甲斐駒ヶ岳-青空ぽかぽか陽気の残雪日帰り登山

2021年04月10日(土) [日帰り]

• GPS: 08:08
• 距離: 23.7km
• 登り: 3,264m
• 下り: 3,300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:09

7:35 横手駒ヶ岳神社
8:45 8:47 笹の平分岐
9:31 9:31 刃渡り
9:40 9:42 刀利天狗
10:14 10:15 五合目小屋跡
10:21 10:23 屏風小屋跡
10:52 10:52 七丈小屋
11:39 11:39 八合目御来迎場
12:27 12:27 駒ヶ岳神社本宮
12:32 12:52 甲斐駒ヶ岳
12:53 12:53 駒ヶ岳神社本宮
13:12 13:12 八合目御来迎場
13:28 13:38 七丈小屋
13:50 14:06 屏風小屋跡
14:06 14:06 五合目小屋跡
14:06 14:06 屏風小屋跡
14:25 14:26 刀利天狗
14:34 14:34 刃渡り
15:02 15:02 笹の平分岐
15:44 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

横手駒ケ岳神社の登山者用駐車場に駐車。
大きな駐車スペースに自分一台だけでした。

コース状況／危険箇所等

〇横手駒ケ岳神社~笹ノ平分岐
・この道で過去人と会ったことがないくらい人通りが少なく、道が若干荒れ気味。
〇笹ノ平~五合目小屋跡
・ここはまだ危険個所は少ない。小屋まで水場はないので夏などは多めに水を持ったほうがよさそう。
〇五合目小屋跡~七丈小屋
・鎖場と梯子場の連続。梯子自体に氷がついているということはなかった。詳細は写真のほうに記載。
〇七丈小屋~八合目
・七丈小屋を出てすぐに前爪アイゼンを付けました。時間帯やその日の天候によってどうなるかはわからないので、七丈小屋のホームページを確認するといいです。
・雪が緩んでいる状態で、すごく歩きづらく体力を奪われた。印が少ないので、下りはルートを間違えないように気を付けたい。
〇八合目~山頂
・滑落事故が多発しているという警告がちらほら。
・凍結箇所と締まった雪と岩場が入り混じっていました。

写真

4/10 7:14

山に向かう途中で撮影。
今日はとってもいい登山日和になると確信。

4/10 7:31

横手駒ケ岳神社、朝7:30頃スタート。
竹宇駒ケ岳がメジャーのようで、こちらは自分だけ一台のみ。

4/10 7:38

靴底をきれいにして入山しましょう。

4/10 7:50

撮影はできませんでしたが、登山口付近では春の陽気に誘われた猿・キジ・リスなどたくさんの動物に遭遇しました。

4/10 8:18

バイケイソウがぴょこぴょこ出てきていました。

4/10 8:38

沢はここだけ、水量は少なめでした。

4/10 8:38

ハナネコノメ。

4/10 9:35

刃渡り。ここはまだまだ序の口。

4/10 9:36

八ヶ岳は本日もいい天気。

4/10 9:43

木陰になるところに雪が現れ始めました。
しばらくしてチェーンスパイクを装着。

4/10 10:16

雲一つないです。無事にこの天気が続くといいな。

4/10 10:21

5合目に到着。
ここから梯子と鎖が連続します。

4/10 10:42

例の垂直梯子。

4/10 10:44

鎖の難所。

4/10 10:51

七丈第一小屋到着。
ここからの登りは柔らかい雪なので一気にきつくなりました。

4/10 11:25

黒戸山がもうあんなところに...。

4/10 11:27

まだまだ山頂は遠くに見えます。

4/10 11:38

八合目御来迎場。

4/10 11:39

3つのピークに見えます。

4/10 11:45

前回はこの辺りで吹雪のため引き返しました。

4/10 11:47

前爪アイゼンをつけてますが、こうゆう岩場が結構あるのが厄介です。

4/10 11:53

雪庇してます。逆側は底の見えない谷です。

4/10 12:04

例の剣です。
登ろうとして降りられなくなった4年前の情けない自分を思い出します。

4/10 12:06

富士山・北岳・間ノ岳のワンツースリーがかろうじて一枚の写真に収まりました。

4/10 12:21

前爪アイゼンがザクザク刺さって歩きやすい。
岩場をのぼる必要がないので、楽といえば楽かもしれません。

4/10 12:28

駒ケ岳神社本社は7割くらい雪に埋まってました。

4/10 12:29

堂々たる山頂。

4/10 12:32

じゃん！甲斐駒ヶ岳登頂。

4/10 12:32

仙丈ケ岳。

4/10 12:32

北岳・間ノ岳・悪沢・中岳・塩見。

4/10 12:33

鳳凰三山と早川尾根。

4/10 12:33

三つの尾根に囲まれたど真ん中のアサヨ峰。

4/10 12:33

この先、鋸岳。エキスパート向けコース。

4/10 12:33

鋸岳の第一高点が待ち構える。

4/10 12:34

中央アルプス~御嶽山。

4/10 12:41

誰もいない山頂を独り占めです。
調子に乗ってたくさん写真を撮ってしまいました。

4/10 12:48

日が出てあったかいので山頂でご飯を食べました。
カップヌードル。ミニサイズがちょうどいい。

4/10 12:52

十分満喫したので下山していきましょう。

4/10 12:58

ツルツルコーティングされた岩を触って感触を確かめてます。

4/10 13:07

ここ、足を滑らしたら谷底へ落下なので要注意。

4/10 13:59

五合目でコーヒー休憩。
日帰りの時はわざわざ沸かさなくても魔法瓶でお湯持ってきたほうが楽だと最近気づいた。

4/10 15:45

無事に下山しました。
帰ったらよく靴を洗おう！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-10 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ(薄手) インナー長袖(厚手) パンツ(northface-ライトアルパインパンツ) タイツ レインコート(上) レインコート(下) 靴下(厚手) ゲイター グローブ(薄手) テムレス01winterグローブ ウインドブレーカー フリース ザック(osprey-28L) ザックカバー ピッケル(camp-neve) アイゼン(petzl-バサック) チェーンスパイク 行動食 飲料2L 魔法瓶水筒 ヘルメット ヘッドランプ 保険証 スマホ 時計 タオル サングラス カメラ 熊鈴

感想

fumaso

初めて登った時は夏の雨の日、前回は同じ時期でしたが7合目から吹雪で引き返したため、晴れた甲斐駒ヶ岳の山頂を体験したことがありませんでした。
前回の経験で、残雪期のすばらしさを知ってしまったため、何としても同じ時期にリベンジをしたいと思い、今回の登山を計画しました。
少し前にひざを痛め、2月の谷川岳登山で悪化したため、そこから2カ月間安静にしてから初の登山で少し心配でしたが、特に痛むこともなく、黒戸尾根で大丈夫だったという実績ができて一安心です。
8合目過ぎくらいにすれ違った方を最後にそこから山頂までは完全に一人だけとなり、少し不安な反面で、山頂エリアの独占という贅沢を楽しみました。
周りの山々、特に雪をまとった南アルプスがとてもきれいに見え、写真をたくさん撮ってしまいました。
初めて登った4年前は山頂についたときにへとへとでしたが、今回は体力的に余裕ができてました、テントをもって長い距離の縦走をしたり、いろいろな山を登るうちに体力がついたんだなぁと感じました。同じ山を同じコースで登っても発見がありました。