物語の始まりはトンネルから!? チャリレコ★観魚洞隧道(熱海)ー和歌ノ浦トンネル(下田)
- GPS
- --:--
- 距離
- 93.0km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
6:30 熱海駅(宇佐美峠)8:00伊東ー9:00伊豆高原(MaxVaru)9:20ー10:00熱川ー11:00今井浜海岸・舟渡の番屋(入浴)11:20ー12:00河津散策ー12:40下田散策ー13:30下田・鍋田浜散策
伊豆急行・伊豆急行線伊豆急下田駅から輪行帰宅
天候 | 春霞 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り:伊豆急行・伊豆急行線伊豆急下田駅から輪行帰宅 全線自転車を使用 |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+LOOKペダル(歩けない自転車靴)
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感想
■トンネルを抜けて
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暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。 (川端康成 伊豆の踊子より)
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旅情とトンネルは相性がいい。
同じ康成の小説、‘’雪国‘’の導入でも知られる。
自動車やバイクではその出逢いは意識していないとわかりづらい。バイパス通行ではなおさら。
歩行ならもちろんチャリならではのトンネルとの出逢いがあります。
そのトンネルの多い伊豆半島。抜けるたびそれぞれ湊町やら谷戸と出逢うことになるし、手掘りや石造り・クルマのすれ違い不可能なもの、国道に高さ制限3.8mの傷だらけになったものなどトンネル自体の観察も面白い。
私的に)伊豆のBest隧道として「天城山隧道、丹那トンネル、観魚洞隧道」とあげておきます。
■東伊豆サイクリング
おいらに一番相性のいいコースがこの東伊豆(^^
紹介し尽くした感がありますが、紹介するためだけに走っているわけではないのでまた吸い寄せられてしまいますw
コース自体が明るい、、に加え、補給ポイントが豊富、拠り処・遊び処が多いなどがあります。
もっともおいらの拠り処は「碌な拠り処」である言えますね
・足湯、旧道はまだいい方で、格安のイートインやら、レア海水浴、海崖の撮り鉄、過疎行事参加などなどで
川奈ホテルに泊まって大島コースとか福田屋に泊まって河津七滝(否定はしないむしろ憧れw)という「黄金プレイ」とは違う、流刑地・伊豆の境地がおいらなりに拓かれてきたといえましょう(;^_^A
■伊豆ベロ
一般?のチャリダーと伊豆半島は恐らく相性が悪い。どのコースにしろ一日走り回ってもすれ違うのは5人以下である。これが千本松原や荒川CRとなるとサイクリストの桁が違ってくる。
・詰めた工夫をもてば、伊豆は天国
伊豆は国道に狭いトンネルが多くアップダウンが激しく怖い思いをする。大型車も通る。
ここでいう工夫とは、実に詰将棋の手順に近い。
基本はクルマを避ける季節曜日と旧道新道の使いまわし、拠り処なんかで、そのなかからサプライズがある(^^
春のそれが若布拾いであったり、河津桜ではなく染井吉野や大島桜の開花だったりする(伊豆は河津桜がメインなので・・)
・伊豆はチャリに面白いところ。なかでも東伊豆循環のポタリングは楽しい。「経路を研究して」是非走っていただきたいですね。
■秀逸 下田・和歌の浦遊歩道ー鍋田浜
※徐行できないロードバイク乗りは進入禁止です
下田港(下田駅)から鍋田浜までの2キロ程の遊歩道、チャリダーは‘’国道‘’を南下するため、脇道にも使いませんでしょうw
でもね、この遊歩道の楽しいことといったらw
下田湾から港外に抜けていく。港外に抜けるとあって毎年・外洋の時化ウネリで崩壊する海の散歩道です。常に復旧工事をしています。。遠方からの泊り客の散歩、じもぴーの散歩、釣り人なんかが極たまに現れる遊歩道から鍋田トンネルを抜けて鍋田浜。
春先の海に海藻が湧いて、凪とくれば海が膨らむ ( ・∀・)イイ!!
■そろツーリング
なんとかが解除されたとはいえ、スーパーのイートインに2-3人で座ってべらべら。派手なチャリジャージ、、まずいですよね。つか
「伝染りますよね?」
そんなチャリダーを今まで見なかったことは幸いですが、、
道を研究し「一人伊豆」に行ってみなイカ⁉
トンネルの先には春の渚かな ほの香
柳芽となまこの壁とありにけり ほの香
料亭の裏の手拭ひ柳の芽 ほの香
柳芽に流るる風のまどかかな ほの香
浦ごとに風に吹かるる若布かな ほの香
昼飯は旅に拾ひし若布かな ほの香
誓子忌の春七曜の渚かな ほの香
湯にむせるみどりみどりの若布かな ほの香
朧月明日の仕事は先の事 ほの香
うねり来てめかぶ見せたる若布かな ほの香
関連する記録(日記)
185のいない伊豆急下田駅 2021年03月23日
https://www.yamareco.com/modules/diary/63100-detail-234669
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