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Yamareco

記録ID: 329581
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳(大倉からピストン) 丹沢山に忘れ物。

2013年08月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:12
距離
24.6km
登り
2,268m
下り
2,264m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

大倉BS   7:03
塔ノ岳   9:20(〜9:32)
丹沢山   10:09(〜10:21)
不動ノ峰  10:46
蛭ヶ岳   11:19(〜11:45)
不動ノ峰  12:16
丹沢山   12:39(〜12:44)
塔ノ岳   13:18(〜13:29)
大倉BS   15:10

(計8時間7分、休憩含む)
天候 曇り→ガス一時霧雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急線渋沢駅からバスで大倉
バスは片道200円
コース状況/
危険箇所等
今日はちゃんとログをとりました。

大倉〜塔ノ岳
バス停から北にのびる舗装路に入って指導標に従って進み、未舗装になった所から実に歩きにくい石畳の道です。しばらく山腹をまいて観音茶屋を過ぎると大倉高原山の家との分岐、どちらからでもあまり時間は変わらないようですが何となくいつも右から行ってしまいます。恐らく右からの人のほうが多いかと思います。
道は雑事場ノ平で合流して見晴茶屋を通過、ここから駒止茶屋までは木道と木段(これも石が敷き詰められていて歩きにくい、、、)の道で、最後が急。この先尾根は少しの間緩やかになります。
堀山の家からは本格的な(?)登りが始まり、主に例の木段です。天神尾根分岐の先から岩の転がるやや急な登りになり、柵に囲まれたきつい木段を登りきると花立山荘。ここまでくれば塔ノ岳へは後少し。花立を越えて金冷しで尾根筋に乗り、ひと登りで塔ノ岳山頂です。
バカ尾根の名の通り下りは飽きるし多少膝に負担がかかります。

塔ノ岳〜丹沢山
尊仏山荘のわきから崩れて滑りそうな木段を下り、両側が切れ落ちた鞍部から登り返して行くと日高。下って笹原を進みベンチがある竜ヶ馬場、ここは見晴らしがいいです。木道を通り樹林帯を登って広い丹沢山山頂。

丹沢山〜蛭ヶ岳
山頂西から指導標の横を下り、笹の中を下って行きます。丹沢山から蛭ヶ岳まではほぼこんな笹の広がる尾根です。下りきると不動ノ峰への登りが始まります。この登りは意外と短い。登り着いたら箒杉沢ノ頭を越えて休憩舎を左に見、また登り。このピークが不動ノ峰です。
不動ノ峰からまあまあ下って登りユーシン分岐の棚沢ノ頭、少し下って登り南北に長い鬼ヶ岩ノ頭をそれぞれ過ぎて好展望の鬼ヶ岩に出ます。クサリの着いた岩場を下りますが無くても十分行けるくらいです。
鞍部から登り返し、木道になったら間もなく蛭ヶ岳山頂に到着。
まずは渋沢駅からバスに乗車。真夏の、しかも平日と言うことで割と空いていました。


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まずは渋沢駅からバスに乗車。真夏の、しかも平日と言うことで割と空いていました。


大倉からスタートです
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大倉からスタートです
まずは観音茶屋を通過
私が通る時はほとんど営業時間外。
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まずは観音茶屋を通過
私が通る時はほとんど営業時間外。
雑事場ノ平からすぐ見晴茶屋通過
雑事場ノ平からすぐ見晴茶屋通過
駒止茶屋の手前はやや急な坂が続きます。ここから堀山の家までは一旦緩やかな尾根に。
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駒止茶屋の手前はやや急な坂が続きます。ここから堀山の家までは一旦緩やかな尾根に。
堀山の家から本格的な登りです。
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堀山の家から本格的な登りです。
どこまでも続くかのような階段の道を登りきると花立山荘。ちょうどいい休憩場所です。
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どこまでも続くかのような階段の道を登りきると花立山荘。ちょうどいい休憩場所です。
ガスに包まれた金冷シ
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ガスに包まれた金冷シ
塔ノ岳山頂到着。
ガスに加え霧雨が降ってきちゃいました。この時点では丹沢山までにしようかと。
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塔ノ岳山頂到着。
ガスに加え霧雨が降ってきちゃいました。この時点では丹沢山までにしようかと。
ヤマオダマキ
サツマ芋の煮物と同じカラーリング
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ヤマオダマキ
サツマ芋の煮物と同じカラーリング
シモツケソウ
今の時期丹沢にはたくさん咲いています。ほわほわして可愛いですね(^_^)
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シモツケソウ
今の時期丹沢にはたくさん咲いています。ほわほわして可愛いですね(^_^)
両側が崩壊したキレット
写真左下にかつての木道の残骸が見えます
両側が崩壊したキレット
写真左下にかつての木道の残骸が見えます
日高<ひったか>
東に寿岳への踏み跡(バリルート)が分かれています

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日高<ひったか>
東に寿岳への踏み跡(バリルート)が分かれています

竜ヶ馬場
<りゅうがばんば>
ベンチが並んだ眺めがいい所で、今日はまわりのガスを一望。
竜ヶ馬場
<りゅうがばんば>
ベンチが並んだ眺めがいい所で、今日はまわりのガスを一望。
登り返して丹沢山に到着。
雨も止んだようなので蛭ヶ岳まで行ってみます。
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登り返して丹沢山に到着。
雨も止んだようなので蛭ヶ岳まで行ってみます。
一等三角点<本点>
点名「丹沢山」
点名の読み方は「たんざわやま」
このピークの読み方は多分「たんざわさん」
一等三角点<本点>
点名「丹沢山」
点名の読み方は「たんざわやま」
このピークの読み方は多分「たんざわさん」
山頂のネジバナ
見事なねじれっぷりで。
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山頂のネジバナ
見事なねじれっぷりで。
早戸川乗越から登りきると箒杉沢ノ頭。
登山道は直下をかすめ、山頂を示すものは特にありません。
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早戸川乗越から登りきると箒杉沢ノ頭。
登山道は直下をかすめ、山頂を示すものは特にありません。
次のピークが不動ノ峰
手製山名標は初めて気付きました。レタリングかっこいい。元々山名がかっこいいからね。
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次のピークが不動ノ峰
手製山名標は初めて気付きました。レタリングかっこいい。元々山名がかっこいいからね。
不動ノ峰
山名標と指導標のある位置がちょっとズレてます。
不動ノ峰
山名標と指導標のある位置がちょっとズレてます。
ちっちゃなピーク棚沢ノ頭
不動ノ峰に圧倒されてる感じです。
ちっちゃなピーク棚沢ノ頭
不動ノ峰に圧倒されてる感じです。
鬼のツノみたいな鬼ヶ岩
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鬼のツノみたいな鬼ヶ岩
あたりは小さなお花畑。
和製エーデルワイスのウスユキソウが満開です。
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あたりは小さなお花畑。
和製エーデルワイスのウスユキソウが満開です。
クサリ場、とはいえ別に要らないような。
クサリ場、とはいえ別に要らないような。
最後の登り
黒く立ち枯れた一面のバイケイソウがガスの中に浮かぶ姿は少々不気味。
最後の登り
黒く立ち枯れた一面のバイケイソウがガスの中に浮かぶ姿は少々不気味。
蛭ヶ岳とうちゃく〜
じっとしていると意外に冷える。
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蛭ヶ岳とうちゃく〜
じっとしていると意外に冷える。
三角点は草の中。いずこ。
三角点は草の中。いずこ。
お昼タイムにします。
確かにおいしい。でもさすがに4コは多すぎた(-_-;)
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お昼タイムにします。
確かにおいしい。でもさすがに4コは多すぎた(-_-;)
丹沢山まで戻ってきました
で、ここで忘れ物。
丹沢山まで戻ってきました
で、ここで忘れ物。
全く気づかず塔ノ岳から下ります
全く気づかず塔ノ岳から下ります
バカ尾根に多いこれ、歩きにくいんだよなあ
蛭ヶ岳は下りが疲れます。
バカ尾根に多いこれ、歩きにくいんだよなあ
蛭ヶ岳は下りが疲れます。
大倉に到着、終わったー!
んでまた明日ここに来ることになるとは。
大倉に到着、終わったー!
んでまた明日ここに来ることになるとは。

感想

今日はふと思い立って丹沢に行ってみました。丹沢は小田急利用なので標高の割に交通費が安いのが嬉しいところ。

始発のバスに合わせるため始電に乗って7時に大倉到着。「大山(雨降山)に雲がかかると雨」と言いますが、車窓から見た今日の大山は雲の帽子を被り、天気がいまいちであることを知らせてくれます。
平日と言うこともあってかバス乗り場の行列はほぼなし、大倉も人は疎らです。バカ尾根の登りも下って来る人が少しいるだけでいつもと違い静かでした。
塔ノ岳は冷たい風がガスを運んできて意外と寒い。藤沢から来たという男性が居たので少し話しをしていると霧雨が降ってきました。天気も微妙なのでもう帰るとのことで男性は下山。私も蛭ヶ岳まで行くかどうか迷います。とりあえず丹沢山まで行って考えることに。

それにしても人が全然いませんなあ。バカ尾根でも20人居ず、塔〜丹間では2人、丹〜蛭間では(確か)1人としか会いませんでした。その代わりなのか道沿いにはシカ糞、でっかいのはクマ糞?誰の?というようなのがやけにたくさん。ちょっと怖い。

丹沢山につくとこちらにも男性がひとり、休んでいると蛭方面に向かって行きました。雨も上がったので私も蛭まで行くことに決め、歩き出します。

丹沢山からは早戸川乗越まで大きく下り、鞍部からは不動ノ峰への登り返し。ガスで先が見えないのはいいか悪いか。不動ノ峰、棚沢ノ頭、鬼ヶ岩ノ頭をそれぞれ越えて2つ並んだ岩が特徴的な鬼ヶ岩から下っていきます。ここにはいろんなお花が咲いていて綺麗でした。

登り返して神奈川県最高峰・蛭ヶ岳山頂に着きましたがガスガスで当然無展望。達成感も微妙です。
山頂には私の他たった3人のみ、軽く昼食をとったら来た道を戻り始めます。

丹沢山まで戻って少し休憩、まずは暑くなったのでレインコートを脱いで畳んどこう。水分補給をしてさあ後は塔ノ岳まで一気に行きましょう。
、、、とまあここで大きな忘れ物をしていたのですが、ここでは全く気づかず。何てこった。ありえない。

何も知らないままピークを越え塔ノ岳到着。シャッター押してもらえませんかと頼まれ、撮りましょうか?とのことなので写真を撮ってもらいます。その後はとくに何も考えずバカ尾根を下り、大倉で緑茶を一気飲み。ああ、今回も無事に終わったな、と思ったのでした。
暑かったり寒かったり色々あったけど結局蛭ヶ岳まで行けてよかったでーす。
と、本来ならこれで終わるはずでありましたが、、、

帰宅後。
ぬれたからレインコート干そうね。
どこかな。あれ〜?ないね〜。ザックの中全部出したよ。
えーと帰りの丹沢山山頂でベンチに置いて、、、ん。
ま、まさかっ。。。
置いてきちゃった(・・)
何でまたそんな大きいものを。訳分かんねぇなあ(ーー)

ひょっとしたらと思いこんなこと(私にとっては大問題、今回が初使用の新品だったのです。何でんなもん置いてくるかな〜?私が本物のバカ尾根)で申し訳ないのですが丹沢山山頂のみやま山荘に電話してみることに。
「あの〜今日丹沢山山頂にレインコートを忘れてきたみたいなんですけど、届いてませんか?」
「ああ、それなら山荘で保護してます」
「本当ですか!ありがとうございます!」
「どうしましょうね?」
「明日取りに行きます!!(反省の意味を込めて)」

こうして私は再び丹沢山へ向かうこととなるのでした、、、


↓翌日の丹沢山の記録です
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-329958.html


<今日踏んだ主なピーク>
塔ノ岳(5)
丹沢山(3)
蛭ヶ岳(2)

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