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Yamareco

記録ID: 3379341
全員に公開
ハイキング
剱・立山

【北ア】折立から行く薬師岳(アクシデント有り)

2021年07月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:50
距離
23.4km
登り
1,823m
下り
1,835m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:28
合計
6:18
7:29
7:29
18
7:47
7:47
7
7:54
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34
8:28
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12
8:40
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22
9:01
9:02
11
9:13
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20
9:34
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26
10:00
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24
10:24
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11
10:35
11:02
9
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11:23
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18
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11
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14
12:08
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10
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9
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23
12:51
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4
12:55
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11
13:07
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15
13:22
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1
13:23
ゴール地点
天候 天気: 晴れのちガス 昼過ぎからにわか雨
風: 南西のそよ風
気温: 折立登山口 朝の7時頃で17℃、(薬師岳山頂欠測)
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道/立山ICから道路標識に従い立山方面へ、途中から有峰湖への案内に従い亀谷ゲートへ朝5:00着。有峰林道の通行可能時間帯は6:00〜20:00。5:00の時点でゲート開放の待ちが10台位だった。6:00ジャストにゲートオープン。通行料金1900円也(小型車)。

亀谷ゲートから折立まで、途中3箇所の片側交互通行(信号機付き)があり、その待ち時間を含めて40分位の行程だった。駐車場は登山口の目の前の駐車場は既に満車だったため、その先の臨時駐車場に駐車、連休中とあって誘導員の指示付き。

帰りは、自宅が岐阜なので北陸自動車道経由ではなく、有峰林道の西岸線、南岸線、東谷線(約20km/60分)を通り、飛越トンネル〜神岡〜高山を通って帰った。有峰林道の通行料金は朝払っているのでかからない。北陸自動車道立山IC経由と比べると所要時間は若干短くなり、高速料金は節約できた。
コース状況/
危険箇所等
折立登山口からしばらくは樹林帯のやや急な上りだが、階段状に整備されている所が随所にあるので、特段危険なところはないように感じる。一箇所だけ登山道が崩れているが、気をつけて歩けば問題なかった。

青淵三角点を過ぎると傾斜は緩くなり、ベンチ、木道、階段、石畳など、まるで遊歩道のような整備具合が太郎平小屋まで続く。展望も開けて、時期によっては満開の高山植物が両脇に咲き誇り、高原を散策するかのごとく快適なハイクが楽しめる。ただし油断すると石上で足首をグネったりする危険も潜むので注意する必要はある。

太郎平小屋から薬師峠キャンプ場までは、引き続き木道などの快適な道を緩やかに下り、その先は沢のようなゴロゴロ岩の急傾斜の登山道が薬師平まで続く。チョロチョロと水が流れているためスリップ注意。下りならよりいっそうの注意が必要。

薬師平から先は高山帯らしくなり、ザレザレ道が主体の急登が薬師岳山頂まで続く。途中に薬師岳山荘があるので、こちらで息を整えつつ、高山帯ハイクを楽しむのが良い。スリップ注意。
その他周辺情報 亀谷ゲートからの場合は、コンビニの最終がアルペン村併設のセブンイレブン立山アルペン村店となる。
登山口前の通常駐車場は連休中とあって既に満車。よってご覧の道を数百m進んで臨時の駐車場に停めた。ここも既に8割以上は埋まっている感じだった。
2021年07月24日 06:55撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 6:55
登山口前の通常駐車場は連休中とあって既に満車。よってご覧の道を数百m進んで臨時の駐車場に停めた。ここも既に8割以上は埋まっている感じだった。
折立のバス停留所からハイクスタート。睡眠不足のため若干頭がボーッとしているが、歩き始めれば治るだろうと高をくくっていたが、案の定この後アクシデントが発生する。
2021年07月24日 06:58撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 6:58
折立のバス停留所からハイクスタート。睡眠不足のため若干頭がボーッとしているが、歩き始めれば治るだろうと高をくくっていたが、案の定この後アクシデントが発生する。
登り始めから急登だが、このように整備がバッチリなのでテンポ良く進んで行く。
2021年07月24日 07:10撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:10
登り始めから急登だが、このように整備がバッチリなのでテンポ良く進んで行く。
青淵三角点まで来ると眺望が開け、若干ガスはあるがまずまずの天気。眠気も気にならなくなってきてどんどん先に進む。
2021年07月24日 07:47撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:47
青淵三角点まで来ると眺望が開け、若干ガスはあるがまずまずの天気。眠気も気にならなくなってきてどんどん先に進む。
雲の切れ間から剱岳の勇姿も見える。
2021年07月24日 07:47撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:47
雲の切れ間から剱岳の勇姿も見える。
一枚岩のような斜面もある。湿っていれば滑り落ちに注意が必要だろう。
2021年07月24日 07:49撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:49
一枚岩のような斜面もある。湿っていれば滑り落ちに注意が必要だろう。
複車線?の木道もあって登山というよりは遊歩道の様相となる。こりゃ快適!
2021年07月24日 07:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:50
複車線?の木道もあって登山というよりは遊歩道の様相となる。こりゃ快適!
脇のチングルマは花が散り綿毛になっているところが多くなっていた。山の季節はどんどん進む。
2021年07月24日 07:52撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:52
脇のチングルマは花が散り綿毛になっているところが多くなっていた。山の季節はどんどん進む。
ニッコウキスゲは今が最盛期だろうか?至るところで群落がある。
2021年07月24日 07:53撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:53
ニッコウキスゲは今が最盛期だろうか?至るところで群落がある。
カラフルなポールがポツンと。積雪深を測るものらしい。
2021年07月24日 07:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:54
カラフルなポールがポツンと。積雪深を測るものらしい。
高原ハイクが続く。左手に薬師岳の巨大な塊を眺めながら。この雄大さは来た者でないと味わえない。
2021年07月24日 07:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:54
高原ハイクが続く。左手に薬師岳の巨大な塊を眺めながら。この雄大さは来た者でないと味わえない。
短い間隔でベンチがある。初心者でも安心して来ることができるトレイルだ。
2021年07月24日 07:58撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:58
短い間隔でベンチがある。初心者でも安心して来ることができるトレイルだ。
『太郎平まではまだまだ』の標識。正直で良い(笑)
2021年07月24日 07:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 7:59
『太郎平まではまだまだ』の標識。正直で良い(笑)
傾斜は緩くて整備はバッチリとはいえ、このような足場では足首をグネったりすることに注意する必要がある。油断は禁物。
2021年07月24日 08:08撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:08
傾斜は緩くて整備はバッチリとはいえ、このような足場では足首をグネったりすることに注意する必要がある。油断は禁物。
流石はメジャーな登山道。このような完璧な整備が長く続く。
2021年07月24日 08:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:16
流石はメジャーな登山道。このような完璧な整備が長く続く。
スゲー整備状況。特に下りではリズム良く駆け下りることができる。ここまで整備するのは並大抵の苦労ではないと思う。
2021年07月24日 08:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
7/24 8:18
スゲー整備状況。特に下りではリズム良く駆け下りることができる。ここまで整備するのは並大抵の苦労ではないと思う。
とにかく雄大な薬師岳の巨大な塊。
2021年07月24日 08:31撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:31
とにかく雄大な薬師岳の巨大な塊。
太郎平小屋が見えてきた。素晴らしい整備が小屋まで続く。
2021年07月24日 08:49撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:49
太郎平小屋が見えてきた。素晴らしい整備が小屋まで続く。
太郎平小屋に到着。快晴で暑い!北アルプス最深部の眺望が素晴らしい。水分補給を怠らずに!
2021年07月24日 08:55撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 8:55
太郎平小屋に到着。快晴で暑い!北アルプス最深部の眺望が素晴らしい。水分補給を怠らずに!
黒部五郎岳の素晴らしい勇姿。この前行ったときにはガスで見ることができなかっただけに、嬉しさもひとしお。
2021年07月24日 08:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:56
黒部五郎岳の素晴らしい勇姿。この前行ったときにはガスで見ることができなかっただけに、嬉しさもひとしお。
三俣蓮華岳や双六岳がよく見える。
2021年07月24日 08:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:56
三俣蓮華岳や双六岳がよく見える。
トンガリが特徴的なワリモ岳に、まーるい祖父岳、その下には雄大な雲ノ平の台地。
2021年07月24日 08:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:56
トンガリが特徴的なワリモ岳に、まーるい祖父岳、その下には雄大な雲ノ平の台地。
迫力の水晶岳。あれはどこから行っても遠いよ。
2021年07月24日 08:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:56
迫力の水晶岳。あれはどこから行っても遠いよ。
これから向かう薬師岳の長大な稜線。ガスが増えつつあるので、眺望があるうちに登りたいところ。
2021年07月24日 08:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:56
これから向かう薬師岳の長大な稜線。ガスが増えつつあるので、眺望があるうちに登りたいところ。
ガスがモクモクと湧いてくる。
2021年07月24日 08:57撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 8:57
ガスがモクモクと湧いてくる。
太郎平小屋。絶賛営業中。連休中とあってなかなかの繁盛ぶりだ。
2021年07月24日 08:58撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 8:58
太郎平小屋。絶賛営業中。連休中とあってなかなかの繁盛ぶりだ。
付近には色とりどりのお花畑。
2021年07月24日 09:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:00
付近には色とりどりのお花畑。
薬師岳に向かう。ガスがどんどん湧いてくる。この分だと午後は夕立だな。夏らしい天気ではあるが、完全にガスが覆う前に向かいたく先を急ぐ。
2021年07月24日 09:03撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:03
薬師岳に向かう。ガスがどんどん湧いてくる。この分だと午後は夕立だな。夏らしい天気ではあるが、完全にガスが覆う前に向かいたく先を急ぐ。
ふと右手を見ると、何やら怪しいトンガリが。これはいったい...
2021年07月24日 09:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:05
ふと右手を見ると、何やら怪しいトンガリが。これはいったい...
スーパーアイドルの槍ヶ岳だった(笑) 北鎌尾根のギザギザも見えてきた。
2021年07月24日 09:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 9:09
スーパーアイドルの槍ヶ岳だった(笑) 北鎌尾根のギザギザも見えてきた。
何度も振り返って黒部五郎岳。
2021年07月24日 09:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:09
何度も振り返って黒部五郎岳。
北ノ俣岳も雄大だ。
2021年07月24日 09:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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北ノ俣岳も雄大だ。
薬師峠のキャンプ場も見えてきた。なかなかの繁盛ぶりだが、すし詰めのような状態ではなかった。
2021年07月24日 09:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 9:12
薬師峠のキャンプ場も見えてきた。なかなかの繁盛ぶりだが、すし詰めのような状態ではなかった。
薬師峠を過ぎると、登山道はプチ沢登りの様相となる。滑りやすい上になかなかの急登なので注意して進む。
2021年07月24日 09:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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薬師峠を過ぎると、登山道はプチ沢登りの様相となる。滑りやすい上になかなかの急登なので注意して進む。
沢登り?を過ぎると残雪が少々あった。ここを歩く必要はなかったが、雪を見るとつい歩きたくなってしまう(笑)
2021年07月24日 09:31撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:31
沢登り?を過ぎると残雪が少々あった。ここを歩く必要はなかったが、雪を見るとつい歩きたくなってしまう(笑)
超絶!雄大な薬師岳の塊が近づいてきた。視界に収まりきらない。左側に見える白っぽく見える頂上付近に向けてキツイ登りとなる。
2021年07月24日 09:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 9:39
超絶!雄大な薬師岳の塊が近づいてきた。視界に収まりきらない。左側に見える白っぽく見える頂上付近に向けてキツイ登りとなる。
薬師岳への長大な稜線。ガスが増えてきた。かろうじて眺望は得られる。先を急ごう。
2021年07月24日 09:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:39
薬師岳への長大な稜線。ガスが増えてきた。かろうじて眺望は得られる。先を急ごう。
薬師平から先は高山植物の花がすごいことになっていた。この標高だと花は今が最盛期だろうか。ハクサンイチゲ、チングルマ、シナノキンバイと、色とりどりだ。
2021年07月24日 09:40撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 9:40
薬師平から先は高山植物の花がすごいことになっていた。この標高だと花は今が最盛期だろうか。ハクサンイチゲ、チングルマ、シナノキンバイと、色とりどりだ。
ガスに覆われつつある薬師岳山頂部。残念な気もするが、薄っすらと見える山の姿もナカナカ雰囲気があって良い気もする。
2021年07月24日 09:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 9:59
ガスに覆われつつある薬師岳山頂部。残念な気もするが、薄っすらと見える山の姿もナカナカ雰囲気があって良い気もする。
と、突然ドドーンと薬師岳山荘が姿を現す。実に立派な小屋だ。先を急ぐため立ち寄らず通過する。
2021年07月24日 10:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:00
と、突然ドドーンと薬師岳山荘が姿を現す。実に立派な小屋だ。先を急ぐため立ち寄らず通過する。
槍ヶ岳〜穂高連峰も雲に覆われつつある。
2021年07月24日 10:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:00
槍ヶ岳〜穂高連峰も雲に覆われつつある。
山頂部のガスは覆われたり消えたり。高山帯特有のガレガレのトレイルを進む。
2021年07月24日 10:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:05
山頂部のガスは覆われたり消えたり。高山帯特有のガレガレのトレイルを進む。
はるか先に見える薬師岳山頂部がガスに煙りつつも薄っすらと見える。ガレ場をジグザグと登っていく。
2021年07月24日 10:06撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:06
はるか先に見える薬師岳山頂部がガスに煙りつつも薄っすらと見える。ガレ場をジグザグと登っていく。
晴れとガスとが短い間隔で交互に訪れる。
2021年07月24日 10:07撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:07
晴れとガスとが短い間隔で交互に訪れる。
山頂までもう少し。このあたりでなんだか空気が薄く感じるようになってきた。このときは寝不足だったから疲れて来たのかな? 暑いしな...などと軽く考えていたのだが...
2021年07月24日 10:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:11
山頂までもう少し。このあたりでなんだか空気が薄く感じるようになってきた。このときは寝不足だったから疲れて来たのかな? 暑いしな...などと軽く考えていたのだが...
ガレガレの急登。ここから更に調子が悪くなり、頭が痛くなってきて、妙に息が切れる感じの症状も出てきた。でももう少しで山頂だ。ここを登り切れば...
2021年07月24日 10:21撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:21
ガレガレの急登。ここから更に調子が悪くなり、頭が痛くなってきて、妙に息が切れる感じの症状も出てきた。でももう少しで山頂だ。ここを登り切れば...
山頂はまだ先だった(笑) ここから傾斜は緩むため、快適に進めそうなものだが、それとは裏腹に更に体調は悪化し、頭痛と息切れに加えて、少し気分も悪くなってきた。ここからはゆっくりと進むことにする。
2021年07月24日 10:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:24
山頂はまだ先だった(笑) ここから傾斜は緩むため、快適に進めそうなものだが、それとは裏腹に更に体調は悪化し、頭痛と息切れに加えて、少し気分も悪くなってきた。ここからはゆっくりと進むことにする。
ガスに煙る付近には人だかりも見える。あれが山頂に間違いない。頭痛と気持ち悪さを我慢してゆっくりと進む。
2021年07月24日 10:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:24
ガスに煙る付近には人だかりも見える。あれが山頂に間違いない。頭痛と気持ち悪さを我慢してゆっくりと進む。
苦しみながらも進んでいくと、右手には超!長!雄大な薬師岳のカールが!視界に収まりきらない!
2021年07月24日 10:25撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:25
苦しみながらも進んでいくと、右手には超!長!雄大な薬師岳のカールが!視界に収まりきらない!
薬師岳に到着!標高2926m。風は穏やか、気温は測らなかったが、20℃前後であるように感じた。先に到着したハイカー十数人で賑わっていた。
2021年07月24日 10:35撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:35
薬師岳に到着!標高2926m。風は穏やか、気温は測らなかったが、20℃前後であるように感じた。先に到着したハイカー十数人で賑わっていた。
北薬師岳の勇姿と雪の残る雄大なカール。これから向かうつもりだが、まずはこの頭痛と気持ち悪さを何とかせねば。座って休息を取ることにする。
2021年07月24日 10:36撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:36
北薬師岳の勇姿と雪の残る雄大なカール。これから向かうつもりだが、まずはこの頭痛と気持ち悪さを何とかせねば。座って休息を取ることにする。
赤い山肌が特徴的な赤牛岳の迫力ある眺望。その下の奈落の底にも思える谷底には黒部川の幽玄なる流れが。
2021年07月24日 10:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:37
赤い山肌が特徴的な赤牛岳の迫力ある眺望。その下の奈落の底にも思える谷底には黒部川の幽玄なる流れが。
北アルプスでも最深部に位置する日本百名山・水晶岳。あそこを日帰りするのはカナリの困難となるだろう。何とか連休を取ってキャンプ道具を持参して臨みたい。
2021年07月24日 10:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 10:37
北アルプスでも最深部に位置する日本百名山・水晶岳。あそこを日帰りするのはカナリの困難となるだろう。何とか連休を取ってキャンプ道具を持参して臨みたい。
雲に隠れつつある槍ヶ岳と、鷲羽岳、ワリモ岳、祖父岳、それに雲ノ平。とてつもなく雄大な景色。
2021年07月24日 10:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:37
雲に隠れつつある槍ヶ岳と、鷲羽岳、ワリモ岳、祖父岳、それに雲ノ平。とてつもなく雄大な景色。
後立山連峰は針ノ木岳、蓮華岳、スバリ岳が確認できた。その北側の山々は残念ながら雲隠れしてしまっている。剱岳もなかなか姿を現してはくれない。
2021年07月24日 10:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:38
後立山連峰は針ノ木岳、蓮華岳、スバリ岳が確認できた。その北側の山々は残念ながら雲隠れしてしまっている。剱岳もなかなか姿を現してはくれない。
一瞬雲が取れた槍ヶ岳と祖父岳、雲ノ平。右下に雲ノ平山荘の赤い屋根も見える。
2021年07月24日 10:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 10:50
一瞬雲が取れた槍ヶ岳と祖父岳、雲ノ平。右下に雲ノ平山荘の赤い屋根も見える。
この間、少し食べたり飲んだり、降ろしたザックに突っ伏して目を瞑って休んだりと回復に努めたものの、頭痛と気持ち悪さは好転しない。これは高山病の症状に間違いないと判断し、大事に至る前に安全地帯まで頑張って降りることにした。残念だがこれにて下山。予定していた北薬師岳は取りやめとした。今度は体調を万全にしてまた来たい。
2021年07月24日 11:01撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 11:01
この間、少し食べたり飲んだり、降ろしたザックに突っ伏して目を瞑って休んだりと回復に努めたものの、頭痛と気持ち悪さは好転しない。これは高山病の症状に間違いないと判断し、大事に至る前に安全地帯まで頑張って降りることにした。残念だがこれにて下山。予定していた北薬師岳は取りやめとした。今度は体調を万全にしてまた来たい。
頭痛と気持ち悪さで足元もふらつくが、この雄大な景色を励みに何とか頑張って高度を下げる。
2021年07月24日 11:08撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 11:08
頭痛と気持ち悪さで足元もふらつくが、この雄大な景色を励みに何とか頑張って高度を下げる。
避難小屋跡から先のザレザレの急斜面では何度も転んで尻もちをついたが、体の重心を低く保ち腰が引けないようにすることで、前方向に転ばないようにだけは注意した。
2021年07月24日 11:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 11:14
避難小屋跡から先のザレザレの急斜面では何度も転んで尻もちをついたが、体の重心を低く保ち腰が引けないようにすることで、前方向に転ばないようにだけは注意した。
高度を下げるに連れて、次第に頭痛と気持ち悪さは収まってきて、高度を500mほど落とした薬師平に着く頃にはすっかり元の体調に回復した。やはり高山病の症状だったのだろう。
2021年07月24日 11:35撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 11:35
高度を下げるに連れて、次第に頭痛と気持ち悪さは収まってきて、高度を500mほど落とした薬師平に着く頃にはすっかり元の体調に回復した。やはり高山病の症状だったのだろう。
この先は再び体調が悪くならないとも限らないので、調子が良いうちに一気に駆け下りた。
2021年07月24日 12:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
7/24 12:05
この先は再び体調が悪くならないとも限らないので、調子が良いうちに一気に駆け下りた。
無事に下山できた。それにしても危なかった。一歩間違えれば大事に至っていたかもしれないと思うと恐怖を感じる。今回、薬師岳にはその重要性を教わった。ありがとう。また来ます。
2021年07月24日 13:23撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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7/24 13:23
無事に下山できた。それにしても危なかった。一歩間違えれば大事に至っていたかもしれないと思うと恐怖を感じる。今回、薬師岳にはその重要性を教わった。ありがとう。また来ます。

感想

今回は薬師岳山頂付近で軽度の高山病を発症してしまい、当初予定していた北薬師岳への行程は取りやめとした。大きなアクシデントには発展しなかったが、反省すべき内容であった。

今回の高山病発症のいちばんの要因はやはり睡眠不足(約1時間)だと思う。この日は暑くて風も少ししか吹いておらず、熱中症の要素もあったと思う。そもそも本来的に自分のような短時間で高度を上げるようなスタイルはそもそも高山病を発症しやすい状態なのだろうが。。。こうしたことから、やはりハイク前には充分で良質な睡眠をとり、体調が整った状態からハイクを開始すべきであると改めて感じた。さもないと疲れで楽しめないばかりか、これがきっかけで最悪遭難事故ということにもなり得るということを改めて肝に銘じなければならないと感じた。こうして綴ってみると当たり前のことにも思えるのだが、人は調子に乗ってウキウキだとつい疎かになってしまうものなので、今後は気を付けたい。

今回のハイクは連休中ということで、過度の混雑を心配したが、行ってみるとそれほどでもなく、天気も完璧とまではいかなかったが、そこそこ眺望も得られたので良かった。しかし北薬師岳まで行って雄大な薬師岳圏谷群を心ゆくまで堪能するという目的は果たせなかったので、今度は体調を整えて再訪したい。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
薬師岳/折立起点太郎平小屋薬師平薬師岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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