甲斐駒ケ岳〜黒戸尾根から北沢峠へ縦走

2013年07月20日(土) 〜 2013年07月21日(日)

• GPS: 10:48
• 距離: 15.4km
• 登り: 2,500m
• 下り: 1,233m

コースタイム

1日目
840尾白渓谷登山口-845竹宇駒ケ岳神社-1035笹の平分岐-1214刀渡り-1236刀利天狗-1325五合目小屋-1406屏風岩下-1430七丈小屋（テント泊）
2日目
500出発-551八合目御来迎場-700甲斐駒ケ岳山頂-801駒津峰-830双児山-914北沢峠

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）JR長坂駅からタクシーで尾白渓谷へ
（復路）北沢峠〜広河原〜甲府駅へバス

コース状況／危険箇所等

黒戸尾根からのアプローチは体力勝負です
八丁登りの急登、屏風岩のハシゴ・クサリと七丈小屋まで気が抜けません
その先の山頂までは基本的に岩登りです
花崗岩の岩は指を切らないように岩を掴める手袋着用をお勧めします
あと基本的に岩・ハシゴ登りではストックは使いません
畳んでおくのが無難だと思います

ファイル

IMGP3748.mpg

セミの鳴き声です
（更新時刻：2013/07/23 07:49）

写真

7/20 8:40

黒戸尾根側登山口
お猿さんが迎えます

7/20 8:45

竹宇駒ケ岳神社にお参りしてから登ります

7/20 8:48

神社脇の吊り橋を渡り、山登りの始まりです

7/20 8:51

全くその通り

7/20 9:02

セミの抜け殻が落ちていました
セミの鳴き声を聞くと梅雨が明けたのだと実感します

7/20 9:58

所々に祠が
宗教的な山であることが実感できます

7/20 10:30

トンボも飛んでいました

7/20 10:34

笹の平
ここからキツイ八丁登り

7/20 10:45

天気も良く汗が噴き出してきます

7/20 10:51

コガラのようです

7/20 11:42

ここで昼食

7/20 12:13

鳳凰三山がキレイ

7/20 12:14

刀渡り

7/20 12:36

刀利天狗

7/20 13:08

たぶん五合目小屋まであと15分という印

7/20 13:25

五合目小屋跡
この後ハシゴ・クサリの急な岩場に入ります

7/20 13:28

7/20 13:49

シャクナゲにも会えました
ちょっと感激です
こちらはピンク
ハクサンシャクナゲのようです

7/20 13:49

こちらは白

7/20 13:56

こんなハシゴが連続します

7/20 13:59

7/20 14:06

岩山の左は大きく切れており急にガスが立ち込めてきました

7/20 14:12

ほとんど垂直に近い（と言ってもたぶん60度くらい）のハシゴもありましたが、写真を撮る余裕がありませんでした

7/20 15:57

七丈小屋テン場
とってもホッとしました

7/20 16:00

怪鳥！

7/20 16:15

今夜はここで

7/20 16:16

夏の夕方の空

7/20 16:53

最近アルファ米＋MUJIのカレーにはまっています
とってもお腹いっぱい、且つ本当においしいです
MUJI作っている人に感謝
MUJIの食品って山向きだと思いませんか

7/21 4:33

☆2日目の朝
雨にも降られず、星がキレイに見えました
このあと朝ごはんを平らげ、さっそく山頂へ！

7/21 5:31

参照を目指す途中に何箇所も開けた場所があります
八ヶ岳を北に見ます

7/21 5:35

山頂方向が見えてきました

7/21 5:51

八合目御来迎場から山頂を望みます

7/21 5:55

北岳もはっきりと見えてきました

7/21 6:00

足の置き場がはっきりとしたクサリ場
花崗岩が踏みぬかれ階段の様に

7/21 6:14

シャクナゲの励ましてくれます

7/21 6:15

オベリスクの向こうに富士山

7/21 6:33

八合目上
剣が天に向いていますが、結構大きな岩ですよ！

7/21 6:37

上級者向けの「鋸岳」

7/21 6:47

大きく切れた岩間からの富士山と鳳凰三山

7/21 6:47

山頂ちょっと手前
八幡神社様の石碑から富士山

7/21 6:48

早川尾根〜鳳凰三山の向こうに富士山

7/21 6:48

鋸岳への尾根はとても険しい様子が伺えます

7/21 7:00

一等△甲斐駒ケ岳

7/21 7:01

来ました〜
達成感で一杯です

7/21 7:01

鋸岳
とっても上級者向け

7/21 7:03

山頂から
真ん中に仙丈ヶ岳から
左に北岳
手前に早川尾根

7/21 7:06

南アルプスの女王と
南アルプスの盟主

7/21 7:06

こうみると次は早川尾根に登りたくなってきます

7/21 7:09

山頂から八ヶ岳

7/21 7:09

山頂から鋸岳
右に連なるのは白岩岳

7/21 7:19

北沢峠に下ります

7/21 7:20

下山途中から
更に山様が大きく見えます
早川尾根＋北岳

7/21 7:20

仙丈ヶ岳
向こうには塩見岳方面

7/21 7:23

振り返って山頂を仰ぎ見ます

7/21 7:26

更に北岳が近づいてきました

7/21 7:30

摩利支天

7/21 7:31

タコに見えました

7/21 7:34

この白さが雪に見えるのでしょう

7/21 8:01

駒津峰

7/21 8:30

双児山

7/21 9:11

北沢峠に向かう途中は樹林帯

7/21 9:14

到着、北沢峠！

7/21 16:23

■T2
今回は2種類のカメラを持参
1つはいつものコンパクトデジカメ。もう一つは20年物のコンパクトフィルムカメラ（CONTAX-T2)
描写力は断然フィルムカメラの方が良いように思います
ASA400なので晴天ではオーバー気味ですが…

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:23

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

7/21 16:24

■T2■

撮影機器：

Optio WG-2 ペンタックス

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

1

単３・単４

ガイド地図

1

山と高原地図

コンパス

1

笛

1

筆記具

1

ライター

1

ナイフ

1

保険証

1

飲料

1

スポーツ飲料パウダー

ティッシュ

1

バンドエイド

1

タオル

1

携帯電話

1

計画書

1

雨具

1

防寒着

1

フリース

スパッツ

1

手袋

1

ビニール袋

1

替え衣類

1

シュラフ

1

シュラフカバー

1

ザックカバー

1

クマよけ鈴

1

食器

1

シェラカップ

水筒

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

1

2食分

共同装備

テント

1

テントマット

1

ランタン・マントル

1

ランタンシェード

コンロ

1

JetBOIL

ガスカートリッジ

1

ファーストエイドキット

1

医薬品

1

カメラ

1

デジカメ・フィルムカメラ

ポリタンク

1

感想

ちょっこうさん

先週の北岳ではガスと雨と強風で散々な天候でした。
そのため尚更晴天の南アルプスを望みたい！という思いが強くなりました
”何とか土日晴れそう”、ということで甲斐駒ヶ岳に行くことにしました

■1日目
JR長坂駅からタクシーで尾白渓谷に
竹宇駒ヶ岳神社でお参りしてから黒戸尾根にとりつきます

すでに朝9時を回り気温も上がってきて身体中から汗が吹き出てきます
樹林帯の急登、八丁登り
まだここでは大きな岩もないのですがキツイです

やっと登りきると次第に岩が現れてきます
刀渡りはチェーンが渡してあり慎重に渡れば大丈夫ですが、渡ったあとの道の脇は大きく切れ落ちていたりするので注意です

五合目小屋跡を過ぎるとチェーンやハシゴが続く岩登りエリアが続きます

屏風岩だと思うんですが登ってる途中で水筒(ナルゲン)を落としてしまいました
幸い後続者がなく水筒も回収できましたが以降、岩場では水筒はザックの中にずっと仕舞いました

どこまでも続く登り、縦に長いハシゴ
疲労困憊のところに突然、七丈小屋が現れました

やっと初日終わり

■2日目
朝3時に山頂を目指す人が沢山居ました
4時に起き出して、朝食を平らげ出発

昨日よりも急な傾斜の岩場が続きます
1か所、オーバーハング気味に岩の横をすり抜ける場所がありました
60リットルのザックを背負っているので、手の指を先の岩に打ってある
チェーンに掛けながら背中のザックごと回すように上の岩に登りました
もしかしてここが一番悩んだところかも知れません
※残念ながら写真なし

岩にへばりつくように上に上に進んで山頂近くになると一転緩やかな道となります
山頂はすぐそこ
まるで”花道”の様に、登り切ってしまうのが惜しい気持ちになります

山頂では何とも言えず大きな達成感がありました
これまでの山行で一番きつかったかも

なお且つ気持ちのいい晴天
空の青ばかりではなく、雲も良いアクセントとなって最高の景色を望むことが
出来ました

＞
昨年に鳳凰三山に登った時も、ガスと雨、しかも道が川状態の結構な雨
先週の北岳はガス・雨・強風に見舞われました
もしかして南アルプスではずっと晴天に縁がないのかしら、と思っていましたが
とうとうこの日が…
そう、やっと南ア雨男返上です
タフだったけど気持ちのよい山行をありがとう！

コメント

lifter175

黒戸お疲れ様でした
naoykさん　こんばんは！

今回は天気もまずまずで、先週のリベンジになりましたね


それにしても、これだけ話題の黒戸尾根、
写真 じゃ良く判りませんでしたが、
やっぱり相当混んでるのでしょうか？

それと、噂通りにキツそう でしたね、
何となく見てても感じました
（私も流行っているので、黒戸日帰りチャレンジしてみようかな
　と、思ったのですがやっぱりかなりキツそうですね）


MUJIのカレー、今度私も試してみたいです

＞南ア雨男返上・・・おめでとうございました〜！

ちょっこうさん

黒戸尾根ですが…
lifter175さん、コメントありがとうございます
黒戸尾根、私にとっては大変でした

登山口に着いた時には、すでに駐車場は一杯
※とても広いので、満車にはならないのでしょうけど
でも、８時過ぎにJR長坂駅からタクシーに乗ったのは私一人でした

テン場の七丈小屋まで詰まったところはありませんでした
というより、私の後から来た人、約１５人ほどに追い抜かれて行きました

MUJIカレー旨いです
バターチキン、一押しです
※家人からはMUJIの回し者と言われています
ファミマでも入手できるところがいいです

雨男返上出来たかどうか・・・
でもやはり晴れた稜線は良いですね！