃には雲が湧き上がりあやしい空模様。せっかく秋晴れの稜線歩きを目論んでいたのに・・・気分も下がり気味。それでも越百山では周囲遮るもののない素晴らしい展望に満足。ただ、日ごろの運動不足が祟ったか、少しバテ気味。ここから避難小屋まで更に数時間、のろのろペースの山行となりました。特に仙涯嶺から南駒ケ岳までの登りは結構堪えました。登山口の駐車場から越百小屋まで5時間くらいかかる訳ですから、ここに宿泊すれば余裕のある山行になると思います。しかし、ノロノロ山行にも良い事がある!南駒ケ岳にたどりついた時、急に雲間から日が射し込み、空木岳を覆っていた雲を取り払ってくれました。周囲は光輝く雲海と傾いた陽光に照らされた空木岳の素晴らしい展望。本当感激です。2日目も朝から好天に恵まれ、空木岳では360°の大展望。木曽側には大きく御岳、反対側は南アルプスの山並みと富士山。北アルプスは槍の穂先がはっきり確認できます。伊那谷を見下ろす爽快感も気持ちいい最高の山頂でした。そこから木曽殿山荘までは正面に檜尾岳南面の紅葉を眺めながらの下り。最後の林道歩きは足に堪えましたが、非常に充実感ある山行となりました。
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