【過去記録】爺ヶ岳南尾根・鹿島槍ヶ岳（1979年GW）

1979年04月29日(日) 〜 1979年05月03日(木)

• GPS: 36:20
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,584m
• 下り: 2,574m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:00

6:00 1979/04/29 扇沢市営駐車場
6:20 6:20 柏原新道登山口
12:20 12:20 ジャンクションピーク
14:00 爺ヶ岳南峰

2日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:00

6:00 1979/04/30 爺ヶ岳南峰
16:00 爺ヶ岳南峰(停滞)

3日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:30

10:00 1979/05/01 爺ヶ岳南峰
10:30 10:30 爺ヶ岳中峰
11:30 11:30 冷乗越
12:00 12:00 冷池山荘
12:30 冷池山荘テン場

4日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:00

8:00 1979/05/02 冷池山荘テント場
9:30 9:30 布引山
11:00 11:20 鹿島槍ヶ岳
12:00 12:30 鹿島槍ヶ岳北峰
13:20 13:20 鹿島槍ヶ岳
15:00 冷池山荘テン場

5日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 7:30

5:00 1979/05/03 冷池山荘テン場
5:30 5:30 冷池山荘
7:00 7:00 爺ヶ岳南峰
8:00 8:10 ジャンクションピーク
12:00 12:00 柏原新道登山口
12:30 扇沢市営駐車場

ルート図はカシミールで作成したものでありGPSログではありません。当時のメモを参考に、大ざっぱな歩行ルートのみです。最新のルートとは異なる場合もありますので注意して下さい。

天候

1979/04/29 (爺ヶ岳南尾根・南峰テン泊)　曇りときどき雪のち吹雪き
1979/04/30 (爺ヶ岳南峰テン泊)　終日雪・吹雪(テント停滞)
1979/05/01 (冷池山荘テン場)　朝方まで吹雪、のち晴れときどき雪
1979/05/02（鹿島槍ヶ岳南峰・北峰）　曇りときどき晴れ
1979/05/03 (爺ヶ岳南尾根下山)　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢市営無料駐車場（150台＋50台）

写真

1979/04/29
針ノ木岳から鳴沢岳の稜線（爺ヶ岳南尾根）

爺ヶ岳南峰と奥に爺ヶ岳中峰（ジャンクションピーク）

鹿島槍ヶ岳（爺ヶ岳南峰）

種池山荘と立山三山、剱岳（爺ヶ岳南峰）
この後、天気が急変して吹雪きに、、、

吹雪・ホワイトアウトで鹿島槍ヶ岳に進めず爺ヶ岳南峰でビバーク

1979年4月30日
吹雪で停滞（爺ヶ岳南峰）

1979年5月1日
朝方まで吹雪いていたが9時頃より晴れてきたので、テントを撤収して冷池山荘のテント場に移動する。

1979/05/02
鹿島槍ヶ岳への道（布引山あたり）

爺ヶ岳（鹿島槍ヶ岳南峰）

剱岳（鹿島槍ヶ岳北峰）

鹿島槍ヶ岳南峰と北峰

1979/05/03
鹿島槍ヶ岳（冷乗越あたり）

感想

hotten

昭和54年（1979年）GWの山行記録（5人）
当初の予定は電車移動で．．．
04/29　扇沢ー種池ー爺ヶ岳ー鹿島槍ヶ岳（行動時間9時間）
04/30　鹿島槍ヶ岳−五竜岳−唐松岳（行動時間8時間）
05/01　唐松岳−天狗ノ頭ー天狗山荘（行動時間6時間）
05/02　天狗山荘−白馬鑓ヶ岳−白馬岳（行動時間4時間）
05/03　白馬岳−(蓮華温泉)−朝日岳（行動時間6時間？）
05/04　朝日岳−栂海山荘（行動時間9時間）
05/05　栂海山荘−親不知（行動時間8時間）
の予定だった。（最初の計画書より）

一週間前から書き始めた天気図（NHK第2）で、連休を通しての好天は期待できそうになく、後半のエスケープルートも難しいことから白馬までのルートに変更することにした。（当日の計画書より）
04/29　扇沢ー種池−爺ヶ岳−鹿島槍ヶ岳（テン場南北のコル）
04/30　鹿島槍ヶ岳−五竜岳−唐松岳（唐松岳テン場）
05/01　唐松岳−不帰ノ𡸴−天狗山荘（天狗山荘付近テン泊）
05/02　天狗山荘−鑓ヶ岳−杓子岳−白馬岳（頂上宿舎テン泊）
05/03　白馬岳（トカゲ*）
05/04　白馬岳−小蓮華山−白馬大池−栂池
05/05　栂池−東急山荘（松本電鉄バス8:50）
*トカゲ：日向ぼっこをしたり、寝そべったりして過ごすこと。

朝6時、扇沢の駐車場を5人でスタートした。GWの南尾根にしては雪が多かったがジャンクションピークを経由して順調に爺ヶ岳南峰に到着した。
しばらく写真を撮ったりして休んでいると天候が急変した。
雪が降り始め吹雪になり、周囲はホワイトアウト状態になり、冷池山荘のテント場へ行くことは無理と考え、ここでビバークをすることにした。

翌日(04/30)は終日吹雪でテントからは出られなかった。
3日目の朝(05/01)は9時頃まで雪が降っていたが、その後急速に回復した。テントを撤収して10時頃冷池のテント場に向かった。
翌日(05/02)は鹿島槍ヶ岳の往復、キレット越えの五竜も考えたが、好天が長続きしないと思われる天気図の動きから爺ヶ岳に戻り南尾根を下山することにした。