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沢登り
蔵王・面白山・船形山
南蔵王 コガ沢〜水引入道〜屏風岳〜不忘山
2013年06月23日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,334m
コースタイム
09:30 白石スキー場
10:00 入渓
12:00 水引入道コース渡捗点(遡行終了)
14:00 水引入道
14:40 屏風岳
15:45 不忘山
17:10 白石スキー場
10:00 入渓
12:00 水引入道コース渡捗点(遡行終了)
14:00 水引入道
14:40 屏風岳
15:45 不忘山
17:10 白石スキー場
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○コガ沢(水引入道コース渡捗点まで) 下流側は、水引入道コースの登山道に沿って沢が続きます。 登山道が沢の傍まで降りる箇所があるので、そこから入渓しました。 ゴーロ歩きが多く、沢としての景観は今一つですが、途中にある小滝は いずれも直登可能。 沢登りとしては、そこそこ楽しめるかと思います。 水引入道コース登山道の渡捗点までであれば、特に難しい箇所はありませんが、 権現沢出合手前の6m滝だけは注意が必要。 ホールドは多いですが、ヌメっていて滑りやすい。 また、水流の傍を登るので、若干シャワークライミング気味になり、 増水時は通過が困難になると思います。 6m滝の先にて権現沢との出合となりますが、右側が本流。 本流へ進めば、水引入道コースの渡捗点に着き、今回はそこで遡行終了としました。 今回は行きませんでしたが、渡捗点より更にコガ沢を進むとゴルジュ帯や大滝が続き、 沢登りが本格化してきます。 また、登山道から眺めた限りでは、稜線直下の沢筋にはまだ雪渓が残っている ようでしたので、渡捗点より先には、今の時期は行かない方が良いと思います。 (単独で行く勇気は無いです^^;) |
写真
登った後は、懸垂下降で滝を下る。
下降器はATC、バックアップでシャントを使用。
私が知る中では最も安定した懸垂下降システムだ。
今回はちと手抜きしたけど、クィックドローのカラビナは安全環付きを使った方が良い。
下降器はATC、バックアップでシャントを使用。
私が知る中では最も安定した懸垂下降システムだ。
今回はちと手抜きしたけど、クィックドローのカラビナは安全環付きを使った方が良い。
撮影機器:
感想
コガ沢は蔵王連峰の南屏風岳を源頭とする沢。
上流側はゴルジュや大滝が連なる厳しい沢だが、
下流部は難所が少なく比較的容易に通過できる。
軽めの沢登りに行ってみる事にした。
出来る事なら、コガ沢の途中から権現沢へ進み、南蔵王の稜線を目指してみたいところだが・・・
権現沢には遅くまで雪渓が残るので、まだこの時期の沢登りには不適。
とりあえず今回は、水引入道コース登山道の渡捗点までの遡行とした。
遡行中はずっと曇り空で、沢景色はぱっとせず。
日差しが入れば、沢は美しく輝くのだろうが、この天気では・・・
特に見る景色もなく、淡々と沢を進み、やがて終了点の登山道に到着。
遡行自体は、あっさりと終わった。
しかし、これで終わるのも消化不良。
なので、沢を出て一般登山道で稜線を目指す事にした。
すると、次第に空が晴れてきて、水引入道を通過し南蔵王の主稜線に着く頃には、快晴の空が広がった。
稜線上は花の時期を少し過ぎてしまった感があったが、緑が眩しく、風穏やか。
心地の良い稜線歩きを満喫する事が出来た。
楽しい稜線歩きを終えて、あとは不忘山から白石スキー場へ下山。
通いなれた登山道なので、ハイキング気分でかる〜く下ろう、と考えていたが・・・
前日までの雨で、登山道は泥濘だらけ。
この登山道、多くの人が言うように、雨が降ると泥濘が酷いんだよね^^;
転びそうになりながら何とか下るが、白石スキー場に着く頃には、靴やズボンは泥だらけ。
登山後は、スキー場の水道で大洗濯する事となった。
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この日は午後から梅雨明けしたようなスッキリした空になりましたよね
沢登り、やはり気持ち良さそうです
僕も道具を少し揃えてみましたが、まずはロープの結び方を練習中です。
Luskeさんに教えてもらう前に近所ですこし水浴びしてみようかと思います。
近々沢靴の試し履きテスト遡行をUPしたいんですけどね。
無理はしませんよ
雪山がっつりされる方は当然のように夏は沢にはいるんですね。
自分も沢デビューしました
また、レコを通していろいろ学ばせていただきます。
沢のギヤのこととかよかったら教えてくださーい
もっと日差しのある暑い日だったら、気持ち良かったのですが、少しこの日の沢は寒い感じでした。
でも、午後からは晴れて気温も上がり、汗をかきながらの登山道歩き。
快晴下で稜線が見れたのは良かったのですが、やはり夏山は辛い
どうせだったら午前と午後が逆だと良かった、と思いました
近くに穏やかな流れの川があると試し履きに良いですね。
そういう場所で靴のグリップ力がどれくらいあるのか知っておくと、
後の本番で役立ちますよ
metaさんも、沢を始めましたか!
沢登りは雪山登山と同じく、一般登山に比べて危険は多いですが、魅力も多いです。
山の懐に深く入って行くような感覚があり、雪山登山に通じるものを感じます。
そこに魅せられ、夏は尾根よりも沢の方がメインになりつつある今日この頃です。
私の場合は、暑い夏山が苦手、という理由もありますが
ギヤについては、あまり詳しくはありませんので、参考程度で。
答えられる範疇で、お答えします
はじめまして。
南蔵王周回予定が芝草まで足を伸ばしてしまったので,下山が18時でした。時間的に水引平でお会いした方かなと思いますが,違ったらすいません。水引を下山しながら,こんな所をひとりで登ってくる人もいるんだね…と話していたら,何と沢登りなんですね。
実はこれまでいろいろと記録
たぶん、水引平にてお会いしてますね
池糖を撮影していた時に、furattoさん達と思われる2人組の登山者とすれ違いました。
あの日の午後は、天気が良かったですね
時間が遅かったので、屏風岳までにしましたが、
私も芝草平まで行きたくなりました。
蔵王は近場なので、春夏秋冬ちょくちょく入山しております。
また山中にてお会いする事がありましたら、宜しくお願いします
やはりまだ水は冷たいんですね。
思う存分沢を楽しむのはもう少し先でしょうか。
山の景色は青空もひろがり良かったですね!
下山時のぬかるみは大変でしたね。
山にはつきものなんでしょうが程度が違うみたいで…。
今回の登山教室は懸垂下降ですね。
ATC、シャント…(゚◇゚)?
ん〜、いづれ使うであろう事を考えて勉強しないといけませんね。
日差しが無いと、まだ沢は寒いですね^^;
やはり、梅雨があけてからが本番でしょうか。
沢での天気は残念でしたが、稜線上では快晴に恵まれました。
雪で真白な蔵王稜線も良いですが、緑眩しい稜線も良いですね。
今回は懸垂下降の参考までに載せてみました。
シャントは主にロッククライミングで用いられる道具で、沢で使う人は殆ど居ないと思います。
しかし、懸垂下降での操作性が極めて良いので、長い懸垂下降が想定される沢にはいつも持参しております。
今回は必要ない沢でしたが、練習の為に持参してみる事にしました
先ほど昨年のレコにコメントしましたが
いつか拍手したこちらのレコには沢の事がしっかり記載されていました。
大変失礼しました。
滝がきれいです!
有難うございました。
いえいえ、お気になさらず^^;
天気がイマイチでしたが、滝はやっぱり見応えがあります。
そういえば、鳥海山周辺も滝が豊富ですよね
法体の滝や、玉簾の滝は、私の大好きな滝です。
沢登りも良いけど、それら滝巡りツーリングも行きたいところであります
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