快晴の唐松岳 平日でも登山者たくさん

2021年03月24日(水) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 9.4km
• 登り: 977m
• 下り: 963m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:26

距離 9.4km 登り 977m 下り 979m

8:55 八方池山荘
9:07 石神井ケルン
9:13 第2ケルン
9:18 9:19 八方ケルン
9:25 9:27 第三ケルン
10:16 丸山
10:52 唐松岳頂上山荘
11:15 11:24 唐松岳
11:38 11:39 唐松岳頂上山荘
12:11 12:35 丸山
12:40 扇雪渓
13:03 第三ケルン
13:03 13:04 八方池
13:08 八方ケルン
13:09 第2ケルン
13:14 13:15 石神井ケルン
13:21 八方池山荘
13:21 ゴール地点

下山時丸山ケルンで20分ほど昼食休憩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゴンドラ周辺の駐車場は1日1000円、10分ほど歩けば無料Pあり。晴天だったこともあり、平日にもかかわらず8時のゴンドラ運行開始時にはすでにチケット売り場、ゴンドラ乗り場ともかなり混雑していました。土日は1時間くらい並ぶのを覚悟しないといけないかも。

コース状況／危険箇所等

下部はザラメ、上部は圧雪。山頂直下のみ一部凍結。アイゼンはよく効く。大勢歩いているので降雪直後でなければ明瞭な踏み跡あり。
山頂直下の東側に雪庇があるが近づかなければ問題ない。滑落の危険がある痩せ尾根などはほとんど無い。

写真

3/24 7:25

本日は快晴。気温も上がる予報。

3/24 7:40

駐車場はどこ停めればいいのかよくわからなかったので、バスターミナルの前にとめました。トイレもあるし。ゴンドラまでは徒歩10分ほど。

3/24 8:11

ゴンドラ混んでて乗るのに20分くらい待ちました。スキー場も下半分はもう雪が無い。

3/24 8:44

八方アルペンラインは3000円もして高いけど楽ちん快適。

3/24 8:54

スタート地点の八方池山荘到着。ここでアイゼン装着して登り始めます。

3/24 8:54

いざスタート。久しぶりのアイゼンで足元安定しません。

3/24 9:09

雪は適度に圧雪状態で非常に歩きやすいです。広いから追い抜きも楽。

3/24 9:13

不帰キレットは終始壁のように見えています。まだまだ序盤。

3/24 9:34

八方池を過ぎた頃かな？この辺までは斜度も緩やかで快適。

3/24 9:46

左手に五竜・鹿島槍が大迫力。

3/24 9:52

3/24 9:56

所々急登があります。久しぶりの登山で息が上がります。

3/24 10:05

風は時々吹く程度で、日差しが強いので暑い。半袖で登っている人も一杯いました。

3/24 10:23

上部も広大な尾根が続きます。

3/24 10:41

怖くはなかったと思います。アイゼンが良く効いて歩きやすい。

3/24 10:47

八方尾根のラスト区間。

3/24 10:53

稜線に出ました。飛び込んでくる剣・立山の絶景。西からの風はかなり強くてビュウビュウ唸っていました。

3/24 10:53

目指す唐松岳。横風に耐えながら15分ほど登ります。

3/24 11:16

11時15分登頂しました。スタートから2時間20分でした。

3/24 11:17

やっぱり剣岳は存在感抜群ですね。

3/24 11:17

白馬岳方面。不帰キレットも越えなければいけない壁。

3/24 11:17

五竜岳。ボリュームありますね。

3/24 11:17

登ってきた道。

3/24 11:18

日本海が見えました。山頂にいた方によると能登半島まで見えたらしいです。遠方はちょっと霞んでいました。

3/24 11:21

3/24 11:21

相変わらず爆風なので完全防備です。はじめてゴアテックスのシェルが性能を発揮したと思いました。

3/24 11:41

小屋付近まで戻って来て唐松岳を望む。この後頂上直下から命知らずのボーダーが唐松沢に滑り降りて行きました。

3/24 11:44

唐松岳は麓から見えないのでいまいちメジャーではありませんが、白馬岳と同じ非対象山容の綺麗な山です。夏も冬も初心者を暖かく迎えてくれます。

3/24 12:11

強風の稜線から30分ほど下山して丸山ケルン脇で昼食休憩。喉が渇いていたのでビールが超美味かった。これは2021ベストビール。

3/24 12:18

ビール飲みながら五竜見ていましたが、登山道がはっきり見えました。冬でも登っている人いるんですね。

3/24 12:52

丸山からの帰りは結構急斜面ですが、雪が柔らかくて怖さはありませんでした。

3/24 12:59

振り返ると、尾根から沢に向かってたくさんのシュプールが付いていました。スキーヤー・ボーダーはこの辺が目的地なんですね。

3/24 12:59

唐松岳は山スキーヤーにも人気のエリアですが、この斜面をスキーで降る自信は無いなあ。雪崩のリスクも相当あると思いました。

3/24 13:16

ゴールが見えてきました。雪が柔らかくて着地の衝撃を吸収してくれるので楽に下れました。

3/24 13:22

無事下山しました。楽しい雪山だった。

3/24 13:29

次は夏に子供連れてきます。

3/24 11:22

ゴローS8とヤフオクで買ったアイゼンでも問題なかった。

3/24 13:47

これでリフト代がもう少し安ければね。

3/24 14:09

白馬の中心街を歩いて帰りました。街中には英語の看板がいたるところにあり、外国っぽい雰囲気がありました。

撮影機器：

DMC-GX7MK2 Panasonic

SC-02J samsung

装備

備考

強風の可能性が高いのでバラクラバ的なもの、サングラス・ゴーグルは必須。

感想

msx3

八方尾根は広くて基本なだらかでとても登りやすかったです。所々急登がありますが、それほど長くないです。稜線に出る前と山頂直下に一部痩せ尾根があってちょっとだけ緊張しましたが、この時期の雪山としてはかなり安全な部類ではないでしょうか。心配していた風については、尾根上はほとんど無風で暑いくらいだったんですが、稜線に出ると西からの爆風が唸りを上げていてビビりました。
全体的に登りやすいし、どこを見ても絶景なのでとても満足感が高かったです。登山者が多いので「静かな雪山歩き」という感じではないですが、何かあれば助けてもらえそうだし安心な感じでした。
無料駐車場からちょっと歩くことと、ゴンドラ往復2980円と高いのがネック。