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Yamareco

記録ID: 328903
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳三山縦走と鑓温泉の4日間

2013年07月31日(水) 〜 2013年08月03日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
19.2km
登り
2,221m
下り
2,209m

コースタイム

第1日=13:40 猿倉― 14:45 白馬尻小屋(泊)
第2日= 6:00 白馬尻小屋― 8:15 大雪渓終了点― 9:08 小雪渓― 10:53 白馬山荘(昼食・泊)   12:50〜14:00 白馬岳山頂(2932m)往復
第3日=6:20 白馬山荘― 杓子岳(雨のため巻き道を通る)― 8:30 鑓ケ岳山頂(2903m)― 9:30 天狗山荘(昼食) ― 10:40 白馬鑓温泉への分岐― 13:35 白馬鑓温泉(泊)
第4日=5:00 白馬鑓温泉― 7:30 小日向コル― 8:50 猿倉 バスで白馬駅へ
天候 7月31日:曇り
8月 1日:大雨
8月 2日:雨
8月 3日:曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR大糸線白馬駅からバスで30分猿倉へ
コース状況/
危険箇所等
1.猿倉から白馬尻小屋間は、特に問題なし。
2.白馬尻小屋から白馬山荘
 大雪渓は3筋ほど幅1m強の大きなクレバスが発生している。左の山側を巻いて通過。スリップ滑落に十分注意と落石に注意
小雪渓までの間に沢渡りの木の橋が有る、大雨のため濁流が橋の下を勢いよく流れていた。転落に注意
小雪渓から上も大雨のため登山道が沢のようになっていた。浮き石に注意
3.白馬山荘から白馬鑓温泉への分岐
 晴れていれば展望を愉しみながら心地良い稜線歩きとなる。高山植物のお花も多い。
4.分岐から白馬鑓温泉への下り
 鑓温泉上部の岩場、鎖場は濡れていると非常によく滑る。転倒、滑落事故の多い場所。スリップ滑落に十分注意
5.白馬鑓温泉から猿倉
 鑓温泉の直下は、まだ雪渓が残っている。早朝だと雪が硬く滑り易い、また巻き道が崩れ幅の狭い所がある。雪渓はアイゼンが必要。スリップ滑落に十分注意
白馬駅に12:41着
13:00発のバスに乗る
白馬駅に12:41着
13:00発のバスに乗る
猿倉荘前に13:32着
準備をし13:45出発
猿倉荘前に13:32着
準備をし13:45出発
13:56 最終日に下山する鑓温泉への登山口
13:56 最終日に下山する鑓温泉への登山口
砂防ダムからの滝
砂防ダムからの滝
14:45 白馬尻小屋に着く
生ビールを飲みゆっくりくつろぐ
14:45 白馬尻小屋に着く
生ビールを飲みゆっくりくつろぐ
明日登る大雪渓
8/1
朝食を5時に食べ、
6:00 雨の中、白馬尻小屋出発
8/1
朝食を5時に食べ、
6:00 雨の中、白馬尻小屋出発
ベンガラの誘導マークに従って大雪渓を登る。
相変らず雨はドシャ降り風も強い。落石に注意したいが視界は数十m、フードに当たる雨がパラパラまるで霰の様だ。
ベンガラの誘導マークに従って大雪渓を登る。
相変らず雨はドシャ降り風も強い。落石に注意したいが視界は数十m、フードに当たる雨がパラパラまるで霰の様だ。
スリップしない様に注意して登って行くと、幅1m強の大きなクレバスが現れた。飛越えれない、クレバスに沿って行くと、二人が超える所がないと話し掛けて来られた。三人で右側の山の麓まで下ってやっとクレバスを越えた。
誘導マークが欲しい。
1
スリップしない様に注意して登って行くと、幅1m強の大きなクレバスが現れた。飛越えれない、クレバスに沿って行くと、二人が超える所がないと話し掛けて来られた。三人で右側の山の麓まで下ってやっとクレバスを越えた。
誘導マークが欲しい。
時折ガスが消え山が見えたが、見える登山者は居ない、心細い。
時折ガスが消え山が見えたが、見える登山者は居ない、心細い。
8:15 大雪渓終了点に着いた。下山者がアイゼンを付けていた。
8:15 大雪渓終了点に着いた。下山者がアイゼンを付けていた。
沢渡りの木の橋だ、凄い濁流だスリップするとお終いだ。
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沢渡りの木の橋だ、凄い濁流だスリップするとお終いだ。
9:08 小雪渓に着くアイゼンを付ける。
9:08 小雪渓に着くアイゼンを付ける。
下山者二名の通過を待つ。
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下山者二名の通過を待つ。
小雪渓の真ん中辺りから下を見る。白く盛り上っている所が氷だスリップしないように。
小雪渓の真ん中辺りから下を見る。白く盛り上っている所が氷だスリップしないように。
9:25 避難小屋
登山道は沢のように水が流れている。
登山道は沢のように水が流れている。
10:28 村営白馬岳頂上宿舎に着いた。
10:28 村営白馬岳頂上宿舎に着いた。
10:54 今夜の宿白馬山荘に無事到着受付をする。
10:54 今夜の宿白馬山荘に無事到着受付をする。
着換えをし、雨で濡れた物を乾燥室に入れ昼食だ。
着換えをし、雨で濡れた物を乾燥室に入れ昼食だ。
10:25 休んでいると明るくなったので急いで山頂に向った。
10:25 休んでいると明るくなったので急いで山頂に向った。
山頂には誰もいない貸切だ。
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山頂には誰もいない貸切だ。
白馬岳山頂(2932m)一等三角点での記念
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白馬岳山頂(2932m)一等三角点での記念
14:00 白馬山荘に帰る。
14:00 白馬山荘に帰る。
8/2
6:20 朝食後支度をし白馬山荘を出発
今日は小雨だ。
8/2
6:20 朝食後支度をし白馬山荘を出発
今日は小雨だ。
8:13 お花畑を楽しみながら尾根歩きをしているとライチョウ親子に出会った。
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8:13 お花畑を楽しみながら尾根歩きをしているとライチョウ親子に出会った。
巻き道を通り杓子岳山頂は通過した。
8:30 白馬鑓ケ岳山頂(2903m)三等三角点
巻き道を通り杓子岳山頂は通過した。
8:30 白馬鑓ケ岳山頂(2903m)三等三角点
9:06 白馬鑓温泉への分岐点
下山し掛けると急に辺りが明るくなって来た再度登り天狗山荘で昼食した。
9:06 白馬鑓温泉への分岐点
下山し掛けると急に辺りが明るくなって来た再度登り天狗山荘で昼食した。
天狗山荘前に有った「帰宅厳守」の注意札
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天狗山荘前に有った「帰宅厳守」の注意札
10:40 白馬鑓温泉への分岐に戻る。
10:40 白馬鑓温泉への分岐に戻る。
白馬鑓温泉への下り、両側にお花畑が続いく写真を写し楽しみながら歩けた
白馬鑓温泉への下り、両側にお花畑が続いく写真を写し楽しみながら歩けた
お花畑
コバケイソウ
お花畑
コバケイソウ
真ん中の雪渓を渡る
真ん中の雪渓を渡る
クサリ場通過の注意札
クサリ場通過の注意札
滑り易いクサリ場
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滑り易いクサリ場
岩場・クサリ場
クサリ場
クサリ・梯子場
クサリ場を通過すると急な階段だ。
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クサリ場を通過すると急な階段だ。
雨水が滝に成っている。
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雨水が滝に成っている。
ガスの向こうに小屋が見えて来た。
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ガスの向こうに小屋が見えて来た。
13:35 白馬鑓温泉に到着
小屋の人に尋ねると、猿倉まで5時間掛かると言われた。
13:35 白馬鑓温泉に到着
小屋の人に尋ねると、猿倉まで5時間掛かると言われた。
早速露天風呂を楽しむ。
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早速露天風呂を楽しむ。
8/3
小屋で朝弁を食べ、
5:00 白馬鑓温泉を出発
8/3
小屋で朝弁を食べ、
5:00 白馬鑓温泉を出発
5:14 雪渓に入る
左の雪渓に入る所を見失い下り過ぎていた。
赤い旗も無く踏み跡も無い心配になりGPSを見ると登山道は上の方だ引返すと、大雪渓のクレバスの所で会ったお二人に会う安心した。
左の雪渓に入る所を見失い下り過ぎていた。
赤い旗も無く踏み跡も無い心配になりGPSを見ると登山道は上の方だ引返すと、大雪渓のクレバスの所で会ったお二人に会う安心した。
幾つかの小さい雪渓を横断、その都度アイゼンを付け外す。
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幾つかの小さい雪渓を横断、その都度アイゼンを付け外す。
7:30 小日向コルを通過
7:30 小日向コルを通過
8:40 鑓温泉への登山口に帰る。
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8:40 鑓温泉への登山口に帰る。
8:50 猿倉着く、8:55発のバスが待っていた飛乗る。
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8:50 猿倉着く、8:55発のバスが待っていた飛乗る。
バスセンターでバスを降り、スキー場を横目に日帰り入浴に向う。
バスセンターでバスを降り、スキー場を横目に日帰り入浴に向う。
9:45 みみずくの湯に着く、開店10時まで外で荷物を整理しながら待つ。
入浴後白馬駅まで歩き駅前で生ビールとそばで乾杯だ。
そこへ大雪渓のクレバスの所で会ったお二人が入って来られた。縁が有るものだ。
9:45 みみずくの湯に着く、開店10時まで外で荷物を整理しながら待つ。
入浴後白馬駅まで歩き駅前で生ビールとそばで乾杯だ。
そこへ大雪渓のクレバスの所で会ったお二人が入って来られた。縁が有るものだ。
12:26 白馬駅
14:53 松本駅
京都まで帰る、空は青空だ。
京都まで帰る、空は青空だ。
白馬三座縦走で出会った花
(名前が間違っていたら御免なさい)
オオウバユリ
白馬三座縦走で出会った花
(名前が間違っていたら御免なさい)
オオウバユリ
クルマユリ
イワオウギ
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
ミヤマシオガマ
トモエシオガマ
タカネウスユキソウ
タカネウスユキソウ
ミヤマオダマキ
ツガザクラ
ウルップソウ
コバケイソウ
イワカガミ・チングルマ
イワカガミ・チングルマ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ハクサンイチゲ
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ・シナノキンバイ
ハクサンコザクラ・シナノキンバイ
チングルマ・アオノツガザクラ・ハクサンイチゲ
チングルマ・アオノツガザクラ・ハクサンイチゲ
ニッコウキスゲ
タテヤマウツボグサ群生
タテヤマウツボグサ群生
モミジカラマツ
ニッコウキスゲ
ミズバショウ
タテヤマウツボグサ
タテヤマウツボグサ
シモツケソウ
オタカラコウ
キヌガサソウ
キヌガサソウ群生
キヌガサソウ群生

感想

申込んでいたツアーが中止に成り、初めてのアルプス単独登山を決行した。
「心細い止めようと言う自分」「絶対白馬岳を征服するのだ言う自分」が常に心の中で戦っていた。遂に白馬岳を征服する自分が勝ったが、悪条件に阻まれルートを見失い遭難と紙一重であった。GPSが役に立ったありがとう。
単独登山好さは、自由でマイペース行け好きな写真が自由に写せることだ。小屋で同室になる人は同年輩の単独の人が多く人恋しい為か情報交換が進む。
今後も単独登山を続けるかは思案中だ。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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