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Yamareco

記録ID: 324422
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

眺望最高!行者小屋テント泊の八ヶ岳(赤岳、阿弥陀岳)

2013年07月20日(土) 〜 2013年07月21日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
子連れ登山 carcan その他3人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
32:50
距離
18.3km
登り
1,995m
下り
1,980m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
6:12 やまのこ村(1671m)
 ↓ 2.85km +315m -32m 1時間20分(CT50分)
7:31 林道終点(1954m)
 ↓ 2.36km +332m -79m 1時間35分(CT1時間10分)
9:10 赤岳鉱泉(1959m)
9:16 出発
 ↓ 1.32km +168m -33m 56分(CT40分)
10:12 行者小屋(2353m)(テント設営、昼食)
13:04 出発
 ↓ 1.45km +362m -80m 55分(CT1時間)
13:58 中岳コル(2651m)
 ↓ 0.29km +139m -6m 22分(CT25分)
14:21 阿弥陀岳(2805m)
14:32 出発
 ↓ 1.47km +34m -455m 48分(CT1時間10分)
15:20 行者小屋(2353m)

2日目
4:00 起床
5:35 出発
 ↓ 1.15km +372m -8m 1時間4分(CT1時間25分)
6:39 赤岳天望荘(2718m)
6:44 出発
 ↓ 0.55km +166m -11m 50分(CT40分)
7:34 赤岳(2899m)
8:21 出発
 ↓ 0.37km +0m -157m 43分(CT30分)
9:03 文三郎道分岐(2717m)
 ↓ 1.00km +0m -363m 28分(CT50分)
9:29 行者小屋(2353m)(テント撤収、昼食)
11:49 出発
 ↓ 5.32km +166m -838m 3時間14分(CT1時間40分)
15:02 やまのこ村(1671m)

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸「やまのこ村」に駐車50台ぐらい。その奥の赤岳山荘にも50台以上あり。
どちらも1日1000円。中央道「諏訪南IC」から13km、25分
前日の夜に出発して、夜中の0時半ぐらいに到着。すでに多くの車が停まっていました。
朝出発する6時過ぎには、ほぼ満車状態でしたが、まだ数台は停められそう。
美濃戸口〜美濃戸までの林道は未舗装ですが、普通の乗用車なら走れます。10km/h以下のゆっくりしたスピードですが。
道が狭いので、待避所のみでのすれ違いになります。
行きは、夜中のため対向車はなく問題ありませんでした。
帰りは、1台だけ宅急便が対向ですれ違いましたが、さすが宅急便、慣れた手つきで待避所まで下がってくれて助かりました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
 赤岳山荘前に有り
トイレ
 やまのこ村の中にあり(1回100円)
 各山小屋にあり(1回100円)、小屋、テント宿泊者は無料。
テント場
 行者小屋(1泊1人1000円)60張程度
 赤岳鉱泉にも有り
コース状況
 美濃戸〜赤岳鉱泉(北沢)
  林道は単調で長く感じる。ペースが遅いせいもあるが・・・
  登山道に入ると、沢沿いの道で気持ちがよい。勾配は緩やか。
  道も良く整備されており歩きやすい。
 赤岳鉱泉〜行者小屋
  小屋の裏手を南方向に進む。
  樹林帯の中を歩く。勾配も緩く、歩きやすい。
 行者小屋〜阿弥陀岳往復
  コルまでは樹林帯を進む。所々眺望が開け赤岳方面が良く見える。
  徐々に勾配はきつくなる。1箇所ロープがあり滑りやすい。
  コルからは梯子が1箇所と岩登りとなるので、3点確保で慎重に
  高度感がありとても気持ちがよい。
 行者小屋〜赤岳天望荘(地蔵尾根)
  前半は樹林帯でその後は梯子(階段)、岩登りの連続
  3点確保で慎重に登ればそれほど危険な箇所はない。
 赤岳天望荘〜赤岳
  岩登りあり。鎖が設置されているが、特に使う必要なし。
  ゆっくり慎重に登れば特に危険はなし。
 赤岳〜行者小屋(文三郎道)
  前半は岩場で渋滞。慎重に進めば問題なし。
  尾根から下る道は階段が設置されている。
  後半はザレて滑りやすいので注意。
 行者小屋〜美濃戸
  前半は枯れた沢を歩く。後半は樹林帯を歩く。
  勾配は緩いが、ペースが遅いせいか長く感じた。
  途中、沢から登山道に入る箇所を見落として、そのまま沢をくだらないように注意。

噂に聞いていたアブはそこそこ飛んでいましたが、それほどでもありませんでした。
だいぶ減ったのかな。

ただ、テント場付近でも飛んでいたので鬱陶しかった。

美濃戸のやまのこ村から出発します
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美濃戸のやまのこ村から出発します
車止め
美濃戸山荘、赤岳天望荘の宿泊者以外はここから先には入れません。
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車止め
美濃戸山荘、赤岳天望荘の宿泊者以外はここから先には入れません。
美濃戸山荘
登りは北沢から登ります
北沢コースは半分ぐらいまで林道を歩きます
準備運動にはちょうどいいかもしれないけど、子供には退屈です。
登りは北沢から登ります
北沢コースは半分ぐらいまで林道を歩きます
準備運動にはちょうどいいかもしれないけど、子供には退屈です。
1時間20分かけてようやく登山道です。
普通は4,50分で着けると思います。
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1時間20分かけてようやく登山道です。
普通は4,50分で着けると思います。
しっかりした木道が整備されてます
しっかりした木道が整備されてます
沢を何度か渡りますが、立派な橋が架かっています。
沢を何度か渡りますが、立派な橋が架かっています。
ようやく、赤岳鉱泉に到着
子ども達は、ここでテント張れると喜んでましたが、「まだ1時間ぐらいあるで」と言うと、テンションダウン。
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ようやく、赤岳鉱泉に到着
子ども達は、ここでテント張れると喜んでましたが、「まだ1時間ぐらいあるで」と言うと、テンションダウン。
気を取り直して出発です。
ここも水は豊富です。
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気を取り直して出発です。
ここも水は豊富です。
ダブルザック!?
次男、もう歩けないとダダをこねるので、次男の荷物を長男が持ちます。
2つ合わせて8Kgぐらいかな。長男も少しは頼りになるようになってきたかな。
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ダブルザック!?
次男、もう歩けないとダダをこねるので、次男の荷物を長男が持ちます。
2つ合わせて8Kgぐらいかな。長男も少しは頼りになるようになってきたかな。
行者小屋到着
さすが、88Lは大きいですね。
子供連れだと歩く時間が長くなるので、重い荷物は堪えます。
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行者小屋到着
さすが、88Lは大きいですね。
子供連れだと歩く時間が長くなるので、重い荷物は堪えます。
行者小屋でテントの受付を済ませてテントを設営します。
もう既にたくさんのテントが張られていましたが、少し高台に1張りだけ張れるスペースがありました。
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行者小屋でテントの受付を済ませてテントを設営します。
もう既にたくさんのテントが張られていましたが、少し高台に1張りだけ張れるスペースがありました。
お昼ごはんはスパゲッティ
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お昼ごはんはスパゲッティ
今回の我が家
人通りは多いけど、高台でなかなかいい場所です。
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今回の我が家
人通りは多いけど、高台でなかなかいい場所です。
昼ご飯を食べたら、天気も良いので、阿弥陀岳に長男と2人で登りに行きます。
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昼ご飯を食べたら、天気も良いので、阿弥陀岳に長男と2人で登りに行きます。
はじめは樹林帯
赤岳が見えてきました。
明日はあそこに行くで。
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赤岳が見えてきました。
明日はあそこに行くで。
中岳のコルに到着
いい景色に思わずニッコリ!
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中岳のコルに到着
いい景色に思わずニッコリ!
さあ、岩登り開始
長男のテンション最高潮
さあ、岩登り開始
長男のテンション最高潮
行者小屋があんなに小さく
高度感満点
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行者小屋があんなに小さく
高度感満点
阿弥陀岳から赤岳
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阿弥陀岳から赤岳
阿弥陀岳山頂
360度大パノラマ
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阿弥陀岳山頂
360度大パノラマ
西側の眺望も最高
2800mから見下ろす町並みはまた一味違う
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西側の眺望も最高
2800mから見下ろす町並みはまた一味違う
八ヶ岳連鋒、蓼科まで続いてるのかぁ
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八ヶ岳連鋒、蓼科まで続いてるのかぁ
高度感たっぷりですね。
長男はすごいスピードで下っていきます。
ついて行くのがやっと
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高度感たっぷりですね。
長男はすごいスピードで下っていきます。
ついて行くのがやっと
絵になるねぇ
バイケソウの花が咲いてました
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バイケソウの花が咲いてました
2日目の朝ごはん
今回は気合を入れて、朝からスクランブルエッグとウインナーを焼いて、パンに挟んで食べました。
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2日目の朝ごはん
今回は気合を入れて、朝からスクランブルエッグとウインナーを焼いて、パンに挟んで食べました。
地蔵尾根から赤岳を目指します。
地蔵尾根から赤岳を目指します。
はじめは、樹林帯の急坂を登ります
次男、今日は調子がいいようで、どんどん登っていきます。
はじめは、樹林帯の急坂を登ります
次男、今日は調子がいいようで、どんどん登っていきます。
階段が出てきました。
団体に道を譲ってもらい、更に調子を上げます。
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階段が出てきました。
団体に道を譲ってもらい、更に調子を上げます。
少し小さめの階段
手すりが着いてるので安心して登れます
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少し小さめの階段
手すりが着いてるので安心して登れます
岩登りも元気もりもり
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岩登りも元気もりもり
後ろを振り返ると、行者小屋があんなに小さく
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後ろを振り返ると、行者小屋があんなに小さく
途中のお地蔵様にお参りして
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途中のお地蔵様にお参りして
更に岩を登ります
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更に岩を登ります
稜線に出ました。
尾根伝いに、まずは赤岳天望荘を目指します。
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稜線に出ました。
尾根伝いに、まずは赤岳天望荘を目指します。
赤岳天望荘その後ろに赤岳
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赤岳天望荘その後ろに赤岳
赤岳天望荘に到着
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赤岳天望荘に到着
ここからも岩登り
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ここからも岩登り
赤岳頂上山荘到着
赤岳頂上山荘到着
赤岳頂上
今日も天気最高です
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赤岳頂上
今日も天気最高です
富士山をバックに
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富士山をバックに
富士山をアップで
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富士山をアップで
縦走路
いつか歩きたいですね。
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縦走路
いつか歩きたいですね。
赤岳頂上山荘で子ども達2人にバッチを買いました。
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赤岳頂上山荘で子ども達2人にバッチを買いました。
再び、2人で山頂
下山ルートは時間的に混みあってます。
下山ルートは時間的に混みあってます。
キレット分岐
文三郎道
階段で一気に下ります。
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文三郎道
階段で一気に下ります。
テント場に向かって一直線に下ります。
ザレているので、滑りやすい
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テント場に向かって一直線に下ります。
ザレているので、滑りやすい
下りのの階段は滑らないので、安心ですね
下りのの階段は滑らないので、安心ですね
名残惜しいですが、
テントも撤収して、下山開始
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名残惜しいですが、
テントも撤収して、下山開始
はじめは枯れた沢を下ります
はじめは枯れた沢を下ります
登山道はみんな色々歩くので、こんなに広くなってます。
本来の道は次男の歩いている下の道なんでしょうね
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登山道はみんな色々歩くので、こんなに広くなってます。
本来の道は次男の歩いている下の道なんでしょうね
なかなか時間がかかるので、飽きてきます。
何十人の人に抜かされたか・・・
なかなか時間がかかるので、飽きてきます。
何十人の人に抜かされたか・・・
でも、本人は元気
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でも、本人は元気
ようやくゴールです
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ようやくゴールです
お疲れさん

感想

今年の夏山第一弾として、八ヶ岳テント泊。次男にとっては始めての本格的なテント泊だ。
荷物の配分として、無理なく登るために長男約5Kg、次男約3Kg、妻約8Kg、私約23Kgとした。

早朝出発で美濃戸に向かおうと考えていたが、美濃戸の駐車場はすぐに満車になるらしいので、
前日に美濃戸まで入って車中伯することにした。
金曜日は0時以降に高速道路を下りなければ、安くならないので、それにあわせるように出発、
予定通り0時過ぎに諏訪南ICを下りて0時半ぐらいに美濃戸に到着。

登りは北沢から登るが、次男の歩くのが遅いのか中々林道が終わらない。
登山道に入ってからは沢沿いの道でなかなか気持ちがよい。
3時間ほどかけてようやく赤岳鉱泉に到着。でも、今日のテント場はもう少し先の行者小屋。
とうとう、次男がグズリだしてしまったので、次男の荷物を長男が持ってくれた。
さすがお兄ちゃん。

1時間ほどで、行者小屋のテント場に到着。まだ10時過ぎだというのに、結構たくさんのテントが張られている。
さっさと受付を済ませ、テントを張る場所を探す。
高台にいい場所があった。背面は林なので、周辺に他のテントが来ることもない。

昼ご飯を食べた後から、天気もいいので、長男と2人で阿弥陀岳に登ることにする。
最初は渋っていたが、阿弥陀岳の岩場登りと素晴らしい景色にテンション上がり、登って良かったとのこと。

夕食はご飯とお鍋。お鍋は野菜たっぷりでおいしかったが、ご飯が水加減が悪かったのか、芯が残ってしまった。

夜は星空を期待したが、残念ながらうす曇と月が明るくあまり見えなかった。

次の朝、3時ぐらいに周りが騒がしくなってきて、目が覚めた。
さすが、山の朝は早い。4時前にはたくさんの団体がライトを照らして登っていった。ご来光を見るのかな。

今回は良く眠れた気がする。マットを銀マットから、サーマレストリッジソーライトとニーモエアマットのORAにしたおかげかもしれない。


次男は頂上に行くのを渋っていたが、いざ登ってみると、これまたテンションあがり、急坂もハイペースで登っていった。
赤岳天望荘まで、CTより20分も早い1時間ちょいで着いてしまった。

赤岳の頂上からは富士山はもちろん、北アルプス、中央アルプスと絶景が広がっていた。

テント場まで戻りテントを撤収と昼食を食べ。いよいよ下山
南沢から下山したが、疲れからか、次男のペースが意外に上がらず、
予定時間を大幅に超えて、3時間15分ぐらいかかってしまった。

下山中噂に聞いていたアブが飛んでいたが、予想してたよりも多くは無かった。
駐車場についた時も、気になるほどではなかった。
駐車場にはトンボがたくさん飛んでいたので、だいぶ減ったのかもしれない。
天敵のオニヤンマではなかったけど・・・

2日間とも天気に恵まれ、子供達にもアルプスの絶景を見せてあげることができて、
テント泊も楽しめて、夏山第1弾としては大成功だった。

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コメント

おにいちゃん
お兄ちゃん がんばりました
ほほえましい風情ですね

これからも仲良くね
2013/7/23 12:45
こんばんはolddreamerさん
大人も子供もアルプスはテンション上がりますね

特に長男は普段の山登りよりも力を発揮していたように思います。
2013/7/23 22:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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