【入笠山】ゴンドラで行く天空の花園
- GPS
- 03:37
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 268m
- 下り
- 279m
コースタイム
- 山行
- 2:34
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 3:25
9:00 ゴンドラ山麓駅
※今回は草花の写真撮影が目的のハイキングのため、
コースタイムはかなり大雑把。
9:30 ゴンドラ山頂駅出発
9:50 入笠湿原
10:15 お花畑
11:00 入笠山山頂 11:45
12:00 首切清水登山口
12:10 八ヶ岳ビューポイント
12:25 お花畑入口
12:40 入笠湿原
13:00 ゴンドラ山頂駅
天候 | 曇り時々小雨、山頂は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
土曜日の8時半時点で2割程度の入り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【富士見パノラマリゾート駐車場】 ゴンドラの始発はAM9:00から。 AM8:30に到着した時点では、駐車場は2割程度。 そのほとんどがマウンテンバイカーで前夜から車中泊組み。 【ゴンドラ】 正確にAM9:00より営業開始。 10分ほどで山頂駅。 山頂駅内にトイレあり。 【山頂駅〜入笠湿原】 林間コースを10分ほど歩くと湿原入口、 綺麗に整備され、危険箇所無し。 湿原内は木道が敷かれている。 【入笠湿原〜お花畑】 湿原わきの山彦荘近くに公衆トイレあり。 湿原へ流れ込む和流沿いの遊歩道。 【お花畑〜入笠山山頂】 お花畑の中をジグザグに遊歩道が整備されている。 お花畑の上方出口より登山道に合流。 登山道を進むと山頂までの岩場コースと迂回コースの分岐。 どちらも時間的には差ほど変わらない。 岩場コースにはチョッとした鎖場があるが鎖を使わなくても大丈夫。 【山頂】 360度の眺望が開けていて、かなり広い。 南側の斜面を吹き上げてくる風が強い。 風よけがほとんど無い。 【山頂〜首切清水分岐】 山頂より直降の下りで浮石が多数あり少々歩き辛い。 【首切清水分岐〜お花畑入口】 林間の舗装路、7月6日の時点でマイカー規制中。 途中に八ヶ岳ビューポイント地点があり、ベンチもある。 道なりでお花畑の入口地点に合流。 【お花畑入口〜湿原〜ゴンドラ山頂駅】 湿原を抜け、湿原脇を右折し林間を登ると湿原の中から 登ってくるコースと合流。 林を抜けると林道と合流し、道なりでゴンドラ山頂駅。 |
写真
感想
一ヶ月ぶりの山行。
週間天気予報では土日はそこそこ良い天気であったため、
テント担いで多摩川の源流探索にでもと目論んでいたが、
先月中旬から風邪気味で体調不調が二週間ほど続き、完全に体力低下。
悩んだ挙句、テン泊はまたの機会として、
今回はゆっくりのんびりと草花の写真を撮って、
図鑑で草花の名前を調べることを目的する
楽々ハイキングと決め込んだ。
目的地は今年の正月休みに山行初めとして、
スノーシューハイキングにチャレンジした【入笠山】。
「天空の花園」というキャッチフレーズが気になっていた。
半年ぶりの富士見パノラマリゾートは、白銀の世界から一変して、
深い緑と薄緑のアンジュレーションですっかり夏山の様相、
ゲレンデは、スキヤーやスノーボーダーに変わって、
マウンテンバイクで、山間をカッ飛んでいる人々で賑わっていた。
ゴンドラで一気に山頂駅まで上がる。
ハイキングはそこから始まる。
天候は予想よりも悪くなり、薄曇りで時々小雨もまじる。
ゴンドラ山頂駅からの八ヶ岳方面の眺望も分厚い雲の中。
一月に来た時にはクッキリと見えていた諏訪湖も雲の中でハッキリとしない。
肝心の花園に目を向けると、残念ながらスズランの時期は
先月で終わっていて一本も目にすることは出来なかった。
それでも夏の草花が色とりどりにあちこち散りばめられていて
飽きることなく目を楽しませてくれた。
入笠湿原では【花菖蒲】と【レンゲツツジ】が鮮やかな色合いで咲いていた。
湿原からお花畑に向かう道筋でやたらに目にしたのが【クリンソウ】、
「九輪草」と書くらしい、鮮やかピンクで可愛らしい花である。
咲き方に特色があり、一つの茎から花が行儀良く輪になって咲いている。
お花畑では、薄いピンクの【ハクサンフウロ】、紫色の【アヤメ】、
薄いクリーム色の【ヤマオダマキ】、黄色の【ニッコウキスゲ】などの
群生でとても華やかで、目を楽しませてくれた。
山頂までのコースは岩場コースを登った。
途中にチョッとした鎖場もあったがそんなに厳しい登りではない。
時間的には迂回コースと大して変わらなかった。
山頂に到着すると、南斜面の下方から吹き上げてくる強い風。
帽子を飛ばされている人もいた。
本来なら360度開けた大パノラマであるのだが、
残念ながら今回は分厚い雲が居座っていて半分位の景色であった。
雲の切れ目に青空を覗かせているのだが、晴れることは無かった。
そんな中でも、時々、富士山の姿を確認することが出来た。
富士山自身にも雲がまとわり付いているようで、
ハッキリした形で無いが雄大な存在感は充分に感じた。
山頂は強風を避ける場所が無く、アルコールストーブ利用する場所が見つからず、
ロープの外にある岩陰を利用してランチタイム。
この場所は、一月に来た時にも風避けながらランチタイムをとった場所である。
その時はロープの仕切り無く、つい見覚えのある場所だったのでルール違反を犯した。
コーヒーとドーナツのランチを済ますと直ちに退去したのだが、
軽率な行動をしたことを恥、後悔をした。
下山は、山頂からほとんど直線的に下る「首切清水」の分岐まで一気に降りた。
首切清水登山口からは、舗装路の車道をあることになるのだが、
マイカー乗り入れ規制中であるのでのんびり歩くことができた。
帰りも再び湿原の中を通り、ゴンドラ山頂駅に戻ってきた。
ゴンドラ山頂駅に着くと雨が降ってきた。
山頂駅近くの売店のベンチで休憩し、「ルバーブ」のソフトクリームを食べた。
「ルバーブ」とはこの地特産の繊維質の多い野菜らしい。
味は爽やかな甘酸っぱさで、色はピンク、結構美味しかった。
やや歩き足りない感はあったが、美しく可愛らしい草花を鑑賞し、
充分リフレッシュが出来、楽しいひとときを過ごせた。
【入笠湿原】クリンソウと湿原の和流(2013-07-06)
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