新穂高温泉〜笠ヶ岳〜弓折岳〜新穂高温泉(左俣林道で熊目撃)


- GPS
- 15:18
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,735m
- 下り
- 2,727m
コースタイム
- 山行
- 14:03
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 15:19
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7月中旬で、雪渓が笠ヶ岳山荘下に1か所、秩父平に数か所、鏡平山荘付近に2か所ありました。秩父平の1か所を除き(念のため軽アイゼンを使用)、滑っても滑落するような場所ではないので、登山靴で問題ありませんでした。 笠新道の登りは長いですが、危険な箇所はありません。自身の体力、気力との戦いですね。 小池新道は整備さていて大変歩きやすいです。渡渉が数か所あり増水すると大変ですが、今回のような晴天時は、日焼けした肌を雪解け水で冷やすことができ、生き返りました。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉無料駐車場には、仮設トイレも設置されていましたが、新穂高センターのトイレが綺麗です。 |
写真
感想
槍、穂高連峰はもちろん乗鞍や御岳まで望める雲ひとつない快晴でした。中でも、笠新道で杓子平に到着するとき、藪を抜けると突如、雄大な笠ヶ岳が姿を現し、思わず感嘆の声がでてしまうほどの絶景でした。
笠ヶ岳登頂後、疲れがありましたが、この眺望の中を午前中に下山してしまうのはもったいないと思い、予備で計画を練っていた弓折岳方面に足を伸ばしてみました。秩父平の雪渓、遠ざかる笠ヶ岳、進むごとに表情を変える槍ヶ岳、時折顔を見せる双六と鷲羽、2,500mの稜線散歩を満喫できました。鏡平山荘に到着する頃には、気温が上がったせいもあり、日焼けとスタミナ切れで、後半の山下りはバテバテでした。持参していた飲み物では足りず、1本500円のペットボトルを度々購入。分かっているが高い。
また、終盤追い打ちをかけたのが、林道に熊がいたことです。約50m先のカーブに黒い物が動いており、最初は何か分からず歩を進めていると、おそらく子熊だと思いますが道路脇の草を食んでいました。幸いこちらには気付いておらず、人生でもほどんどしない後ずさりを20歩ほどして、近くの小屋まで泣く泣く引き返しました。もちろん記念写真もありません。下山しようとする登山者に事情を話して集団で目撃地点を通過したところ、すでに姿はなく、無事に帰還することができました。とんだハプニングと前日車中泊の仮眠と1日62,000歩で、疲労困憊です。
後日、山行記録を分析したのですが、最初の10時間は順調にてくてく歩いてたものの、以降はペースダウンして後半はアップアップでした。若くもない年齢を考慮すると、今回の標準コースタイム17時間の山行は厳しいと実感したので、今後は1日15時間以内で計画を練ろうと思います。
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