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Yamareco

記録ID: 331406
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(赤岳‐阿弥陀岳‐赤岳)真教寺尾根〜県界尾根

2013年08月10日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
12:04
距離
14.5km
登り
1,859m
下り
1,850m

コースタイム

05:50 たかね荘駐車場出発
06:50 牛首山
10:25 真教寺尾根分岐
10:35 竜頭峰分岐 
11:20 中岳
12:10 阿弥陀岳
   休憩
12:25 阿弥陀岳発
13:10 中岳
14:00 竜頭峰分岐
14:05 赤岳山頂
   休憩
14:25 赤岳山頂発
15:35 大天狗
16:25 小天狗分岐
17:55 たかね荘駐車場着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
たかね荘駐車場
コース状況/
危険箇所等
●道の状況
 ・真教寺尾根
  登山道下部の熊笹の道は早朝は朝露が付いているので濡れます。
  上部の鎖場は延々続くので慎重に!
 ・竜頭峰〜中岳のコル
  ザレているところは足を取られるので注意
 ・阿弥陀岳  
  鎖場、ハシゴあり、落石注意
 ・県界尾根
  上部は鎖場、ハシゴが続くので慎重に!  
  小天狗からの下りは急なので慎重に!(道標に従って下りてください。途中まぎらわしい踏み跡があるので注意)
●トイレ
  赤岳頂上山荘 100円
●登山ポスト
  サンメドウズ清里スキー場と登山道がぶつかる所にあります。
●温泉
  天女の湯
  http://www.okanokouen.com/aqua/onsen.html
  たかねの湯
  http://www.okanokouen.com/takane/pg142.html
たかね荘の駐車場
今日はお盆休み初日、混んでいると思っていましたがガラガラで拍子抜けです。
さすが真教寺尾根、まったく人気ありません!
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たかね荘の駐車場
今日はお盆休み初日、混んでいると思っていましたがガラガラで拍子抜けです。
さすが真教寺尾根、まったく人気ありません!
羽衣池の木道を通って突き当りを左折
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羽衣池の木道を通って突き当りを左折
登山道のハクサンフウロ
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登山道のハクサンフウロ
賽の河原
赤岳と横岳が良く見えます
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賽の河原
赤岳と横岳が良く見えます
ノコギリソウ?
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
シナノオトギリ
牛首山から望む権現岳
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牛首山から望む権現岳
登山道から望む頂上と赤岳頂上山荘
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登山道から望む頂上と赤岳頂上山荘
立ち枯れ地帯
ニガナの一種?
最初の鎖場
この鎖は特に問題ありません
「これから鎖場がはじまりますよ」というお知らせみたいなものです。
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最初の鎖場
この鎖は特に問題ありません
「これから鎖場がはじまりますよ」というお知らせみたいなものです。
大天狗と小天狗
二本目の鎖場の下から見ると迫力があります!
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大天狗と小天狗
二本目の鎖場の下から見ると迫力があります!
登ってきた真教寺尾根(右)と県界尾根(左)
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登ってきた真教寺尾根(右)と県界尾根(左)
二本目の鎖
二本目の鎖を上から見たところ
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二本目の鎖を上から見たところ
次の鎖場
途切れることなく延々と鎖が続きます
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次の鎖場
途切れることなく延々と鎖が続きます
こんな感じです
この鎖で一度途切れますが・・・
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この鎖で一度途切れますが・・・
またまた鎖が始まります!
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またまた鎖が始まります!
上に向かって延々と長い鎖が続きます。
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上に向かって延々と長い鎖が続きます。
まだまだ続きます。
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まだまだ続きます。
ここはトラバース気味に設置されてます
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ここはトラバース気味に設置されてます
そしてまた頂上に向かって鎖があります
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そしてまた頂上に向かって鎖があります
まだまだ!
ここは少し幅のある馬の背状になっています。
両側は切れ落ちてます。
気をつけて歩きます。
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ここは少し幅のある馬の背状になっています。
両側は切れ落ちてます。
気をつけて歩きます。
鎖の横にイブキジャコウソウとチシマギキョウ
癒されますね!
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鎖の横にイブキジャコウソウとチシマギキョウ
癒されますね!
鎖場が一度途切れてトラバースします
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鎖場が一度途切れてトラバースします
そしてまた鎖場が始まりました。
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そしてまた鎖場が始まりました。
鎖がまだ続きます!
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鎖がまだ続きます!
鎖場の横にウスユキソウが可憐に咲いています
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鎖場の横にウスユキソウが可憐に咲いています
まだまだ!
でも、終わらない鎖はありません!
分岐の道標が見えてきました。
これで真教寺尾根の鎖は終了です。
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でも、終わらない鎖はありません!
分岐の道標が見えてきました。
これで真教寺尾根の鎖は終了です。
分岐表示板の向うに権現岳
左へ行くとキレットを通過して権現岳へ、これも行ってみたいルートです。
今日は阿弥陀岳へ行くので右の赤岳方向へ向かいます
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分岐表示板の向うに権現岳
左へ行くとキレットを通過して権現岳へ、これも行ってみたいルートです。
今日は阿弥陀岳へ行くので右の赤岳方向へ向かいます
真教寺尾根が終わってもまだハシゴや鎖はあります
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真教寺尾根が終わってもまだハシゴや鎖はあります
赤岳頂上と赤岳頂上山荘が見えてきました。
アップにすると斜面に登山者がいっぱい!

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赤岳頂上と赤岳頂上山荘が見えてきました。
アップにすると斜面に登山者がいっぱい!

竜頭峰分岐
頂上は後5分くらいで着きますが、後で行くので今はこの文三郎尾根を下りて阿弥陀岳へ向かいます。
竜頭峰分岐
頂上は後5分くらいで着きますが、後で行くので今はこの文三郎尾根を下りて阿弥陀岳へ向かいます。
これから向かう中岳と阿弥陀岳
ずいぶん遠く見えますね。
文三郎尾根からは続々と登山者が登ってきます。この尾根が登りやすくて一番人気がありそうです。その分、人も多いです
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これから向かう中岳と阿弥陀岳
ずいぶん遠く見えますね。
文三郎尾根からは続々と登山者が登ってきます。この尾根が登りやすくて一番人気がありそうです。その分、人も多いです
美濃戸への分岐からみた横岳
大同心、小同心が荒々しく見えます
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美濃戸への分岐からみた横岳
大同心、小同心が荒々しく見えます
美濃戸への分岐からみた硫黄岳
硫黄岳の穏やかな優しい山稜と奥には西天狗と東天狗
美濃戸への分岐からみた硫黄岳
硫黄岳の穏やかな優しい山稜と奥には西天狗と東天狗
横岳、硫黄岳、天狗岳、峰の松目と眼下に行者小屋
雄大な景色です!
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横岳、硫黄岳、天狗岳、峰の松目と眼下に行者小屋
雄大な景色です!
だいぶ下って来ました。これから中岳を登ります。
だいぶ下って来ました。これから中岳を登ります。
中岳を下り、次は阿弥陀岳に登り始めます
中岳を下り、次は阿弥陀岳に登り始めます
阿弥陀岳の登り
阿弥陀岳頂上です。阿弥陀様の向うに赤岳
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阿弥陀岳頂上です。阿弥陀様の向うに赤岳
赤岳&ソーメン
今日は暑くなるという予報だったのでセブンのソーメンにしてみました。
味はまずまずでした!
そして、なんと!お隣では野点を始めた男性がいます。お茶のセットを山上まで運び上げて茶をたてるとは、なんて風流なことを!脱帽です。
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赤岳&ソーメン
今日は暑くなるという予報だったのでセブンのソーメンにしてみました。
味はまずまずでした!
そして、なんと!お隣では野点を始めた男性がいます。お茶のセットを山上まで運び上げて茶をたてるとは、なんて風流なことを!脱帽です。
阿弥陀岳からの下山道
かなり急斜面です。落石を起こさないよう注意して下ります。
中岳のコルで休憩している人が豆粒のように見えます。
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阿弥陀岳からの下山道
かなり急斜面です。落石を起こさないよう注意して下ります。
中岳のコルで休憩している人が豆粒のように見えます。
中岳頂上から赤岳を望む
ここから一度下って赤岳を登り返します。
写真では感じませんが赤岳がとても高く感じます。
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中岳頂上から赤岳を望む
ここから一度下って赤岳を登り返します。
写真では感じませんが赤岳がとても高く感じます。
コマクサ
ここに咲いているコマクサは色白です!
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コマクサ
ここに咲いているコマクサは色白です!
タカネツメクサ
可憐な花です
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タカネツメクサ
可憐な花です
このハシゴを登ると
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このハシゴを登ると
赤岳山頂です
今あるいてきた阿弥陀岳と中岳です
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今あるいてきた阿弥陀岳と中岳です
赤岳頂上山荘でコーラを飲んで下山します。
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赤岳頂上山荘でコーラを飲んで下山します。
縦走路と横岳
ガスが出て視界が悪くなってきました。
縦走路と横岳
ガスが出て視界が悪くなってきました。
今回も県界尾根を下ります
赤岳頂上山荘直下から鎖が始まります。
今回も県界尾根を下ります
赤岳頂上山荘直下から鎖が始まります。
この尾根も延々と鎖があります。
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この尾根も延々と鎖があります。
鎖は怪獣のような岩の手前を右に続いています。
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鎖は怪獣のような岩の手前を右に続いています。
さらに続いています。
さらに続いています。
延々と!
ハシゴと両方あるところもあります
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ハシゴと両方あるところもあります
鎖を下りると展望荘がらのトラバース道の合流地点に出ます
前回は横岳から帰って来てこの地点で合流しました
鎖を下りると展望荘がらのトラバース道の合流地点に出ます
前回は横岳から帰って来てこの地点で合流しました
そしてまた鎖が始まります。
この下にもまだハシゴや鎖があります。
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そしてまた鎖が始まります。
この下にもまだハシゴや鎖があります。
ナデシコ
キレイですね!
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ナデシコ
キレイですね!
だいぶ下りてきました
右に朝登った真教寺尾根が見えています。
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だいぶ下りてきました
右に朝登った真教寺尾根が見えています。
注意!
県界尾根10-4の表示が登山道の左にありますが右に薄い踏み跡があります。これは下山道ではありません。
7月に来た時ここを誤って下りた健脚の方がいました。この登り返しが一番きつかったと言ってました!
そうでしょうね!
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注意!
県界尾根10-4の表示が登山道の左にありますが右に薄い踏み跡があります。これは下山道ではありません。
7月に来た時ここを誤って下りた健脚の方がいました。この登り返しが一番きつかったと言ってました!
そうでしょうね!
この道標の場所から下ります
この少し手前にも斜め右に入るまぎらわしい道があるので注意が必要です。
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この道標の場所から下ります
この少し手前にも斜め右に入るまぎらわしい道があるので注意が必要です。
県界尾根登山道入口
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県界尾根登山道入口
もうすぐ駐車場
今日は少し膝が痛いけどまずまずの山歩きでした。

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もうすぐ駐車場
今日は少し膝が痛いけどまずまずの山歩きでした。

感想

今回、八ヶ岳で登ったことのない阿弥陀岳に行くことにしました。
ルートは御小屋尾根か行者小屋から中岳のコルへ出て登るのが一般的だと思います。

しかし、へそ曲がりな私は真教寺尾根を登り、赤岳直下から阿弥陀岳へ向かい、これをピストンして再度赤岳に登って県界尾根を下ることにしました。

前回も真教寺尾根と県界尾根を使いましたが目的地が前回は横岳で、今回は阿弥陀岳です。その違いだけなので違和感はありません。

今日は晴れていますが大気の透明度が低く遠くの景色などは霞んでいてほとんど見えません。
仕方ないので花の写真を撮りながらゆっくりと登ります。

尾根は山頂付近の斜度が強くなる所から鎖場が延々と出てきます。
今日は遠望がきかないので南アルプスも北アルプスも残念ながら写真にとることはできません。
それならと真教寺尾根の鎖を参考までに全部写真に収めてみました。
ずいぶんたくさんあります!
権現岳からのルートに合流してからも鎖やハシゴは出てきます。
岩や鎖が好きな人には楽しめるルートですが、嫌いな人は二度と来たくないと思うかもしれません。

竜頭峰分岐から文三郎尾根へ出て阿弥陀岳へ向かうと登山者が途切れずに続々と登ってきます。
やはり人気のある山は違います!

中岳をすぎて、いよいよ初挑戦の阿弥陀岳です!
この山も急勾配で斜度があるのでハシゴや鎖が設置されています。浮石もあるので落石をおこさないように注意して登る必要があります。
山頂は平坦地で人も少ないので周りの方は昼食にしたり休憩したりとそれぞれくつろいでいます。
私の隣では野点を始めた男性がいました!山でお茶とは風流ですね!
山に他の趣味をプラスして楽しさを倍加させています。楽しみ方は人それぞれで、様々な楽しみ方、味わい方があるものだと思いました。
以前、山で楽器を演奏している人がいましたが考え方は同じでしょうね!
私も、今後の山歩きに何か付加価値を付けられるかどうか考えてみたいですね。

今回はこの後の赤岳の登り返しと県界尾根の下りがありましたが、やはり県界尾根の最後では足の具合が芳しくありませんでした。
なかなか怪我は完治しないです。
しかし『やまない雨はない』といいます。
きっと 治らない怪我もないはずです。
次回はきっと完治していることを期待して、またどこか他の山に行ってみたいです!

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コメント

Alzhikerさん、おはようございます‼
足が完治していない状況で、阿弥陀岳に赤岳とは凄い‼
体調万全だと何処まで歩かれるのでしょうか?

それにしても山でお茶とは
私も初めて聞きました。
山の楽しみ方は、ほんと人それぞれですね。

それにしてもやはりAlzhikerさんだと、このルートはサクサクですね。

次はどちらを歩かれるのでしょうか?
レコ楽しみにしています‼
2013/8/13 8:14
shadow1100さん、コメントありがとうございます!
真教寺尾根と県界尾根は7月にも足の回復確認に歩きましたが、この時は久しぶりの山歩きでかなりボロボロヨレヨレでした

今回はそのリベンジのつもりで、ほぼ同じようなルートにしてみました
前回に比べて足は回復しているようですが、とてもサクサクというわけにはいかず、後半は少しヨレってました

これから行きたい山はたくさんありますが、行きたい山と行ける山は違うので足の様子をみながら決めたいと思っています。

それでも一度は奥穂高岳 に登ってshadow1100さんの行った西穂〜奥穂の稜線とジャンダルムを指をくわえながら見てみたいですね!

shadow1100さんは次は大キレットですよね!
気をつけて行ってきてください。
レコ楽しみにしています!
2013/8/14 2:13
すっごい!
クサリ場の連続で、すっごい所ですね

超危険な山だったんですね、阿弥陀岳

そんな中ナデシコが癒されますね
2013/8/17 8:52
コメントありがとうございます!
南八ヶ岳、ピリッと気が引き締まる良い山域だと思います。

makoto53さんの登った戸隠山ほどではないので、この山では股関節がツッテしまうことはないと思います。なので、治療法のコキコキも必要ありません。

ぜひ、一度行ってみてください。ルートも豊富なので色々な楽しみ方が出来ますよ
2013/8/17 12:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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