愛鷹連峰縦走（黒岳・越前岳・呼子岳・前岳・位牌岳・愛鷹山）〜駿河湾

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 28.9km
• 登り: 1,863m
• 下り: 2,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:04

9:01 スタート地点
9:08 9:08 須山愛鷹登山口
9:23 9:23 愛鷹山荘
9:26 9:28 富士見峠
9:34 9:35 黒岳展望広場
9:39 9:39 黒岳
9:45 9:45 富士見峠
10:02 10:02 鋸岳展望台
10:20 10:20 富士見台
10:29 10:31 愛鷹山
10:47 10:47 高場所尾根への分岐
10:53 10:53 呼子岳
10:58 10:59 割石峠
11:26 11:28 大沢橋
11:32 11:32 割石峠・前岳分岐（東沢）
12:05 12:05 前岳
12:25 12:28 位牌岳
12:36 12:36 愛鷹山・池ノ平分岐
12:44 12:44 一服峠
12:52 12:52 袴腰岳
13:04 13:04 馬場平
13:19 13:20 愛鷹山
13:25 13:26 平沼・柳沢分岐
14:06 14:07 愛鷹600クラブ上駐車場
14:21 14:24 赤野観音
14:37 14:39 柳沢バス停
15:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタート　JR御殿場線　御殿場駅発　富士急バス　愛鷹登山口バス停
ゴール　片浜海岸（その後歩いてJR東海道線　片浜駅まで）

コース状況／危険箇所等

【割石峠〜東沢出合】沢を幾度となく渡るため、ルートロストしやすいです。
【位牌岳〜愛鷹山〜駐車スペース】滑りやすい箇所が点在します。

その他周辺情報

千本松保安林遊歩道　工事中につき通行止め
（ご時世的にどこにも寄らずに帰宅）

写真

5/30 8:59

愛鷹登山口バス停よりスタート

5/30 9:03

右側を道なりに進みます

5/30 9:06

山神社駐車場。いっぱい。左側に仮設トイレ（水なし）あり。

5/30 9:08

駐車場奥にサイン。

5/30 9:08

鋸岳のルートは危険となっています。

5/30 9:08

本日はこちらより登山道に入ります。

5/30 9:08

最初から結構な傾斜を感じる

5/30 9:13

階段上のトレイル

5/30 9:19

トラバースで緩やかな箇所

5/30 9:24

橋を渡ると

5/30 9:24

右手にキジ撃ち小屋

5/30 9:25

左手に愛鷹山荘（避難小屋）

5/30 9:25

ルートは山荘右手

5/30 9:26

山荘を過ぎると急登になりますが

5/30 9:27

すぐに富士見峠に着きます

5/30 9:27

まずは富士見峠から右手の黒岳へ向けて

5/30 9:30

スギ林を進んでいきます。

5/30 9:33

山頂近くの平尾根部にヒトリシズカの大群落。

5/30 9:34

黒岳展望台。今日はガスってしまいました。

5/30 9:35

立派なスギが林立してました。

5/30 9:37

黒岳山頂部は落葉広葉樹林に。植生の変化も楽しめます。

5/30 9:37

黒岳山頂。山頂部はよく刈り込まれてますが、

5/30 9:38

今日の展望はいまいちでした。残念。

5/30 9:47

富士見峠まで戻り、越前岳へ。

5/30 9:56

谷部と谷部の脇の道、どちらでも進めます。

5/30 9:58

テープのあるなしに関わらず、合流します。

5/30 10:00

鋸岳展望台

5/30 10:00

鋸岳、今日はアタックせず、迂回します。

5/30 10:03

稜線に出ました。

5/30 10:09

急登。

5/30 10:11

危険個所の先から撮影。

5/30 10:11

山並みが美しい。

5/30 10:11

すいません、この先から撮影しました。

5/30 10:12

やせ尾根。

5/30 10:14

ミツバツツジ満開の株。（ほぼ見頃は終わりですが、まだきれいに咲いていました）

5/30 10:19

富士見台（今日は富士山見えず）

5/30 10:24

掘れてしまって段差が大きい箇所。

5/30 10:28

緩やかになると

5/30 10:29

越前岳山頂に着きます。

5/30 10:29

山頂からの眺め

5/30 10:29

ベンチ多めでゆったりできます。

5/30 10:31

休憩もそこそこに呼子岳へ向けて進みます。

5/30 10:32

5/30 10:37

愛鷹連峰の山容がいい。

5/30 10:38

下りは傾斜が強い箇所もあり、注意が必要です。

5/30 10:40

緩やかな箇所もありますが、続きません。

5/30 10:45

いくつかピークを越えていくため、アップダウンがあります。

5/30 10:46

高場所には寄らず

5/30 10:46

イワカガミの群落（亜種・変種の類？）

5/30 10:52

呼子岳。狭いので早々に退散。

5/30 10:52

サインだけ撮影。かわいいお地蔵様。

5/30 10:52

割石岳方面へ

5/30 10:53

ここから先、しばらくロープあります。

5/30 10:55

傾斜もきついため、下りは注意。

5/30 10:56

稜線から左にトラバース

5/30 10:57

はしごを下りると

5/30 10:57

割石峠。蓬莱山・鋸岳へは行かず、迂回します。

5/30 10:58

5/30 10:59

迂回のため下ります。（山神社駐車場方面）

5/30 11:03

この先、難儀しました。

5/30 11:03

足元が悪くて全然進まない。

5/30 11:13

テープを頼りに下ります。

5/30 11:15

沢を渡るポイント。テープは見えないけど

5/30 11:16

基本テープは複数見える感じです。

5/30 11:17

ほんとに歩きづらい。

5/30 11:18

ある程度下ると、歩きやすくなります。

5/30 11:19

大杉。立派です。

5/30 11:22

分岐まではもう少し戻るため、かなり下ってます。

5/30 11:28

大沢橋

5/30 11:29

橋の上から。水がきれい

5/30 11:30

ツツジ。

5/30 11:30

ようやく位牌岳・前岳方面の分岐。

5/30 11:31

取りつきはまずまず。

5/30 11:33

砂防ダムを越えて

5/30 11:37

沢を渡って

5/30 11:39

ゆるゆると上がっていきます。

5/30 11:39

北尾根取付から傾斜がいっきにきつくなります。

5/30 11:40

急登が前岳までずっと続きます。標高差で340mほどあります。

5/30 12:05

前岳着。展望なし。

5/30 12:05

山頂の標識、切ない。

5/30 12:07

尾根を進んでいきます。

5/30 12:09

尾根を左に右に、トレイルの角度も曲がりに曲がるので速度が上がりません。

5/30 12:11

越前岳が見えました

5/30 12:23

ガンガン上がっていくと

5/30 12:25

位牌岳

5/30 12:26

立入禁止ではなく、ご遠慮くださいとのことですが、
無理は禁物。安全第一。

5/30 12:28

位牌岳からの眺め。

5/30 12:26

位牌岳からの下りはこれまでの厳しさが一変し、緩やかに。

5/30 12:32

崩壊地より展望。

5/30 12:33

長泉町最高地点の碑

5/30 12:33

袴腰岳・愛鷹山方面。ガスってますが、駿河湾まで。

5/30 12:36

長泉町の気合の入ったサイン。

5/30 12:43

立派なブナですが、結構ダメージ受けてます

5/30 12:44

一服峠。お昼寝されている方がいたため、邪魔しないようにスルー。
（袴腰岳まで60歳で20分て書いてありましたが、個人差ありますよね）

5/30 12:45

サクサク進みます。

5/30 12:50

袴腰岳への登り。

5/30 12:51

袴腰岳。第一展望台まで50分のサインあり。
すいません。先に進ませていただきます

5/30 12:53

一見、快適そうに見えますが、気が抜けません。

5/30 12:54

完全に飛ばせる場所も入ります

5/30 12:55

馬場平手前の登り返し。

5/30 12:55

ピークまで登ったあと

5/30 13:00

下りが滑ります。

5/30 13:03

馬場平。左はブナの大樹

5/30 13:03

ブナ、結構衰退していますが、この個体は元気そう。

5/30 13:04

平らです。名の通り。

5/30 13:05

でも2年前の台風の影響か、尾根部の樹木がありません。

5/30 13:07

最後のピーク、愛鷹山へ。

5/30 13:07

この下りも滑ります。

5/30 13:08

鞍部に到達するまで続きます。

5/30 13:09

山頂は目の前ですが、飛ばせません。

5/30 13:09

富士市方面。

5/30 13:11

鞍部に水神社方面の分岐。

5/30 13:12

最後の登り。

5/30 13:13

意外としぶとい登り。

5/30 13:17

これまで登ってきた峰々。あまりよく見えませんが。

5/30 13:18

愛鷹山山頂。

5/30 13:18

5/30 13:18

この山頂サインの右手から下ります。

5/30 13:20

この谷沿いの道が難儀。滑りまくり。

5/30 13:23

5/30 13:25

注連縄。まさか本当に注連縄があるとは思ってませんでした。

5/30 13:26

注連縄が分岐になっていますが、そのまままっすぐ下ります。

5/30 13:29

人工林ですが、傾斜はあるものの足元はふかふかで優しい。

5/30 13:31

ここは分岐になっており、右に行きましたが、どちらに行っても合流するようです。

5/30 13:33

白ペンキが塗ってあり、一本道なので迷うことはありません。

5/30 13:34

足元にうれしくない石っころ。

5/30 13:37

転倒の恐れが少ない箇所と

5/30 13:38

泥濘で滑りやすい箇所と

5/30 13:39

大きい石で段差がある箇所とさまざま。

5/30 13:40

林道に出てきました

5/30 13:42

林道出て左へ行くと、

5/30 13:43

さらにトレイルに入り

5/30 13:43

人工林内を通り

5/30 13:47

林道とぶつかる、を繰り返します、

5/30 13:48

5/30 13:48

5/30 13:53

トレイル

5/30 13:54

林道との出合

5/30 13:54

5/30 13:56

5/30 14:01

5/30 14:01

安心しきったところで、滑りやすい箇所。

5/30 14:02

5/30 14:02

力強い。

5/30 14:05

泥濘箇所に滑らないシート。ありがたい。

5/30 14:05

この道は50kmも出せないっす。

5/30 14:06

この先車道に出ます。

5/30 14:07

左に駐車スペース（3台分程度）
ひたすらまっすぐ下ります。

5/30 14:08

御茶畑。

5/30 14:13

ゴルフ場からの眺め。

5/30 14:17

道を横断し、

5/30 14:20

新東名を越えると赤野観音があります。

5/30 14:21

新東名

5/30 14:24

赤野観音。

5/30 14:25

御堂を通り、

5/30 14:28

まっすぐ下っていきます。

5/30 14:31

ぶつかったところを右へ。

5/30 14:32

今度は東名を下から

5/30 14:37

柳沢バス停。バスはないので、そのまま海まで。まっすぐ進みます。

5/30 14:58

にゃんこに通せんぼされましたが、脇を通らせてもらいました。

5/30 15:00

東海道線を越えて、

5/30 15:02

千本保安林と防潮堤を越えて

5/30 15:03

海。

5/30 15:06

せっかくなんで、波打ち際をゴールに。

5/30 15:28

（おまけ）片浜駅まで歩きました。

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

スー

学生時代に一度だけ愛鷹山に来ましたが、山頂直下で雷鳴と滝のような雨にあたり、逃げるように下山した記憶しかありませんでしたので、改めて愛鷹連峰を味わう山行にしました。

【愛鷹登山口バス停〜黒岳〜越前岳】
特に危険箇所もなく、稜線までは穏やかな登山道。鋸岳展望台からの眺めは素晴らしい。

【越前岳〜呼子岳〜割石峠】
やせ尾根を進みます。そこそこのアップダウンと段差の大きい箇所があり、体力を消耗します。滑りやすい箇所にはロープが張られているなど、補助があります。

【割石峠〜大沢分岐】
谷筋を下りますが、大きい石が多く、下りにくさがありました。また、テープが少ない箇所もあるため、注意していないと沢を渡る箇所をロストします。
浮石などに乗って足を挫いたりしないよう注意が必要です。

【大沢分岐〜前岳】
大沢分岐から北側取り付きまでは歩きやすいですが、取り付き以降の前岳への急登は高度を一気に稼ぐ分、体力持っていかれます。
下りで使用される方は足元にご注意ください。

【前岳〜位牌岳】
やせ尾根で目や頭の高さの枝が多い、稜線を左に右に入れ替えが激しい箇所もあり、スピード出ません。

【位牌岳〜馬場平〜愛鷹山】
滑りやすい箇所や、段差の大きい箇所が点在しますが、傾斜が緩く歩きやすいトレイルが続きます。

【愛鷹山〜柳沢】
ものすごく滑る箇所が多く、中には小石や木の根で滑る箇所もあり、一番神経使いました。
林道に出てからは概ね歩きやすくなりますが、車道もかなり長いので疲れます。
またバスの本数を見て、愕然とします。

【柳沢〜片浜海岸】
バス停から約2kmひたすら真っすぐ海に向かいますが退屈なロードです。
でも海を見ると疲れが吹っ飛びます。

お詫び
下りで登りの方に気付かず、譲っていただいてしまいました。ザレ場ではなかったものの、石を飛ばす恐れがあり、大変失礼いたしました。以後、一層注意します。

最後に
丹沢から富士山を臨むとよく見る山塊でしたが、程よいサイズながらもバラエティーに富んだ素晴らしい山域でした。