高妻山 〜戸隠キャンプ場（弥勒新道） 日帰りピストン

2013年06月23日(日) [日帰り]

• GPS: 08:36
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,456m

コースタイム

(04:24)駐車場スタート
(04:44)一不動へ登山道入口
(04:51-56)弥勒新道入口
(06:57)六弥勒
(07:10)七薬師
(07:37)八観音
(07:53)九勢至
(08:59)十阿弥陀
(09:05-30)高妻山
(10:15)九勢至
(10:28)八観音
(10:56)七薬師
(11:06-11)六弥勒
(12:29)弥勒新道入口
(12:54)駐車場

　　地図記載所要時間／実績：485分／475分

天候

早朝は晴れ、後、曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：東京より長野IC経由　戸隠バードラインで戸隠牧場へ
帰り：36号線で信濃町IC経由東京へ（こちらの方が遠回りになり高速料金高くなるが、道路が良い分時間的には早い）

戸隠キャンプ場＆戸隠牧場入口にある駐車場（無料）

コース状況／危険箇所等

・一週間前の土砂崩れで戸隠牧場〜不動小屋ルートは閉鎖中。高妻山へは、弥勒新道（＊）か、戸隠山経由で登る必要あり。

（＊）2011年版の「山と高原地図18 妙高・戸隠・雨飾」には記載されていないルートだが、不動小屋ルート登山道入口をそのまま通り過ぎて進んだ所に入口標識があり、「6弥勒」まで、道はハッキリしていて迷うところはない。

・梅雨時のためか登山道が濡れており、滑り易く、数回足を滑らせた（一度は尻もちをつく）。危険箇所は無いが、足下には要注意。

・戸隠牧場〜六弥勒（弥勒新道）
　初めはブナ林の中を所々に短いやや急坂を挟みながら、なだらかに登る。中ほどに一カ所ピークがあり、コルを越えて暫く進むと樹林が消えて視界が開ける。火打山、妙高山、黒姫山、八ヶ岳などの景色を楽しみながら登る。六弥勒の直下から急登で、六弥勒で一不動からの尾根筋に合流する。

・六弥勒〜高妻山
　六弥勒から先のピークには、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀という名前が付けられた石祠と標識がある（一不動経由のルートでは、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵という石祠がある）。やや急登を交えながらの登り下りを繰り返して九勢至に至り、その後、急登して、高妻山頂上尾根に至る。

写真

戸隠牧場入口と道路を挟んで反対側にある駐車場

戸隠牧場入口

直進しても登山口へは行けるが、どこかで右折する必要がある（地図のルート参照）。

登山道入口へ

まだ、戸隠牧場の中

ガスの中から戸隠山が頭を現す。

登山道入口

閉鎖中。土砂災害で通行できない。6月21日告知。

6/23 4:45

止む無く、登山口を通り過ぎて、弥勒新道に向かう

弥勒新道入口が見えた。

直ぐに沢を渡る

ブナ林の中をなだらかに登る。登山道は湿っている。

若葉が綺麗

弥勒新道入口と六弥勒のほぼ中間あたりでコルへ下る

六弥勒が見えてきた。

滑りやすい

視界が開けた登山道

六弥勒直下の急登

妙高、火打、焼山

飯綱山の奥は苗場、草津白根のあたりの山々か。
右奥は八ヶ岳。

（拡大）妙高、火打、焼山

六弥勒で五地蔵からのルートと合流

高妻山の頭が見えた。実際の頂上は隠れている。

白馬が現れる。

（拡大）

戸隠山、北アルプス、高妻山

（拡大1）穂岳連山、槍ヶ岳、戸隠山

（拡大2）鹿島槍ヶ岳、五竜岳、立山、唐松岳、剣岳、白馬鑓ヶ岳、白馬杓子岳、白馬岳

七薬師、八観音、高妻山

焼山、火打山、妙高山

登山道に唯一残っていた雪

七薬師

七薬師から八観音に向かってコルへ

八観音

八観音への急登

6/23 7:37

八観音が見えた

九勢至に向かって下る頃にガスが出始める。

シラネアオイ。八観音から九勢至にかけて沢山さいていたが、そろそろ終わりごろ。花弁が落ち始めていた。

九勢至。

高妻山はガスの中

急登（1）

急登（2）

急登（3）

急登（4）

急登（5）

この先でやっと急登終了。疲れた〜！！でも、山頂尾根からはガスが消えている。ラッキー！！

急登終了し、頂上尾根に出た所。

頂上尾根。頂上まではほぼ平坦。

十阿弥陀が見えてきた。

十阿弥陀。後少しで頂上。

十阿弥陀から、平坦な岩場が現れる。

頂上に到着。頂上部のガスは晴れていたものの、遠景は、雲が湧きあがっており、北アルプスが何とか望めた。

下山開始。

九勢至に戻る。また、ガスが湧き始めてきた。

戸隠山がガスの中から現れた。

七薬師に戻る。また、ガスに包まれる。

六弥勒に戻り、弥勒新道へ。

所々に、マークや

赤いテープがある。

戸隠牧場に戻る。

駐車場に戻る。

ギンレイソウ。弥勒新道に沢山咲いていた。

ベニサラサドウダンツツジ

ツマトリソウ。いたるところに咲いていた。

マイズルソウ。これもいたるところに咲いていた。

アカモノ

ジョウジョウバカマ。終わり頃で花ビラちった姿があちこちに。

ムシカリ。ガクアジサイかと見間違っていた。

サラサドウダン

ツバメオモト

ミツバオウレン。沢山咲いていた。

ムラサキヤシオ

イワカガミ。沢山咲いていた。

オオバミゾホウズキ

ハクサンチドリ。高妻山頂上直下の急登を登りきった所に咲いていた。

ミヤマダイコンソウ

コケモモ

白くないが、ユキザサ？

シャクナゲ

ツツジ

6/23 6:59

高妻山

6/23 10:22

シラネアオイ

撮影機器：

Canon PowerShot SX260 HS Canon

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

ゴンパパ

・梅雨の合間の晴れに期待して登る。八観音あたりからガスが出る。九勢至すぎて高妻山頂上手前の急登を登りきるまではガスの中だったが、頂上尾根筋ではガスが晴れ視界が開けた。ラッキー〜！！

・お陰で、焼山、火打山、妙高山、黒姫山、八ヶ岳、戸隠山、北アルプス（穂岳連山、槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、立山、唐松岳、剣岳、白馬鑓ヶ岳、白馬杓子岳、白馬岳）などを雲海の中に望むことができた。

・また、沢山のギンレイソウ、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、イワカガミ、ツマトリソウ、ミツバオウレン、アカモノ、シラネアオイに出会う。株は少なかったが、ベニサラサドウダン、ショウジョウバカマ、ムシカリ、コケモモ、ツバメオモト、ムラサキヤシオ、ハクサンチドリ、ミヤマダイコンソウ、（多分）ユキザサなどにも出合う。景色と花の両方を堪能することができた。

・頂上に至る急登は結構長く、体力を消耗した。前触れが長いので、前半では体力を温存して後半に備えるとよい。