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ハイキング
甲斐駒・北岳
甲斐駒ケ岳
2013年08月04日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:35
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
06:40 北沢峠
10:08 甲斐駒ケ岳 10:40発
12:00 摩利支天 12:25発
15:15 北沢峠
10:08 甲斐駒ケ岳 10:40発
12:00 摩利支天 12:25発
15:15 北沢峠
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
摩利支天へのルートは地形図上では尾根にもありますが はっきりとした登山道は案内表示のある2.720m分岐からになっていました |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
盆前の慰霊登山(^-^;)ではないですが・・
今年の春先、父が空の住人となりました
「西駒(木曽駒ケ岳)なんて”ちんがらかいて”(片足ケンケンの意味らしい)行ける」
生前の父が登山歴の一部を語る時の言葉の一端でした
そんな大風呂敷を広げるのがクセのような父だったので、生前あまり本気で山の話をしませんでした。
山道具も見たことないし、どのくらい山に行っていたかは、もう知りようがありません。
でも、葬儀や法事の席で親類や近所の方から、父の山行きの一端を聞きました
近所の「青年団」の皆さんと一緒に夜中こっそり家を抜け出し(当時は農家の若者は休みナシの労働力だったらしいので)
幅広で多分登山道の枝に引っかかりまくりなキスリングを背負って、装備もそこそこで出かけたそうです
時には一人でふらっと山へ行って10日くらい帰ってこなかったとか。
コンビニはないの当たり前です。大きなおにぎりを10個位詰めて家から歩いて出かけたそうです・・
昔の人は丈夫だったんですね
そんな父が一番好きだったのは甲斐駒だったと言う事です。
何故かはわかりません。。50年程前の当時はどんな様子だったかも。
親孝行、したいときには親はナシ…です。
まぁ、でもワタシなら、子供がザックに括り付けてでも、好きな山につれて行ってくれたら
それだけで成仏できそうかな♪と思い、高山の花も愛でつつ、まったり山行きしてきました♪
もうすぐお盆です。。
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初めまして、お父様もkokuzooさんとご一緒されてニコニコと笑顔で入らしていたのでは!?先日、私も行ったのですが茶色の花の名前が解らず(・・?タカネコウリンカなのですね。教えて下さりありがとうございます。kokuzooさんのこれからの山行も無口な硬派なお父様が温かく見守ってくれてると思います。初めてなのにブライベートに触れてしまい、失礼致しました。
わたし、kokuzooさんとすれ違いました。
甲斐駒の方から歩いてきて、双児山を少し過ぎた辺りで、
背中にお写真背負って歩いてる方がいて、
ああ誰かの思いを背負って歩いてるんだなぁ、ってその時思ったのを覚えています。
そんな経緯があったのですね。
この日はあの後も晴れていましたか?
きっとお父様にも絶景が見えたでしょうね!
いいですね。お父さん、喜んでるでしょう。ザックに貼り付けて・・・お父さんにしたら最高でしょう。感動しました。
俺もお盆、行ってきます。亡き親父も縦に歩いた南アルプス。ちょっとだけど・・・歩いてきます。
ま、お楽しみもあるんですけど・・・ね♪
ヤマ♪
山頂はちょっと残念だった見たいですが、いい景色や花たちが見られて良かったですね♪
momogirlさんこんばんは(^-^)
親孝行レコと言われそうなのがやばいなっ(汗;)と思ったのですが
やはり盆前に公開しておきたくて
(盆暮れ仕舞いかっ!て感じですが)
無口で硬派な頑固者の父って・・なんでわかったんですかΣ(@_@;)ビックリ
acco_123さん、こんばんは
朝にすれ違った方ですね(^-^)♪この後、駒津峰からは段々ガスってしまったんですが
山なので。。仕方ないですね
前半に最高の眺めがあっただけでも、良かったなぁと思います
acco_123さんの仙丈ケ岳&甲斐駒レコ見ましたょ
おつかれさまでした!来週のメインディッシュも楽しんできてくださいね〜
omoGさん、こんばんは
こんなプライベートレコはお恥ずかしい限りなのですが
まぁ、一応区切りと言うことで
今後、父をザックに括って行く事もないと思うし
この山行きは父が亡くなってからは、ワタシにとってある意味ミッションだったので。。
本当に冷たい娘なんですょ
今回登りながら蛙の子は蛙だなぁ。って思いました
でも、mnomoGさんもそうだったんですね
お盆の南ア、楽しんできて下さい
珍しくバスを使ったと思ったら。
きっと既に乗り移っていますから、どこの山でも一緒ですよ。
私も「すっかり乗り移られちゃってるね。」と言われます
密かに色んな山の小石を拾って、お墓の玉石に混ぜています。
お墓の玉石いいですね。そのアイデア頂きます
乗り移られるのは御免ですが
憑いてる分にはいくらでもOKかなと思うので
これからも時々語りかけるようにしてみますか
ご一緒の時、背後でブツブツ言ってたらゴメンナサイ
kokuzooさん、こんにちは(*^_^*)
親孝行・・何かしてあげたいと思った時に、少しの事でも良いのでしょうけど
その気持ちをなかなか行動に移す事ができなかったり・・
この日、kokuzooさんと一緒に甲斐駒に行かれたお父様☆
とても喜んでいらっしゃったのではないかなぁ〜と思います
とても素敵な親孝行ですネ
kchanさん、こんばんは
生前は何も親孝行らしいことは出来なかったのを吐露してるみたいなもんですょ
お恥ずかしい限りです・・
お盆には亡くなった家族の魂が帰って来るなんて、美しい考えですよね
はじめまして、地元、南箕輪の者です。わたくしも7/17に仙丈に、8/7に甲斐駒に日帰りで登ってきましたよ。
お盆に同窓会があって、ある同窓女子と9月末に空木に登り、駒峰ヒュッテから千畳敷まで縦走しようと話していたのですが、そこで出た話が、その同窓女子のお父さんは日本中の山を縦走しまくった人で、心筋梗塞で彼女が10歳の時40代で亡くなったそうですが、お母さんとは甲斐駒で出会ったのだそうです。お母さんは70になっても健在で、今でも山に登り、駒峰ヒュッテで登山者の世話をすることもあるそうです。
そこでkokuzooさんの話題を出させていただいて、皆で感動しとりました。人は亡くなっても、思いのようなものは後世に受け継がれ、今度は自分たちが継ぐ番だね、というような話になりました。
長くなって恐縮ですが、私には仙丈に対する先祖の思い入れがあります。私の家は、祖父が南箕輪に家を建てる前は、仙丈ヶ岳の西の直下の麓、平家壇ノ浦の落ち武者の末裔が住み着いたという伝説がある、長谷の最深部の浦地区に暮らしておりました。私の家から仙丈ヶ岳の西側が雄大に見えますが、今なら確信をもって言えます、祖父はこの仙丈の姿を見続けながら暮らすためにここに住もうと思ったということを。祖父は50代でなくなっており、私は抱き上げてもらったこともありませんが。
仏前に報告しました。じいちゃんも登ったろう仙丈に、じいちゃんも愛した仙丈に登ってきたよ!と。
長くなって申し訳ないです。歳を拾うとおセンチになりますね。
いつか、どこかのお山で!
gowestさんこんばんは
「人は亡くなっても、思いのようなものは後世に受け継がれ、今度は自分たちが継ぐ番」
ワタシもそれほど若くないので
多分もう少し若かったら父を背負って行こうなんて思わなかったかも
gowestさんが仙丈を、私が甲斐駒を見て思うように、それぞれの胸の中に思いを抱いて
山を眺める方も多いようです
元気で健康に!父以上に沢山の山に登り、また報告できるように頑張りたいですネ
(多分普段は父の事忘れてるけど)
はい!いつかどこかのお山で〜
素敵な山行きです・・・
娘と一緒に、お気に入りの山を歩けて、
きっとお父さんも喜ばれてることですね・・
これからもkokuzooさんの山歩きを静かに、心強く見守ってくださることでしょう。
良い記録でした、ありがとう。
letsさんにコメント頂けるなんて嬉しいです。ありがとうゴザイマス
身近な山友や、コメントを寄せて頂いた方達や・・・
それぞれ山と親に対する思いを背負ってる方も多いのですね。。
お恥ずかしいプライベートレコですが
嬉く思っています
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