青年は八ヶ岳、主峰赤岳を目指す(文三郎↗︎地蔵↘︎)。

2021年03月25日(木) [日帰り]

• GPS: 07:24
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,254m
• 下り: 1,240m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:24

距離 12.8km 登り 1,254m 下り 1,256m

5:05 赤岳山荘
5:10 5:23 美濃戸
5:24 美濃戸山荘
6:00 6:06 堰堤広場
6:49 7:09 赤岳鉱泉
7:30 中山尾根展望台
7:38 7:47 行者小屋
7:58 阿弥陀岳分岐
8:47 8:50 赤岳主稜チョックストーン
8:59 9:05 文三郎尾根分岐
9:17 9:24 キレット分岐
9:32 9:34 竜頭峰分岐
9:39 9:45 赤岳
9:54 赤岳頂上山荘
10:19 10:20 赤岳天望荘
10:23 10:30 地蔵の頭
10:59 11:08 行者小屋
11:40 11:41 中ノ行者小屋跡
12:22 美濃戸山荘
12:29 赤岳山荘
12:29 ゴール地点

天候

高曇り、眺望出る。無風に近い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸から赤岳山荘間の林道の積雪、凍結は、ほぼ無くなりました。しかしながら、通常車高の車では、それなりの覚悟が必要です。
赤岳山荘駐車場、1日✖1000円

コース状況／危険箇所等

北沢、南沢の凍結状況)
週初の温かい大雨の影響で融雪が急速に進み、その後の寒気で凍結。赤岳山荘奥の橋を渡ると即凍結しており、チェーンスパイク装着、赤岳鉱泉で12本爪に。下山時は、12本爪アイゼンで前出の橋まで。
下山時は、チェーンスパイクでは、危険と判断しました。それほど北沢、南沢は凍結していました。今後徐々に溶けて行くと思われますが、3／25時点の画像をご覧ください。
文三郎尾根)
中岳分岐からベルグラ状態(薄氷)箇所が散見される。
中岳分岐から龍頭峰分岐の真ん中ぐらいに「完全凍結」箇所有り、要注意。下降だとアイゼンを置きたく無い感じ、刺さるかどうかわからないし、割れるかもしれない。3／25時点の画像を参考にしてください。
赤岳から天望荘、地蔵尾根)
赤岳直下は凍結箇所あり、慎重にクライムダウン。地蔵尾根、ハシゴにところで凍結箇所あるが、問題なし。現状、下降するなら地蔵尾根の方が安全と感じた。

その他周辺情報

美濃戸口からの入山は久しぶりなので、J&Nは初めて見ました。かっこいい建物ですね。次回は寄ります。

写真

3/25 5:21

予定通りの出発ですが、赤岳山荘向こうの橋を渡った所から「完全凍結」チェーンスパイク装着。美濃戸山荘でトイレ(\100)。

3/25 5:22

北沢を行きます。寒くは無いです、多分マイナス1℃か2らいかな。

3/25 5:33

北沢登山道の有名な凍結ゾーンに入ります。

3/25 5:36

チョットこれは凄いですね。氷の川。

3/25 5:36

いやはや、こんなに凄いの初めて見ました。チェーンスパイクで、滑ります。

3/25 5:43

テカテカの「完全凍結」林道。

3/25 5:56

快調に飛ばす青年zmzmkさん。

3/25 6:11

堰堤広場を過ぎてここからは登山道。少しは凍結がましになるかな。

3/25 6:13

と思ったら、ナイフリッジ（笑）。

3/25 6:18

赤い沢、赤岳に向かってると思う。

3/25 6:18

血のように赤い。

3/25 6:29

大同心、小同心。

3/25 6:46

赤岳鉱泉名物アイスキャンディー。どうも青年はこれが見たかったようです。

3/25 6:49

私は、赤岳鉱泉でテントを張るとき、必ずアイスキャンディーが見えるところに。

3/25 6:49

今度はアイスに来ましょう。

3/25 7:00

お久しぶりです赤岳鉱泉。八ヶ岳には良く来てるんですが、ここ数年鉱泉には来てないと思います。

3/25 7:29

中山からの横岳、大同心、小同心。

3/25 7:36

行者小屋に到着。阿弥陀岳、赤岳の眺望が一挙に。

3/25 7:44

横岳。

3/25 7:44

赤岳。

3/25 7:44

行者小屋。テント1張。

3/25 7:58

文三郎に向かいます、

3/25 8:02

急登開始。クライムオン、

3/25 8:13

先行者がいらっしゃいます。タイトロープしてるんで、ガイドさんとお客さんのようです。

3/25 8:13

高度を稼いで、眺望出てきます。北アダァ〜。

3/25 8:22

登山者は女性のようです、メットが可愛い。

3/25 8:23

中岳と阿弥陀岳。

3/25 8:23

槍穂高、大キレットがはっきりと確認できます。

3/25 8:23

左の奥が野口五郎じゃないかな、右端は八方尾根と唐松あたりかなぁ。

3/25 8:23

横岳の向こうに硫黄岳。

3/25 8:23

赤岳を見上げる。

3/25 8:36

行者小屋を見下ろす。

3/25 8:36

真ん中の稜線が阿弥陀北陵。

3/25 8:36

穂高と大キレットをアップで。

3/25 8:37

タイトロープのパーティーも頑張ってます。なんか、撮影してるみたいですね。

3/25 8:41

チョット絵になる。

3/25 8:48

中央アルプスが登場。

3/25 8:48

手前稜線に見えるスキー場が入笠山でその向こうが千畳敷カールじゃ無いかな？

3/25 9:00

かっっこいい阿弥陀岳。

3/25 9:01

この辺りに夏場はコマクサが咲きます。

3/25 9:01

えーっと、奥から蓼科山、天狗岳、硫黄岳、横岳。

3/25 9:03

権現岳、そしてその後ろに、北岳、甲斐駒ケ岳が登場。役者が揃ってきたね。

3/25 9:06

権現岳ギボシ越しの北岳、甲斐駒ケ岳に仙丈ケ岳。

3/25 9:21

マジっと思う「完全凍結」。アイゼンが刺さるところもあるが、硬い。薄いところは「割れる」。

3/25 9:22

鎖が透けて見えてます。

3/25 9:23

冗談じゃ無いね！

3/25 9:23

私のアイゼンのあと、刺さってる感があまり無いような？

3/25 9:26

「完全凍結」地帯を通過して一安心の青年。

3/25 9:29

もう少しで龍頭峰分岐。

3/25 9:34

若者の登場と共に、富士山登場。

3/25 9:34

さすがオオトリ、です。

3/25 9:34

富士山と。

3/25 9:38

最後の登り、背景に富士山と北岳、鳳凰三山を従えて。

3/25 9:39

登頂！

3/25 9:41

これは、スマホで撮影した画像です。曇りとか光量が少ない時はスマホの方が鮮明に撮影できますね。

3/25 9:42

権現、南アの大絶景。

3/25 9:42

頂上道標と富士山。

3/25 9:43

頂上道標と北岳、甲斐駒。

3/25 9:43

行者小屋を見下ろす。

3/25 9:43

阿弥陀。

3/25 9:43

初登頂。

3/25 9:43

少しナイフリッジ。

3/25 9:44

こっちの眺望も出てる、蓼科山が左奥に。

3/25 9:50

タイトロープのパーティーも、早いね。

3/25 9:52

なんか、撮影に忙しそう。青年によると有名なYouTuberらしい。

3/25 9:52

3/3には県界尾根から登ってるので、今月2回目の赤岳登頂。20回は登ってないと思うんだけど、夏場もあるし、よくわからん。

3/25 9:53

奥から蓼科山、天狗岳、硫黄岳、横岳。

3/25 10:05

天望荘に下降。

3/25 10:09

薄氷、いやらしいね。

3/25 10:10

凍結箇所があったりします、慎重に。

3/25 10:14

慎重に。

3/25 10:14

阿弥陀さん、さいなら。

3/25 10:16

富士山、またね。

3/25 10:16

県界尾根。

3/25 10:17

暖かいコーヒー飲みたい！^_^

3/25 10:18

一直線に下降します。

3/25 10:22

お地蔵さん。

3/25 10:22

大きな石を抱いてますが、決して拷問では有りません。(^_^)

3/25 10:26

問題なしのナイフリッジ。

3/25 10:26

スタコラサッサと締まった雪面を下降。

3/25 10:31

青年も快調。

3/25 10:31

トラバースもあったり。

3/25 10:44

ちょっと凍結も。

3/25 10:57

行者小屋に到着。

3/25 10:58

赤岳、ありがとう。

3/25 11:12

横岳、6月によろしく、ツクモグサ。

3/25 11:52

12本爪アイゼンのまま最後まで。チェーンスパイクでは不安な箇所多数。

3/25 11:54

大雨がつくった模様でしょう。

地蔵尾根をスタコラサッサと下降する私。

権現岳、ギボシ、そして北岳、甲斐駒、仙丈をバックに、ダガーポジションで雪壁をのぼる私、

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 11 Apple

装備

個人装備

必須装備)<br />チェーンスパイク 12本爪アイゼン ピッケル ヘルメット。他冬季レイヤリング。

感想

リカロJP🐶

冬季八ヶ岳、主峰赤岳。
ピッケルと12本爪アイゼンを持ったなら、憧れの山、目標の山、何としても登りたい山。
私たち夫婦もそうでした。だから分かる、青年の気持ちも熱意もわかる。
しかしながら、冬季のこのお山、連れて行ってあげられる、お山でも無い。
私たち夫婦がたどった、私が正しいと考えている山行(雪山訓練)を重ねたうえでの、今回の赤岳挑戦です。今回の計画は、むろん青年zmzmkさん。

1/22「本気の雪訓、悪天候の権現岳。」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2873857.html
2/8「本気の雪訓(テン泊編)、稲子湯から天狗岳。」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2909920.html
この2回の山行は、ともに悪天候悪条件。これは、青年にはとっても良い経験になったと思う。眺望を犠牲にしてですが。
そして今回は、高曇りながら、眺望でまくり。八ヶ岳から見られるお山は、全部見えたのでは無いでしょうか？
白く輝く北ア、晴れていたのでしょうね。
圧巻の北岳、甲斐駒、仙丈を従えた権現岳。
そして富士山。
山の神様の素晴らしいハイザイです。
今回の山行も、予想以上の「完全凍結」もあり、難易度は高かったと思います。それを、問題なくこなし終えた青年zmzmkさんに拍手です。

なお、危険箇所は長々と書き込みましたが、あくまで、3/25時点での私個人の印象です。状況も変化します。一つの参考と考えていただければ幸いです。

コメント

BBC

お疲れさまでした
isodaさんお久しぶりです。zmzmkさん初めまして。
同じ日に隣を歩いておられたとは、目が皿になりました。
もっともこっちはバテバテの亀状態でしたが。。
若者と一緒に歩けるなんて、お元気そうで何よりです

リカロJP🐶

BBCさん、本当にお久しぶりです。
赤岳主稜凍ってましたよねぇ(^_^)。相変わらずのご活躍、恐れ入ります。
私達パーティーは、多分年齢差40歳でしょうか？最後の御奉公、お山に頂いたものを、少々若者に伝えている。とっても傲岸不遜だけど、あまりに沢山のものをいただいたから。

BBCさん、残雪の常念東尾根に行きたくなりました。

BBC

Re: そこ狙ってます
常念東尾根、行きたいです。あと爺ヶ岳東尾根とか。
去年ルートを知って、今シーズン知り合いが登っているレコを見て、来シーズンにと思ってました。雪解けが速いので、これからだと踏み抜きが多くなりそうですね。

リカロJP🐶

悩みに悩んで。
BBCさんのレコに触発されて、明日は地蔵尾根で仙丈ケ岳に行ってきます。ワカン要るかなぁ？
4月26からは北アに常念か白馬かに行きたいです。