富士山(吉田ルート)


- GPS
- 10:05
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 3:50
- 合計
- 12:57
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。お鉢巡りも登山道には雪は全くありませんでした。 |
その他周辺情報 | 富士吉田市内「溶岩の湯・泉水」。人工温泉ですが、露天風呂から富士山が見えます。スバルラインから近く、居酒屋・はなの舞が併設されています。 |
予約できる山小屋 |
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
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写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
マイカー規制前最後の週末で吉田ルートで富士山に日帰りした。今年のスバルラインは18〜3時は通行止めなので、18時前に料金所を通過。1合目駐車場で検温と体調チェックシートの確認があった。5合目1km手前の登山者用駐車場に入ったが、ほぼ満車だった。午前3時に来てももっと遠くの駐車場に停める事になっただろう。駐車場には仮設トイレがあり、手洗い水もある。3時〜19時は誘導員がいて登山者の車が終点に行かないようにしているが、観光目的か登山かは自己申告だ。我々はここで車中泊だが、夜間に出発する人も多い。弾丸登山にしては早すぎる気もする。
3時起床。朝食を食べて4:00に出発。駐車場からは展望が無いが、少し登ると開けた場所があり、夜明け前の薄明かりに浮かぶ南アルプスと雲海に沈んだ谷が見える。約15分で5合目に到着。日の出10分前だったので、小御岳神社先の展望台で日の出を見てから出発。素晴らしい快晴で山頂までクリアに見える。登山道入口で体温と体調チェックシートの確認を受け、「富士山保全協力金」1,000円を支払ったが、任意の協力金ではなく強制の入山料にすべきだと思う。その資金で登山道・トイレの維持や遭難者救助の費用に充てるなら誰も文句を言わないと思う。
コロナ禍の今年は少ないと思うが、例年20万人以上が登るので1,000円でも2億円になる。キナバルでは3,000円、キリマンジャロでは44,000円、エベレイト街道では5,390円の入山料だった。富士山でもキナバル並に3,000円でも良いと思う。20万人なら6億円だ。もっと良い環境に整備する事が可能だと思う。
6合目までは緩やかな道だが、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山々、雲海に埋まった河口湖、山中湖が見えて素晴らしい。
6合目に安全指導センターと公衆トイレがあり、山頂までの吉田ルートと山小屋の連なりが見える。全て見えるのも善し悪しだが・・・・。
7合目からは岩場の登りになり、8.5合目までの間に山小屋がじつに14軒も連なる。休憩ポイントが多くトイレもあるので登りやすい。トイレは200円。物価は平地の4〜5倍が富士山価格だが、ブルドーザーで運ぶわりには高いと思う。
軽装で飛ぶように登るトレイルランナーがとても多いが、彼らの脚が羨ましい。
67歳という年齢のせいか登りがきつくペースが上がらない。相棒には頻繁に待って貰うのが申し訳ない。30分おきに休憩する。
11:00吉田口頂上に登頂。5合目から丁度5時間だった。コースタイムは5時間55分なので、ヘロヘロの割には早かった?
扇屋前のベンチでランチタイム。扇屋で買った600円のビールを半分ずつ飲み、担いできたカレーメシをテルモスの湯で作り、コーヒーを淹れた。
山頂のトイレは300円だった。やはり山頂はプレミアなのだ。
約1時間ゆっくりとランチ休憩してお鉢巡りに出発。途中富士宮口頂上にある浅間大社奥宮に参拝し、御朱印を貰う。
最高地点の剣ヶ峰へはステップの無い急斜面を登る。ズルズル滑って登りにくく、転倒する人も多い。
剣ヶ峰の3776mの頂上標柱では記念撮影待ちの長蛇の列が出来ている。我々は標柱での記念撮影はパスし、三角点標識にタッチし、山頂からの展望を楽しんだ。
1時間15分掛けてお鉢巡りをし、山口屋前の下山道入口から下山開始。
吉田ルートの下山道は山頂から6合目までブルドーザーが上り下りするブル道と共通。火山礫の砂利道で砂埃が上がるので、マスクが必要。小石が靴に入るのを防ぐ為のスパッツは持参したが、ミドルカットのトレッキングシューズに小石が入る事は無く、スパッツは着けなかった。
膝の丈夫な若者は走るように下っていくが、近頃膝が弱ったのでストックで膝を庇いながらゆっくりめに下山する。
7合目付近でガスに包まれたが、6合目でガスが切れてくれた。
17:00に5合目に到着。山頂から2時間55分。コースタイムは3時間10分なので、ヘロヘロでヨレヨレの割には早かった。
朝は駐車場から歩いてきたが、疲れてしまって15分歩くのが辛いので、シャトルバスで駐車場に戻った。駐車場はやはり満車だった。
下山して富士吉田市内の日帰り温泉施設「溶岩の湯・泉水」で汗を流し、併設のはなの舞で夕食。
帰りは東名経由で帰ったが、渋滞も無く23:25に我が家に到着した。
今回は終日快晴という絶好の天気に恵まれ、疲れたものの素晴らしい展望で11回目の富士山ながらとても満足出来る山行だった。
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