甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根・七丈小屋テン泊)
- GPS
- 16:38
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:15
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:53
天候 | 2日とも午前中快晴・午後曇り及び雷鳴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深夜12時過ぎに到着すると奥の駐車場に5,6台停まっている程度で好きな場所に駐車できた。前泊スロースタートで6時前に起きると遠い方の駐車場も既に満杯(近く?)になっている模様。流石4連休初日。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部慎重に行く必要があるが、全体を通じて思ったほど凶悪ではないと感じました。ただ長い。 以下、気付き事項を中心に列記します: <登山口⇒七丈小屋> ・最初の3時間は暑いなか忍耐の歩き。刀利天狗までは急登も無く歩きやすいくらいだが、やはり長い。ただ当日は朝は快晴で1600m以下はほぼ無風なので樹林帯ながら暑い。 ・七丈小屋の手前、刀利天狗から梯子や鎖場が連続するが危険を感じる場面は無い。 ・小屋直前の登りが最も厳しいと感じたが、それとて1か所露出感のある鎖場はあるものの、鎖をしっかり握っていれば問題ない。その先すぐ小屋に到着。 ・水場は途中小屋にしか無いが、ここの水は美味い! <小屋⇔山頂(往復)> ・八合目御来迎場まで次第に急登となるが凶悪な箇所は無い。 ・その先は岩がちな登りとなり何度か鎖場や手を使う箇所もあるが総じて歩きやすい。 ・ただ、一瞬方向を探す場面が2、3度あり、夜間のヘッ電歩き時は要注意と感じた。 ・山頂が次第に近くなるので登行感を得やすい。 <山頂⇒登山口> ・登ったルートを下るのは勝手知っているので気が楽。ただ帰りも長い。 |
その他周辺情報 | <七丈小屋> ・美味い水場もあり最高のロケーション。 ・テン場は15張りの場所が上下に2か所あるが、三密を避けるため予約で10張x2か所に制限されているらしく余裕 。 ・テン場は小屋のトイレ・水場まで片道5分程、しかも梯子場もあるから夜間寝ぼけていると要注意。 ・その上の第2テン場は更に1,2分かかる。 <下山後の温泉> 近くの名水公園の「尾白の湯」に向かったが、入場制限にて30分以上待ちとのことで、他を探して「道の駅信州蔦木宿」の「つたの湯」で汗を流しました。 http://www.tsutakijuku.jp/spa/index.html 気持ちのよい湯でこちらに回って正解でした。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
甲斐駒ヶ岳に12年振りに登ってきました。
前回は北沢峠からだったので、今回は黒戸尾根を七丈小屋テント1泊で歩きました。
海の日4連休初日は朝から快晴。千葉から下道アクセスで時間かかったのと、1日目は小屋までなので7時のスロースタート。
前半3時間は樹林帯でほぼ風景のない単調な登り。思ったより緩斜面続きですが、稜線に出るまで無風なので汗を絞られる。
「刃渡り」は名ばかりで普通に歩けます。TVや写真の紹介が上手く(?)撮影されている感あり。
刀利天狗まで約3時間。ここ梯子や鎖が連続し気が抜けません。危険を感じる個所は無いので慎重に行けば問題無し。トレランの方々が多いのも合点のルート。
最後の一番急な鎖場を上がれば小屋に到着。
テント場には全体で5,6番目の到着か、近い方の第一テン場の平らな箇所を確保。
設営後ほっこりしてもまだ15時だが、周囲の方々とたわいもない話で盛り上がる。
富山大のワンゲル部?の7,8人もいて、私を含むおじさん連中にいじくられているのが自分も大学生の息子がいるだけに、掛け合いが妙に面白かった。
早目に就寝し、翌朝準備して明るくなって4時半スタート(日出4:47)。
2日目も午前中は快晴。
南アルプスのアルパイン歩きを堪能します。
途中、岩場で何本か鎖場があり、それ以外も何度か手を使う場面はありますが、凶悪な場面は無く、終始楽しく登ることができました。
山頂は12年前の記憶通り。
当時はガスでほぼ真っ白でしたが、今回は360度の大絶景でした。
北岳、仙丈ヶ岳が至近にクッキリ。
その奥に間ノ岳、農鳥岳、塩見、悪沢、聖まで見渡せますが、赤石岳は塩見の影なのか見えませんでした。
東には八ヶ岳、北東は槍穂の稜線もクッキリ。
焼岳、乗鞍、御嶽山、中央アルプスの山々。
北には妙高の双耳峰も確認できました。
ホント快晴の日に登れたことを有難く思います。
半時間ほど山頂でまったりしたあと、下ります。
登ったルートを戻るのは勝手知ってるだけに気が楽ですね。
但し、登り待ちの渋滞は多数あり。
テン場で荷物をまとめ下ります。
ただし、下りも長い。
途中、周囲の方々と長いですね、といたわりあいながら(?)下りました。
下山後、温泉で汗を流していると通り雨でした。
下山時昼前から雷鳴が聞こえていて、昨日は仙丈ヶ岳は午後大雨だったようですが、今日はこちらも少し降りましたね。
黒戸尾根、暗いうちから軽身でスタートすれは十分日帰り可能と感じましたが、
そこでがんばるより、テント担いで1泊でのんびり歩いた方が楽しいルートだと私は思いました。
黒戸尾根を登られたんですね!!
このルートは昔の友人から話を聞いてて、いつかは登ってみたいと思っている憧れのルートなんですが、なかなか登れる自信が得られず、今に至っています💦
やっぱり長いですよねぇ〜😅
でも、二日とも好天に恵まれたShuMaeさんはやはり山の神に愛されてる気がします😊
テン場での出会いも含め楽しい山行だったようで👍
お疲れ様でした🏅
黒戸尾根は私も妙に構える部分があって控えてきましたが、今回思い切って登ってきました。
トレランの方も多くてビックリでしたが、確かに前半は緩斜面続きでランに丁度いいと思いました。
暗いうちに出れば日帰りも十分可能だなと歩いてみて感じましたが、標高差があるだけに長時間覚悟です。
晴れはそうですね山の神に安全祈願はしてから登るようにしていますが、最近は晴れ予報でしか歩かないので結果「晴れ男」になってるのかもしれませんね
同じ行程を前後しながら長時間歩くと周囲と仲間意識が出て楽しかったですよ。
bobechanも機会みて是非
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