猿倉登山口から帝釈山〜台倉高山、ギリギリでバッチゲット！

2021年06月20日(日) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,574m
• 下り: 1,576m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:01

9:24 スタート地点
9:29 9:29 猿倉登山口（南）
10:13 10:14 小田代
10:33 10:33 田代山湿原
10:42 10:46 田代山
11:36 11:37 帝釈山
11:53 11:54 馬坂峠駐車場
13:31 13:54 台倉高山
15:04 15:05 馬坂峠駐車場
15:41 15:43 帝釈山
16:28 16:28 田代山
16:54 16:54 小田代
17:20 17:21 猿倉登山口（南）
17:25 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口までの林道は、10kmくらいのうち9割が未舗装。
30km/h以上での走行は困難。
この日は随分泥はねしました。
駐車場は、上に20台弱、下に30台程度。

コース状況／危険箇所等

猿倉登山口〜馬坂峠：雨後でドロドロの場所もありましたが、それほど歩行に困難な場所はありませんでした。所々に急坂はあります。帝釈山付近の岩場は、少し注意。
馬坂峠〜台倉高山：田代山・帝釈山に比べると、多少道は悪いですが、歩行に支障があるような場所はありません。ただし、ドロドロな場所は気を使います。急坂は少ない。

その他周辺情報

下の駐車場にトイレあり。
協力金100円。

写真

下の駐車場の路肩に、ギリギリで駐車出来た。
ここまでの途中では小雨が降っていたりしたが、今はガスってはいるが雨は降ってはいない。
予定より1時間半も遅れてスタート。

タニウツギは、ほとんどが蕾。

ラショウモンカズラが時々見られる。

標高の低い場所で多かったオククルマムグラ。

ミミナグサ？

上の駐車場はこんな感じ。
整然と駐車場されていて、余分な隙間なし。

山道に入って行く。

あまり見たことがない・・・シラネセンキュウ？

ハタザオの仲間。

オオバミゾホオズキが数輪。
登っていく山道は、そこそこの斜度。

立ち上がったギンリョウソウ。

満開のベニサラサドウダン。

ゴゼンタチバナは、ずっと見ることになる。

ユキザサが数株。

ナナカマドはまだ蕾。

白さ際立つマイズルソウ。
下の方では多く咲いている。

山道は泥濘んでいるが、極端に滑ったりすることはない。

木道が現れる。
思ったよりも滑らない。

シャクナゲ蕾。
良く見るとハクサン？

コバイケイソウも蕾。

湿原に出た。
う〜ん、白いなぁ。

今年初、チングルマ。

ヒメシャクナゲが群生。

ここは小田代。

イワカガミ。

濡れたワタスゲは見た目が悪い。

この山域で、おそらく1番多く咲いていた花、ミツバオウレン。

アカモノは蕾。

ヨツバムグラ・・・ではなさそう。

まだ見られるムラサキヤシオが残っている。

ウラジロヨウラクは蕾。

田代湿原に到着。
ここも白い！

ヒメシャクナゲが広範囲で咲いている。

せっかくの池塘も、青空がないとただの水溜り。

水が多いようで、池塘が大きい。

全然山頂っぽくない。
三角点無いし。

オノエランかな。

チングルマは、濡れていない方が良いかな。

でも撮影してしまう。

お、急に明るくなった。
しかし、まだ青空は期待できそうに無い。
復路に期待する。

濡れたヒメシャクナゲ。

タテヤマリンドウは、開いているものがない。
少しゆっくりしたいところだが、時間がないので最低限の写真だけ撮って湿原を後にする。

水分補給して、田代山山頂を見に行く。

GPSを頼りに探す。

これかな。
ここって県境じゃないよなぁ。
栃百で良いのか？
帝釈山に向かう。

下り初めてすぐ、オサバグサに遭遇。

アチコチで咲いている。

主張が強かったので撮った一枚。
後ろの苔が良い感じ。

残雪があった。

開いているものがほとんどないコミヤマカタバミ。

時々薄日が指すようになってきた。

なかなかきちんとピントが合わない。
当たり年かどうかは分からないが、かなりの数が見られる。

結構しっかり花を残すムラサキヤシオ。

終わりかけのアズマシャクナゲ。

時々梯子。
ここですれ違い待ちしながら、菓子パンを頬張る。

かなり久しぶりにに見たイワナシ。

お、ハクサンシャクナゲ。

帝釈山に登頂。
数人が休憩中。

日光連山は、裾野しか見えない。

燧ヶ岳も頭が見えない。
さて、12時までに馬坂峠に着けるか？

ひらすら飛ばして馬坂峠へ。
到着と同時にバッチを貰えた。
締め切り6分前・・・今年最後のバッチ獲得者かも。

バッチを仕舞い、台倉高山に向かう。
序盤は階段。
もう慌てずに進む。

帝釈山付近と比べると、数は少ないし、小さいものが多い。

しかし、その可憐さには変わりはない。

ちょっとだけ沢を登る。

ゴゼンタチバナは、白くなっているものがない。

ミツバオウレンも馬坂峠より向こうと比べると少ないが、それでも沢山見られる。

ここで鹿が休憩？

山道はかなりドロドロで歩きづらく、スピードが上がらない。
そもそも少しお疲れ。

湿原に出た。
少しだけ青空は出ているが、青い池塘にはならない。

ここではリンドウが開いている。

ブーケ。

三段田代。
ここもリンドウが多い。

ミネザクラが残っていた。

ここにもイワナシ。

ギンリョウソウが群生。

花が残るアズマシャクナゲは少ない。

台倉高山が見えた。
日光連山も見え出している。
結構風が吹いているが、寒いということはない。

大きなオサバグサだな・・・と思ったら、ツバメオモトだった。
見られてラッキー。

台倉高山に登頂。
栃百90座目。
出発直前の団体さんの記念写真を撮った後、自分も撮ってもらう。

貸切の山頂で、遅い昼食休憩とする。
風は周りの木で案外遮られている。
この先、歩いてみたい縦走路・・・この藪を見ると躊躇する。

会津駒ヶ岳が見え出している。

燧ヶ岳は見えない。

だんだん明るくなってくる。
さっきまでいた帝釈山。

日光連山方面には青空が。

白根山方面の空も青くなってきた。

高原山かな？

中央は日留賀岳か？
そろそろ登りに行かないと。

黒岩山とか。
縦走もしたいが、まずは普通に登頂しに行かないと。
あまりゆっくりもしていられないので、下山を開始する。

まだ1時間かかるのか？
40分に負けて欲しい（汗）。

ちょっと薄めだが、青い池塘が見られた。
とりあえず満足。
田代湿原でも見られないかな？

往路で気がつかなかったサンカヨウ。
往路でならシースルーだったかも。

風のおかげか、山道はわずかな時間で泥濘が減り、格段に歩き易くなっていた。

馬坂峠に戻って来た。
45分に負けてもらった（笑）。
車は随分少なくなっている。
ここから200数十メートルの登り返し。

結構急な階段が多いので、後半は休み休み進む。
案外多くの人とすれ違った。
そして帝釈山に再訪。

日光連山、白根山。

高原山とか。
スッキリ晴れたとは言えないが、これくらい青空が見えればまずまずか。

先に進んでツルシキミ。

せっかくなので記念撮影。

田代湿原に再訪。
午前中より遥かに良い天気。
そして誰もいない（笑）。

イワカガミの茎の赤さが目立つ。

木道の両脇にワタスゲ。
背景は水色。

チングルマが乾いて、見栄えが良くなっている。

全部ワタスゲ。

ほとんどがチングルマ。
これは凄い。

ぽわぽわ。

もう少し背景が青かったら良かった。

モウセンゴケ。
花は見つからない。

ツマトリソウが一輪だけ。

普通は右折して下山だが、誰もいないので池塘を見に左折。

少しだけタテヤマリンドウが開いている。

6/20 16:44

青い池塘ってほどにはならなかった。

6/20 16:44

まあ、今日の天気でこれだけの景色が見られたら満足。

6/20 16:45

iPhoneで撮ると紫が濃い。
なんなら湿原を周回したいくらいだが時間が無い。
木道を逆走して下界へ。

ひたすら飛ばして水場まで来た。
ドロドロの靴とかストックを洗う。

往路で気がつかなかった入口近くのササエビネ。

林道にはツボスミレ。

ほとんど車のない駐車場にゴール。
慌ただしかったが、結構楽しめた。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

dappe0409

この日、場所によっては天気が持ちそう。
まだバッチがもらえそうなので、栃百ついでに馬坂峠を目指しました。

スタートは猿倉登山口から。
車で走行中は小雨が降っていて不安でしたが、駐車場到着時には雨が止んでいて一安心。
しかし出発が予定より1時間半近くも遅れて、果たしてバッチは貰えるのか？

序盤、無理のない程度に飛ばしていきます。
田代湿原も、最低限の写真だけ撮って通過・・・まぁどちらにしろ白い世界なので、復路に期待します。
帝釈山もほとんど滞在せず、ここからの下りはとにかく急ぎます。
そして何とか12時までに馬坂峠に到着。
無事バッチをゲットしました。

案外大変だったのが、ここから台倉高山への道中。
泥濘で、結構歩き辛い。
しかもイメージしていたよりも距離があり、予定より時間がかかって登頂しました。
今日は、あまり帰宅が遅くなってもマズイので、復路も飛ばします。
といっても、疲れているので登りのスピードには限界が。
再訪した、少し青空が見える田代湿原では、誰もいないこともありゆっくりしたかったのですが、そうも行かず。
とにかく飛ばして下山しました。

少し慌ただしい山行になりましたが、バッチが貰えて、栃百も90座目。
いろいろ花も見れたし青空も覗いたし、満足な山行となりました。
久しぶりに下りで飛ばしたので、翌日太腿に筋肉痛は出ましたが・・・