燕岳 今季二度目も雨の中 「大人の山歩き」接近遭遇

2013年08月05日(月) 〜 2013年08月06日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,539m
• 下り: 1,539m

コースタイム

一日目
05:55　駐車場
06:17　中房登山口
06:48　第一ベンチ
07:12　第二ベンチ
07:45　第三ベンチ
08:24　富士見ベンチ
09:09　合戦小屋
10:20　燕山荘テント場

二日目
05:28　燕山荘テント場
06:20　北燕岳
06:48　燕岳
07:10　燕山荘テント場
07:58　燕山荘テント場出発
08:39　合戦小屋
09:05　富士見ベンチ
09:27　第三ベンチ
09:57　第二ベンチ
10:15　第一ベンチ
10:44　中房登山口

　
　

天候

雨時々曇り
時々ガスが途切れて眺望があったのが、せめてもの救いでした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

第一中房登山者駐車場

コース状況／危険箇所等

一日目
第二ベンチ過ぎた辺りから雨
登山道に少し水が流れる状態で、ぬかるみました。

二日目
一日目よりもさらに状態は悪化、東海や関東地方で局所的豪雨の被害あり

写真

平日　月曜日の午前5時40分頃の駐車場
7割がたの埋まり具合です。
駐車場の心配が要らないのが、唯一平日休みの良さです。

それでも、中房の登山口には多くのトレッカーが集合して居ました。

こんな看板を見つけたら、ここを左折すれば登山道に行けます。

トイレや給水を済ませ、しゅっぱ〜つ！

ここを過ぎた辺りから、雨が振り出した。

時間も早いのも有るけど、雨のお陰でスイカの売れ行き悪し・・

テント場に到着。
「ほら、すぐそこに雷鳥の親子が居ますよ」と言われ、見て見るとテント場の横の草むらで、草を食む雷鳥親子発見。
しかし、あまりのずぶ濡れに画像を残す気力なし。

テントを張って、そのままスナック燕山荘で生ビールを注文。
まだ午前11時前だって笑われてしまったが、HandMの中では、すっかり一日の仕事が終わった気分なのであった。

余裕ができたので雷鳥撮影。

この雷鳥はこの日このテント場がお気に入りの様で、いつ見てもテント場の周りに子連れでたむろしていた。
ありがたみの無い雷鳥で有る。

時々ガスが飛び、眺望が開けたのがせめてもの救いに成った。

コマクサ

槍ヶ岳がやっと見えた！

燕岳と北燕岳の間に有る砂礫の斜面。
画像では見えないが、一面がコマクサに覆われている。
貴重な群落地となっている。

燕岳と北燕岳の間に有る砂礫の斜面。
画像では見えないが、一面がコマクサに覆われている。
貴重な群落地となっている。

ほぼ何も見えない中を・・

北燕岳に登頂後、燕岳まで戻って撮影。

北燕岳山頂には、三角点も頂上の道標も何もなかったから、画像無し。

今回はメガネ岩発見。
前回来た時は、今回以上の視界不良で、メガネ岩を発見できなかった気がして居る。

イルカ岩は嫌でも目につきますが。

キキョウ
岩ギキョウかチシマキキョウかが分かりません。

下山間際にちらっと見えた燕岳

休憩ポイントを予定よりも早く通過

素通りするには、スイカの誘惑が強すぎたので、一切れ注文。
半分に切ってもらい、連れと半分子して食べました。

ほんと・・汗なのか汁なのか分からないずぶ濡れでした。
中房温泉が登山口に有って良かった、濡れたまま車で移動するには辛すぎる。

感想

graveltrek

7月末に発表された天気予報では、8月1日からは全国的に猛暑に成ると言っていたから、今回の山行は暑さ対策をどうしようかと、要らぬ心配をしていました。

しかし、出発前日に成っても上空の寒気は抜けきらず、曇天模様の北アルプスの模様を、自宅のパソコンからライブカメラ経由で見ては、溜息をつくばかり。

出発日に成っても状況は好転せず、雨を覚悟で出発。
第三ベンチ過ぎから、ほん降りになり汗なのか汁なのか（泣）、雨なのか分からない濡れ様で、着て居る物は全て絞れるほどのグショグショ具合。

7月初旬にも訪れて居る燕岳は、今回もHandMには微笑んでくれませんでした。

しかし、雨もまた楽し・・・です。悔し紛れですけど。

6日の朝・・
毎週土曜日の朝に放送されている「大人の山歩き」の収録に出会いました。
場所は燕岳から燕山荘に帰る途中、イルカ岩よりも燕山荘寄りの登山道でした。
俳優の中原丈雄さんがいらっしゃったので、握手をして頂き、今度挑戦される富士登山の事を伺いました。
http://www.tv-asahi.co.jp/yama/story/038/
今回収録の燕岳は、8月31日の放送予定だそうです、この日に燕岳を訪れて居た方は、ひょっとしたら思いがけずTV出演してるかも？

下山後に聞いたら、連れは燕山荘の喫茶ルームで前日の5日に見かけて居たらしいのですが、似た人位にしか思ってなかったようでした。

花を愛でる事もままならず、道草しないで下った2日目は、予想以上の速さで下山。
中房温泉で雨と汗と汁を流し、サッパリして帰路に。

あぁ〜・・楽しかった。
8月12日から予定している、「6日間　北アルプス南部エリア徘徊」を楽しみに、悔し紛れをつぶやきました。