ガスガスの雲取山〜飛龍山〜将監峠、最後はガス欠？
埼玉県
東京都
山梨県
kennogu
体力度について
- GPS
- 13:17
- 距離
- 55.2km
- 登り
- 3,275m
- 下り
- 3,265m
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4:20 鴨沢着出発準備
【ここから歩き】
4:40 鴨沢発
6:03 塩沢橋
7:53 奥後山
9:18 石尾根との合流点（ヨモギの頭下）
9:51 雲取山
小休止（朝食／写真10分）
10:19 三条ダルミ
11:17 北天のタル
12:28 飛龍山
12:45 飛龍権現
(飛龍権現で昼食5分、禿岩で撮影5分）
13:00 禿岩
14:40 将監峠／小屋分岐
14:47 将監峠
14:52 将監小屋
(三ノ瀬へエスケープ)
15:50 三ノ瀬
16:30 青梅街道分岐
【ここまで歩き】
(自転車デポ地点で小休止と行動食で補給、自転車で鴨沢へ向かう。)
17:45 鴨沢着、車で奥多摩へ。
18:10 奥多摩で給油
| 天候 | 朝のうち雨、後曇り、午後土砂降りの雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
道の駅たばやまで3時間仮眠。自転車を青梅街道沿いにデポして鴨沢の駐車場へ移動、そこへ車を駐車して雲取に向け出発。4:20の時点で満車一歩手前でした。前日からの駐車組が多いのでしょうか。 【復路】 デポ地点（おいらん淵先）から折りたたみ式の自転車で鴨沢まで走る。下り基調なので、あまり漕がずにすむが、実は結構アップダウンあり、マウンテンバイクにすれば良かったと後悔。（徒歩の移動は青梅街道のおいらん淵の先のデポ地点まで、そこから鴨沢までは自転車です。） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
☆ヨモギ尾根☆ 地図では破線ルートになっていますが、最近のレコでもあるように道は良く整備され標識も新しいものに付け替えられ歩きやすい道に変わっています。自然林に囲まれ雰囲気の良いコースです。最後の部分で少し冒険してルートはずしました。詳細は感想に書きます。 ☆奥秩父縦走路☆ 雲取〜飛龍〜将監峠間で橋が出てきますが、雨の後でこれが良く滑る。桟に靴底をかければ良いのですが、最初の1歩と最後の1歩で平らな部分に靴底を乗せるとズルッといく。下手するとそのまま谷底までということになりかねない。3回こけました。また谷側が切れたトラバースに笹が被っている部分がある。笹の下は地面がないので、踏み抜くとバランスを崩して滑落という可能性も。自分は2回踏み抜いてドキッとしました。片足で踏ん張ってこらえました。この辺は谷が急峻なので要注意です。雪の踏み抜きは良くやりますが、笹の踏み抜きは初めて。 ☆携帯電話（ドコモ）の通話状況☆ ヨモギ尾根、雲取山頂、雲取〜飛龍までは不通。（三条ダルミは通じました）飛龍から先の奥秩父縦走路は通信可。 ☆土産☆ 御嶽駅前のセブンイレブンで日本酒（沢の井）購入とコーヒーブレイク。 |
写真
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青梅街道から後山林道へ。ゲートまでは車で行けそうだが、この道ではとても運転する気になれない。でもゲート付近に2台駐車してました。4駆車高がそこそこあれば大丈夫かな。
道はこんな感じ。天祖やタワ尾根の中腹道に比べれば良く整備されています。危険箇所は全くない。道迷いも心配なし。もう少しワイルドな道を期待していたので拍子抜け。
装備
| 個人装備 |
ザック 1 サロモンXA２０
非常用ツエルト 1 Fine Track
雨具上下 1 モンベルGTX
ハイドレーション 1 2.0L
ナルゲンボトル 1 0.4L
ペット飲料 1 0.5L
手持懐中電灯 1
救急キット 1
朝食 1
昼食 1
行動食 1
トレッキングポール 1
ドライレイヤー 1 着用
ベースレイヤー 1 着用
携帯電話 1
カメラ 1
手袋 1
靴下 1 着用
トレランシューズ 1 着用
コンプレッションタイツ 1 着用
GPS 1
地図 1 5万分の1
|
|---|
感想
☆今日のお題☆
�．▲泪船絅¬祇�機と携帯がどこまで通用するか確かめる（はずだった）
が、なんと家で無線機のテストをしてから電源を切り忘れ寝てしまい、出発時には動かずただの箱に。携帯の方は飛龍より先の奥秩父縦走路では繋がることが判ったが山小屋が閉鎖の時期はどうなのだろう？
��雲取でまだ使ったことのないヨモギ尾根で登ってみる
鴨沢ルートは何度も通ったので、趣向を変えて、自然林の多い静かなルートのヨモギ尾根を試してみる。半分は林道歩きになるし時間は鴨沢ルートよりかかるが、それを割り引いても行く価値あり。登り向きですね。鴨沢にあきた方はぜひお試しあれ。
�１�秩父縦走路の偵察
いずれ奥秩父全山縦走やりたいと考えていたので、その偵察。雪の時期は結構難儀しそうなルートです。凍結したら橋の通過が恐そうだ。
☆出発前☆
朝起きて、道の駅でバナナで朝食。自転車を青梅街道沿いの空き地にデポ。そのまま車で鴨沢へ移動。着替えてトイレを済ませ、出発。この時点で予定よりかなり遅れている。装備はなんとヘッドランプと懐中電灯のセットとコンパスを家に忘れた。仕方がないので自転車のライトで代用、コンパスはGPSで。無線機は電池切れで車へ置いていく。なんともしまりの無いスタート。いつも忘れ物して子供並みですな。
☆ヨモギ尾根☆
とても破線ルートとは思えない良く整備された道。標識がしっかりしているので迷うところは無い。あまりに整備され面白くなかったので、最後でルートをはずれて少し冒険。通常は奥多摩小屋の水場に出るようだが、石尾根に乗る前にヨモギ尾根から直接石尾根に乗れそうな踏み跡があったので、そこへ入って行った。本来のコースが右に折れたところで左上に鋭角に登れる。通行止めの標識が倒れていたので、どうしようかと思ったが道が悪ければ引き返せば良いと考えそのまま進む。作業道なのか踏み跡はほぼ等高線に沿っている。正解はヨモギ尾根の所で右側の笹に登りの薄い踏み跡があり、それを辿れば尾根に乗って上に行ける。実際にとったルートはそのまま水平に進んでしまった。倒木が多くなり、荒れてくる。（なのでGPSのログはあてにしないで下さい。）最後は岩場にぶつかり道は途切れたので、そのまま獣道を使い直登、ヨモギ尾根に復帰。尾根上には想像通り踏み跡があり、そのまま辿れば石尾根に出られそうだ。実際には少し右へトラバースして獣道へ入ってしまい、最後は道でないところから石尾根に出た。
☆雲取山〜飛龍山☆
アップダウンの少ない歩き易い道。人の気配は全くない。鹿3頭に遭遇。茂みでガサガサと音がして、熊？と思い身構えたら、いずれの場合も鹿。向こうはダッシュで逃げて行った。この辺の鹿は雲取のそれと違い人慣れしていないようだ。飛龍への登りは縦走路から直接右の踏み跡へ直登した方が時間節約できる。
☆飛龍山〜将監小屋☆
アップダウン少なくやはり歩きやすい道。左側の急峻な谷へ落ちたら助からないので道幅の細い所は躓かないように注意した。この辺で転落したらまず見つけてもらえないだろう。やはり人の気配は全く無かった。結局、雲取から下山まで1人にも会わなかった。
☆将監小屋〜青梅街道☆
天候が悪いのと、計画書の予定通過時刻を過ぎていたので将監峠から先へ進まずにエスケープ。この判断は大正解。小屋を過ぎたらすぐ土砂降りの雨に。笠取山に突っ込んでいたらとんでもないことになっていた。モンベルの雨具と、ゴアテックスのトレランシューズは快適。小屋から青梅街道の自転車デポ場所まで雨の中ジョグで戻る。
☆ガス欠☆
と言っても食料ではないです。前日車で上野原ICから鶴峠を超えて丹波に入った。ところが道がクネクネしており自分の運転で車酔いしてしまった。夜のうちに自転車デポするはずが運転しんどいので朝に変更。また山道で予想外にガソリンを食い、帰りのガソリンがピンチに。どうすることもできず、取りあえず丹波のスタンドを当てに。ところが帰りにデポした自転車で漕いでスタンド通過すると日曜で休み。あせって家族に携帯で連絡、近くのスタンドを検索してもらったら、奥多摩のスタンドが18:00まで営業とのこと。電話して閉店を待ってもらいことなきを得た。往復の運転も含めしっかりマネージしないと。この辺が単独行のつらいところ。
★感想★
ヨモギ尾根。雰囲気良い尾根です。これを登りに使い、下りは七ツ石経由で鴨沢に降りると良いのではないでしょうか。自然林の素晴らしさ堪能できます。帰りは三条の湯へ下りて温泉で一泊するのも良いかも知れません。
雨に煙る自然林。良い体験でした。普通は雨だとやる気そがれますね。でも今日は全く違った。自分に降り注ぐ一滴一滴が後でどこかで飲み水になると考えれば恵みの雨。後半の豪雨も平気でした。自然の前では人間なんてちっぽけなもの逆らわずに歩けば良いと。
飛龍山は展望ないけど、飛龍から先の縦走路も静かな良い道です。奥秩父全山縦走俄然やる気でました。
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