白山仙人谷 【今シーズン板納め】
- GPS
- 09:37
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,596m
- 下り
- 3,014m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:36
天候 | 晴れのち高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
市ノ瀬〜別当出会 まだ車は入れないが道はきれいなのでロードバイクでも大丈夫。 別当出会〜白山山頂 中半場上1700m辺りから残雪あり、暗闇だとルートを間違えやすいから注意。雪が豊富になるとどこでも歩ける。 甚之助上と室堂から山頂は凍結していると危険、スリップしたら止まらない。 山頂〜仙人谷 山頂裏から仙人谷は氷の世界、転倒するとどこまでも落ちてゆく。仙人谷の1700m〜1800m辺りは温泉が湧き出ていて、所々大きな穴がも空いているから落ちないように。 |
その他周辺情報 | コロナがまん延しているから自宅で入浴。 |
写真
感想
今日はピーカン、そして山に行けるからビッグデイ。白山に行って板納めのお参りと5月参りを兼ねてしてこよう。ただのピストンだとビッグにはならないからまだ滑ったことのない仙人谷を滑降して、雪が割れていなければ火の御子周回だな。
気合が入れば寝れない、夕方寝て夜起き車を走らせた。23時30分に市ノ瀬をスタート、今日はロードでチャリリン、荷物が重いっす。長丁場になるから水分と食料を沢山詰め込んである。汗だくになり別当に43分で到着、まあまあですか。届出を出して0:22分に別当からガシガシスタートした。
兼用靴に重荷、トレーニングと割り切れば問題ない。1700mから雪が出てきた、すぐにどこでも歩けるようになるが雪はカチカチ、板を履いてジグるより歩荷して直登したほうが早いからツボで進んでいく。全く休憩なしでエコーラインに上り上げここで板に履き替えた。ユル斜面は板が早い、サクサクと弥陀ヶ原を抜け室堂には寄らずに沢から山頂を目指した。今日は楽しみにしていた名古屋の夜景は見えなかった、下界の夜景はきれいで更にその奥にやけに明るい光が…、日本海の漁火だ。
山頂手前で雪が切れた、ここで板を担いで山頂に向かう。月が出ていないから真っ暗、下の室堂も見えないくらいの暗闇だった。着いたぜ3時18分、別当から3時間切れていた。念入りにお参りをして先に進む、第2ラウンドです。真っ暗で下が見えないお池方面、滑降は危険なのでアイゼンを履いてクライムダウンした。慎重に下りて大汝の鞍部に向かう、ここでやっと北ア方面の空が赤くなってきた。鞍部から仙人谷頭までスキーで滑る、薄暗いから大丈夫、ガリガリ斜面なので慎重に滑った。あっという間に頭に到着、さすがに暗い仙人谷は勘弁、ここでご来光を見よう。
ダウンを着てカイロを貼って待つ、寒いっす、早く登ってこい太陽さん。25分後に素晴らしい太陽が昇ってきた、おはようSAN。さあ仙人谷に飛び込もう、でも慎重に、カリカリです。ドンドン谷底に滑りこんでいく、左は地獄尾根、意外にも落石は少なくスベスベ斜面でした。温泉臭がすごくする、いい匂いだ。おっと、でっかい穴が空いている。これはスパホール、底から湯気が上がっていた。白山にはこんなものがあるんだ、知らないことはまだまだある白山です。
ドンドン滑り込み1600mで地図では分からないゴルジュが現れた、水の音が聞こえる、クレパスも無数にある。板を外してツボで下って見ると雪が切れて轟轟と流れていた、これはアカン、周回できないから登り返そう。あたり前田のクラッカー、1000m滑ったので1000m登り返さなければならない。おまけにまだ雪はカチカチ、中々シビアな登り返しでした。
室堂が見えるところまでシールで行き後は滑降するだけ、室堂に立ち寄って写真を撮ったら谷筋から弥陀ヶ原へ、カチカチの恩恵で自動運転でエコーラインに、楽ちんでした。雪も緩んでくれば楽しい、甚之助上で団体様とすれ違った。あっという間にスキー終了、板を担いで別当まで行く。別当はもう春、ふきのとうが咲いていた。デポしておいた水分をがぶ飲みして帰ろう、ガードレールには団体様のチャリがずらりと。展示会のようでした。
ダウンヒルして市ノ瀬に到着、まだ10時でした。これで今シーズンのスキーは終了、最後が良ければすべてよし、、、仙人谷バンザイ。。。
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