81 間ノ岳


- GPS
- 16:15
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 3,723m
- 下り
- 3,723m
コースタイム
奈良田駐車場 0302
登山口 0322
尾根巻き 0422
大門沢小屋 0456-0500
大門沢下降点 0714-0720
農鳥岳 0756
西農鳥岳 0825
農鳥小屋 0852
間ノ岳 0954-1001
北岳山荘 1058-1108
北岳 1157
北岳 1215
北岳山荘 1248-1256
間ノ岳 1359
農鳥小屋 1442-1452
西農鳥岳 1528-1533
農鳥岳 1601
大門沢下降点 1624
大門沢小屋 1738
尾根巻き 1808
登山口 1856
奈良田駐車場 1917
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場じゃないけどスペースは3台ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期もう雪もほとんどなし。 橋も整備されていました。 これといった危険個所は無し。 |
写真
感想
※この記事は北岳↓と完全に同じものです。区別するために敢えて分けています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-323302.html
遂にチャレンジする時が来ました、奈良田からの北岳への日帰りピストン。
なぜこんなことをしようと考えるのか、答えは簡単バスを使いたくないから。できればヘッデンも使いたくないですが二兎を追うことは自分には出来ないのでライトを選びます。道具の力は頼りにしますが他人の力は頼りにしたくないので。
距離的には30km強とそれほどでもありませんがアップダウンが半端ない。この日だけで3000m以上のアップダウンを繰り返します。相当タフな登山になりそうですが、去年戸倉からの悪沢岳チャレンジを経験してるのでやれる自信は多少あります。ですが当然不安はあるので各チェックポイント毎に目標タイムを設定しそれと照らし合わせて登ることとします。
駐車場〜登山口
最初、無料駐車場からスタートしましたが少し行ったところでポールと手袋を忘れたことに気付き引き返す。結構なロスになってしまったので結局車をゲート前に移動しそこからスタートする。
3時ということで当然暗いので本当は使いたくないヘッドライトを使用しスタート。
登山口〜尾根巻き
一度偵察している甲斐あって大きく迷うこともなく順調に歩くことができた。
尾根巻き〜大門沢小屋
少し行くともう明るくなったのでライトをしまう。暗闇の恐怖感からだろうか、結構いいペースで歩いてきている。
大門沢小屋〜大門沢下降点
小屋で小休憩し黙々と登る。天気がいいので見晴らしもよく久々に富士山が見えた。序盤のスピードが祟ったか疲れが出たのでペースを下げる。
大門沢下降点〜農鳥岳
3週間前は大量にあった雪渓もほぼなくなっていました
農鳥岳〜西農鳥岳
前回はこの辺りでバテバテだったが今回はこまめな休憩の甲斐あってスムーズに
西農鳥岳〜農鳥小屋
ここは急激な下り。下りはいいが後半疲れた状態で登らなければいけないと考えると気が遠くなりそうである。
農鳥小屋〜間ノ岳
序盤は緩やかの登り、中盤以降は斜度がきつくなる。2回ほどフェイクトップがあり、精神的にきつかったが1時間ほどで登れた。
間ノ岳〜北岳山荘
西農鳥岳〜農鳥小屋に似たような道だが距離が長く斜度はそれほどきつくないがこれも後半の事を考えると嫌になる道である。
北岳山荘〜北岳
片道最後の難関。標高も高く急登になるのですぐに息が切れる。休み休みゆっくり登っていく。本当にきつかった。
北岳〜北岳山荘
しっかり休憩したおかげで足が動きました。テンポよく下りられたと思います。
北岳山荘〜間ノ岳
記念に山荘でバンダナを購入。また重いので隠していた水も補給し前進。比較的緩やかな登りが続く道なので足を止めずマイペースで歩くことを心がけました。
間ノ岳〜農鳥小屋
西農鳥岳に1530までに着けば駐車場にギリギリ明るいうちに帰れそうなのでそれに間に合うようペースアップ。農鳥小屋までほぼノンストップだったのでここで小休憩。
農鳥小屋〜西農鳥岳
最後の正念場と言える急坂の急登。疲れがたまってバテバテなので焦るな、焦るなと自分に言い聞かせゆっくり登りました。
西農鳥岳〜農鳥岳
目標だった1530までに到着。イケる!とここで確信しましたが油断はできません。とりあえず休憩し体力回復後移動。この区間は前回とほぼ同タイムでした。
農鳥岳〜大門沢下降点
1600時を過ぎていたのでもう登山客はほぼ歩いていません。日没間近の寂しさが漂っています。更に東側斜面は濃い目のガスがかかっています。ガスがかかった暗闇の中を歩くのは怖いので急ぎました。前回より2分程速いタイムで通過。
大門沢下降点〜大門沢小屋
針葉樹林帯あたりからガスが濃くなってきました。こりゃまずいと更にペースアップおかげで右足親指の爪が靴に激しくぶつかり浮きました。近々剥がれるでしょう。この区間は前回より17分も早いタイムで歩けました。
大門沢小屋〜尾根巻き
小屋で水を補給し前進。徐々に暗くなってきますがまだライトが必要な状況ではない。この区間は前回と同タイム。
尾根巻き〜駐車場
テンポよく歩いたおかげでなんとかライトを使わず登山口まで到着。登山口付近ではほぼ暗くあと5分、10分のレベルで状況は大きく変化したでしょう。林道に出たときは空は明るかったですが車に着いたときはもう暗かったです。本当にぎりぎりの登山でした。
結論としては正直この程度なら相当疲れたことは間違いないですが、体力的には問題なです。それよりも精神的にきつい方が大きい。目指す先が遠くにはっきり見えるのは精神衛生上よくないかなと。
去年戸倉から悪沢岳チャレンジしましたがそれよりはきついと思います。今考えれば悪沢岳ルートは大したことないんじゃないかと思えるほどです。
何はともあれこの超難関をクリアできました。これがクリアできたら100名山に日帰りできない山は無いんじゃないかと思えます。
次のターゲットは水晶岳。前回の偵察登山だけではこれよりは簡単に思えますがはたして実際の所は?近々チャレンジします。
それにしても後半飛ばした影響で体が言うこと聞きません。
本日絶賛筋肉痛です(^∀^;)
※追記
この日の万歩計の記録:77296歩、過去最高かもしれない!
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