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Yamareco

記録ID: 317912
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ハイキング
大峰山脈

オオヤマレンゲ咲く八経ヶ岳---ショウキランもあったよ!

2013年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:28
距離
13.7km
登り
1,269m
下り
1,265m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:00行者還トンネル西口-8:53大峯奥駈道出合-10:52弥山小屋(昼食)11:30-12:07八経ヶ岳-15:25行者還トンネル西口
天候 曇り時々晴れ、一時雨
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行者還トンネル西口付近に路駐含めて30台ほど駐車できるかな?帰りに見たときは東口付近にも10台ほど停まっていました。
コース状況/
危険箇所等
行者還トンネル西口に登山ポスト有り。
道は標識も踏み跡もしっかりしている。急登の部分も結構あるが、危険箇所は特に無い。雨の後は滑りやすい。
下山後の温泉はいろいろあるが、今回は入の波温泉「山鳩の湯」に入った。日帰り入浴700円、午後4時受付終了らしい。
7:58 行者還トンネル西口に何とか駐車して出発
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7:58 行者還トンネル西口に何とか駐車して出発
8:03 登山口、登山ポストもあります
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8:03 登山口、登山ポストもあります
8:11 とっても急登(キュート!?)
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8:11 とっても急登(キュート!?)
8:29 尾根に上がるまでずっと急登の道が続きます。シャクナゲの木がたくさん、花の時期はさぞ見事だろう。
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8:29 尾根に上がるまでずっと急登の道が続きます。シャクナゲの木がたくさん、花の時期はさぞ見事だろう。
8:53 大峯奥駈道出合。尾根道です。
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8:53 大峯奥駈道出合。尾根道です。
しばし休憩
9:00 ここからは比較的なだらかな道
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9:00 ここからは比較的なだらかな道
9:06 さすが世界遺産の大峯奥駈道、なかなか趣があります
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9:06 さすが世界遺産の大峯奥駈道、なかなか趣があります
9:10 石休ノ宿跡
バイケイソウの花がそここに咲いていました
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バイケイソウの花がそここに咲いていました
9:22 弁天の森
9:46 霧が出てきました
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9:46 霧が出てきました
バイケイソウが多く見られます
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バイケイソウが多く見られます
9:51 聖宝ノ宿跡の聖宝理源大師像
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9:51 聖宝ノ宿跡の聖宝理源大師像
10:25 長い木の階段
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10:25 長い木の階段
霧の中を登って行きます
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霧の中を登って行きます
10:50 弥山小屋が見えてきました
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10:50 弥山小屋が見えてきました
10:52 3時間ほどで弥山小屋到着!途中雨にもあいました、お疲れ様
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10:52 3時間ほどで弥山小屋到着!途中雨にもあいました、お疲れ様
弥山、この奥に弥山神社、弥山山頂があります
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弥山、この奥に弥山神社、弥山山頂があります
ここで昼食、体力回復!
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ここで昼食、体力回復!
マイヅルソウ?
11:31 さあ、八経ヶ岳頂上を目指すぞ!
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11:31 さあ、八経ヶ岳頂上を目指すぞ!
11:39 コケが霧の中で幻想的な風景をつくっています
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11:39 コケが霧の中で幻想的な風景をつくっています
11:42 いよいよオオヤマレンゲの自生地、柵で保護されています
11:42 いよいよオオヤマレンゲの自生地、柵で保護されています
咲いていました!オオヤマレンゲ!露を浴びてきれい
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咲いていました!オオヤマレンゲ!露を浴びてきれい
蕾もまだたくさん
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蕾もまだたくさん
国の天然記念物、「天女花」のとも言われているらしい
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国の天然記念物、「天女花」のとも言われているらしい
初めて見れて満足そうな顔
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初めて見れて満足そうな顔
オオヤマレンゲ
オオヤマレンゲ
オオヤマレンゲ
アップで
もう一つ
花は咲いて3日もすると枯れて茶色く変色していくらしい
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花は咲いて3日もすると枯れて茶色く変色していくらしい
12:07 八経ヶ岳頂上着
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12:07 八経ヶ岳頂上着
釈迦ヶ岳方面、立ち枯れの木が霧の中に浮かびます
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釈迦ヶ岳方面、立ち枯れの木が霧の中に浮かびます
ガスの中、展望は得られませんでしたが、とりあえず三角点タッチ
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ガスの中、展望は得られませんでしたが、とりあえず三角点タッチ
国見八方覗に向かう道、苔とシラビソ
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国見八方覗に向かう道、苔とシラビソ
12:54 国見八方覗、ガスの中、何も見えません
12:54 国見八方覗、ガスの中、何も見えません
国見八方覗に向かう道
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国見八方覗に向かう道
苔の広場
12:59 弥山小屋に戻ってきました。さあ、下山です
12:59 弥山小屋に戻ってきました。さあ、下山です
ショウキランがありました、まだ蕾かな?
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ショウキランがありました、まだ蕾かな?
一つだけの花も
ひそやかに
この花も初めて見ました
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この花も初めて見ました
14:13 弁天の森で小休止
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14:13 弁天の森で小休止
コアジサイ
15:23 登山口に戻ってきました
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15:23 登山口に戻ってきました
17:00 16時を過ぎていましたが、入の波温泉「山鳩の湯」に入ることが出来ました
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17:00 16時を過ぎていましたが、入の波温泉「山鳩の湯」に入ることが出来ました

感想

 「今年はまだ『百名山』どこも登ってないよ」の妻の声、このところ八経ヶ岳のオオヤマレンゲの開花のヤマレコが賑わいだして、そうだ!、大峰山・八経ヶ岳だ!『花の百名山』でもあるし、と即決。梅雨の晴れ間、天気ももちそうだ、と予報に安心。
 朝5時、家を出発。8時前に行者還トンネル西口の駐車場に着いた。駐車場はほぼ満車。路上駐車も出始めていた。駐車場のわずかな隙を見つけて、何とか駐車できた。八経ヶ岳まで往復は、歩行約7時間ぐらいの行程かな?今までの登山では、一番長いものになりそう。
 8時、登山口のポストに届を出して登り始める。尾根に取り付くまでは結構急勾配の道を大峯奥駈道出合まで1時間ほど、息を切らせて登る。途中、花の終わったシャクナゲの木も多く、花の時期はさぞや、と思わせる。大峯奥駈道は歴史の道らしく、風情がある。少し行くと、霧が出てきた。また行くと、雨がぱらつく。降ったり、やんだり。カッパを着込むとちょっと暑い。傘をさしてみたり、といろいろ試すが、なかなかしっくりこない。結局、カッパを着て、前を開けて歩くことに落ち着いた。
 登山開始から3時間弱で弥山小屋到着。霧の中。結構疲れた。もう少し後で昼食にするつもりだったが、塩分補給・体力回復を兼ねて昼食休憩をすることにした。味噌汁が美味しい。しっかり食べて、いざ八経ヶ岳山頂へ。
 途中、霧の中に立ち枯れの木々の風景、美しい苔の風景など大台ヶ原を思わせる。しばらく行くと、「オオヤマレンゲ保全」のための柵の扉が出てくる。扉を開けて中に入ると、待ちに待ったオオヤマレンゲの姿が目に飛び込む。登山者も多くあちこちでカメラのシャッターが押されている。妙に雨にも合う花だな、などと思う。「天女花」の名前のごとくしっとりと艶やかだ。写真を撮り、芳しい香りと姿をたっぷりと堪能したら、山頂へ。
 晴れていれば、展望は素晴らしいのだと思うが、この日はガスの中。展望は次の機会の楽しみとして、山頂を後にする。帰路は来た道を戻るが、「7月初旬弁天ノ森付近に数本開花する」と書いてあったショウキランを探しながら帰ってみる。弁天ノ森より少し手前で先行していた2人がカメラで何かを撮っていた。もしや、と思うとやはりショウキラン。葉緑体を持たず菌類に寄生する腐生植物ということで、毎年同じ所から出るわけではないので、見れたのは本当にラッキーだった。
 7時間くらいの行程、雨の中の登山など、いつもよりちょっとハードルの高いものだったが、また一つ登山の幅が拡げられたかな、と思える山旅だった。帰りにはお気に入りになりつつある入の波温泉「山鳩の湯」(16時受付終了と書いてあったが16時20分頃だったが入れてもらえた)で疲れを癒すことが出来た。

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