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Yamareco

記録ID: 304214
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

4月の日帰り赤岳 美濃戸口→地蔵尾根

2012年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:31
距離
18.6km
登り
1,532m
下り
1,514m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5時46分:美濃戸口→6時28分:美濃戸山荘→8時6分:赤岳鉱泉→9時13分:行者小屋→10時57分:地蔵尾根→12時20:赤岳頂上→13時47分:行者小屋→15時27分:美濃戸山荘→16時10分:美濃戸口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・4月初旬のこの時期、美濃戸口までの路面は凍結無し。
・美濃戸山荘までの路面は荒れており、凍結している。
・4月初旬の赤岳は、完全に冬山。
・登山口から行者小屋までは、特に危険な場所はない。
・行者小屋から地蔵尾根に至るまでのルートが最もシビア。稜線にくらべると雪は柔め。
・稜線は強風である可能性が高く、シェルを着込むのに一苦労。稜線に上がる前に装備を整える。
・赤岳頂上に至るまでも気は抜けないが、地蔵尾根に至るまでのルート上のほうが緊張感を強いられた。
美濃戸口駐車場はまだ余裕があった
2012年04月08日 05:31撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 5:31
美濃戸口駐車場はまだ余裕があった
美濃戸から歩く!あぁ、悪路に強い車が欲しい
2012年04月08日 05:46撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 5:46
美濃戸から歩く!あぁ、悪路に強い車が欲しい
上のほうは凍結
2012年04月08日 06:28撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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上のほうは凍結
いつかは挑戦したい、赤岳鉱泉のアイスキャンディー。
2012年04月08日 08:06撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 8:06
いつかは挑戦したい、赤岳鉱泉のアイスキャンディー。
埋もれっぷりが良い行者小屋
2012年04月08日 22:10撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 22:10
埋もれっぷりが良い行者小屋
ツクツクの針葉樹
2012年04月08日 09:16撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 9:16
ツクツクの針葉樹
凍り付いた岩壁
2012年04月08日 09:32撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 9:32
凍り付いた岩壁
行者小屋から地蔵尾根までのルート。結構急です。
2012年04月08日 10:21撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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行者小屋から地蔵尾根までのルート。結構急です。
先行者!!
2012年04月08日 22:10撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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先行者!!
先行者はなんと、70近いおばあちゃん。ナイフリッジを攻めます。この登山が最後だと言ってました。
2012年04月08日 22:10撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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4/8 22:10
先行者はなんと、70近いおばあちゃん。ナイフリッジを攻めます。この登山が最後だと言ってました。
赤岳発見!
2012年04月08日 10:50撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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赤岳発見!
赤岳からは、富士山がキレイに見えます
2012年04月08日 22:10撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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赤岳からは、富士山がキレイに見えます
頂上直前。足場は狭くありませんが、東側斜面は落ちたら絶対止まりません
2012年04月08日 12:18撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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4/8 12:18
頂上直前。足場は狭くありませんが、東側斜面は落ちたら絶対止まりません
ピンぼけ
2012年04月08日 12:21撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 12:21
ピンぼけ
デカイ!
2012年04月08日 12:58撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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デカイ!
帰りの林道歩きは辛く長い。
2012年04月08日 15:50撮影 by  DSC-HX9V , SONY
4/8 15:50
帰りの林道歩きは辛く長い。

感想

一歩間違えれば遭難していたと思う山行。
水不足と食料不足に苦しんだ。

ハイドレーションは凍ってしまうだろうと想定し、500mlのサーモスに暖かいお茶を入れておいた。
そして、雪は豊富なはずなので、休憩時にストーブでお湯を作り補充するはずだった。

しかし、低温の為か、強風の為か、ライターが使えない。
ストーブに着火できなければ、水を作ることができない。
さらに、持参したカップラーメンを作ることもできない。
つまり、下山するまで水と食料を補給する事ができない。

いや、冷静に考えれば、下山途中の行者小屋で補給をすることは可能だったのだが、
その時はそんな当たり前のことすら気づくことができなかったようだ。
予備の行動食をザックから取り出すのも面倒になり、
無意識とまではいかないが、漠然と足を運んでいる状況。

思考が鈍くなっている。

さらには、エネルギーと水分不足の為、足下がおぼつかず、
左足のアイゼンを右足のふくらはぎに思いっきり蹴り込んでしまう。

幸い出血も大したことがなく、行動に支障をきたすほどの怪我ではないようだ。

しかし、エネルギー不足の為、その後もフラフラになりながら美濃戸山荘の水場に到着。
そこで飲んだ水は人生の中で一番美味い水でした。

もし、天候が崩れ吹雪になったら?
もし、足の怪我がもっとひどかったら?
もし、この状況でルートをロストしてしまったら?
もし、この状況でもう一つミスを重ねてしまったら?

そう考えると、運が良かっただけかも知れません。
確実に、遭難に至る負の連鎖に片足を突っ込みかけていた状況でした。

課題を残した山でした。

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