ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 339914
全員に公開
ハイキング
甲信越

鳳凰三山(地蔵岳-観音岳-薬師岳)ドンドコ沢-中道

2013年08月18日(日) 〜 2013年08月19日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:28
距離
19.5km
登り
2,612m
下り
2,835m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
8:50 青木鉱泉→11:10 南精進滝→12;10昼食休憩(20分)12:30→14:14 五色の滝→15;30鳳凰小屋
【2日目】
4:53 鳳凰小屋→6:15地蔵ケ岳→8:25観音岳→8:55薬師岳→10:21御座石→13;53青木鉱泉
天候 1日目:晴れ→曇り
2日目:晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2:40 宇都宮→3:15 鹿沼IC→伊勢崎IC→本庄→秩父→山梨→一宮御坂IC→7:34韮崎IC→8:16青木鉱泉
コース状況/
危険箇所等
・青木鉱泉に登山ポストあり。
・危険箇所なし。
・ドンドコ沢コースには水場多数あり。中道コースなし。
宇都宮を2:30、東北道・北関東道使って伊勢崎IC。

本庄市を経由して、国道140号で長瀞町、秩父市へを目指す。

2013年08月18日 02:36撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 2:36
宇都宮を2:30、東北道・北関東道使って伊勢崎IC。

本庄市を経由して、国道140号で長瀞町、秩父市へを目指す。

秩父からは山梨との県境の深い山を越えなければならない。

そのために2,000mを越える山をくりぬいた雁坂トンネルを通る。
国道140号はどんどん高度を上げて行く。三峰神社への道を左に見送って滝沢ダム手前のループ橋に入る。

もう、ムリヤリ創った道路としか言いようが無い。こんな深い山にこんな道や橋、トンネルを通すなんて凄い技術と忍耐だな。

2013年08月18日 06:00撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 6:00
秩父からは山梨との県境の深い山を越えなければならない。

そのために2,000mを越える山をくりぬいた雁坂トンネルを通る。
国道140号はどんどん高度を上げて行く。三峰神社への道を左に見送って滝沢ダム手前のループ橋に入る。

もう、ムリヤリ創った道路としか言いようが無い。こんな深い山にこんな道や橋、トンネルを通すなんて凄い技術と忍耐だな。

登山口のある青木鉱泉をとりあえず目指す。

旅館もあるくらいだからすぐわかるかと思っていたが、わからずに一度通り過ぎてしまった。

曲がり角には「鳳凰三山」という大きな道標があったのにね。

曲がってすぐは1.5車線くらいの舗装道路だったけれど・・・舗装のないガtガタ道が3分の1くらいあって、左右に揺さぶれながら道を行く。


2013年08月18日 07:54撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 7:54
登山口のある青木鉱泉をとりあえず目指す。

旅館もあるくらいだからすぐわかるかと思っていたが、わからずに一度通り過ぎてしまった。

曲がり角には「鳳凰三山」という大きな道標があったのにね。

曲がってすぐは1.5車線くらいの舗装道路だったけれど・・・舗装のないガtガタ道が3分の1くらいあって、左右に揺さぶれながら道を行く。


青木鉱泉の登山者用駐車場に到着。青木鉱泉の旅館で駐車券(1日750円×2)を購入して、ダッシュボードに置いておく。

本日は日曜なので土曜に停めた車で一杯。8:45の段階で残り5台くらい。全部で50台くらいは停められるかな。

2013年08月18日 08:46撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 8:46
青木鉱泉の登山者用駐車場に到着。青木鉱泉の旅館で駐車券(1日750円×2)を購入して、ダッシュボードに置いておく。

本日は日曜なので土曜に停めた車で一杯。8:45の段階で残り5台くらい。全部で50台くらいは停められるかな。

準備運動を入念に行って登山届けを提出。奥にコカコーラの自動販売機が見えるけど電源が入っていなかった。要注意。水はあります。

2013年08月18日 08:49撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 8:49
準備運動を入念に行って登山届けを提出。奥にコカコーラの自動販売機が見えるけど電源が入っていなかった。要注意。水はあります。

青木鉱泉の旅館。古くて風情のありそうな建物。

でもここまで温泉に入るためだけにガタガタ道を45分も来る人がいるとは思えないけれど。

日帰り入浴は可能。1,000円也。この温泉がいいのかな。

2013年08月18日 08:49撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 8:49
青木鉱泉の旅館。古くて風情のありそうな建物。

でもここまで温泉に入るためだけにガタガタ道を45分も来る人がいるとは思えないけれど。

日帰り入浴は可能。1,000円也。この温泉がいいのかな。

鳳凰三山は、地蔵岳、観音岳そして薬師岳の3つの山から成る。

その最北端にある地蔵岳まで青木鉱泉から2つのルートがある。

一つは沢沿いの道を行くドンドコ沢ルート、もうひとつは樹林帯を進む中道ルート。

調べたところどちらも急だけれどドンドコ沢のほうが険しいらしい。

それを下りには使いたくないので、往路はドンドコ沢を選択。

2013年08月18日 09:07撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 9:07
鳳凰三山は、地蔵岳、観音岳そして薬師岳の3つの山から成る。

その最北端にある地蔵岳まで青木鉱泉から2つのルートがある。

一つは沢沿いの道を行くドンドコ沢ルート、もうひとつは樹林帯を進む中道ルート。

調べたところどちらも急だけれどドンドコ沢のほうが険しいらしい。

それを下りには使いたくないので、往路はドンドコ沢を選択。

ドンドコ沢の沢音を右に聞きながら歩く。

2013年08月18日 09:24撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 9:24
ドンドコ沢の沢音を右に聞きながら歩く。

かなり高度が上がってきた。所々崩落箇所がある。

ガスが出てきた。

2013年08月18日 09:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 9:34
かなり高度が上がってきた。所々崩落箇所がある。

ガスが出てきた。

かなりの勾配。写真の下方からここまでつづら折れの道。何回折り返したかわからないくらい。
2013年08月18日 09:56撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 9:56
かなりの勾配。写真の下方からここまでつづら折れの道。何回折り返したかわからないくらい。
ドンドコ沢の支流をいくつか越えてゆく。
2013年08月18日 10:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 10:32
ドンドコ沢の支流をいくつか越えてゆく。
沢を渡渉するたびにザックを下ろし、顔を洗って、リフレッシュする。

ちょうどよいタイミングで休憩できる。

2013年08月18日 10:55撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 10:55
沢を渡渉するたびにザックを下ろし、顔を洗って、リフレッシュする。

ちょうどよいタイミングで休憩できる。

ドンドコ沢は4つの大滝に立ち寄ることができる。最初に出てきたのが南精進ケ滝の標識。

滝を経由するコースとパスするコースがあるが。まだ元気があるので滝を見に行く。

滝見台は上下2つある。そこまでちょした崖。ロープが設置してある。

そこをショルダーバックに運動靴姿の一家が下ってきてびっくり。かなりの軽装。青木鉱泉からここまで2時間半はかかるのに。場違いな感じ。大丈夫かなと心配になる。



写真は上のほうの滝見台から撮ったもの。2段の滝になっていて中間に小さな滝壺あり。

滝までの距離はあるのにかなりの轟音。水量が多い。

2013年08月18日 11:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 11:13
ドンドコ沢は4つの大滝に立ち寄ることができる。最初に出てきたのが南精進ケ滝の標識。

滝を経由するコースとパスするコースがあるが。まだ元気があるので滝を見に行く。

滝見台は上下2つある。そこまでちょした崖。ロープが設置してある。

そこをショルダーバックに運動靴姿の一家が下ってきてびっくり。かなりの軽装。青木鉱泉からここまで2時間半はかかるのに。場違いな感じ。大丈夫かなと心配になる。



写真は上のほうの滝見台から撮ったもの。2段の滝になっていて中間に小さな滝壺あり。

滝までの距離はあるのにかなりの轟音。水量が多い。

しばし呆然と滝を眺めて、先を急ぐ。写真のような比較的おとなしい道と垂直に近い岩登り的な道が交互に出てくる。
2013年08月18日 11:22撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 11:22
しばし呆然と滝を眺めて、先を急ぐ。写真のような比較的おとなしい道と垂直に近い岩登り的な道が交互に出てくる。
このあたりならきれいだろうと、沢の水でのどをうるおす。冷たくてたいへんにおいしい。

宇都宮市水道局の水を捨てて、南アルプスの天然水に詰め替える。

2013年08月18日 11:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1
8/18 11:32
このあたりならきれいだろうと、沢の水でのどをうるおす。冷たくてたいへんにおいしい。

宇都宮市水道局の水を捨てて、南アルプスの天然水に詰め替える。

南精進ケ滝の後に出て来たのが鳳凰の滝。

鳳凰山の名を冠しているわけだから、さぞやすばらしいのだろうけれど、同行者がへばってきているのでこはパスした。滝までの高低差もあるようだし。

2013年08月18日 11:53撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 11:53
南精進ケ滝の後に出て来たのが鳳凰の滝。

鳳凰山の名を冠しているわけだから、さぞやすばらしいのだろうけれど、同行者がへばってきているのでこはパスした。滝までの高低差もあるようだし。

12時を過ぎたのでお昼ごはんを食べる。朝飯はロクに食べていないのでお腹がすいた。

ヤマノボリにはなんと言っても炭水化物。お寿司なら酢の作用があって腐りにくいし、酸っぱさが疲れた体にやさしい。ハードなヤマノボリには最近これだ。

2013年08月18日 12:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 12:13
12時を過ぎたのでお昼ごはんを食べる。朝飯はロクに食べていないのでお腹がすいた。

ヤマノボリにはなんと言っても炭水化物。お寿司なら酢の作用があって腐りにくいし、酸っぱさが疲れた体にやさしい。ハードなヤマノボリには最近これだ。

空気がきれいなのだろうなぁ、あちこちでサルオガゼを見ることが出来る。
2013年08月18日 12:50撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 12:50
空気がきれいなのだろうなぁ、あちこちでサルオガゼを見ることが出来る。
お次は白糸の滝。
2013年08月18日 13:23撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 13:23
お次は白糸の滝。
登山道からかなりあるので遠距離から眺めるだけにする。
2013年08月18日 13:25撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 13:25
登山道からかなりあるので遠距離から眺めるだけにする。
最後の五色の滝への道標だけはなぜか手作り感一杯。
2013年08月18日 14:02撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 14:02
最後の五色の滝への道標だけはなぜか手作り感一杯。
50mほど下らないと直下までいけない。それだけの見事な落差のある滝。

いかにも渓流の滝という感じだ。落差50mはある。

2013年08月18日 14:14撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 14:14
50mほど下らないと直下までいけない。それだけの見事な落差のある滝。

いかにも渓流の滝という感じだ。落差50mはある。

この広場で休憩していた東京○○医大の学生の後を行く。

元気にキャーキャー言って休憩していたので、ドンドン先に行くのかと思っていたら遅い遅い。

テント泊の大きな荷物を背負っているからね。20kgはありそう。

2013年08月18日 15:17撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 15:17
この広場で休憩していた東京○○医大の学生の後を行く。

元気にキャーキャー言って休憩していたので、ドンドン先に行くのかと思っていたら遅い遅い。

テント泊の大きな荷物を背負っているからね。20kgはありそう。

登山口から7時間。ようやく鳳凰小屋に到着。本日はこの小屋泊。日曜の夕方だけど既にたくさんの人がたむろしていた。写真左の上下の白い煙は小屋のオジサンが薪でお湯を沸かしていたもの。
2013年08月18日 15:51撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 15:51
登山口から7時間。ようやく鳳凰小屋に到着。本日はこの小屋泊。日曜の夕方だけど既にたくさんの人がたむろしていた。写真左の上下の白い煙は小屋のオジサンが薪でお湯を沸かしていたもの。
先ほどの大学生はここでさっそくテントを広げていた。テント場はここと左上にもう1箇所ある。

併せて25張り収容可能らしい。800円。

2013年08月18日 16:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 16:10
先ほどの大学生はここでさっそくテントを広げていた。テント場はここと左上にもう1箇所ある。

併せて25張り収容可能らしい。800円。

トイレは外にあり。個室は5つ。ペダル式の水洗。

しっかりした作りでニオイもそれほどなし。きれいだ。

2013年08月18日 16:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 16:10
トイレは外にあり。個室は5つ。ペダル式の水洗。

しっかりした作りでニオイもそれほどなし。きれいだ。

正面が受付のある本館。収容人員50名。

左は冬季小屋と書いてあった。

2013年08月18日 16:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 16:12
正面が受付のある本館。収容人員50名。

左は冬季小屋と書いてあった。

こちらは別館。収容人員60人。

2013年08月18日 16:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 16:13
こちらは別館。収容人員60人。

小屋前の広場に水場。沢水をひいているので流しっぱなしの冷たい水がジョボジョボ流れ落ちている。

水口は3箇所。ただし一番右のは小屋番用と書いてあった。水が豊富なのはうれしい。

2013年08月18日 16:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 16:13
小屋前の広場に水場。沢水をひいているので流しっぱなしの冷たい水がジョボジョボ流れ落ちている。

水口は3箇所。ただし一番右のは小屋番用と書いてあった。水が豊富なのはうれしい。

ボクは本館宿泊。先についた人は別館に入れていた。

写真は宿泊した本館。宿泊場所は2階にあって、中央の階段を囲んで凹の字型に布団をひく。

上下2段となている。敷き布団と寝袋、それに毛布もある。

今日は日曜の夜なの人が少ないからよゆうだったが昨晩などは2人で一つの布団だったもよう。もっとも寝袋式なのでまだ良いか。

2013年08月18日 17:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 17:12
ボクは本館宿泊。先についた人は別館に入れていた。

写真は宿泊した本館。宿泊場所は2階にあって、中央の階段を囲んで凹の字型に布団をひく。

上下2段となている。敷き布団と寝袋、それに毛布もある。

今日は日曜の夜なの人が少ないからよゆうだったが昨晩などは2人で一つの布団だったもよう。もっとも寝袋式なのでまだ良いか。

5時半から夕食。メニューはカレーライス。

タマネギとワカメの卵の澄まし汁、らっきょう、ザーサイ。

カレーは好きだけれど、大変にマズイ。もういちど言う大変マズイ。

味というよりもジャガイモとニンジンが生煮え。ガリガリしている。

これは燃料費をケチった結果かな。

こんなひどいごはんは食べたくなかったなぁ。自炊すれば良かった。

2013年08月18日 17:35撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 17:35
5時半から夕食。メニューはカレーライス。

タマネギとワカメの卵の澄まし汁、らっきょう、ザーサイ。

カレーは好きだけれど、大変にマズイ。もういちど言う大変マズイ。

味というよりもジャガイモとニンジンが生煮え。ガリガリしている。

これは燃料費をケチった結果かな。

こんなひどいごはんは食べたくなかったなぁ。自炊すれば良かった。

小屋からは地蔵岳への道と観音岳への道がついている。いずれも60分。

でも観音岳まではかなりの急坂のよう。小屋前から道が伸びているけれどいきなりハシゴ。

その上の道も45度くらいの斜度があるのではないか。道も荒れている様子。

2013年08月18日 17:53撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/18 17:53
小屋からは地蔵岳への道と観音岳への道がついている。いずれも60分。

でも観音岳まではかなりの急坂のよう。小屋前から道が伸びているけれどいきなりハシゴ。

その上の道も45度くらいの斜度があるのではないか。道も荒れている様子。

ここから2日目。
前日、7時には床についたせいもあって3時には完全に目が覚めた。

暗い中ヘッデンをつけて外トイレに行く。空を見上げるときれいな星がタクサン。

天気は良さそうでうれしくなる。



4時には完全に起きる。小屋の外ではヘッデンがたくさn光っている。

地蔵岳山頂でご来光を見ようという人だ。



暗い中不案内な道で捻挫や滑落してはつまらないので、ボクは明るくなってから出発する。

朝食のお弁当を食べて、水を汲んでから行く。

熟睡はできず、ウトウトしたくらいだったけれど、体調は良し。

2013年08月19日 04:53撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 4:53
ここから2日目。
前日、7時には床についたせいもあって3時には完全に目が覚めた。

暗い中ヘッデンをつけて外トイレに行く。空を見上げるときれいな星がタクサン。

天気は良さそうでうれしくなる。



4時には完全に起きる。小屋の外ではヘッデンがたくさn光っている。

地蔵岳山頂でご来光を見ようという人だ。



暗い中不案内な道で捻挫や滑落してはつまらないので、ボクは明るくなってから出発する。

朝食のお弁当を食べて、水を汲んでから行く。

熟睡はできず、ウトウトしたくらいだったけれど、体調は良し。

小屋を出発してすぐに急坂となる。小屋は2,382mの谷あいにあるので未だ暗い。
2013年08月19日 05:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 5:05
小屋を出発してすぐに急坂となる。小屋は2,382mの谷あいにあるので未だ暗い。
上りだしてすぐにご来光。樹木が輝きだす。
2013年08月19日 05:17撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 5:17
上りだしてすぐにご来光。樹木が輝きだす。
出発時は寒かったけれど陽が出ると急に気温が上がるのがわかる。

もっとも急登のせいもあるけど。

2013年08月19日 05:17撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 5:17
出発時は寒かったけれど陽が出ると急に気温が上がるのがわかる。

もっとも急登のせいもあるけど。

40分でオベリスクが目に入ってきた。

2013年08月19日 05:43撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 5:43
40分でオベリスクが目に入ってきた。

2013年08月19日 05:48撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 5:48
もうすぐ頂上。見下ろすとこんな具合。急坂に加え砂なので1歩歩くと半歩下がる感じで中々前に進めない。
2013年08月19日 05:55撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 5:55
もうすぐ頂上。見下ろすとこんな具合。急坂に加え砂なので1歩歩くと半歩下がる感じで中々前に進めない。
青空に聳え立つオベリスク。

2013年08月19日 06:02撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:02
青空に聳え立つオベリスク。

南を向けばくっきりと富士山のシルエット。
2013年08月19日 06:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:12
南を向けばくっきりと富士山のシルエット。
そして西にはズドーンと甲斐駒ケ岳が構えている。
2013年08月19日 06:17撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:17
そして西にはズドーンと甲斐駒ケ岳が構えている。
2013年08月19日 06:28撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:28
これが見たかったんだよ〜。

もう、ずぅっと見ていたい。それにしてもホレボレとする山容だなぁ。

登るのもいいけれど、こうやって眺めるのも良いよな。

2013年08月19日 06:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:34
これが見たかったんだよ〜。

もう、ずぅっと見ていたい。それにしてもホレボレとする山容だなぁ。

登るのもいいけれど、こうやって眺めるのも良いよな。

オベリスクから降りて、さぁ次のピークを目指そう。その間にはお地蔵さんがたくさんいらっしゃいます
2013年08月19日 06:36撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:36
オベリスクから降りて、さぁ次のピークを目指そう。その間にはお地蔵さんがたくさんいらっしゃいます
みなさん東を向いていて、良いお顔をしていらっしゃる。
2013年08月19日 06:37撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:37
みなさん東を向いていて、良いお顔をしていらっしゃる。
足元にはタカネビランジ。茶色の土よりも花崗岩のほうが映えるね。
2013年08月19日 06:37撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:37
足元にはタカネビランジ。茶色の土よりも花崗岩のほうが映えるね。
もう一度甲斐駒ケ岳を目に焼き付けて、さぁ出発。
2013年08月19日 06:37撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:37
もう一度甲斐駒ケ岳を目に焼き付けて、さぁ出発。
2013年08月19日 06:38撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:38
こちらは鳳凰三山の隣の尾根にある北岳。
2013年08月19日 06:47撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:47
こちらは鳳凰三山の隣の尾根にある北岳。
八ヶ岳とオベリスク。
2013年08月19日 06:50撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:50
八ヶ岳とオベリスク。
地蔵岳から赤抜の頭というピークに到着。これが観音岳への尾根道。
2013年08月19日 06:56撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 6:56
地蔵岳から赤抜の頭というピークに到着。これが観音岳への尾根道。
地蔵岳からは甲斐駒ケ岳の眺めが素晴らしかったけれど、これから北岳が近づいてくる。
2013年08月19日 07:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 7:05
地蔵岳からは甲斐駒ケ岳の眺めが素晴らしかったけれど、これから北岳が近づいてくる。
右のピークが日本第2の高度を誇る北岳3,193m。

中央が大樺沢。あの沢を登るのか。その上の稜線が八本歯のコルだね。

2013年08月19日 07:07撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 7:07
右のピークが日本第2の高度を誇る北岳3,193m。

中央が大樺沢。あの沢を登るのか。その上の稜線が八本歯のコルだね。

ここから観音岳への道。

2013年08月19日 07:16撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 7:16
ここから観音岳への道。

2013年08月19日 07:30撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 7:30
2013年08月19日 07:44撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 7:44
2013年08月19日 07:53撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 7:53
2,764mの地蔵岳から観音岳2,860mを目指す。ここが鳳凰三山の最高峰。

白い岩を縫うように歩いてゆく。青空の下を歩くので気持ちが良い。

2013年08月19日 08:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:10
2,764mの地蔵岳から観音岳2,860mを目指す。ここが鳳凰三山の最高峰。

白い岩を縫うように歩いてゆく。青空の下を歩くので気持ちが良い。

観音岳ピークの下から来た道を振り向く。手前のピークが赤抜沢の頭、その先のトンガリが地蔵岳のオベリスク。その奥には甲斐駒ケ岳。

2013年08月19日 08:14撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:14
観音岳ピークの下から来た道を振り向く。手前のピークが赤抜沢の頭、その先のトンガリが地蔵岳のオベリスク。その奥には甲斐駒ケ岳。

観音岳山頂。大岩が折り重なっている。正面が北岳だ。
2013年08月19日 08:19撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:19
観音岳山頂。大岩が折り重なっている。正面が北岳だ。
2013年08月19日 08:19撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:19
ここからは遮るものが無く南の富士山が眺められる。雲海に浮かぶ富士山はカッコいいな。
2013年08月19日 08:21撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:21
ここからは遮るものが無く南の富士山が眺められる。雲海に浮かぶ富士山はカッコいいな。
ここを越えると見えなくなる甲斐駒ケ岳をもう一度堪能しまして・・
2013年08月19日 08:23撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:23
ここを越えると見えなくなる甲斐駒ケ岳をもう一度堪能しまして・・
目を少し右に転じればぽっかりと八ヶ岳が雲の海に浮かんでいる。
2013年08月19日 08:24撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:24
目を少し右に転じればぽっかりと八ヶ岳が雲の海に浮かんでいる。
こちらは南方面、薬師岳へと続く尾根。
2013年08月19日 08:29撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:29
こちらは南方面、薬師岳へと続く尾根。
2013年08月19日 08:29撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:29
2013年08月19日 08:31撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:31
2013年08月19日 08:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:32
タカネビランジもこれが見納め。このあたりのは色が白っぽいな。
2013年08月19日 08:41撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:41
タカネビランジもこれが見納め。このあたりのは色が白っぽいな。
歩きやすいとは言っても結構な高低差はあるよ。二つのピークがあるのが薬師岳。
2013年08月19日 08:46撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:46
歩きやすいとは言っても結構な高低差はあるよ。二つのピークがあるのが薬師岳。
そのピークの間に見える富士山。
2013年08月19日 08:54撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:54
そのピークの間に見える富士山。
薬師岳山頂に到着です。2,780m。

この山頂は広場のようだ。みなさんシートを広げて休憩中。

2013年08月19日 08:56撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:56
薬師岳山頂に到着です。2,780m。

この山頂は広場のようだ。みなさんシートを広げて休憩中。

山頂標識と奥に北岳。
2013年08月19日 08:56撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 8:56
山頂標識と奥に北岳。
2013年08月19日 09:09撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 9:09
2013年08月19日 09:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 9:13
ここから中道コースを下る。
2013年08月19日 09:18撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 9:18
ここから中道コースを下る。
徹底的に下る。
2013年08月19日 09:28撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 9:28
徹底的に下る。
巨大な岩、これが御座石だそうな。
2013年08月19日 10:21撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 10:21
巨大な岩、これが御座石だそうな。
ようやく林道。
2013年08月19日 12:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 12:13
ようやく林道。
青木鉱泉までの近道とあったら、渡渉しないといけないらしい。
2013年08月19日 13:44撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 13:44
青木鉱泉までの近道とあったら、渡渉しないといけないらしい。
車はこんなもん。みなさん土日組だったわけですね。
2013年08月19日 13:53撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
8/19 13:53
車はこんなもん。みなさん土日組だったわけですね。
撮影機器:

感想

宇都宮から登山口までが遠い遠い。
それだけでなく、登山口から山頂までも遠かった。

いちばん堪えたのが5時間にもわたる下り。二度とこのコースは歩きたくないっ!
下山後2日経った今でさえ階段を降りるのがツライのだ。

登山口は青木鉱泉。旅館があるもののそこまでの道が半分舗装、のこりは未舗装。道幅も狭くすれ違うのも難しい。鉱泉の登山者用駐車場に車を置いて登山開始。(駐車料金は1日750円)
鉱泉からは2つのコースがある。一つはドンドコ沢コース、もう一つは中道コース。ボクが選択したのはドンドコ沢。こちらのほうが急なので下りには使わないほうが良いとの情報あり。
急とは言えスタートしてしばらくは樹林帯の中のゆるやかな登り。樹林帯の中で景色は変わらず退屈だがところどころ滝や沢が出現するので、顔を洗ったりのどを潤したりしてちょうど良い休憩タイムとなる。
たいした登りではないと思っていると3分の2程度のあたりから急坂となる。と言っても上り慣れた男体山ほどではない。本日は2,300mにある鳳凰小屋に宿泊する。100人以上の定員。日曜日なれどかなりたくさんの人がいた。

夕飯はカレーライス。山小屋に多くは求めないがあまりにひどい。ウマイマズイの話しではなく、ジャガイモやニンジンが生煮え。ガリガリしている。それでも皆さん特に不平も言わずに食べていたのが不思議だった。

翌朝4時に起床。5時前に登山開始。まずは地蔵ケ岳を目指す。途中でご来光を拝む。地蔵ケ岳は山頂のオベリスクで有名。山頂まで砂礫のズルズルした坂を行く。
山頂からは甲斐駒ケ岳がドーンと見渡せる。これが本日一番の感動だった。
オベリスクの途中まで登って(怖いので途中でやめたのだ)、次に最高峰の2,840mの観音岳までの稜線をを行く。途中赤抜沢の頭というピークを経て1時間少しで到着。この稜線は素敵だ。右に白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を望みながら歩く。
前方に富士山のシルエットを見ながら最後のピーク、薬師岳に向かう。山頂は広い広場になっていて多くに人がお弁当を広げていた。
いつまでもここに居たい位の絶景だったけれど、少しずつガスが沸いてくる。山に沿って上昇気流が派生しているのがわかる。

ここからスタート地点の青木鉱泉まで樹林帯の道を下る。行けども行けども同じような景色。さらに急坂なので両足の筋肉が悲鳴を上げる。転げ落ちてしまいたいくらい。延々5時間の下りをこなして鉱泉に着いて頃には水もなくなり、もう一歩も歩けない状態だった。

鳳凰三山、初心者用のヤマとして紹介されているが、そうかな?
確かに危険箇所はないけれど、この長い上り下りは体力的に初心者では無理ではないか。
まぁ、その分すばらしい景色を楽しめるけれど。これでガスっていたら泣きたくなるとおもうけれど。

■1日目
距離 7.3km
沿面距離7.8km
累積標高 +1,766m
       −481m
所要時間 6:41

■2日目
距離 9.9km
沿面距離10.4km
累積標高 +650m
       −2,015m
所要時間 8:33

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:991人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
鳳凰三山 青木鉱泉日帰り周回
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら