丹波〜飛龍山〜将監小屋〜笠取山〜雁峠〜新地平


- GPS
- 16:20
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,689m
- 下り
- 2,243m
コースタイム
1425飛龍権現〜1445飛龍山〜1501飛龍権現〜1509禿岩〜1712将監小屋
0518将監小屋〜0527将監峠〜0545山ノ神土分岐〜0611西御殿岩分岐〜0642唐松尾山
0800髪技(水干付近)〜0826笠取山〜0859笠取山西〜0909雁峠分岐〜0916笠取小屋
0949笠取小屋〜1001分水嶺〜1010雁峠小屋〜1012雁峠
1025雁峠〜1126広川休憩1146〜1228新地平バス停
天候 | 薄曇り、小雨、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
予約で四百円、合計8,040円でした。 http://www.legalmind.co.jp/taxi.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
丹波からサヲウラ峠、飛龍山まで、飛龍山から将監小屋まで、将監小屋から笠取山手前まで、とくに問題ないでしょう。 地図を見ると水干の手前に名前が記していない鋭角気味の分岐があります、髪技という手書きのプレートがありました。そこから笠取山へ行けますが、水干をパスしてしまいました。水干(多摩川の源流)へ行きたい方は注意。 笠取山から笠取小屋、小屋から雁峠まで、とくに問題ないでしょう。 雁峠から亀田林業林道の終点までは、登山道と大小の沢が何回も交差します。赤テープを探しつつ進みましょう。 |
写真
感想
今回の山行は、
1.初タクシー利用で登山口までアプローチ
2.初テント泊
でした。
飛龍山に登りたいって思ったのは去年の春頃。ちょうど奥多摩駅から(たしか)京王タクシーが撤退したころです。飛龍山への最短登山口は丹波だと思いますが、奥多摩駅からそこまでのバスはかなり遅い時間に一本のみ。その頃の私は日帰り山行ばかり考えていたので、あきらめた経緯があります。
よく調べてもいないのでこの結論付けには間違いがあったかもですが、山行計画はお蔵入り。
日帰り専門の自分がテントを買ったのにはいろいろ訳があるのですが、それは割愛させて頂いて(笑)、ともかく買ってしまったわけですから(昨秋)どこかへ行かないと、と思っているうちに冬山シーズンへ突入。冬山は私には荷が重すぎます。(テント担いでないけど)
そんなこんなで、テントもお蔵入りとなりました。
この春の某雑誌で奥秩父を特集していて(またこのパターンw)、このテント場なら「広くて原っぱだからテントのペグが打ちやすくオススメ」なんてあったので、初めて山の名前でなくテント場のある小屋の名前で山行計画を立てました。
つまりこの山行はテント泊をするのが目的。いざ将監小屋へ。
さてアプローチ。最短の三ノ瀬からは二時間半だけどタクシーアプローチかあ、などと地図を見ていると隣の山は飛龍山ではありませんか。飛龍山からは同じ時間です。そんな考え方は間違っているのですが(汗)、それならばと飛龍山への山行計画を蔵出しした次第。
バス利用の時間帯で登山開始をすると、丹波から登って飛龍山経由で将監小屋に着く頃には私の脚力では日が暮れてしまいそうです。調べてみるとタクシーが運行していることを知りました。メールで問い合わせて電話で予約して、いざゆかん。
タクシーの運転手さんからはいろいろなことを聞きました。
山の天気は尾根ひとつ越えただけで違うとか。
天気予報の「ふもとの天気」とは何処其処をさすとか。
あと、奥多摩山域に登山するために、奥多摩駅近くに前乗りして宿泊できるところも教えてもらいました。
奥多摩素泊まり宿「和尚」
http://ramenosho.sakura.ne.jp
素泊まり一泊一人三千円、やすいですよね。ラーメンも食べられる居酒屋でもあるみたいです。w
山行自体はつらくもあり楽しくもありました。
登りがキツかった。予定より二十五分も早く登頂開始したのに、飛龍権現に着いたのは予定よりも六十分オーバー。どういうこと?というかかなりバテてました。やはり自分には体力も脚力もナイなあと再確認。今後も過信することなく無理のない山行計画を立てねば。
この山行でも素敵な出会いがありました。
奥多摩駅、雲取山から縦走してきた方と飛龍権現で出会い、ご一緒することに。
その方の提案でザックをデポして飛龍山へ向かいました。その技は知っていましたが、初めてです。技の名前は「ひりゅーざん!」(@@;) ともかく、身軽にピークハントできました。(^^ゞ
そしてソロではなくなりました。
自分はかなりバテていたので、ペースを作ってもらって本当に助かりました。ソロのままだったら意思弱く休み休みで、将監小屋に着く頃には日が落ちていたかも知れません、
テントの設営にもアドバイスをして頂きました。事前には自宅の部屋で張ってみた、ただそれだけです。公園とかで練習すれば良かったかもですが、ほぼぶっつけ本番、説明書を見ながらのテント張りは情けなさ過ぎ。いろいろ教えて頂きありがとうございました。
いろいろなお話を聞かせて頂くことが出来ました。この方はどうやら忍者サンらしいですよ。
寝る前にテントから顔を出してみました。曇り空ということもあって、星はあまり見えなかったように思います。そして夜中、雨の音で目が覚めましたが、翌朝雨が残っていることはありませんでした。結露もなく、フライシートにはほんの少しの朝露が。
二日目は予定より三十分早く出立しました。(テント、要領良く撤収できました)
将監小屋から将監峠、そして唐松尾山までは登り道でしたが、前日とは違って眺望良くラクに感じました。唐松尾山から笠取山、笠取小屋までも素敵な笹尾根の稜線歩きで、気分は爽快です。雁峠も広々として、のんびり気分を味わえました。
雁峠からはまたソロになります。「またどこかの山でお会いしましょう。」と握手してさようなら。忍者サンはなんと清里まで行くとのこと!無事の下山をお祈りします。
峠から下り始めるとすぐに沢の音が聞こえ初め、小さな沢と大きな沢そして登山道が交差するというルートになります。そこがまた気持ちよかったです。楽しめました。
この下山ルート、昭文社の地図には亀田林業林道、二時間半とあります。ちなみに雁峠の看板には二時間とありました。なので、一時間ぴったりで何処であってもお昼休憩にしようと思い、林道の脇でお湯を沸かしてランチタイムとしました。地図には「広川」とあるところの「広」のあたりですw。清流で顔を洗い頭から水をかぶりました。あー、爽快!
其の先に「亀田林業」と書いてあるショベルカーが駐めてある場所があり、しばらくすると林道の起点であるゲートがあり、そして登山口、バス停です。
今回の山行はほとんど人と会いませんでした。
初日は下山してきたと思われるソロの方二人くらいと、熊倉山で先生と思われる人に引率されている中学生くらいの男子(だんすぃ)団体サン、飛龍山以西で年配のトレランさんらのみです。あと忍者サン。
二日目はずうっと会わなくて、笠取山から雁峠にかけて何人何組かと。雁峠以南は全く会いませんでした。バス停に先客が二組三人いただけ。
あ、亀田林業林道、広川のあたりでシカさんと会いました。(*・ω・)ノ コンニチハ、サヨウナラ
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
bird_playさん、こんばんは。
テン泊で縦走、羨ましいです。憧れです。
私は14日に将監峠から笠取山へ歩きましたが、稜線歩きは気持ち良いですよね。
一度経験したことで、これからの山行も選択肢が増えるんじゃないでしょうか。
でも、西御殿岩にも寄って欲しかったなぁ。残念
お疲れ様でした。
kinoeさん、コメントありがとうございます。
私も仕事の都合上、縦走とかはめったに。
ロングトレイル憧れです。
日記にも書いたとおり、やっとテントデビューしました。
テント装備を担いでの登山はツライものがありましたが、
それ以上にテントを張るワクワク感や、
食事をしたり寝るまでの時間をゆるりと過ごしたりと、
(ときには風や雨の音で夜中に起きてしまうことさえも)
テント泊の楽しさを知りました。
西御殿岩、知らなかったのでパスしたのですが、
調べてみるとけっこう眺望良いですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する