初めての武奈ヶ岳 妻には辛い山行になりました


- GPS
- 09:16
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,151m
コースタイム
トイレ前 8:01 8:08
大山口 8:21
青ガレ下側 9:01
金糞峠 9:55 10:12
八雲ヒュッテ跡 10:49
武奈ヶ岳 11:57 12:50
コヤマノ岳 13:20
中峠 13:36 13:43
金糞峠 14:58 15:04
青ガレ上側 16:03
大山口 16:35 16:44
トイレ前 16:55 17:02
イン谷口 17:08
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分岐点には道標があり道に迷うことはありませんでした。 武奈ヶ岳へのルートは沢山あるので山行前のルート選びに迷いました。 |
写真
感想
夏休みの山行計画の参考にしたくて梅雨に合間に武奈ヶ岳へ。
・行ったことのない武奈ヶ岳へ行ってみたい。
・ガレ場を妻と娘がどの程度歩けるのか見てみたい。
・比良スキー場でスキーをする機会が無かったのでどんな所だったのか見てみたい。
の3点で気楽にルートを決定。まさかの事態になるとは露ほども思いませんでした。
イン谷口近くの比良管理事務所横の駐車場から出発。少し先のトイレ前の駐車場はすでに満車。
青ガレまでは大勢のハイカーに交じって涼しい樹林を順調な登り。
大きな岩が積み重なった青ガレは50mに満たない距離ですが、娘の身長では岩陰の先のルートが見えず
「どっち行ったらいいの?」
「どっちから行ったら簡単なの?」
必死で考えながら登っていました。
金糞峠で沢山の方に交じって休憩している間に娘に「糞」の字の意味教えると大ウケ。
八雲ヶ原まで川筋を、奇妙にねじ曲がった木々を楽しみながら快適な道を行くと川の中にいました。
野生のイモリ。水槽に入っていないイモリを見るのは初めての娘は興味津々。
「あそこにもいる」
「こっちにもいる」
「あ、泳いでる」
と大喜び。
そしてその先の木にはモリアオガエルの卵塊。
これも実物を初めて見る娘ですがイモリほどは興味が無い様子。
でも、八雲池で池の縁の木に卵塊が鈴なりになっているのは面白がっていました。
八雲ヶ原から武奈ヶ岳の稜線まで、道の両側にいっぱい咲いたコアジサイに感動。
「お父さん、写真撮った?」
「これも撮って!」
「家に帰ったら見して!」
娘にせっつかれました。
武奈ヶ岳山頂は、寒い!
明日から7月だというのにウインドブレーカーが必要でした。
風も強くて、ガスって展望もイマイチ。
それでも石仏の数を数えてみたり、ケルンを作ってみたり、娘は結構楽しんでいました。
なんとなく選んだ中峠からの下り。
中峠で妻にアクシデント。足の痙攣が発生。取り敢えず薬を飲んでゆっくり下りてみます。
最初のうちは道は良かったのですが、ガラ+渡河の連続になってくると大分苦しそう。
片足だけだったのが両足交互に連続して攣るようになり、両手にストックを握りしめ歯を食いしばりながらじわじわと進みました。
最も辛かったのが金糞峠からのガラ場の下り。少し進む度に両足同時に攣ってしまい、身動きがとれなくなってしまいました。
妻は余りの痛さに身を捩って歯を食いしばり、耐えています。何度も頭をよぎったのが遭難・救助の文字。
おんぶして下りようかとも言いましたが自分で下りると言い張って頑張りました。
ガラ場を抜けると足が楽になったようで、青ガレに着くころには痙攣はおさまったらしく後は普段通り歩くことができました。
娘は青ガレを登る時はルートが見えずなかなか進むことができませんでしたが、下りは上から道が見えるので
「こんなん簡単や」
と、するすると下りてしまいました。
後はなだらかな道を遠くに琵琶湖を眺めながら気分良く下りて行くと、駐車場に着く頃にはウチの一台だけしか残っていませんでした。
今日のお風呂は比良とぴあ。
ほっこり温まった後は妻にお疲れさんのビールをご馳走。
薬はどのような薬でしょうか、
痙攣には漢方の芍薬甘草湯が有効です、
中でも病院で処方されるツムラ68はよく効きます。
また原因として発汗などによる塩分不足、水分不足なども原因の一つとなります。
お昼ご飯にカップラーメン、お味噌汁などを取り入れれば休憩と同時に塩分水分の補給にもなります。
塩の直舐めも有効塩熱サプリも有効です。
比良山はお手洗いなく少し不憫です。
比良山スキー場は本当の初級コースとメインは中上級コースがメインとなりかなり難易度の高いコース設定でした。
コース幅なく急斜面そこに沢山の人が立ち止まって、さらに狭くなり
おかげで全盛期でもリフト待ちなし、
具体的なご指摘有り難う御座います。
薬は芍薬甘草湯ですが、近くの薬局にツムラがなかったので、クラシエのものを服用しました。
水分は行動中に2リットルは飲んでいます。
食事はコンビニ弁当と行動食にナッツ類やバナナ、キャラメルなどを食べていました。
バナナはカリウムやナトリウムを排出する働きがある?
ので山では不向きと、ん十年前に話題になったことがあるのですが、その後、普通に食事をしている分には失った分は補給できるので大丈夫。但し、何も食べていなくて体が飢餓状態の時に食べるのは危険と聞いたので今回は特に気にはしていません。
痙攣で思い当たる節があるとすれば、前日に宴会でお酒をいっぱい飲んだことと、疲労と寝不足、歩き方の問題だと思うのですがコレだという決め手がなくてホトホト困っている次第です。
お手洗いは・・・・ そうですね、特に女性には・・・・。
比良山スキー場は雪質はいいけど、たどり着くまでに板を担いで吹雪の中を高いリフトに長時間乗って・・・
と行った人の話を聞いただけで行くのがイヤになってしまいました。
でも、今になってみると一度は行ってみたら良かったなと思っています。
長文、申し訳ありません m(_ _)m
去年の夏頃から便秘対策に朝バナナ、行動食にバナナの時、足の痙攣に悩まされた時期があります、
その時バナナは危険の記事を見て日記に書いて少しもめました
よかったら私の日記を探して下さい、
私の経験では、ん十年前に話題になったことは本当だと思います。
体が水分を補給するには塩分が必要です、でもバナナに大量に含まれるカリウムは副作用として塩分の排出効果があります。
水はスポーツドリンク、バナナおにぎりには塩をたっぷりと振って食べるようにしてから痙攣はなくなりました。
これから沢山の汗を掻いて同時に塩分も排出される時期です。
アルコールも利尿作用で水分が不足する可能性も有りますね、披露も原因になります。
今でもバイクでの帰りは窮屈な姿勢の為か?攣ることがあります、その時ツムラ68はよく効きます。
病院で処方してもらえます。
女性はお手洗いの問題で水分を控える傾向があるようです。切実な問題です。
もう一つ追伸
昔夏の低山めぐりで大汗を掻いて飲んだのは真水とコーラのみ、思いっきり攣りました
長い長文御免なさい、
日記、拝見しました。
kidekiさんの経験に裏打ちされた注意喚起ですね
私自身は日帰り山行にバナナはよく利用しますが山で攣ったことはないので何ともよく分かりません。
それよりも栄養価が高く、食べて1時間程でエネルギーに変わるのでとても重宝します。
でも、妻のあの苦しそうな様子を思い出すとバナナも原因の一つと疑うべきかと思ってきました。
何より、山中で行動不能になるのがとても怖いです。
バナナ+塩、どんな味になるのかイメージが全然湧きません。
が、いいアイディアを頂いたので一度試してみます。
こんにちは
奥さんが無事に下山で来て何よりでした
自分もすごく脚がつりやすいです
というか一度つってからは頻繁につるようになりました
子どもと山歩きするようになってからは減りましたけど、
自分の場合は単独でのオーバーペースも原因のひとつでした
ストックを購入したのも頻繁に脚をつるようになってからです。
最近ではゆっくり歩くと脚がつらない(つりにくい)とわかったので
単独のときも子どもと一緒に歩くくらいのペースを意識しています。
と自分の経験ばかり書いてしまいましたけど
奥様にあった対策がみつかるとよいですね
足が攣るのは痛くて大変ですよね。
私も攣ったことがあるので痛みはよく分かるつもりです。(と言っても寝てる時ですが)
妻の場合、色々と複合要因がある気がします。
妻は若い頃他のスポーツをやっていたことがあり、足の親指から付け根に掛けて重心を掛ける癖があって、私も真似して山を歩いてみると確かに妻が攣ったのと同じ所に負担がかかりました。
それ以外にも前日の宴会やその他の原因もあると思います。
時間は掛かるかもしれませんが妻に合った方法を探していこうと思います。
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