ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 315723
全員に公開
ハイキング
比良山系

初めての武奈ヶ岳 妻には辛い山行になりました

2013年06月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 asahi その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:16
距離
13.5km
登り
1,161m
下り
1,151m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

イン谷口     7:52
トイレ前     8:01 8:08
大山口      8:21
青ガレ下側    9:01
金糞峠      9:55 10:12
八雲ヒュッテ跡 10:49
武奈ヶ岳    11:57 12:50
コヤマノ岳   13:20
中峠      13:36 13:43
金糞峠     14:58 15:04
青ガレ上側   16:03
大山口     16:35 16:44
トイレ前    16:55 17:02
イン谷口    17:08
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
分岐点には道標があり道に迷うことはありませんでした。
武奈ヶ岳へのルートは沢山あるので山行前のルート選びに迷いました。
今日は水分補給を小まめにしようね
3
今日は水分補給を小まめにしようね
この橋の向こうは青ガレ
この橋の向こうは青ガレ
青ガレで
「お腹痛い」
と言うので一休み
2
青ガレで
「お腹痛い」
と言うので一休み
金糞峠下のガラ場では
「お腹すいた」
とチョコレートを所望
1
金糞峠下のガラ場では
「お腹すいた」
とチョコレートを所望
「糞」の字の意味にに大ウケ
1
「糞」の字の意味にに大ウケ
八雲ヶ原へは奇妙に曲がった木々を楽しみながらの快適な道のり
八雲ヶ原へは奇妙に曲がった木々を楽しみながらの快適な道のり
このような橋を何度も渡って行くと
このような橋を何度も渡って行くと
娘「うわー、傾いてる−!」
4
娘「うわー、傾いてる−!」
野生のイモリに大喜び
野生のイモリに大喜び
すぐ先にはモリアオガエルの卵塊
すぐ先にはモリアオガエルの卵塊
八雲池では卵塊が鈴なりになっています
八雲池では卵塊が鈴なりになっています
コアジサイと通りすがりの方が教えて下さいました。
2
コアジサイと通りすがりの方が教えて下さいました。
娘が拾った「仙人の杖」
とても頼りになりました
1
娘が拾った「仙人の杖」
とても頼りになりました
初めての武奈ヶ岳
11
初めての武奈ヶ岳
早く遊びたくてウズウズしながら食後のゼリーを頬張ります
1
早く遊びたくてウズウズしながら食後のゼリーを頬張ります
娘「さぶい〜」
さあ、石仏は何体でしょうか?
2
さあ、石仏は何体でしょうか?
ガスの切れ間からスキー場跡地が見えました
ガスの切れ間からスキー場跡地が見えました
娘「ケルン出来たー」
2
娘「ケルン出来たー」
ここは手作りの山頂標
1
ここは手作りの山頂標
琵琶湖も何とか見えます
琵琶湖も何とか見えます
攣った足をかばいながら歩く妻
何度もこのような渡河を繰り返えすとは知りませんでした
攣った足をかばいながら歩く妻
何度もこのような渡河を繰り返えすとは知りませんでした
金糞峠直下
この後、何度も両脚が同時に攣り歩行不能に
妻はとても苦しみました
1
金糞峠直下
この後、何度も両脚が同時に攣り歩行不能に
妻はとても苦しみました
青ガレ入り口
娘は意外にも簡単に下りました
2
青ガレ入り口
娘は意外にも簡単に下りました
大山口横の河原で
やんちゃの真っ最中
5
大山口横の河原で
やんちゃの真っ最中
取り敢えず記念写真
1
取り敢えず記念写真
琵琶湖を見ながら快調に進みます
2
琵琶湖を見ながら快調に進みます
だんだんと
やんちゃがエスカレート
1
だんだんと
やんちゃがエスカレート
駐車場到着
やんちゃ絶好調!
今日一日娘をサポートしてくれた杖とももうすぐお別れ
2
駐車場到着
やんちゃ絶好調!
今日一日娘をサポートしてくれた杖とももうすぐお別れ
イン谷口の橋を渡って右に曲がると10m程で新しいバス停
1
イン谷口の橋を渡って右に曲がると10m程で新しいバス停
比良とぴあでお風呂と夕食
1
比良とぴあでお風呂と夕食

感想

夏休みの山行計画の参考にしたくて梅雨に合間に武奈ヶ岳へ。
・行ったことのない武奈ヶ岳へ行ってみたい。
・ガレ場を妻と娘がどの程度歩けるのか見てみたい。
・比良スキー場でスキーをする機会が無かったのでどんな所だったのか見てみたい。
の3点で気楽にルートを決定。まさかの事態になるとは露ほども思いませんでした。

イン谷口近くの比良管理事務所横の駐車場から出発。少し先のトイレ前の駐車場はすでに満車。
青ガレまでは大勢のハイカーに交じって涼しい樹林を順調な登り。

大きな岩が積み重なった青ガレは50mに満たない距離ですが、娘の身長では岩陰の先のルートが見えず
「どっち行ったらいいの?」
「どっちから行ったら簡単なの?」
必死で考えながら登っていました。

金糞峠で沢山の方に交じって休憩している間に娘に「糞」の字の意味教えると大ウケ。

八雲ヶ原まで川筋を、奇妙にねじ曲がった木々を楽しみながら快適な道を行くと川の中にいました。
野生のイモリ。水槽に入っていないイモリを見るのは初めての娘は興味津々。
「あそこにもいる」
「こっちにもいる」
「あ、泳いでる」
と大喜び。
そしてその先の木にはモリアオガエルの卵塊。
これも実物を初めて見る娘ですがイモリほどは興味が無い様子。
でも、八雲池で池の縁の木に卵塊が鈴なりになっているのは面白がっていました。

八雲ヶ原から武奈ヶ岳の稜線まで、道の両側にいっぱい咲いたコアジサイに感動。
「お父さん、写真撮った?」
「これも撮って!」
「家に帰ったら見して!」
娘にせっつかれました。

武奈ヶ岳山頂は、寒い!
明日から7月だというのにウインドブレーカーが必要でした。
風も強くて、ガスって展望もイマイチ。
それでも石仏の数を数えてみたり、ケルンを作ってみたり、娘は結構楽しんでいました。

なんとなく選んだ中峠からの下り。
中峠で妻にアクシデント。足の痙攣が発生。取り敢えず薬を飲んでゆっくり下りてみます。
最初のうちは道は良かったのですが、ガラ+渡河の連続になってくると大分苦しそう。
片足だけだったのが両足交互に連続して攣るようになり、両手にストックを握りしめ歯を食いしばりながらじわじわと進みました。

最も辛かったのが金糞峠からのガラ場の下り。少し進む度に両足同時に攣ってしまい、身動きがとれなくなってしまいました。
妻は余りの痛さに身を捩って歯を食いしばり、耐えています。何度も頭をよぎったのが遭難・救助の文字。
おんぶして下りようかとも言いましたが自分で下りると言い張って頑張りました。

ガラ場を抜けると足が楽になったようで、青ガレに着くころには痙攣はおさまったらしく後は普段通り歩くことができました。

娘は青ガレを登る時はルートが見えずなかなか進むことができませんでしたが、下りは上から道が見えるので
「こんなん簡単や」
と、するすると下りてしまいました。

後はなだらかな道を遠くに琵琶湖を眺めながら気分良く下りて行くと、駐車場に着く頃にはウチの一台だけしか残っていませんでした。

今日のお風呂は比良とぴあ。
ほっこり温まった後は妻にお疲れさんのビールをご馳走。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4339人

コメント

asahiさん今晩は
薬はどのような薬でしょうか、
痙攣には漢方の芍薬甘草湯が有効です、
中でも病院で処方されるツムラ68はよく効きます。
また原因として発汗などによる塩分不足、水分不足なども原因の一つとなります。

お昼ご飯にカップラーメン、お味噌汁などを取り入れれば休憩と同時に塩分水分の補給にもなります。
塩の直舐めも有効塩熱サプリも有効です。
比良山はお手洗いなく少し不憫です。


比良山スキー場は本当の初級コースとメインは中上級コースがメインとなりかなり難易度の高いコース設定でした。
コース幅なく急斜面そこに沢山の人が立ち止まって、さらに狭くなり

おかげで全盛期でもリフト待ちなし、
2013/7/3 20:57
kidekiさん こんばんわ
具体的なご指摘有り難う御座います。
薬は芍薬甘草湯ですが、近くの薬局にツムラがなかったので、クラシエのものを服用しました。
水分は行動中に2リットルは飲んでいます。
食事はコンビニ弁当と行動食にナッツ類やバナナ、キャラメルなどを食べていました。
バナナはカリウムやナトリウムを排出する働きがある?
ので山では不向きと、ん十年前に話題になったことがあるのですが、その後、普通に食事をしている分には失った分は補給できるので大丈夫。但し、何も食べていなくて体が飢餓状態の時に食べるのは危険と聞いたので今回は特に気にはしていません。

痙攣で思い当たる節があるとすれば、前日に宴会でお酒をいっぱい飲んだことと、疲労と寝不足、歩き方の問題だと思うのですがコレだという決め手がなくてホトホト困っている次第です。

お手洗いは・・・・    そうですね、特に女性には・・・・。

比良山スキー場は雪質はいいけど、たどり着くまでに板を担いで吹雪の中を高いリフトに長時間乗って・・・
と行った人の話を聞いただけで行くのがイヤになってしまいました。
でも、今になってみると一度は行ってみたら良かったなと思っています。

長文、申し訳ありません m(_ _)m
2013/7/3 22:12
追伸
去年の夏頃から便秘対策に朝バナナ、行動食にバナナの時、足の痙攣に悩まされた時期があります、
その時バナナは危険の記事を見て日記に書いて少しもめました
よかったら私の日記を探して下さい、

私の経験では、ん十年前に話題になったことは本当だと思います。
体が水分を補給するには塩分が必要です、でもバナナに大量に含まれるカリウムは副作用として塩分の排出効果があります。
水はスポーツドリンク、バナナおにぎりには塩をたっぷりと振って食べるようにしてから痙攣はなくなりました。
これから沢山の汗を掻いて同時に塩分も排出される時期です。
アルコールも利尿作用で水分が不足する可能性も有りますね、披露も原因になります。

今でもバイクでの帰りは窮屈な姿勢の為か?攣ることがあります、その時ツムラ68はよく効きます。
病院で処方してもらえます。

女性はお手洗いの問題で水分を控える傾向があるようです。切実な問題です。

もう一つ追伸
昔夏の低山めぐりで大汗を掻いて飲んだのは真水とコーラのみ、思いっきり攣りました

長い長文御免なさい、
2013/7/3 22:48
RE:追伸
日記、拝見しました。
kidekiさんの経験に裏打ちされた注意喚起ですね
私自身は日帰り山行にバナナはよく利用しますが山で攣ったことはないので何ともよく分かりません。
それよりも栄養価が高く、食べて1時間程でエネルギーに変わるのでとても重宝します。
でも、妻のあの苦しそうな様子を思い出すとバナナも原因の一つと疑うべきかと思ってきました。
何より、山中で行動不能になるのがとても怖いです。

バナナ+塩、どんな味になるのかイメージが全然湧きません。
が、いいアイディアを頂いたので一度試してみます。
2013/7/3 23:39
こんにちは
こんにちは
奥さんが無事に下山で来て何よりでした

自分もすごく脚がつりやすいです
というか一度つってからは頻繁につるようになりました
子どもと山歩きするようになってからは減りましたけど、
自分の場合は単独でのオーバーペースも原因のひとつでした
ストックを購入したのも頻繁に脚をつるようになってからです。

最近ではゆっくり歩くと脚がつらない(つりにくい)とわかったので
単独のときも子どもと一緒に歩くくらいのペースを意識しています。

と自分の経験ばかり書いてしまいましたけど
奥様にあった対策がみつかるとよいですね
2013/7/5 13:46
cocoe さん こんばんわ
足が攣るのは痛くて大変ですよね。
私も攣ったことがあるので痛みはよく分かるつもりです。(と言っても寝てる時ですが)

妻の場合、色々と複合要因がある気がします。
妻は若い頃他のスポーツをやっていたことがあり、足の親指から付け根に掛けて重心を掛ける癖があって、私も真似して山を歩いてみると確かに妻が攣ったのと同じ所に負担がかかりました。
それ以外にも前日の宴会やその他の原因もあると思います。

時間は掛かるかもしれませんが妻に合った方法を探していこうと思います。
2013/7/5 22:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 比良山系 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 比良山系 [日帰り]
ぶな岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら