扇沢〜鹿島槍ヶ岳 往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,454m
- 下り
- 2,440m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期は柏原新道上部は雪渓が広がっているため,爺ヶ岳方面には冬季ルートである南尾根ルートを行くのが無難である. 扇沢〜南尾根ルート分岐:ルート上には危険箇所無し.分岐は八ツ見ベンチ付近(標高1660m付近)で頭上の枝に色あせたテープが結ばれているのでそれが目印. 南尾根ルート分岐〜ジャンクションピーク:分岐直後は樹木の枝や根をよけながらになる.ルート中ほどは整備が行き届いており非常に歩きやすい.しかし,ルート後半,雪解け直後は草木に覆われている箇所があり,ピンクテープ等に注意しながら歩かれたい. ジャンクションピーク〜爺ヶ岳:特に危険個所無し.残雪がある時期には一部急な斜面があるので注意. 爺ヶ岳〜冷池山荘:特に危険個所無し. 冷池山荘〜布引岳:山荘から森林限界のケルンまでは残雪多し.東斜面によりすぎないように注意. 布引岳〜鹿島槍ヶ岳:特に危険個所無し |
その他周辺情報 | 湯けむり屋敷 薬師の湯 大人750円,小人300円 https://o-yakushinoyu.com/index.html トロバス記念館 https://kanko-omachi.gr.jp/spot/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%B9%E8%A8%98%E5%BF%B5%E9%A4%A8/ 2018年に運航を終えたトロリーバスの歴史を学ぶことができる. |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
カメラ
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
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感想
今回はトレーニングのために鹿島槍ヶ岳ワンデイ登山を行った.午後から天気が崩れる恐れがあった(結局午前は曇ってて午後から晴れてきた)ため早朝出発とした.
前日と合わせて晴天であったため駐車場が埋まってないか不安であったが,停まっていたのは一台だけであり,完全な杞憂であった(よく考えたら立山方面へ行く人はさらに上部の駐車場に駐車するやろ...)
冬季ルートは初めてであったためやぶ漕ぎなどが不安であったが雪が出てくるまでは非常に快適な縦走路のようであった.しかし,残雪が出てきてからは雪の中から出てきたばかりの背の低い草木によってトレースが隠されており,ルートファインディングに非常に苦戦した.何度も引き返して正しいルートに戻るなどして何とかジャンクションピークに到着した.この時点で相当汗をかいており,晴天予報であったため跡が思いやられた...
ジャンクションピークから鹿島槍ヶ岳までは一部残雪があったものの何も問題なくコースタイム以上のペースで進んだ.布引岳手前にプレートが埋め込まれたケルンがあったが,昔海外遠征のためのトレーニング中にこのあたりで疲労凍死してしまった隊員の弔いのものだとか...合掌
稜線上は最初の予想とは大きく違い雲に覆われた天気の上風が吹いており,汗をかいた体を急激に冷やし,非常に寒かった.でも,ラーメン美味しかった(小並感)
下山は結局二回の休憩だけで下りてしまった.ただ,樹林帯に入って2000mを下回ったあたりでルートをロストしてしまい,結局斜面を強行下降して柏原新道本線に下りた.斜面は笹に覆われており,非常に滑りやすく怖かった...
今年の夏は二年前リタイアした日本海から槍穂高までの縦走を計画しているので,それまでに長時間行動トレーニングと歩荷トレーニングを行っていこうと考えている.その中で今回は長時間(といっても10時間弱...もっと伸ばさないとダメか)トレーニングとして行った.扇沢から鹿島槍ヶ岳まで5時間程度であったことから扇沢〜八方なども一日で行けないかな...ともおもった山行だった.
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