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Yamareco

記録ID: 3231726
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山 銚子ヶ峰〜三ノ峰 新緑に描く残雪模様の縦走路

2021年05月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
kenny その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:40
距離
16.2km
登り
1,413m
下り
1,410m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:44
休憩
1:52
合計
12:36
5:08
13
5:21
5:25
92
6:57
6:58
29
7:27
7:28
18
7:46
8:06
61
9:07
9:27
38
10:05
10:06
6
10:12
10:13
46
10:59
11:00
6
11:06
11:08
6
11:14
11:17
4
11:21
11:41
1
11:42
11:43
43
12:26
12:47
207
16:14
16:24
64
17:28
17:30
8
17:38
17:42
2
17:44
ゴール地点
天候 晴れ(三ノ峰はガス)
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸道を白鳥ICで降り国道156号線を高山方面へ。道の駅で仮眠。ウィングヒルズ白鳥リゾートスキー場看板を左折し、桧峠を越えて石徹白(いとしろ)集落に入る。「石徹白大杉」の標識から大杉林道を白山中宮神社へ。ここから道はすれ違いも難しいほど急に狭くなり、登山口へと続く。
白鳥ICからは約1時間。
20台ほどの駐車場で登山ポストと、少し離れた場所にトイレあり。
コース状況/
危険箇所等
⚫標高2,000m程の縦走路ですが、豪雪地帯のため残雪は豊富。石徹白からの登山者は銚子ヶ峰までの往復が多く、その先の縦走路で会った方は数名ほど。

⚫三ノ峰避難小屋から状況は変わり福井県側の刈込池からの大勢の登山者で賑わっていて驚きました。

⚫銚子ヶ峰から三ノ峰までの稜線上には所々豊富な残雪あり。濃霧の時は雪田上のルート確認に注意です。

⚫三ノ峰の登りは雪の急斜面。この時期はアイゼン必携。チェーンスパイクでは無理な斜度、万一滑ったら一気に数100m下の谷までさよなら〜です。なので、ポールではなくピッケルも必携です。
(詳しくは写真の説明にて)
その他周辺情報 桧峠の白鳥リゾートにある日帰り入浴「満天の湯」は超オススメ。
ヌルヌル度はこのあたりでもダントツ。
温泉ラリー『ゆらん」温泉横綱のkennyのお墨付きなので間違いありません。
(今回は自粛して入浴せず)

●サイト  https://winghills.net/bath/
【残雪と新緑の稜線漫歩】
雪国の山ならではの風景を楽しめる季節、期間限定の絶景に会いに北へ。
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【残雪と新緑の稜線漫歩】
雪国の山ならではの風景を楽しめる季節、期間限定の絶景に会いに北へ。
【天空の縦走路】
緑の山並みが続く奥美濃と白山をつなぐ魅力のエリアは人影も少なく静か。
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【天空の縦走路】
緑の山並みが続く奥美濃と白山をつなぐ魅力のエリアは人影も少なく静か。
【雪国のお花畑】
遅い雪解けを待った花たちとの出会い。
2021年05月30日 13:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 13:49
【雪国のお花畑】
遅い雪解けを待った花たちとの出会い。
この日は朝5時、石徹白登山口からスタート。
長い1日になりそうです。
2021年05月30日 05:06撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 5:06
この日は朝5時、石徹白登山口からスタート。
長い1日になりそうです。
いきなり急な石段で始まる登山道。
いきなり急な石段で始まる登山道。
340段石段を登り、まずたどり着いたのはこの「石徹白のスギ」。
2021年05月30日 05:22撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 5:22
340段石段を登り、まずたどり着いたのはこの「石徹白のスギ」。
胴まわり14.6mもある。大きさが分かるでしょうか?
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胴まわり14.6mもある。大きさが分かるでしょうか?
巨大スギの下にひっそりと咲いていたミズバショウ。
2021年05月30日 05:24撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 5:24
巨大スギの下にひっそりと咲いていたミズバショウ。
ここから先、いよいよ急坂の始まり。800mを登ります。
前泊で寝不足もなく快調に登るkenny 。
ここから先、いよいよ急坂の始まり。800mを登ります。
前泊で寝不足もなく快調に登るkenny 。
ムラサキヤシオの色が新緑に映えて素敵。
2021年05月30日 06:26撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 6:26
ムラサキヤシオの色が新緑に映えて素敵。
スギの巨木には驚きましたが、このあたり、ブナ林の新緑も負けず素晴らしいです。
スギの巨木には驚きましたが、このあたり、ブナ林の新緑も負けず素晴らしいです。
見上げれば眩しいほど…
2021年05月30日 06:29撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 6:29
見上げれば眩しいほど…
グリーンシャワー。
2021年05月30日 06:30撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 6:30
グリーンシャワー。
足元にも花が増えて来ました。
イワナシの花。
2021年05月30日 06:45撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 6:45
足元にも花が増えて来ました。
イワナシの花。
2時間ほどで神鳩ノ宮避難小屋に到着。
2021年05月30日 06:56撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 6:56
2時間ほどで神鳩ノ宮避難小屋に到着。
小屋の脇にみずみずしく咲いていたのはサンカヨウの白い花。
2021年05月30日 06:57撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 6:57
小屋の脇にみずみずしく咲いていたのはサンカヨウの白い花。
今回見たのはこの場所だけ。
2021年05月30日 06:57撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 6:57
今回見たのはこの場所だけ。
エンレイソウも。
2021年05月30日 06:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 6:58
エンレイソウも。
さすが豪雪地帯の山、もう残雪が出てきました。
2021年05月30日 07:06撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 7:06
さすが豪雪地帯の山、もう残雪が出てきました。
対岸に見えてきたのは山スキーヤー垂唾の的、石徹白川右岸の山々。
見てるだけでゾクゾクする…(笑)。
2021年05月30日 07:10撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:10
対岸に見えてきたのは山スキーヤー垂唾の的、石徹白川右岸の山々。
見てるだけでゾクゾクする…(笑)。
中でも野伏ヶ岳は素晴らしい。
オオカメノキの花の向こう、左下の和田牧場跡から上がるダイレクト尾根が山頂へのルート。
2021年05月30日 07:13撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 7:13
中でも野伏ヶ岳は素晴らしい。
オオカメノキの花の向こう、左下の和田牧場跡から上がるダイレクト尾根が山頂へのルート。
奥美濃の山々の山座同定。
2021年05月30日 07:14撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 7:14
奥美濃の山々の山座同定。
ミツバオウレン。この後、三ノ峰までの尾根上で無数に咲いていました。
この子たちは6枚葉ですね〜。
2021年05月30日 07:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:21
ミツバオウレン。この後、三ノ峰までの尾根上で無数に咲いていました。
この子たちは6枚葉ですね〜。
ミヤマキスミレも多く見ました。
3枚の葉が輪生状になるのがオオバキスミレとの違い…なるほど。
2021年05月30日 07:26撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 7:26
ミヤマキスミレも多く見ました。
3枚の葉が輪生状になるのがオオバキスミレとの違い…なるほど。
そしてショウジョウバカマ。
雪国ならではのキングサイズです。
2021年05月30日 07:27撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:27
そしてショウジョウバカマ。
雪国ならではのキングサイズです。
チシマザサの草原になると西風が強かった。
行く手の別山は雲の中。
2021年05月30日 07:32撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 7:32
チシマザサの草原になると西風が強かった。
行く手の別山は雲の中。
左手に見えてきた奥越の山々。
2021年05月30日 07:57撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:57
左手に見えてきた奥越の山々。
経ヶ岳をズーム。
前景は願教寺山(左)の岩峰。
2021年05月30日 07:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:58
経ヶ岳をズーム。
前景は願教寺山(左)の岩峰。
見える山が多すぎて、日本百名山の荒島岳もそれほど目立たなくなってしまいます、少し残念。
2021年05月30日 07:45撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:45
見える山が多すぎて、日本百名山の荒島岳もそれほど目立たなくなってしまいます、少し残念。
ここから連なる石徹白川源流の山々を縦走するのが一つの夢ですが、グリーンシーズンは大変だろうな…
2021年05月30日 07:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 7:58
ここから連なる石徹白川源流の山々を縦走するのが一つの夢ですが、グリーンシーズンは大変だろうな…
反対に、これから向かう別山方面は黒い雲の中… 
う〜ん、残念。
反対に、これから向かう別山方面は黒い雲の中… 
う〜ん、残念。
銚子ヶ峰山頂到着。
登山口から3時間かかりました。
2021年05月30日 08:03撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:03
銚子ヶ峰山頂到着。
登山口から3時間かかりました。
山頂稜線に咲いていたのは…
2021年05月30日 08:22撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 8:22
山頂稜線に咲いていたのは…
小さなヒメイチゲ。
2021年05月30日 08:23撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:23
小さなヒメイチゲ。
山頂から少し下ると雪田が。
見えているのは丸山。
2021年05月30日 08:26撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 8:26
山頂から少し下ると雪田が。
見えているのは丸山。
思わず歩いて行ってしまう。
思わず歩いて行ってしまう。
別山谷を隔てて見あげる別山東尾根。
この雄大さが白山南縦走路の魅力。
別山谷を隔てて見あげる別山東尾根。
この雄大さが白山南縦走路の魅力。
行く手にはスリー、ツー、ワン、と越えていく峰々。
実はなかなかのアルバイト。
2021年05月30日 08:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:33
行く手にはスリー、ツー、ワン、と越えていく峰々。
実はなかなかのアルバイト。
谷に残る豊富な残雪。
2021年05月30日 08:36撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 8:36
谷に残る豊富な残雪。
新緑と残雪…これが見たかった。
2021年05月30日 08:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:36
新緑と残雪…これが見たかった。
晴れていればこの雪の稜線は最高。
ですが、視界不良時は足元が急斜面で結構危ないかも…
晴れていればこの雪の稜線は最高。
ですが、視界不良時は足元が急斜面で結構危ないかも…
あれれ…
長い先の行程を見たからか、Snufkin少々失速気味に?
2021年05月30日 08:40撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:40
あれれ…
長い先の行程を見たからか、Snufkin少々失速気味に?
では、美しい残雪模様見ながらゆっくり歩くことにしよう。
2021年05月30日 08:41撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 8:41
では、美しい残雪模様見ながらゆっくり歩くことにしよう。
可愛いミヤマキスミレも咲いていることだし。
2021年05月30日 08:44撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:44
可愛いミヤマキスミレも咲いていることだし。
見た目はオオバキスミレと変わらないですね。
2021年05月30日 08:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 8:46
見た目はオオバキスミレと変わらないですね。
今日見たショウジョウバカマはほとんど紫色の花でした。
2021年05月30日 08:52撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 8:52
今日見たショウジョウバカマはほとんど紫色の花でした。
一ノ峰の登りは急坂ですが、このミヤマキスミレが咲き乱れる楽しい道。
2021年05月30日 09:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 9:02
一ノ峰の登りは急坂ですが、このミヤマキスミレが咲き乱れる楽しい道。
振り返り見る打波川源流には残雪のゼブラ模様。背景は野伏ヶ岳や薙刀山。
2021年05月30日 09:32撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 9:32
振り返り見る打波川源流には残雪のゼブラ模様。背景は野伏ヶ岳や薙刀山。
次はニノ峰。
2021年05月30日 09:33撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 9:33
次はニノ峰。
ニノ峰の登りもなかなか急です。
2021年05月30日 09:49撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 9:49
ニノ峰の登りもなかなか急です。
ニノ峰を巻いてしばらく、三ノ峰の雪田が見えてきた…
斜度がかなりありそう。やはりチェーンスパイクではとても無理でアイゼンを持ってきてよかった。
2021年05月30日 10:10撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 10:10
ニノ峰を巻いてしばらく、三ノ峰の雪田が見えてきた…
斜度がかなりありそう。やはりチェーンスパイクではとても無理でアイゼンを持ってきてよかった。
三ノ峰との鞍部の平地、水呑釈迦堂跡。
2021年05月30日 10:13撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 10:13
三ノ峰との鞍部の平地、水呑釈迦堂跡。
今回の核心部、三ノ峰の斜面。
A地点でアイゼン装着、急な雪の斜面をB地点へ。ここでアイゼン外したくなりますがそのまま、次の雪面へ最初の斜面より斜度は少しゆるくなるがこちらの雪渓のほうが、谷まで一気に落ちていて、滑れば一巻の終わりで怖い(緑の尾根の向こう、写真では見えない)。
2021年05月30日 10:10撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 10:10
今回の核心部、三ノ峰の斜面。
A地点でアイゼン装着、急な雪の斜面をB地点へ。ここでアイゼン外したくなりますがそのまま、次の雪面へ最初の斜面より斜度は少しゆるくなるがこちらの雪渓のほうが、谷まで一気に落ちていて、滑れば一巻の終わりで怖い(緑の尾根の向こう、写真では見えない)。
アイゼンを装着。落ちたら左下の谷底まで一直線…さいわい雪はほどよい硬さでした。
2021年05月30日 10:51撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 10:51
アイゼンを装着。落ちたら左下の谷底まで一直線…さいわい雪はほどよい硬さでした。
アイゼンの爪を効かせ慎重に登っていく。
アイゼンの爪を効かせ慎重に登っていく。
時刻は11時15分。ようやく三ノ峰(2,128m) 登頂です。あわよくばと考えていた別山は拝めず、行けず。でもここまでは来れた。
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時刻は11時15分。ようやく三ノ峰(2,128m) 登頂です。あわよくばと考えていた別山は拝めず、行けず。でもここまでは来れた。
人が多い三ノ峰避難小屋を避けて早々に下山開始。
三ノ峰にかかっていた雲が少し取れてきたような… 山あるあるです。
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人が多い三ノ峰避難小屋を避けて早々に下山開始。
三ノ峰にかかっていた雲が少し取れてきたような… 山あるあるです。
風が通らない水呑釈迦堂跡まで下り休憩。
2021年05月30日 13:20撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:20
風が通らない水呑釈迦堂跡まで下り休憩。
ここで南白山を眺めながら昼食を食べているとガスが切れてきました。
2021年05月30日 13:23撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 13:23
ここで南白山を眺めながら昼食を食べているとガスが切れてきました。
二ノ峰。ピークこそ味気ないですが…
2021年05月30日 13:37撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:37
二ノ峰。ピークこそ味気ないですが…
…その先に広がる南の展望は雄大。
2021年05月30日 13:45撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:45
…その先に広がる南の展望は雄大。
プロムナード気分満点の稜線になります。
プロムナード気分満点の稜線になります。
打波川源流、岩壁に刻まれた残雪。豪雪ゆえの風景。
2021年05月30日 13:47撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:47
打波川源流、岩壁に刻まれた残雪。豪雪ゆえの風景。
オオカメノキが彩を添える源流の山並み。
2021年05月30日 13:49撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:49
オオカメノキが彩を添える源流の山並み。
雄大な風景に溶け込むような、Kennyの小さなオレンジのザック姿。
雄大な風景に溶け込むような、Kennyの小さなオレンジのザック姿。
願教寺山(1690.9m)。古くは手前のカサバノ谷から尾根に上がる交易の道があったそうですが、今は藪の中。
2021年05月30日 13:51撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:51
願教寺山(1690.9m)。古くは手前のカサバノ谷から尾根に上がる交易の道があったそうですが、今は藪の中。
風にそよぐチシマザサの稜線を見ているだけで爽快。
ここでふと後ろを振り返ると…
2021年05月30日 13:52撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 13:52
風にそよぐチシマザサの稜線を見ているだけで爽快。
ここでふと後ろを振り返ると…
いつのまにか別山山頂の雲がとれて、山頂から落ちる大岩壁「太平壁」が待ちに待った姿をあらわしていました。
2021年05月30日 14:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:02
いつのまにか別山山頂の雲がとれて、山頂から落ちる大岩壁「太平壁」が待ちに待った姿をあらわしていました。
ついに念願の「別山大屏風」のご開帳。
ここぞとばかりにパノラマで撮影。
2021年05月30日 14:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:02
ついに念願の「別山大屏風」のご開帳。
ここぞとばかりにパノラマで撮影。
一ノ峰山頂でわずかに姿を見せてくれた別山でしたが、じきにまた雲の中に…。わずか5分ほどだけの展望でした。
2021年05月30日 14:05撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:05
一ノ峰山頂でわずかに姿を見せてくれた別山でしたが、じきにまた雲の中に…。わずか5分ほどだけの展望でした。
今日一番残雪模様が綺麗だったのはやはり銚子ヶ峰。特に東斜面が素晴らしいです。
2021年05月30日 14:07撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:07
今日一番残雪模様が綺麗だったのはやはり銚子ヶ峰。特に東斜面が素晴らしいです。
足元に咲くミヤマキンポウゲ。
2021年05月30日 14:08撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:08
足元に咲くミヤマキンポウゲ。
少しルートを逸れて大きな雪田へ出ると展開する素晴らしいパノラマ。
2021年05月30日 14:16撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:16
少しルートを逸れて大きな雪田へ出ると展開する素晴らしいパノラマ。
しばし眺めていましたが…
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しばし眺めていましたが…
…吸い込まれるようにそのまま歩いていくKenny。
…吸い込まれるようにそのまま歩いていくKenny。
このまま足元に見えるブナの森まで下って行きたかった…のです。
2021年05月30日 14:18撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:18
このまま足元に見えるブナの森まで下って行きたかった…のです。
ふと遠くを見ると、雲の中から大きな御嶽山が姿を見せていました。
2021年05月30日 14:18撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:18
ふと遠くを見ると、雲の中から大きな御嶽山が姿を見せていました。
オオカメノキの花と銚子ヶ峰。
2021年05月30日 14:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:21
オオカメノキの花と銚子ヶ峰。
雪田から尾根に戻っても同じ残雪を歩く。
2021年05月30日 14:21撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:21
雪田から尾根に戻っても同じ残雪を歩く。
石徹白から銚子ヶ峰まで来る人はずいぶん多いのですがほんの少し足をここまで伸ばせば、この素晴らしい雪の稜線。
2021年05月30日 14:22撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:22
石徹白から銚子ヶ峰まで来る人はずいぶん多いのですがほんの少し足をここまで伸ばせば、この素晴らしい雪の稜線。
ここまでならチェーンスパイクでも大丈夫。
2021年05月30日 14:24撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:24
ここまでならチェーンスパイクでも大丈夫。
この日、天気予報は終日快晴、でしたが北アルプスは早々にガスの中だったらしい。御嶽山や乗鞍岳はかろうじて遠望出来ましたが。
2021年05月30日 14:24撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:24
この日、天気予報は終日快晴、でしたが北アルプスは早々にガスの中だったらしい。御嶽山や乗鞍岳はかろうじて遠望出来ましたが。
あれが銚子ヶ峰山頂かな…?
(ニセピークだった)
2021年05月30日 14:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:28
あれが銚子ヶ峰山頂かな…?
(ニセピークだった)
気温が上がったからか、ショウジョウバカマは何となくうなだれている。
2021年05月30日 14:33撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:33
気温が上がったからか、ショウジョウバカマは何となくうなだれている。
暑いほどになってきましたが、残雪を渡る風が涼しく汗はかきませんでした。
2021年05月30日 14:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:37
暑いほどになってきましたが、残雪を渡る風が涼しく汗はかきませんでした。
最低鞍部から見あげるとなかなかに威圧的な山容の三峰たち。
2021年05月30日 14:42撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:42
最低鞍部から見あげるとなかなかに威圧的な山容の三峰たち。
残雪のゼブラ模様に見とれる。
2021年05月30日 14:45撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 14:45
残雪のゼブラ模様に見とれる。
アイゼンもチェーンスパイクもなし、キックステップで歩ける楽しい残雪の道。
2021年05月30日 14:46撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:46
アイゼンもチェーンスパイクもなし、キックステップで歩ける楽しい残雪の道。
残雪模様と新緑の丸山。ほんの数週間だけ楽しめる景色。
2021年05月30日 14:46撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:46
残雪模様と新緑の丸山。ほんの数週間だけ楽しめる景色。
Kenny「ここ、まだピークじゃないよ」
Snufkin「ええ〜!」
2021年05月30日 14:49撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:49
Kenny「ここ、まだピークじゃないよ」
Snufkin「ええ〜!」
Snufkinを待つ時間に撮影。
2021年05月30日 14:51撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:51
Snufkinを待つ時間に撮影。
雄大な御嶽山を見ながら待っていたら、あまりに気持ちよくてお尻に根が生えて立てなくなってしまった。
雄大な御嶽山を見ながら待っていたら、あまりに気持ちよくてお尻に根が生えて立てなくなってしまった。
ところどころ、ヒヤっとする急傾斜もあります。
視界不良時は危ない…
2021年05月30日 14:51撮影 by  iPhone XS, Apple
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ところどころ、ヒヤっとする急傾斜もあります。
視界不良時は危ない…
振り返り見た三ノ峰までの長い残雪の稜線。
2021年05月30日 14:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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振り返り見た三ノ峰までの長い残雪の稜線。
美しい残雪模様のおかげで長い行程も楽しかった。
2021年05月30日 14:56撮影 by  iPhone XS, Apple
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美しい残雪模様のおかげで長い行程も楽しかった。
ミネザクラも今が満開。
さすが豪雪の山。
2021年05月30日 14:59撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 14:59
ミネザクラも今が満開。
さすが豪雪の山。
snufkin、最後の踏ん張りどころ、がんばれ。
2021年05月30日 15:00撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 15:00
snufkin、最後の踏ん張りどころ、がんばれ。
銚子ヶ峰山頂はもうすぐ…
お…岩の上に単独行らしき人の姿が。
2021年05月30日 15:03撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 15:03
銚子ヶ峰山頂はもうすぐ…
お…岩の上に単独行らしき人の姿が。
なんとも絵になる人でした。レコユーザーさんかな?
こほあと山頂でお話ししましたね。
2021年05月30日 15:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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なんとも絵になる人でした。レコユーザーさんかな?
こほあと山頂でお話ししましたね。
戻って来た銚子ヶ峰山頂。
気温はとうとう18℃まで上がって暑いほど。4℃だった三ノ峰と気温差がありすぎ!
冷やしたゼリーの出番。
2021年05月30日 15:15撮影 by  iPhone XS, Apple
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戻って来た銚子ヶ峰山頂。
気温はとうとう18℃まで上がって暑いほど。4℃だった三ノ峰と気温差がありすぎ!
冷やしたゼリーの出番。
再び歩きだし、風渡るチシマザサの稜線を行く。
2021年05月30日 15:34撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 15:34
再び歩きだし、風渡るチシマザサの稜線を行く。
ここから野伏ヶ岳までの稜線縦走をこの時期やりたいのですが、これぐらいの背の笹の海を藪漕ぎして行くしかないのかな…
2021年05月30日 15:41撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 15:41
ここから野伏ヶ岳までの稜線縦走をこの時期やりたいのですが、これぐらいの背の笹の海を藪漕ぎして行くしかないのかな…
丸山から天狗山、そして大日岳までの縦走もずいぶん昔から未達のままになっています… 奥美濃の宿題、多すぎ。
2021年05月30日 15:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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丸山から天狗山、そして大日岳までの縦走もずいぶん昔から未達のままになっています… 奥美濃の宿題、多すぎ。
新緑の彼方の初河山。
こちらも石徹白から登って丸山まで日帰り往復したい。
2021年05月30日 15:58撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 15:58
新緑の彼方の初河山。
こちらも石徹白から登って丸山まで日帰り往復したい。
咲き出すとすぐに虫に食われるタムシバの花。咲いたばかりの花は瑞々しくて、こんなに綺麗。
2021年05月30日 16:02撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:02
咲き出すとすぐに虫に食われるタムシバの花。咲いたばかりの花は瑞々しくて、こんなに綺麗。
今日、何度も遊んだ残雪もここで終わり。
2021年05月30日 16:04撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:04
今日、何度も遊んだ残雪もここで終わり。
小屋で大休止。銚子ヶ峰からゆっくり1時間かけて降りてきた。
2021年05月30日 16:24撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:24
小屋で大休止。銚子ヶ峰からゆっくり1時間かけて降りてきた。
小屋の裏にひっそり咲いていたのはミヤマキケマン。
2021年05月30日 16:16撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:16
小屋の裏にひっそり咲いていたのはミヤマキケマン。
ここからはひたすら下るのみ。
見えているのは銚子ヶ峰ではなくて母御石峰。
2021年05月30日 16:25撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:25
ここからはひたすら下るのみ。
見えているのは銚子ヶ峰ではなくて母御石峰。
このあたり、タムシバの白い花が真っ盛り。
2021年05月30日 16:27撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:27
このあたり、タムシバの白い花が真っ盛り。
新緑の淡い緑に白い花がなんとも涼やか。
2021年05月30日 16:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:28
新緑の淡い緑に白い花がなんとも涼やか。
振り返ると、タムシバの花越し母御峰。お別れです。
2021年05月30日 16:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:28
振り返ると、タムシバの花越し母御峰。お別れです。
近寄ると、心地よいわずかな花の香りが漂ってくる…
2021年05月30日 16:29撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 16:29
近寄ると、心地よいわずかな花の香りが漂ってくる…
オオカメノキの白い花も満開。
新緑、そして青い空。
2021年05月30日 16:36撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:36
オオカメノキの白い花も満開。
新緑、そして青い空。
地味な花ですが、空が青いと映える。
2021年05月30日 16:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 16:37
地味な花ですが、空が青いと映える。
真夏より新緑のこの時期にこそ歩きたいのが、今日のルート。
2021年05月30日 16:41撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:41
真夏より新緑のこの時期にこそ歩きたいのが、今日のルート。
新緑シャワーに溺れそうなkenny。
新緑シャワーに溺れそうなkenny。
野伏ヶ岳があんなに高くなった。最期の一踏ん張り。
2021年05月30日 16:45撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 16:45
野伏ヶ岳があんなに高くなった。最期の一踏ん張り。
ユキザサの花をよく見るようになればゴールは間近。
2021年05月30日 17:08撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 17:08
ユキザサの花をよく見るようになればゴールは間近。
ようやく大杉まで戻って来ました。
2021年05月30日 17:28撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 17:28
ようやく大杉まで戻って来ました。
花をつけ始めたオカトラノオを脇目に最後の石段へ。
2021年05月30日 17:29撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 17:29
花をつけ始めたオカトラノオを脇目に最後の石段へ。
ようやく駐車場に戻ったのは5時半過ぎ。
ようやく駐車場に戻ったのは5時半過ぎ。
無事の下山を感謝して帰りに白山中居(ちゅうきょ)神社へ寄りました。
2021年05月30日 18:24撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 18:24
無事の下山を感謝して帰りに白山中居(ちゅうきょ)神社へ寄りました。
杉の巨木に囲まれた、まさにパワースポットの雰囲気満点。
名前の通り、神が中居(なかおり)される場所にふさわしいです。
2021年05月30日 18:34撮影 by  iPhone XS, Apple
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5/30 18:34
杉の巨木に囲まれた、まさにパワースポットの雰囲気満点。
名前の通り、神が中居(なかおり)される場所にふさわしいです。
神社を出て振り返ると、夕照の芦倉山が帰りを見送ってくれているよう。
石徹白をめぐる山々にまた戻ってくることを心にしまって家路についたのでした。
2021年05月30日 18:41撮影 by  iPhone XS, Apple
5/30 18:41
神社を出て振り返ると、夕照の芦倉山が帰りを見送ってくれているよう。
石徹白をめぐる山々にまた戻ってくることを心にしまって家路についたのでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 アイゼン ピッケル
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

貴重な梅雨の合間に目指したのは白山の南、石徹白(いとしろ)。
まだ東海北陸道などない時代、両親にゲレンデスキーに奥美濃へとよく連れて行ってもらい、その雪の多さに驚いていたのが懐かしい、思い出のある山奥の集落。
ここから『美濃禅定道』とよばれる白山へと続く長いピルグリムロードは昔の面影を残しながらも今は静かな山旅を楽しめる素晴らしいコース。

チシマザサの草原と新緑のブナ林の谷間に豊かな残雪がおりなす模様は豪雪地帯の山ならではの風景。そんな「ゼブラ模様の誘惑」に、この長大なコースに日帰りで出かけたものの、やはり別山は遠かった…

それでもアイゼンをつけての三ノ峰でのプチアドヴェンチャーに、雪国の花が群れ咲く展望も抜群の縦走路を満喫、あちらこちらで残雪に遊んでと、長くも充実した一日になりました。

そして、何よりも目にやきついたものは…数えきれないほどの緑の山々です。見れば分かる、野伏や丸山、芦倉に願教寺、薙刀と懐かしい名前に触れて、すいぶんとたくさんの残した宿題を思い出してしまった。

石徹白川源流の山々を馬蹄形縦走出来るのはいつの日のことだろう?

奥美濃は「伊吹山に始まって白山を越えて最後は医王山で終わる」(風呂敷を広げすぎかもしれませんが)なら、奥美濃ファンとしては石徹白の山々にも一本の赤い線を入れたいものです。
惜しむらくは残雪と新緑が描き出す魅力的な模様をもう一度見るにはあまりにも時間が短い、早すぎる今年の梅雨入り…

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