野坂岳から芦谷山へカタクリを求めて
- GPS
- 07:16
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,024m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■憩いの森管理棟〜展望地まで林間道として整備されている。 ■一の岳南尾根は一般道ではない。特に一の岳直下では急登。 ■野坂岳〜山コース登山口:道は問題なし、カタクリが所々に見られる。ブナの巨樹が美しい ■山コース分岐〜芦谷山:踏み跡が薄く倒木多いがマーキングあり。ブナが多い。イワウチワの群落あり。 |
その他周辺情報 | 野坂茶屋のスイーツ |
写真
感想
高気圧ど真ん中の日は何処に行こうか、前日に決まらないまま飲酒してしまう。結局早起きできず、近場の360度の展望がある野坂岳に登ることにした。四ヶ月ほど登っていない。野坂岳だけでは面白くないので、更にカタクリとトクワカソウが見られる芦谷山までの縦走コースとした。
山集落の登山口に自転車をデポの後、粟野駅近くの空き地に駐車してスタート。憩いの森への車道を歩きながら、一般コースではなく一ノ岳南尾根を思いつく。林間道の入口が分からないままバンガローまで着いてしまう。
林道から適当に尾根に取付くと林間道に合流することが出来た。好展望地からは敦賀市街や西方ヶ岳の絶景が望める。林間道を離れ尾根の薄い踏み跡を辿ると下草のない綺麗な尾根道が現れる。一の平の表示を越えた急登には太いロープが設置されている。喘ぎながら登って行くと一ノ岳のアンテナ跡地に出た。ここで息を整えてから一般道に合流する。
二ノ岳からは壮麗なブナ林が続く。山頂直下のカタクリ群落は葉っぱだけで花が付いていない。山頂でも避難小屋の横に一輪あるのみだ。広場では十名ぐらいの登山者が休憩中だった。時折り冷たい風が吹くので汗冷えして寒い。白山や伊吹、金糞、常神半島等の展望を楽しんでから南尾根を下りて行く。
南側の灌木帯(野坂平)に下りるとカタクリが咲いている。疎らではあるが、今年の初見なので嬉しい。よく見ると灌木帯の中にも咲いている。
灌木帯を過ぎるとブナ林に突入する。この辺りは巨樹が多い。更に茶屋谷山まではブナにミズナラ等が混じっている。今冬の雪原だったことが幻のようだ。
トクワカソウが数ヶ所に群生している。4cmの大輪を見つけてひとりで喜ぶ。腹が減ってきたが我慢して芦谷山の前衛峰のca840まで登り上げる。ここはブナの大樹の疎林があり、東西に広がる台地状のピークになっている。私のお気に入りのところなのだ。ここでおでんを暖めてゆっくり休憩する。何気に北を見ると白山が見えている。風は冷たいのでアウターを羽織る。
いつまでも居たいのを抑えザックをデポして芦谷山へ向かう。今日は北西の風なので芦谷山では避ける場所がない。ピークを踏んで早々に引き返す。背中から日が差している加減でブナ林が輝いて見える。山コース分岐まで戻り下山していく。ここもブナの巨樹が多い。木の早いブナは芽吹いていて若葉が眩しい。
鉄塔尾根を直進して渡渉ポイントに下り立つ。2ヶ所の渡渉は石を避けて足早に渡れば問題なかった。今日は野坂岳の山頂以外では人に遭遇することはなかった。自転車で駐車地に45分かけて戻る。またブレーキのワイヤーの戻りが悪い。早く修理しなければ坂道下りが危険だ。
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