仙丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳

2013年07月30日(火) 〜 2013年08月01日(木)

• GPS: 18:05
• 距離: 18.1km
• 登り: 2,172m
• 下り: 2,180m

コースタイム

1日目…移動（長衛荘泊）
2日目…5:00北沢峠〜6:45大滝ノ頭〜8:00小仙丈ヶ岳8:10〜9:25仙丈ヶ岳（昼食）
10:00仙丈ヶ岳〜11:00馬ノ背ヒュッテ〜11:40大滝ノ頭〜12:25仙丈2合目〜13:00長衛小屋テント場〜13:45仙水小屋泊
(Total／8h45m）
3日目…4:00仙水小屋〜4:50仙水峠〜6:25駒津峰6:35〜8:15摩利支天(往復30分)〜9:10甲斐駒ケ岳（補給食）
9:35甲斐駒ケ岳〜往路戻る〜12:30仙水小屋12:40〜13:20北沢峠
(Total／9h20m）

天候

7/31；仙丈岳登頂日…晴れ（ほぼ無風）
8/1；甲斐駒登頂日…雨降ったり止んだり（強い風はないものの、視界不良）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）八王子＝JR＝12:17甲府13:00＝山梨交通＝14:53広河原15:00＝市営バス＝15:25北沢峠
帰り）北沢峠13:30＝市営バス＝13:55広河原14:10＝山梨交通＝16:05甲府＝JR＝八王子

バス連絡　http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/h25mycarkiseichirashiura.pdf

コース状況／危険箇所等

◆仙丈ヶ岳…よく整備されていて危険個所はありません。
　　　　　　天気が良ければ爽快♪どこまでも歩いていきたくなる道ですが、ガスで何も見えないと、うんざりする長さ。
　　　　　　※藪沢コースは8/1〜開通らしい（未確認）
◆甲斐駒ヶ岳…巻き道コースのザレ場、足元だけをみているとルートを外す可能性あり（無用な踏み跡たくさんあり）
　　　　　　ガスで先の見通しがない時は注意。赤い標識・マークを見落とさないように。


■長衛荘…夕食5時〜。朝食は夕飯の後に弁当の形で渡されます。
　　　　　朝4〜6時の間、味噌汁が用意されているので勝手に食べるシステム。
　　　　　水無料、更衣室あり、水洗トイレ　
■仙水小屋…＜完全予約制＞　夕食4時半、7時消灯。3時一斉起床、3時半朝食。
　　　　　仙水峠でご来光を見るための配慮らしい（この日登らない人は、始発のバスまでどう過ごすんだろう？）
　　　　　水無料、トイレは水洗じゃないけど臭わない。　　　　　　　　　
■登山届…長衛荘にあった用紙とポストを使いました。

■温泉…＜喜久の湯温泉＞甲府駅徒歩13分　昭和元年創業、太宰も通ったレトロな銭湯（沸かし温泉）
　　　　　http://nttbj.itp.ne.jp/0552526123/index.html

ファイル

非公開 仙丈〜甲斐駒.xls

（更新時刻：2013/08/05 20:20）

写真

甲府駅バスのりば　切符は途中で車掌さんが乗り込んで車内販売します

せまい林道を無線でやり取りしながらすれ違い、広河原まで2時間。
そこからさらにバスを乗換え、北沢峠に到着。ふぅ〜、、、山深くまでやってきました

今日は移動のみで「長衛荘」泊
この日（水曜）は、まだ宿泊に余裕があったようです

長衛荘内部　近々、小屋の名称が変更されるそう

カーテンで仕切られ、着替えもできるプライベート空間が確保されてます

夕食：手作りコロッケがおいしかった〜　
ご飯・味噌汁はおかわり自由

7/31 5:05

◆2日目:7/31◆4時起床、5時出発で仙丈ヶ岳へ！　いい天気になりそう♪

前にも後にも人がいません。あれ〜？？　みんな甲斐駒へ行ったのかな？

7/31 5:39

二合目から人が合流してきました。
林道を戻って、「見晴らし台」経由で来た人が多いようです

マルバダケブキ？

7/31 6:45

大滝ノ頭・五合目　ここらへんから樹木の間から山々が見えるようになります

六合目

このあたりから高い木々がなくなり展望が開けます

北アルプス

鳳凰、富士山、北岳

オベリスクが！

中央アルプス、御嶽

小仙丈ヶ岳

7/31 8:07

小仙丈カール

甲斐駒から鋸岳稜線　奥は八ヶ岳

北岳、間ノ岳、塩見

7/31 8:58

わかりますかね？真ん中あたりにライチョウがいるんですが…

おかあさん雷鳥と子ども

ロープの向こうで安心してるのか、あまり警戒しない鳥ですね

カール

お決まりの2ショット「標高No.1とNo.2」

あともう少し。。。

7/31 9:23

大仙丈

7/31 9:23

7/31 9:26

「前岳」二等三角点　明治35年選点

長衛小屋の鶏ごはん弁当。おいしかったです

馬ノ背方面へカールを下ります

お花もいっぱい咲いていたのですが、展望に気をとられて、あまり撮らずじまい…
お花さんゴメンナサイ

7/31 10:39

ハイマツの尾根を下ります

7/31 10:40

甲斐駒アップ！　あしたはあの頂へ〜

7/31 10:43

しつこくカラんできたチョウチョ

7/31 10:48

丹渓新道分岐

7/31 10:54

シカ避け柵　アルミのテープがキラキラ

7/31 11:09

2か所残雪あり

7/31 11:21

アイゼンは必要なし

8/5 14:35

だけど、気を抜くとスベります

7/31 11:41

大滝ノ頭

7/31 12:25

二合目から長衛小屋テント場へ

7/31 12:55

7/31 12:59

テン場　少なめですかね

7/31 13:00

「長衛小屋」（北沢駒仙小屋）
明日の帰りに寄るからね！待ってて、エベっさん！

7/31 13:07

北沢に沿って登っていきます

7/31 13:27

7/31 13:39

7/31 13:59

13:45　今宵の宿「仙水小屋」到着

7/31 13:48

夕食まで、ひと眠り…。
ここに定員30名、頭を並べて寝ます

7/31 14:00

うたた寝がいけなかったのか、頭痛で目が覚める…夕食後、鎮痛剤服用

7/31 16:34

16:30 仙水小屋の夕食は外のテーブルで。　お刺身・デザートまであります
19:00 消灯　まだ明るいけど、明日に備えて「おやすみなさい」

7/31 12:31

◆3日目:8/1◆3:00　一斉に起こされます。
布団をバタバタと片付けられ、お膳を並べて、3:30に朝食。
まだ暗いけれど空はどんよりしています。快方に向かうという情報を信じて
4:00　ヘッドライトを装着し、甲斐駒に向けて出発〜！

8/1 4:51

途中で雨が降り出し、雨具装着。
仙水峠に着きましたが、ご来光どころではありません

8/1 4:52

摩利支天は見えるけれど、山頂はガスの中。。。
この時点で、同じ宿の人は何組か引き返しました。
大阪から来た単独のおじさまと、とりあえず駒津峰まで行ってみることに。

8/1 5:57

急登ですが、昨日の仙丈が良い足慣らしになっているのか意外とさくさく歩けます
でも、蒸し暑い〜！

8/1 6:35

駒津峰（駒ケ岳6合目）　真っ白〜
大阪のおじさまはここで戻ると言います。

8/1 6:27

行く手やじるしの先も　真っ白〜
このガスの中、この先一人じゃ不安なので、どうしようかな。。。
しばらく後続を待ってみます

8/1 6:32

宮界標

「もう少し行ってみる」という御夫婦連れと単独のおじさまがやってきたので御一緒させていただきました

8/1 6:29

シャクナゲが続く道　ほぼ終わってますが。。

8/1 6:58

幽玄の修験道？

8/1 7:22

同行させていただいた単独のおじさんと御夫婦連れ

8/1 7:32

御夫婦連れは、ここで戻られました。

もうちょっと行ったところで、山頂から下りてきたパーティとすれ違い
「山頂で一瞬、女神がほほ笑んでくれたよ」という吉報が聞けたのですが…

8/5 17:07

直登コースと巻き道コースの分岐

8/1 10:11

おじさんは直登コースへ行くと言います。

ええ〜、止めたほうがいいですよ〜、すべりそうですよ〜

8/1 7:49

しばらくして、おじさんも巻き道に戻ってきました(^。^)

花崗岩のザレ地、乾いてたら滑って歩きづらそうだけど、幸か不幸か湿っているので歩きやすい

8/1 7:58

摩利支天へは、地図に「危」マークがあったけど、こんな岩を降りていくんだね。。。
「お〜コワ！　とても行けないですよね〜」と言って、青いロープ沿いの道へ

8/1 8:13

あ〜、甲斐駒山頂らしきものが見えてきましたよ〜！

8/1 8:14

って、正面に周ってみたら「摩利支天」でした。。。

この天候なので、寄るつもりなかったんだけど。。なりゆきで来ちゃった

8/1 8:15

なんだか、方向的にずいぶん大きく巻いていくんだな〜とは思ってたんだけどね。。。

なかなかの珍道中

8/1 8:34

結局、「危険」と感じる所はどこにもないまま分岐標識まで戻る（往復30分弱）
ガスで周りが見えないと、この標識はわかりづらい

8/1 9:09

こんどこそ、甲斐駒の山頂らしきもの

8/1 9:09

あ、ライチョウ！

8/1 9:09

もうすこし寄ってもだいじょうぶ。母子連れでした

8/1 9:35

おじさんと山頂写真を撮り合いっこして(^^)v

「ありがとうございます。おかげでここまでこれました」

8/1 9:11

「甲駒ケ嶽」一等三角点　明治15年選点
一等の標石は90kg。明治期は、まだ北沢峠は開かれてなかったので、黒戸尾根を担いできたということですね。スゴイよ、昔のひと。

8/1 9:17

しばらく待ってみたけれど、女神はほほ笑んでくれそうもない。。。

8/1 9:24

8/1 9:38

「昼寝していく」（ええ〜！この天気に!?）というおじさんを残して、ひとり下山。
できれば13:30のバスに乗りたい

8/1 9:47

先の赤い標識が見えないので、いくつもある踏み跡に惑わされます。
一度まちがえて、崖に突き当たりました。慎重に標識や岩のペンキを追います

8/5 17:09

あれ？　こんなところ通ってきたかな？…時々不安になるけれど
この辺りから、登ってくる人たちとすれ違うようになってきました。
ガスの中を一人で歩いている時、人と会うとすごい安堵感。。。

8/1 10:14

来る時は、ここが六方石とは気づきませんでした

8/5 17:09

見えないから平気なんだけど、見えてたらすごい高度感なんだろうな

8/1 10:34

ゴゼンタチバナ？

ガスが晴れないので、駒津峰から双児山へ行くのは止めて、
ちょっと遠回りだけど、無難に来た道を戻ります

8/1 11:45

この曲がり、この木に何があった！？

8/1 11:48

駒津峰〜仙水峠の道。　　あれ？、こんなに急だったっけ…

8/1 11:58

仙水峠。摩利支天は、まだすっぽりガスの中…
でも、空はずいぶん明るくなってきた

8/1 12:06

暗かったから分からなかったけど、仙水峠〜仙水小屋はこんな道だったんだ。。

8/1 12:24

8/1 12:30

仙水小屋でカッパを脱いで、荷物の整理。　
お茶をごちそうになる（お昼ごはん時におじゃましてスミマセ〜ン）

8/1 13:08

北沢峠への道を急ぎます。長衛小屋のエビスもパス(>o<)

いまごろ晴れてくるし〜

8/1 13:21

13:30のバスに間に合いました

8/1 16:21

途中でバスを降りて温泉に寄るのも面倒なので、甲府駅近くの温泉へ

8/1 16:22

太宰治も通った温泉だそうです。レトロな下町銭湯風でした

8/5 17:10

甲府駅前では「地ビールフェスト」開催中（8／4まで）

8/1 17:45

飲んでいくしかないっしょ〜(^O^)♪　いい締めでした！

撮影機器：

EX-Z370 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

mie_999

念願の南アルプスデビュー！　　で、入門コースの北沢峠基点・仙丈＆甲斐駒です。
南アルプスはアクセス不便という印象があったけど、意外と連絡もスムーズ。
車なら近いし、日帰りも可能ということが分かりました。
天気は1勝1敗。甲斐駒は、晴天の時に是非リピートしたい！

初★3000m峰単独（富士山以外）ということで、緊張感をもって臨みましたが
さすが人気の夏山エリア。全国から人いっぱい。お国訛りのおしゃべりを聞きながら楽しく歩けました。
ひと気のない丹沢や奥多摩の低山を一人で歩く方がよっぽどコワイこともある。

しっかし、数字では聞いていましたが、甲府市街の暑さはハンパないですね〜。殺人的です。

次回は、北岳！



■交通費（4640＋5540）、2泊4食＋弁当（6500＋9000）、温泉（400）　計26,080円

コメント

tokiyosi64

初めまして
7/31私たち仙人夫婦も仙丈ヶ岳に登って素晴らしいカールに感激して帰って来たところです。