烈風の制裁と天空のお花畑の八ヶ岳山行（天狗岳・根石岳・赤岳）

2013年07月12日(金) 〜 2013年07月14日(日)

• GPS: 20:04
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,053m
• 下り: 2,441m

コースタイム

7/12　11:25渋の湯→15:00黒百合ヒュッテ
7/13　6:20黒百合ヒュッテ→6:25中山峠→8:00天狗岳（東天狗）→9:10根石山荘9:55→10:40オーレン小屋10:50→12:10赤岩の頭12:20→14:00赤岳鉱泉　
7/14　7:00赤岳鉱泉→7:40行者小屋7:45→（文三郎尾根）→10:05赤岳10:15→11:00赤岳展望荘11:45→（地蔵尾根）→12:45行者小屋13:10→15:05美濃戸→15:50美濃戸口

天候

7/12晴れ　7/13曇り強風　7/14曇り時々晴れ　8-14℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

茅野駅から渋の湯までバス。帰りは美濃戸口から茅野駅へバス。

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　各登山道には危険箇所は特にありません。文三郎尾根に一箇所だけ崩壊しているため注意する箇所があります。迂回し横に少し、入れば大丈夫です。
　今回、歩けないほどの強風のため当初予定の硫黄岳、横岳縦走は回避しました。夏沢峠から赤岩の頭に抜けるコースも検討しましたが、さらに強風を避けて迂回し、オーレン小屋から赤岩の頭に進みました。このコースですと50m程度の強風域を通過する程度となります。また根石小屋で強風をしのぐため停滞することができます。
下山後：
風呂は500円で美濃戸口のみやげ物店にあります。茅野駅は蕎麦屋さんがおススメ。蕎麦だけでなく地元の豆腐やらトマトスライスやらで満腹になります。　

写真

7/15 13:06

渋の湯から登山開始。アブの大集団がお出迎え。。。

7/15 13:06

黒百合ヒュッテ目指して。

7/15 13:06

空に向けて気持ちよく木々が伸びています。

7/15 13:06

7/15 13:06

黒百合ヒュッテ到着。

7/15 13:06

天狗岳奥庭コース方面のルートはコチラ。

7/15 13:06

テント場ものびのびしていていい雰囲気です。

7/15 13:06

シシウド

7/15 13:06

積まれた薪のむこうで皆さん談笑。気温12度気持ちよい昼下がりです。

7/15 13:06

そろそろ影もながくなりました。

7/15 13:06

晩御飯はハンバーグ。

7/15 13:07

ゆるゆるとした雰囲気の小屋。アチコチに木で作ったオブジェやら飾りがあります。

7/15 13:07

山本もたくさん。ボーっとしているのにもよい小屋です。

7/15 13:07

日本の正しい朝ごはん。

7/15 13:07

ちょっと曇り気味。風もあり。

7/15 13:07

樹林を抜けて天狗岳へ。

7/15 13:07

ゴゼンタチバナ。いたるところに咲いていました。

7/15 13:07

7/15 13:07

ツマトリソウ。

7/15 13:07

コイワカガミ。

7/15 13:07

ハクサンシャクナゲ。

7/15 13:07

コケモモ。可愛い花です。

7/15 13:07

天狗岳。。。。視界なし。滞在不能ですぐルートをたどることに。

7/15 13:07

強風のため一旦、根石小屋で停滞。御汁粉で体を温めます。雨でないのが救い。

7/15 13:07

コマクサ。オーレン小屋にも沢山咲いてました。

7/15 13:07

7/15 13:07

ガスの中、赤岩の頭を目指してまた樹林帯へ。

7/15 13:07

幽玄〜。いいねぇ〜。

7/15 13:07

キンバイの仲間？

7/15 13:07

キバナノコマノツメ。

7/15 13:07

ツマトリソウも梅雨に濡れてしっとり〜。

7/15 13:07

7/15 13:07

7/15 13:07

ガスだらけ。それでも小屋到着の最後まで殆ど小雨もなくよかった〜。

7/15 13:07

赤岳鉱泉で一風呂浴びたあとは美味しい食事。ビーフシチューでお腹一杯。

7/15 13:07

赤岳鉱泉の収容は本日一杯！トイレ方面談話室も寝室に。

7/15 13:07

7/15 13:07

ものすごい数のテント。ココだけでなくいたるところに・・・難民テント村の様相。

7/15 13:08

朝のお食事の様子。

7/15 13:08

最終日、天気は持ち直して赤岳へ。

7/15 13:08

7/15 13:08

行者小屋のテント場。

7/15 13:08

さて休憩したらココから赤岳へ登り。

7/15 13:08

7/15 13:08

文三郎尾根は長い階段もありますが比較的登りは楽。

7/15 13:08

青空も覗きます。この時点では風もさほどなし。

7/15 13:08

このあたりのシヤクナゲは寒さと風のためか大きくなれなくて小ぶりです。

7/15 13:08

中岳、阿弥陀が雲が切れ見えてきました。

7/15 13:08

赤岳の岩礁が聳えます。

7/15 13:08

行者小屋がずーっと遠くになりました。

7/15 13:08

7/15 13:08

ちょっと長い階段上の登りがしんどいです。

7/15 13:08

阿弥陀に登る人が蟻のよう。

7/15 13:08

イワヒゲ。

7/15 13:08

ヨツバシオガマ。このあたりは高山の花が群生しています。

7/15 13:08

岩の周りには白の縁取りのように沢山の花が咲いています。

7/15 13:08

いよいよ赤岳核心部へ。

7/15 13:08

連休中日で頂上に向かう人下りる人でちょっ渋滞気味。

7/15 13:09

頂上は昨日程ではないものの強い風になってきました。ガスも出てきて。

7/15 13:09

豆科の高山植物？でしょうか。

7/15 13:09

雲が切れるとまた大展望が。

7/15 13:09

赤岳展望荘が見えてきました。

7/15 13:09

イワヒゲがここにも沢山。

7/15 13:09

赤岳を振り返りつつ急な岩を下ります。

7/15 13:09

また天気は回復に向かいなごり惜しい風景ともおわかれです。

7/15 13:09

撮影機器：

GXR+S10 リコー

感想

mijinco

　今回の山行はなんといっても硫黄岳、横岳からの八ヶ岳大展望を鑑賞しつつ縦走と思っていました。

　しかし登山二日目想像を絶する風で根石岳小屋で停滞を余儀なくされ、オーレン小屋でよもや一泊待避となるところでした〜。小家主さんから迂回路の様子をアドバイス受け無事にルートをたどり赤岳鉱泉に到着。どうもありがとうございました。

　おかげさまで翌日最終日には素晴らしい展望の赤岳に久々対面！咲き乱れる高山植物は数え切れないほどに種類でやっぱり思い切って来てよかったです。地獄のような暑さの都会と天国のように爽やかで涼しい八ヶ岳。強風の制裁にあったもののそれもご愛嬌！いろいろハプニングもありましたけど、今度はもっと長逗留したいと思い帰路につきました。