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Yamareco

記録ID: 336586
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳(独標から先は行けるとこまで行ってやる!)

2013年08月20日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:30
距離
7.6km
登り
863m
下り
852m

コースタイム

8:45しらかば平駅(ロープウェイ)8:52西穂高口駅9:05-10:15西穂山荘10:35-10:50丸山-11:30西穂独標(11峰)12:00-12:20ピラミッドピーク(8峰)-13:00西穂高岳(主峰)13:20-14:30西穂独標-15:25西穂山荘15:35-16:35西穂高口駅16:45(ロープウェイ)16:52しらかば平駅
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
鍋平の有料駐車場へ。
しらかば平駅から西穂高口へは、毎時15分と45分。
150人乗りのロープウェイで、お客が多いと臨時便が出る。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、駅や登山口にある。

西穂山荘までの道は、道ははっきりしている。
西穂独標までは、ガレ場や岩登りもあるが、山ではよくある位の難易度。
西穂高岳までの10峰は、ペンキ印を見落とすとエライことになります。
×印に行かないこと!5峰は巻き道になっているようで、山頂確認できず。
今回、下山時に強い雨に遭い、岩が滑りやすかった。
特に3峰のあたり。ペンキ印が見えにくく道をロストしかけました。
鍋平駐車場。奥に止まった大型バスから団体さんがロープウェイへ。
この大人数のため、臨時便が出ました。
2013年08月20日 08:26撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 8:26
鍋平駐車場。奥に止まった大型バスから団体さんがロープウェイへ。
この大人数のため、臨時便が出ました。
駐車場から近道の矢印に従って、ビジターセンターを抜けると、しらかば平駅。
2013年08月20日 08:32撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 8:32
駐車場から近道の矢印に従って、ビジターセンターを抜けると、しらかば平駅。
きっぷうりば。手荷物の計量あり。
8キロを超えると手荷物料金が必要になります。
ちなみに私は8.2キロでしたが、大目にみてもらいました(^^);
2013年08月20日 08:36撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 8:36
きっぷうりば。手荷物の計量あり。
8キロを超えると手荷物料金が必要になります。
ちなみに私は8.2キロでしたが、大目にみてもらいました(^^);
ガスに包まれた西穂高口駅。
三角点と水場あり。
2013年08月20日 09:06撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 9:06
ガスに包まれた西穂高口駅。
三角点と水場あり。
蟠隆上人像。
左手の指す方が登山口。
2013年08月20日 09:09撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/20 9:09
蟠隆上人像。
左手の指す方が登山口。
いよいよ登山道。
万全の装備でいざ出発!
2013年08月20日 09:13撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 9:13
いよいよ登山道。
万全の装備でいざ出発!
たまに木道あり。
2013年08月20日 16:01撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 16:01
たまに木道あり。
積雪期の目印になるため、樹上の高いところに掲げられています。
2013年08月20日 10:09撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 10:09
積雪期の目印になるため、樹上の高いところに掲げられています。
西穂山荘。
ガスガス。
休憩をとる人でいっぱい。
2013年08月20日 10:16撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 10:16
西穂山荘。
ガスガス。
休憩をとる人でいっぱい。
西穂山荘の周りには、トリカブトが咲き乱れています。
2013年08月20日 10:15撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 10:15
西穂山荘の周りには、トリカブトが咲き乱れています。
20分休憩し、小雨の中独標へ歩き出す。
2013年08月20日 10:35撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 10:35
20分休憩し、小雨の中独標へ歩き出す。
ケルンの間を通って、サクサクと丸山。
ガスしか見えず。
2013年08月20日 10:51撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 10:51
ケルンの間を通って、サクサクと丸山。
ガスしか見えず。
ハイマツを抜けると、岩場には〇×いっぱい。
2013年08月21日 13:48撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/21 13:48
ハイマツを抜けると、岩場には〇×いっぱい。
西穂独標。ここでもバックはガスだけ。
先に独標に到着された方に撮ってもらいました。
2013年08月20日 11:43撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
4
8/20 11:43
西穂独標。ここでもバックはガスだけ。
先に独標に到着された方に撮ってもらいました。
おっ、一瞬日の光が・・・
最終のロープウェイは17:15発。時間的に厳しいので、西穂へ行こうか行くまいか葛藤中。
私の頭の中も渦が巻いています。
2013年08月20日 11:57撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 11:57
おっ、一瞬日の光が・・・
最終のロープウェイは17:15発。時間的に厳しいので、西穂へ行こうか行くまいか葛藤中。
私の頭の中も渦が巻いています。
一瞬この先の縦走路とピークが顔をのぞかせる。
この道を西穂から下山してきた人が独標に続々到着。中には小学生も。
よしっ!!行けるところまで行ってやる!!!
2013年08月21日 13:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
2
8/21 13:52
一瞬この先の縦走路とピークが顔をのぞかせる。
この道を西穂から下山してきた人が独標に続々到着。中には小学生も。
よしっ!!行けるところまで行ってやる!!!
とりあえずピラミッドピーク(8峰)
誰もいないので、セルフタイマーで記念撮影。
2013年08月20日 12:20撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
6
8/20 12:20
とりあえずピラミッドピーク(8峰)
誰もいないので、セルフタイマーで記念撮影。
トウヤクリンドウがそこここでみられる。
2013年08月20日 10:58撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 10:58
トウヤクリンドウがそこここでみられる。
数字が減って7峰。
たまに鎖があるが、足場と手のとっかかりを見つければ、鎖を使わなくても越えられます。
2013年08月20日 12:25撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/20 12:25
数字が減って7峰。
たまに鎖があるが、足場と手のとっかかりを見つければ、鎖を使わなくても越えられます。
3峰まできて、先行者の影を発見。
ちなみに下山時、ここで下りすぎてペンキ印を見失いかけました。
2013年08月20日 12:38撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 12:38
3峰まできて、先行者の影を発見。
ちなみに下山時、ここで下りすぎてペンキ印を見失いかけました。
さらに先行者の前方から、西穂から下りてくる登山者とすれ違う。
「あと少し!」と励まされる。
2013年08月20日 12:50撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 12:50
さらに先行者の前方から、西穂から下りてくる登山者とすれ違う。
「あと少し!」と励まされる。
最後の登り。左から右へ抜けるビクトリーロードしか私には見えない!!!
2013年08月20日 12:53撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
2
8/20 12:53
最後の登り。左から右へ抜けるビクトリーロードしか私には見えない!!!
西穂高岳山頂制覇!
達成感で胸いっぱい。
「ヤッターーー♪」思わず叫んじゃいました。
山頂にいらした方、どうもすみません。
やっぱり背景はガスのまま・・・
2013年08月21日 13:26撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/21 13:26
西穂高岳山頂制覇!
達成感で胸いっぱい。
「ヤッターーー♪」思わず叫んじゃいました。
山頂にいらした方、どうもすみません。
やっぱり背景はガスのまま・・・
山頂には先に登頂を果たした2組のご夫婦。
みなさん帰りのロープウェイに乗るべく、
早々に出立。
2013年08月20日 13:04撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/20 13:04
山頂には先に登頂を果たした2組のご夫婦。
みなさん帰りのロープウェイに乗るべく、
早々に出立。
この先に聳えるのは、次週、山友が挑む、ジャンダルムや奥穂高岳。
何も見えないけど、健闘を祈ります。
2013年08月20日 12:57撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 12:57
この先に聳えるのは、次週、山友が挑む、ジャンダルムや奥穂高岳。
何も見えないけど、健闘を祈ります。
食事を摂った後、雨風が強くなってきたので、レインウェアのドローコードをしっかり締め直し、私が一番最後に出発。
さようなら、西穂。
次は天気の良い、眺望のある時に!!
2013年08月20日 13:20撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/20 13:20
食事を摂った後、雨風が強くなってきたので、レインウェアのドローコードをしっかり締め直し、私が一番最後に出発。
さようなら、西穂。
次は天気の良い、眺望のある時に!!
流石に、独標にも人影なし。
2013年08月20日 14:28撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 14:28
流石に、独標にも人影なし。
西穂山荘では、雷発生時における注意の館内放送が流れていました。
2013年08月20日 15:25撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 15:25
西穂山荘では、雷発生時における注意の館内放送が流れていました。
最終より1本前の便に乗れました。
間に合って良かった〜〜
2013年08月20日 17:15撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 17:15
最終より1本前の便に乗れました。
間に合って良かった〜〜
おまけ。
翌日、中尾登山口から焼岳登頂を目論んで、駐車場の下見を。
しかし、朝から雨で雷注意報も出て、断念。
2013年08月20日 17:35撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/20 17:35
おまけ。
翌日、中尾登山口から焼岳登頂を目論んで、駐車場の下見を。
しかし、朝から雨で雷注意報も出て、断念。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 ライター ナイフ 保険証 飲料 ティッシュ バンダナ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 スパッツ 手袋 ビニール袋 クマよけ鈴 水筒 時計 日焼け止め 非常食 軽アイゼン サングラス ヘルメット ツェルト ガスカートリッジ コッヘル ファーストエイドキット 医薬品 一眼デジカメ 三脚

感想

仙丈ヶ岳でライチョウに出会い、次の会いたい生き物は“オコジョ”
そう簡単に見られるとは思っていませんが、オコジョがマスコットになっている奥飛騨温泉。
新穂高ロープウェイの西穂高口駅周辺にも住んでいるという情報を得て、
オコジョ作戦第一目標の山を西穂高岳に設定。
ただ、山歩きを始めて半年の初心者なので、どこまで行けるか不安。

当日は、ちょっと出発が遅れ、始発便には間に合わず。
しらかば平駅近くの鍋平駐車場に車を停め、8:45の便で西穂高口駅へ。
この便には、バスでやってきた韓国の団体さんが大勢乗車。
かなり、やかましかった。
団体さんや一般の観光客は、ガスで展望のないけど、駅の展望デッキにあふれてました。
登山者は、装備を確認し、登山届を記入し、登山道へ。

西穂山荘までは、よくある登山道。普段のペースで歩けば1時間ほどで無事に到着。
テラスでいったん休憩。ガス&小雨も降り出しましたが、みなさん、とりあえず独標までは行くようです。

独標までは、ハイマツの道や、ガレ場、岩場がありますが、ペンキ印に従えば、1時間ほどで着くことができました。
独標には10人ほどいらっしゃいました。西穂山荘から登ってきた人と西穂高岳から下りてきた人。
来た道も、西穂への道もガスで全く見えませんでしたが、
一瞬だけサーーーとガスが切れ、日も差してきた時に、この先の縦走路が顔をのぞかせました。この時に独標で一緒になった方から、最終のロープウェイの発車時間は17:15であることを確認。
登山地図の走破時間とにらめっこ。独標から西穂山頂まで1:30、そこからの帰りが西穂高口駅まで3:10。合計4時間40分。休憩時間を取ったら、かなりタイト。
行くべきか行かざるべきか、悩み抜く。
そこへ、西穂から小学生の親子が戻ってきました。
時刻は12時。私の決断は、“行けるところまで行ってやる!!!”
ピラミッドピークまでか、ジャンクションピークまでか、どうなるかわかりませんが、とにかく行く!!

ヘルメットを装着し、行くと覚悟を決めて進んだら、頭で考えていたよりは意外とスイスイ岩場を越えていけました。10、9、そしてピラミッドピークの8峰。
ガスで視界は良くありませんが、ピークまでくると次のルートやペンキ印がうっすらと見えます。岩登りを繰り返しているうちに、三点支持もサマになってきたかな?
3峰で先行者発見!さらに西穂からの下山者から、「あと少し!」と励まされ、ついに西穂高岳の頂に立つ。
今回は、制覇した喜びを爆発!「ヤッターーーー!」と大きな声をあげてしまいました。山頂にいらした方、どうもすみません。

次週、この先に聳え立つジャンダルムや奥穂高岳に、山友が挑みます。
なにも見えないガスの彼方へ、登頂の成功を祈願する。

しっかり食事を摂り、レインウエアのドローコードをしっかり締めなおして下山開始。雨風とも強くなり、メガネに雨粒がついて前がよく見えません。
時には、岩にしっかりつかまって強風に耐えたり、不気味な落石の音に肝を冷やしながら、雨に濡れて滑りやすい岩場を慎重に下ります。
さすがに、この時間に登ってくる人はおらず、ロープウェイの発車時刻を気にしながら、黙々と歩きます。
西穂山荘まで戻るのに2時間を要し、残り時間はあと1時間30分。
ラーメンを断念して歩き続ければ、下山の苦手な私でもなんとか間に合いそう。

仙丈ヶ岳と同様、今回も帰りの交通手段の時間に追われる山歩きでした。
私の少ない山歩き経験の中でも、強風雨の下りはナンバー1の過酷さでした。
学んだことも多く、やり切った自分を褒めてやりたい。

道中お会いした皆様、ありがとうございました。

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