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Yamareco

記録ID: 317679
全員に公開
沢登り
奥秩父

笛吹川東沢釜ノ沢

2013年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:52
距離
23.6km
登り
2,727m
下り
2,711m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:42 道の駅みとみ→5:20-5:30 東沢入渓点で沢靴装備→6:30 山の神→6:35-6:45 河原で休憩→8:09-8:22 釜ノ沢出合→9:25 両門ノ滝→10:33-10:41 1770m地点で休憩→11:27 水師沢出合→12:35-12:50 ポンプ小屋で沢装備解く→13:10-13:15 甲武信小屋→13:30-13:35 甲武信岳→13:45-14:00 甲武信小屋→15:25-15:30 近丸新道徳ちゃん新道分岐→16:47 徳ちゃん新道登山口→17:24 道の駅みとみ
天候 曇り(15〜20℃)
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
道の駅みとみに駐車。広い公衆トイレが使いやすいのでここより近くにも無料駐車場はあるもののここが気に入っている。土産物も買える。
コース状況/
危険箇所等
◆登山ポスト
何箇所か登山ポストがある。
◆道の状況(東沢)
基本的に沢登りなのでしっかりとした道は無い。それでも丹沢の沢と比べてもテープや標識も豊富だし、踏み跡も明確なので安心できる。
◆装備
装備としては長目のシュリンゲ程度と言う記述のガイドブックもあるが、ナメでの転倒リスクを考えればヘルメットは必須、靴もきっちりと沢に適したものを選ぶ必要がある。やはり通常の沢登りの装備を基準にした方が無難だろう。
ただロープよりも10m程度の細引きの方が便利が良いと感じた。(荷も軽くなる)
◆幕営
所々に焚き火と幕営の跡が見られた。広河原の樹林辺りが好適と感じた。
4:42 道の駅みとみを出発。曇り。18℃。
2013年07月06日 21:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:57
4:42 道の駅みとみを出発。曇り。18℃。
二俣吊橋を渡る。この後の冬季最大の難所ステンレス橋は今日は問題無し。でも濡れてると危なそう。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
二俣吊橋を渡る。この後の冬季最大の難所ステンレス橋は今日は問題無し。でも濡れてると危なそう。
吊橋から鶏冠尾根方面を望む。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
吊橋から鶏冠尾根方面を望む。
東沢徒渉点。最初からここの徒渉を見越して渓流足袋を履いていたA木CLはスタスタと先に。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/6 22:11
東沢徒渉点。最初からここの徒渉を見越して渓流足袋を履いていたA木CLはスタスタと先に。
我々も靴を履き替えて続く。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
我々も靴を履き替えて続く。
徒渉点のケルン。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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徒渉点のケルン。
魚止めの滝。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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魚止めの滝。
清兵衛沢。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
清兵衛沢。
2013年07月06日 06:03撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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ホラ貝のゴルジュ。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ホラ貝のゴルジュ。
ホラ貝のゴルジュを巻き道から見下ろす。
2013年07月06日 21:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:58
ホラ貝のゴルジュを巻き道から見下ろす。
崩壊地点。沢の左岸側を20m程行き、金網を手掛かりに登る。ケルンが目印に2つあった。
2013年07月06日 21:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:58
崩壊地点。沢の左岸側を20m程行き、金網を手掛かりに登る。ケルンが目印に2つあった。
山の神。今日はコースタイム通り。アイスの時より1時間早い到着だ。
2013年07月06日 21:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:58
山の神。今日はコースタイム通り。アイスの時より1時間早い到着だ。
河原から岩壁が見える。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
河原から岩壁が見える。
東御築江の岩壁。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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東御築江の岩壁。
東御築江沢。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
東御築江沢。
乙女の沢。堂々とした乙女の滝。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
乙女の沢。堂々とした乙女の滝。
スラブで難しそうだが右上に斜上するクラックに沿って登るのだろうか?支点が取れるのか?とか考える。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/6 22:11
スラブで難しそうだが右上に斜上するクラックに沿って登るのだろうか?支点が取れるのか?とか考える。
この辺りの岩壁は上の廊下に似ているとA木CLのつぶやき。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
この辺りの岩壁は上の廊下に似ているとA木CLのつぶやき。
東ノナメ沢。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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東ノナメ沢。
偵察中の先行パーティ2名。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
偵察中の先行パーティ2名。
スラブの1枚岩の釜が水を湛えているのが美しい。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
スラブの1枚岩の釜が水を湛えているのが美しい。
無名の沢?無名にしては見事なスラブ。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
無名の沢?無名にしては見事なスラブ。
西ノナメ沢。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
西ノナメ沢。
両岸がスラブになっている釜。右を行くか?
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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両岸がスラブになっている釜。右を行くか?
左を行くか?
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
左を行くか?
結局右岸を巻いて行った。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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結局右岸を巻いて行った。
結構ツルツルで河原に降りるのもエイヤッてな感じ。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
結構ツルツルで河原に降りるのもエイヤッてな感じ。
碧の水を湛えた両岩壁スラブの釜。奥秩父の美景だ。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
碧の水を湛えた両岩壁スラブの釜。奥秩父の美景だ。
しばらくゴーロ歩きが続く。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
しばらくゴーロ歩きが続く。
2013年07月06日 08:20撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/6 8:20
釜ノ沢出合に予定より1時間遅れで到着。ここでハーネス、ヘルメットを装着。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
釜ノ沢出合に予定より1時間遅れで到着。ここでハーネス、ヘルメットを装着。
釜ノ沢に入るとすぐに魚止滝(8m)。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
釜ノ沢に入るとすぐに魚止滝(8m)。
2013年07月06日 08:26撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/6 8:26
間近に見ると手掛かりがなさそう。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
間近に見ると手掛かりがなさそう。
左壁スラブを登るが最初の一手でリーチが必要。昔はお助け流木があったとか。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
左壁スラブを登るが最初の一手でリーチが必要。昔はお助け流木があったとか。
魚止滝の上部。ここから美スラブの連続。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
魚止滝の上部。ここから美スラブの連続。
魚止滝を振り返る。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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魚止滝を振り返る。
2013年07月06日 08:43撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/6 8:43
千畳のナメ。200m以上に渡ってこの美しい渓景が続く。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
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千畳のナメ。200m以上に渡ってこの美しい渓景が続く。
新緑とのコントラストが美しい。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
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新緑とのコントラストが美しい。
A木CLとT女史。T女史は今回ゴム底靴をトライしたが、ナメとの相性が実に悪く苦労していた。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
A木CLとT女史。T女史は今回ゴム底靴をトライしたが、ナメとの相性が実に悪く苦労していた。
たまに来し方を振り返る。そうした画面もまた好い。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
たまに来し方を振り返る。そうした画面もまた好い。
ナメを静かに流れる水。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
ナメを静かに流れる水。
そろそろ千畳のナメも終着か。
2013年07月06日 21:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 21:59
そろそろ千畳のナメも終着か。
と思ったら三段のナメ滝。これは中段部。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
と思ったら三段のナメ滝。これは中段部。
三段のナメ滝を上から眺める。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
三段のナメ滝を上から眺める。
曲り滝(7m)。右から巻く。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
曲り滝(7m)。右から巻く。
曲り滝。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
曲り滝。
2013年07月06日 09:26撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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両門の滝。見事な対称形。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
7/6 22:00
両門の滝。見事な対称形。
落ち口に降りる。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
落ち口に降りる。
両門ノ滝を上部から見る。奥側が西俣の滝。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
両門ノ滝を上部から見る。奥側が西俣の滝。
木の根っこに掴まっての巻き道の登高。
2013年07月06日 22:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:11
木の根っこに掴まっての巻き道の登高。
10m程度の細引きがあると使い出がある。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
7/6 22:00
10m程度の細引きがあると使い出がある。
薬研ノ滝(15m)。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
薬研ノ滝(15m)。
迷い沢分岐。迷い沢の左岸を少し登り横切って中間の尾根に取り付く。左側は薬研ノ滝。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
迷い沢分岐。迷い沢の左岸を少し登り横切って中間の尾根に取り付く。左側は薬研ノ滝。
6m滝が続く。
2013年07月06日 22:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:00
6m滝が続く。
広河原に出ると明るい。しかしゴーロ歩きはガイドブックにあるように飽きる程長い。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
広河原に出ると明るい。しかしゴーロ歩きはガイドブックにあるように飽きる程長い。
広河原の途中から赤テープに導かれて樹林帯を行く。ゴーロを歩くよりも大分時間短縮になったようだ。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
広河原の途中から赤テープに導かれて樹林帯を行く。ゴーロを歩くよりも大分時間短縮になったようだ。
銀竜草。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
銀竜草。
1770mの焚き火の跡で小休止。この上には幕営好適地があった。
2013年07月06日 22:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:01
1770mの焚き火の跡で小休止。この上には幕営好適地があった。
打ち捨てられたワラジ。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
打ち捨てられたワラジ。
2段20mのナメ滝。
2013年07月06日 22:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:01
2段20mのナメ滝。
水師沢出合の標識が見えてきた。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
水師沢出合の標識が見えてきた。
水師沢出合到着。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
水師沢出合到着。
源頭部に近い小滝の連続。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
源頭部に近い小滝の連続。
キスミレ。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
キスミレ。
右が木賊沢。木賊のナメを横切って本流を行く。
2013年07月06日 22:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:01
右が木賊沢。木賊のナメを横切って本流を行く。
源頭部のナメもなかなか楽しい。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
源頭部のナメもなかなか楽しい。
振り返ると周辺の山々が見える高度になってきた。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
振り返ると周辺の山々が見える高度になってきた。
2013年07月06日 12:33撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/6 12:33
ポンプ小屋に到着。
2013年07月06日 22:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:01
ポンプ小屋に到着。
ポンプ小屋の脇にあったワラジ塚。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/6 22:12
ポンプ小屋の脇にあったワラジ塚。
ここで沢装備を解く。
2013年07月06日 22:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:01
ここで沢装備を解く。
ポンプ小屋上はコイワカガミの大群落。
2013年07月06日 22:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:01
ポンプ小屋上はコイワカガミの大群落。
新芽が出てるシャクナゲ。もう2-3週早かったら見事に咲き乱れたシャクナゲが見られたことだろう。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
新芽が出てるシャクナゲ。もう2-3週早かったら見事に咲き乱れたシャクナゲが見られたことだろう。
ポンプ小屋から甲武信小屋への道。降り口にはロープが張ってある。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
ポンプ小屋から甲武信小屋への道。降り口にはロープが張ってある。
稜線に立つと奥秩父西端の小川山が見えてきた。金峰山は雲を被っている。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
稜線に立つと奥秩父西端の小川山が見えてきた。金峰山は雲を被っている。
小屋に荷物をデポして軽身で甲武信岳までピストン。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/6 22:12
小屋に荷物をデポして軽身で甲武信岳までピストン。
奥多摩方面の眺望。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
奥多摩方面の眺望。
甲武信小屋。ウッドデッキが洒落ている。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
甲武信小屋。ウッドデッキが洒落ている。
木賊山への登り。今更の登りはキツい。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
木賊山への登り。今更の登りはキツい。
2013年07月06日 14:09撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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木賊山山頂。今は眺望は無いが三角点がある。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
木賊山山頂。今は眺望は無いが三角点がある。
鶏冠尾根は通行禁止になっている。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
鶏冠尾根は通行禁止になっている。
戸渡尾根下山口。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
戸渡尾根下山口。
2013年07月06日 14:28撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/6 14:28
ガスが出て来た。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ガスが出て来た。
シャクナゲのトンネルをくぐる。是非6月、シャクナゲが咲き誇る時期にも来たいもの。
2013年07月06日 22:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:12
シャクナゲのトンネルをくぐる。是非6月、シャクナゲが咲き誇る時期にも来たいもの。
道の駅みとみに到着。お疲れ様でした。GPSのログでは23.6km、総獲得高度は1571mだった。
2013年07月06日 22:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/6 22:02
道の駅みとみに到着。お疲れ様でした。GPSのログでは23.6km、総獲得高度は1571mだった。

感想

かねてから是非訪れてみたいと思っていた笛吹川東沢釜ノ沢からの甲武信岳への登路。1月に乙女ノ滝にアイスクライミングに訪れてより一層その念を強くしていたが、A木CLがまるでテレパシストのように計画してくれた。日程的にも僕にはここしかないと言う日程であり、梅雨の時期にしてちょうど良く前線が遠くなっている。日帰りで強行軍ではあるけど、好い山旅になる予感があった。

梅雨だけどこの週末は前線も遠退いてくれた。湘南は猛暑になるらしい。湘南を午前1時に出発し、道の駅みとみに着いたのは3:40過ぎ、まだ暗いので明るくなるまで車中で仮眠を取ることとした。
4時を過ぎてくると段々と空も白んでくる。4:20過ぎにモゾモゾと起き出して準備をしだす。4:42に出発。

林道を歩き東沢と西沢の二俣の吊り橋を渡り、更に冬季には凍結して氷壁よりも難しかった斜めに掛けられたステンレスの橋を渡ると西沢渓谷の看板がある。ここから東沢に向かったところが入渓点だ。
A木CLはここでの徒渉を見越して最初から渓流足袋仕立てだ。流石。その他3人はここでそれぞれ沢靴に履き替えた。すぐに鶏冠谷出合になる。魚留滝を高巻き、清兵衛のF1上を通過すると法螺貝のゴルシュに至る。山ノ神までほぼ東沢左岸に付けられた径を行き、順調にコースタイム通りに山ノ神に着いた。多少崩壊している所はあるものの赤テープやケルンを目印に拾って行けば問題ない。山ノ神から河原に出て朝食休憩とする。

ここからは河原のゴーロを右に左に徒渉しながら歩いていく。やがて左右から名だたる沢が壮麗な滑滝を懸けて合わさってくる。まずは東御築江沢が右から、そして左から乙女ノ沢が乙女ノ滝を懸けて合流する。凍りついた氷壁も圧巻だったが、50mのツルツルのスラブはいよいよ以て難しく見える。次に右手からまた長大な300mの滑滝で東ノナメ沢が合流する。
吊り橋から河原を行く2人パーティーが見えたがその2人だろう、一段目を横切っていた。おそらく偵察しながら釜ノ沢を溯行しているのだろう。他の皆は河原を進んで行ったが僕は一段目を登ってみる。それなりに細かい筋目を拾っていくと登れる。しかしこれが300mも続くと神経戦って感じだ。そして左から名無し沢のスラブを経て西ノナメ沢が合流すると、もう少しで釜ノ沢出合になる。

釜ノ沢出合でハーネスとヘルメットを着けた。釜ノ沢に入るとすぐに突き当たり左に魚止滝が見える。滑らかなスラブの美しい滝だ。ここは左壁から樹林に取り付く。浅いスタンスに立ち込んで背を延ばしフレークを両手で取ってオポジション気味に攀っていくと数手で立木に届くく。A木、I坂、僕と続いたが、最後に残されたT女史が登れない。ゴム底の靴が上手くグリップさせられないと言うのもあるが、リーチが足りないのも一因だ。A木CLが昔はお助け流木が掛かっていてそれほど難易度は高くなかったと言うが。結局ロープを下ろしてゴボウで上がった。

この上から千畳ノナメになる。本当に美しい。新緑の木々がナメの上に差し掛かり更に美しさを増している。一枚岩のスラブを緩やかに水が流れていく。T女史はもはや全然靴が信用できなくなり、ナメの右端をおっかなびっくりで歩いている。更に数分で三段のナメ滝に至る。各段毎に碧の釜を湛えている。

曲り滝を経て両門ノ滝に至る。両門ノ滝も想像以上の迫力で落ちている。ここで時間を見ると若干遅れを戻して来たようだ。小休止して左岸の巻き道に取り付く。すぐに迷い沢と本流の合流点だが、迷い沢側に赤テープがあってちょっと迷わせる。赤テープに従って数m登り迷い沢をトラバースして薬研の滝との間の尾根を行くのが正解のようだ。6m滝を越すと川幅が広がり明るいゴーロの広河原になる。この歩きが1時間位続く。途中で赤テープに導かれて右側の樹林の径に入ったが、その方が遥かに歩きやすく大分時間稼ぎにはなったようだ。所々に焚き火の跡が見られる。この辺りなら安心して幕営もできそうだ。

標高1870mで右手から明確な沢が入って来るので少し迷わせる。左側の本流を行くとすぐに2段20mのナメ滝に出る。これを超えて10分程登ると二俣の中心に幹に標識が打ち付けられている大木が見えてきた。水師沢出合だ。ここから小滝とナメが連続するが、傾斜も強くなってくるので登高にも喘ぐようになる。みんな身体が重いと口々に言い出した。でも振り返ると来し方の渓が深く見え気持ちが好い。水師沢出合から35分で木賊沢出合になる。木賊沢の手前に1本涸れ沢があった。木賊沢を横切って本流との間の尾根の明確な踏み跡を辿って行く。この源流域のナメもどこでも登れて楽しめるところだ。キラリと光るものが見えたと思ったらポンプ小屋だった。

ポンプ小屋で沢装備を解いて一休みして稜線に向かう。ここからは普通のハイキング道。コイワカガミとキスミレが大群落を成していた。シャクナゲも見られたがもう新芽が出ていて残念ながら花はひとひらも残っていなかった。稜線の甲武信小屋に出てそこに荷物をデポして甲武信岳を往復した。天気予報では午後は晴天となっていたが、生憎曇天のままだ。それでも奥秩父から奥多摩の山々の重なっている展望は得られた。

甲武信小屋は丸太のウッドデッキも設けられてとても瀟洒な感じだ。北面斜面にテント場が設けられているが夜はどんな景色が見えるんだろう?さてここからの帰り道も相当なもの。まずは木賊山に100m位登り返しが必要だし、そこからの下りも1300m以上あり、長い。戸渡尾根を下り1869mの分岐点で近丸新道を取るか徳ちゃん新道を取るか相談し、結局徳ちゃん新道を降りることにした。時折、鶏冠谷の沢音が近づいてきて期待させてくれるのだがいつの間にかまた遠ざかり落胆し、そんなことを繰り返していたが、左手からヌク沢の音がしてくるともう100m程度と元気づけてくれた。とは言え西沢渓谷の林道に着いた時にはへたり込んでしまった。

道の駅に帰り着いての疲労感はこの間の鳳凰三山日帰り山行の時と同じくらいだった。案の定、GPSのログを見たらそんな結果だった。もうみんなこう言う山行する歳じゃないよね、とあの時話していたのに、またちょっと頑張ってしまった。
さりとて皆がこんな山行をできる訳ではないし、まだこんな山行ができるってなんだか自信も取り戻せる。まあ、頑張れるのも幸せだし、頑張れる内は頑張るかな。

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
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