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Yamareco

記録ID: 3311600
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北海道

ユニ石狩岳→音更山→石狩岳→ニペノ耳〜大展望の石狩連峰縦走

2021年06月26日(土) 〜 2021年06月27日(日)
 - 拍手
GPS
56:20
距離
24.9km
登り
2,275m
下り
2,269m

コースタイム

1日目
山行
6:05
休憩
0:40
合計
6:45
8:55
9:00
90
10:30
10:35
45
11:20
11:40
30
12:10
12:20
115
14:15
ブヨ沼宿営地
2日目
山行
10:44
休憩
1:34
合計
12:18
4:05
90
ブヨ沼宿営地
5:35
5:50
45
7:29
7:29
6
7:35
7:45
20
8:05
8:07
38
8:45
8:17
58
9:15
9:40
35
10:15
10:17
38
10:55
11:00
36
11:36
11:36
4
11:40
11:45
25
14:35
14:43
30
15:55
ゴール地点
天候 2日間とも快晴でした😉。
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道からユニ石狩岳登山口までは迂回林道で12km。石狩岳登山口までは14km。林道からは更に数本の支線が延びますが、ゲートにチェーンが張ってますので迷い込む心配なし。
駐車スペースは石狩岳(シュナイダーコース)登山口の方が圧倒的に広く、仮設トイレもあります。
周回する場合は、こちらに停めた方が良いでしょう。
コース状況/
危険箇所等
縦走路中、特に危険な場所はありませんが、シュナイダーコースはとても急で、三点確保をしないと下れない(登れない)場所もあります。
その他周辺情報 石狩岳登山口の先に天然の岩間温泉がありますが未確認。落橋で徒歩で行くしかないようです。
国道沿いに標識があります。迂回林道の入口です。
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国道沿いに標識があります。迂回林道の入口です。
迂回林道は、途中小石がごろごろしていて走りにくい箇所もありましたが、ほとんど起伏もなく普通車でも問題ありませんでした。
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迂回林道は、途中小石がごろごろしていて走りにくい箇所もありましたが、ほとんど起伏もなく普通車でも問題ありませんでした。
12km程走り、ユニ石狩岳の登山口に到着。人気の山ですが、駐車スペースは4〜5台程しかありません。少し先に支線林道の入口がありましたので、そこに停めさせてもらいました。
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12km程走り、ユニ石狩岳の登山口に到着。人気の山ですが、駐車スペースは4〜5台程しかありません。少し先に支線林道の入口がありましたので、そこに停めさせてもらいました。
始めは緩やかに登ってゆく。
始めは緩やかに登ってゆく。
登山道の標識を右折すれば、急登の始まり。テント装備や8リットルの水が重い(*_*)。
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登山道の標識を右折すれば、急登の始まり。テント装備や8リットルの水が重い(*_*)。
ひたすら急登を耐える。
水場のサイン。登山道に面してないので、水を得るには渓流へ。
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水場のサイン。登山道に面してないので、水を得るには渓流へ。
十石峠はまだか😅。
新緑が眩い😌。
十石峠に着きました🙌。
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十石峠に着きました🙌。
荷物をデポしてユニ石狩岳へ向かいます。身軽でスイスイ気分🐰。
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荷物をデポしてユニ石狩岳へ向かいます。身軽でスイスイ気分🐰。
青空に伸びようとする緑の道。
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青空に伸びようとする緑の道。
頂上へは後半、つづら折りになるので、思ったより楽です。
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頂上へは後半、つづら折りになるので、思ったより楽です。
ユニ石狩岳の頂上に着きました😊。
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ユニ石狩岳の頂上に着きました😊。
大雪山を遠望。360度の絶景に時間を忘れる・・😌。
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大雪山を遠望。360度の絶景に時間を忘れる・・😌。
向かう全ルートが見渡せました。
向かう全ルートが見渡せました。
十勝三股の樹海。人工物がまるで見当たらない。
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十勝三股の樹海。人工物がまるで見当たらない。
峠を後にし、クマネシリの山々と広大な樹海を振り返りながら歩く。次はブヨ沼を目指します。
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峠を後にし、クマネシリの山々と広大な樹海を振り返りながら歩く。次はブヨ沼を目指します。
稜線はとても見晴らしが良く重たい装備の苦労も忘れそう😌。
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稜線はとても見晴らしが良く重たい装備の苦労も忘れそう😌。
石狩岳の山塊に見とれてしまいます😌。
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石狩岳の山塊に見とれてしまいます😌。
石狩連峰がほぼ見渡せます。
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石狩連峰がほぼ見渡せます。
ブヨ沼手前のピークより、明日歩く稜線を確認しました。
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ブヨ沼手前のピークより、明日歩く稜線を確認しました。
この先のコルが今夜の寝る所です(*^O^*)。今日は楽な行程でした。
この先のコルが今夜の寝る所です(*^O^*)。今日は楽な行程でした。
ブヨ沼に到着。テント設営地はすぐそばです。
ブヨ沼に到着。テント設営地はすぐそばです。
テント場は狭かった。
テント設営しました。3張りぐらいしか出来ないスペースでしたが、そばの雪渓が無くなればもう少し広い設営地が現れるのかな?。
この後、2組来てすぐにいっぱいに。
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テント設営しました。3張りぐらいしか出来ないスペースでしたが、そばの雪渓が無くなればもう少し広い設営地が現れるのかな?。
この後、2組来てすぐにいっぱいに。
翌日の行動前に雪渓から眺める。日の入り前のユニ石狩岳に思わずため息(*_*)。
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翌日の行動前に雪渓から眺める。日の入り前のユニ石狩岳に思わずため息(*_*)。
音更山手前のピークの中腹より。4時過ぎの光景。
音更山手前のピークの中腹より。4時過ぎの光景。
ブヨ沼から音更山手前のピークへは少しの間で藪こぎ区間あり。他のルートもあるのかな?。
ブヨ沼から音更山手前のピークへは少しの間で藪こぎ区間あり。他のルートもあるのかな?。
1度下り音更山へ。コルから頂上へは標高差250mです。大変だぁ😅。
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1度下り音更山へ。コルから頂上へは標高差250mです。大変だぁ😅。
厳しい登りに耐える。
もう少しで肩の部分です😅。
もう少しで肩の部分です😅。
大雪渓が広がる稜線。
音更山にはもう1つピークがありますが、高山植物を踏みつけてまでは行かない。
音更山にはもう1つピークがありますが、高山植物を踏みつけてまでは行かない。
音更山の肩の部分から山頂を望む。
音更山の肩の部分から山頂を望む。
頂上手前の台地は広々として気持ち良い😊。頂上は右端。
頂上手前の台地は広々として気持ち良い😊。頂上は右端。
音更山の頂上に着きました🙌。
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音更山の頂上に着きました🙌。
大雪の山々を眺める。
この先にかつて登山道がありましたが、今では廃道です。
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この先にかつて登山道がありましたが、今では廃道です。
頂上そばには距離標識。
音更山からの下り。巨大な岩がごろごろゾーン。
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音更山からの下り。巨大な岩がごろごろゾーン。
音更山を振り返る。石狩岳は鋭峰なので対照的に見えますね。
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音更山を振り返る。石狩岳は鋭峰なので対照的に見えますね。
今度は石狩岳が迫力ある姿を見せます。
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今度は石狩岳が迫力ある姿を見せます。
分岐より石狩岳を眺める。
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分岐より石狩岳を眺める。
石狩岳の登りは分岐から標高差が200mあります。
写真は傾斜が緩んだ所。
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石狩岳の登りは分岐から標高差が200mあります。
写真は傾斜が緩んだ所。
見えるピークを1つ1つ目指し、たどり着いたら自分を励ます。そうこうしている内にこれまでも頂上に着いてきた・・。
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見えるピークを1つ1つ目指し、たどり着いたら自分を励ます。そうこうしている内にこれまでも頂上に着いてきた・・。
急登疲れた(*_*)。でも着いたみたい。
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急登疲れた(*_*)。でも着いたみたい。
石狩岳に着いた〜😅。最高地点はもう少し先です。
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石狩岳に着いた〜😅。最高地点はもう少し先です。
石狩岳の最高点はここです。標識のあるニセ(?)ピークから僅な距離でした。
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石狩岳の最高点はここです。標識のあるニセ(?)ピークから僅な距離でした。
ニペノ耳に向かって下ります。クマが多い区間ですので、音を積極的に鳴らしながら歩きました。
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ニペノ耳に向かって下ります。クマが多い区間ですので、音を積極的に鳴らしながら歩きました。
ニペノ耳まで石狩岳から往復3時間かかります。
ニペノ耳まで石狩岳から往復3時間かかります。
小さなアップダウンを繰り返して進みます。
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小さなアップダウンを繰り返して進みます。
まずは1つ1つ乗り越えてゆこう😉。いつか着くのだから。
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まずは1つ1つ乗り越えてゆこう😉。いつか着くのだから。
まずは衛峰の小石狩岳へ。
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まずは衛峰の小石狩岳へ。
小石狩岳付近の鋭い稜線。これまでの稜線歩きとは雰囲気がガラリと変わりました。
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小石狩岳付近の鋭い稜線。これまでの稜線歩きとは雰囲気がガラリと変わりました。
鋭く尖った峰に見とれます。
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鋭く尖った峰に見とれます。
稜線歩きは楽しい😊。この頃はまだ余裕。
稜線歩きは楽しい😊。この頃はまだ余裕。
ナイフリッジは北側を巻いて通ります。
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ナイフリッジは北側を巻いて通ります。
岩稜剥き出しの箇所は少ない。稜線に危険な箇所はほとんど無い印象でした。
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岩稜剥き出しの箇所は少ない。稜線に危険な箇所はほとんど無い印象でした。
トムラウシも確認😂。
平らなとこが川上岳です。ニペノ耳はまだ先。
平らなとこが川上岳です。ニペノ耳はまだ先。
川上岳はのっぺり山(*^^*)。
川上岳はのっぺり山(*^^*)。
緩やかにトラバース。
川上岳にも頂上の標識はありません。高山植物を保護する為に立ち入らない。
川上岳にも頂上の標識はありません。高山植物を保護する為に立ち入らない。
川上岳の北側をトラバースして続く登山道。
川上岳の北側をトラバースして続く登山道。
さぁ、最後はニペノ耳へ😊。
さぁ、最後はニペノ耳へ😊。
頂上は北側から巻くように登ります。左側の斜面の上が頂上です。
頂上は北側から巻くように登ります。左側の斜面の上が頂上です。
ニペノ耳の頂上へ。
ようやく、ニペノ耳に着きました。ここにも頂上標識はありませんが、2輪の花が出迎えてくれました(*^^*)。
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ようやく、ニペノ耳に着きました。ここにも頂上標識はありませんが、2輪の花が出迎えてくれました(*^^*)。
ニペノの耳の頂上から沼ノ原方面を眺める。最近、道が再整備されたそうです。
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ニペノの耳の頂上から沼ノ原方面を眺める。最近、道が再整備されたそうです。
雪渓と緑と青空と雲・・。このコントラストに感嘆☺。
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雪渓と緑と青空と雲・・。このコントラストに感嘆☺。
ここが折り返し地点。乾杯🐹。自分にお疲れ様🙌。
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ここが折り返し地点。乾杯🐹。自分にお疲れ様🙌。
十勝連峰の連なる光景が圧巻。
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十勝連峰の連なる光景が圧巻。
大雪山はまだ、残雪が多い。東大雪はどうしでこんなに雪が少ないのでしょうか。
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大雪山はまだ、残雪が多い。東大雪はどうしでこんなに雪が少ないのでしょうか。
ニペソツ山は天に突き上がる鋭峰。
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ニペソツ山は天に突き上がる鋭峰。
ニペソツ山をアップ。
ニペソツ山への縦走路はありません。
ニペソツ山への縦走路はありません。
帰路、石狩岳を眺めながら歩きました。でーんと鎮座する山は圧倒的に存在感があります。
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帰路、石狩岳を眺めながら歩きました。でーんと鎮座する山は圧倒的に存在感があります。
風がないと暑いけど、飛ばされそうにならないから安心です。
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風がないと暑いけど、飛ばされそうにならないから安心です。
輝くように咲くチングルマに癒されます😌。
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輝くように咲くチングルマに癒されます😌。
こちらからの眺めも美しい。
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こちらからの眺めも美しい。
切れ落ちた稜線を慎重に歩きましょう。
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切れ落ちた稜線を慎重に歩きましょう。
石狩岳に戻り分岐へ一気に下る。左の山は音更山です。こちらも連峰の盟主です。
時間はまだ昼前でしたが、2日目にすれ違った登山者は3人だけ。
既に最後尾で、広大な山に取り残された気分でした。
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石狩岳に戻り分岐へ一気に下る。左の山は音更山です。こちらも連峰の盟主です。
時間はまだ昼前でしたが、2日目にすれ違った登山者は3人だけ。
既に最後尾で、広大な山に取り残された気分でした。
分岐に戻ってきました😊。
戻ってきてへたり込みました。
分岐に戻ってきました😊。
戻ってきてへたり込みました。
コマクサが自分を励ましてくれているようです。
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コマクサが自分を励ましてくれているようです。
シュナイダーコースは、これでもかってぐらい一気に下ります。
北海道3大急登なるものがあるのでしたら、自分は間違いなくここを選びます。後はコイカクの夏尾根とか・・。
シュナイダーコースは、これでもかってぐらい一気に下ります。
北海道3大急登なるものがあるのでしたら、自分は間違いなくここを選びます。後はコイカクの夏尾根とか・・。
名前は可愛いけど、疲れた足に急降下が堪えて微笑む余裕なし😰。
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名前は可愛いけど、疲れた足に急降下が堪えて微笑む余裕なし😰。
クマのテントかな😅。
ついに水場まで来た(*_*)。浅いので、丸太を使わずに渡りました。
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ついに水場まで来た(*_*)。浅いので、丸太を使わずに渡りました。
平坦な道で登山口へ向かいます。
平坦な道で登山口へ向かいます。
ライオンの顔のような切り株。
ライオンの顔のような切り株。
シュナイダーコース側の登山口まで降りて来ました🙌。
後は林道を2km程歩いてユニ側の登山口へ戻るだけです。
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シュナイダーコース側の登山口まで降りて来ました🙌。
後は林道を2km程歩いてユニ側の登山口へ戻るだけです。
撮影機器:

装備

備考  ヒグマ対策は万全に。ブヨ沼で会った方の情報では川上岳付近で見掛けたとのことです。

感想

かねてより懸案でした東大雪の縦走が、2日間の素晴らしい天候でついに叶いました。すれ違った登山者に尋ねると、ニペノ耳まで足を運ぶ人が多く、静かな山歩きを楽しむには良いルートです。
200名山に選ばれている石狩岳よりも、手軽なユニの方がすれ違う登山者が圧倒的に多かったです。音更山もそうですが、通過する山々は個性の塊。変化に富んだ山歩きを楽しめるでしょう。
テントを担いで満喫した自分ですが、日帰りを試みる人もいるようで驚きました。

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