ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 340130
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山

岩木山 弥生から長平へ ガツンとマイナーコース攻め〜!

2013年09月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:45
距離
12.5km
登り
1,341m
下り
1,232m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:30 弥生登山道一合目 出発
07:46 大黒沢の橋
07:53 弥生登山道二合目
08:15 弥生登山道三合目
08:41 弥生登山道四合目
09:02 弥生登山道五合目
09:41 弥生登山道六合目 姥石
09:56 大岩
10:30 弥生登山道七合目
10:52 弥生登山道八合目
11:37 弥生登山道九合目
11:47 岩木山山頂 到着
 昼食・休憩
12:30 岩木山山頂より長平登山道にて下山開始
12:37 長平登山道分岐
14:10 スキー場に出る
14:38 石神神社
15:10 長平登山道登山口(林道入口)
15:15 ナクア白神スキー場駐車場到着
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ナクア白神スキー場の駐車場に一台デポし、
弥生登山口の駐車スペースに車を停めて出発しました。
コース状況/
危険箇所等
※ 弥生、長平コースともに登山ポストはありませんので、各自それなりの対応が必要となります。

※ 弥生、長平コースともに、登山口近辺にはコンビニなどはありませんので、
  買い物は麓の町で済ませて来てください。

※ 弥生コースの登山口近辺にはトイレもありません。
  長平コースの登山口にはナクアリゾートホテルがありますので、
  トイレはそちらで借りるのがよいかと思います。

※ 弥生コースは一合目から山頂まで、号目表示の標柱が整備されています。

※ 弥生コースは六号目付近以降からは藪が少しうるさくなり、少々歩き難くなります。
  また、八号目の先で耳成岩の前をトラバースしますが、
  道が少し崩れていたり、下草が伸びたりしていますので、
  足下には十分注意して歩いてください。

※ 長平コースには全く標柱類はありませんし、藪も全体的にうるさくなっています。
  所々にピンクテープはありますが、そればかりを当てにしない方がよいでしょう。
  また、スキー場の上部で登山道がスキー場に出入りしますが、そのポイントが非常にわかりにくいと思います。

※ とは言うものの、両コースともにスキー場のコース以外での踏み跡はそれなりは付いてますので、
  それほど道迷いの危険性は大きくないと思われます。

※ 両コースともに、展望は山頂付近以外はありません。

※ 今回の下山後の温泉は「北小苑温泉」を利用しました。
  日帰り入浴 大人350円
  シャンプー、ボディーソープなどの備付けはありません。
  住  所:青森県弘前市大字百沢字東岩木山3044-5
  電  話:0172-93-3755
  営業時間:日帰入浴9:00〜20:30(受付)
  ヤフー地図で検索の場合は「東岩木山温泉北小苑」で検索すると表示されます。
ここが弥生登山道の入口です。
ここまでの道幅は少し狭く、ちょっと草も生茂っていますから、車の傷が気になる人は手前に置いた方が無難かな?

ここの駐車スペースは・・・・・
この辺りに適当に(笑)
2013年09月01日 07:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 7:31
ここが弥生登山道の入口です。
ここまでの道幅は少し狭く、ちょっと草も生茂っていますから、車の傷が気になる人は手前に置いた方が無難かな?

ここの駐車スペースは・・・・・
この辺りに適当に(笑)
少し歩くと林道との分岐点がありますが
立派な標柱があるから大丈夫
2013年09月01日 07:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 7:34
少し歩くと林道との分岐点がありますが
立派な標柱があるから大丈夫
普段は水がない沢らしいのですが
前日からの雨で立派な流れになってました

何とか渡れる状況でしたが
右足をドボンとやっちゃいました
(^_^ゞ (shun)
2013年09月01日 07:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
9/1 7:39
普段は水がない沢らしいのですが
前日からの雨で立派な流れになってました

何とか渡れる状況でしたが
右足をドボンとやっちゃいました
(^_^ゞ (shun)
そして歩きやすい登山道の登場

五号目あたりまで続きます
2013年09月01日 07:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 7:44
そして歩きやすい登山道の登場

五号目あたりまで続きます
大黒沢に掛かる橋です
ちょっと斜めですが大丈夫
2013年09月01日 07:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 7:46
大黒沢に掛かる橋です
ちょっと斜めですが大丈夫
ほどなく二合目
2013年09月01日 07:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 7:53
ほどなく二合目
続いて三合目
2013年09月01日 08:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 8:15
続いて三合目
こんな標識も置いてありました
2013年09月01日 08:35撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 8:35
こんな標識も置いてありました
斜めってるけど四合目

雪の影響でしょう
2013年09月01日 08:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 8:41
斜めってるけど四合目

雪の影響でしょう
やっと五合目

まだ半分。。。。。

この辺りまでは歩きやすい登山道です
2013年09月01日 09:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 9:02
やっと五合目

まだ半分。。。。。

この辺りまでは歩きやすい登山道です
ちょっと沢登りチックになりはじめます

まあ、昨日の大雨の影響ですけどね
2013年09月01日 19:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 19:04
ちょっと沢登りチックになりはじめます

まあ、昨日の大雨の影響ですけどね
六合目の姥石

弥生コースにもあるんですね
2013年09月01日 09:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 9:41
六合目の姥石

弥生コースにもあるんですね
大岩

奥の木陰全体が大きな岩なんです!
2013年09月01日 09:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 9:56
大岩

奥の木陰全体が大きな岩なんです!
ようやくちょっと樹林帯を抜けましたが
雲の中なので全く展望なし。。。。。
2013年09月01日 09:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 9:57
ようやくちょっと樹林帯を抜けましたが
雲の中なので全く展望なし。。。。。
そして再度
沢の源頭に登り詰める雰囲気(笑)
2013年09月01日 10:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 10:08
そして再度
沢の源頭に登り詰める雰囲気(笑)
七合目

長く感じました
2013年09月01日 10:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 10:30
七合目

長く感じました
またチラッと展望が開けました
あの奥に山頂があるはず
2013年09月01日 10:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 10:37
またチラッと展望が開けました
あの奥に山頂があるはず
で、またしても・・・・・
ちょっと藪ヤブ〜
2013年09月01日 10:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 10:44
で、またしても・・・・・
ちょっと藪ヤブ〜
チョロット展望が開けて
そこが山頂のはずなんですが
やっぱり見えませんねぇ
2013年09月01日 10:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 10:51
チョロット展望が開けて
そこが山頂のはずなんですが
やっぱり見えませんねぇ
巖鬼山とのちょっとした鞍部にある八合目
2013年09月01日 10:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 10:52
巖鬼山とのちょっとした鞍部にある八合目
このコースはお花は少なめと言うか
時季が遅かったかな?
2013年09月01日 11:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 11:21
このコースはお花は少なめと言うか
時季が遅かったかな?
藪が開けたと思ったら
どどーんと耳成岩の登場
この手前をトラバースしていきます
2013年09月01日 11:26撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
9/1 11:26
藪が開けたと思ったら
どどーんと耳成岩の登場
この手前をトラバースしていきます
耳成岩を回り込んだところが九合目
2013年09月01日 11:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 11:37
耳成岩を回り込んだところが九合目
これが耳成岩の上部です

登ってみる事もできますが
展望もないのでやめました
2013年09月01日 11:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 11:37
これが耳成岩の上部です

登ってみる事もできますが
展望もないのでやめました
ポンと山頂に出ました!
2013年09月01日 11:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 11:47
ポンと山頂に出ました!
山頂神社でお詣り

おぉ〜
鳥居が新しくなったぞ!
お山参詣に間に合わせたんでしょうね
2013年09月01日 11:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
9/1 11:47
山頂神社でお詣り

おぉ〜
鳥居が新しくなったぞ!
お山参詣に間に合わせたんでしょうね
三角点たっち
ぴっ!
2013年09月01日 11:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
9/1 11:50
三角点たっち
ぴっ!
山頂のモニュメントで記念撮影

ようやく人物が入った写真ですね(笑)

ちなみに、この山行で出合った人は
ココで食事していたお一人だけでした
2013年09月01日 11:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3
9/1 11:51
山頂のモニュメントで記念撮影

ようやく人物が入った写真ですね(笑)

ちなみに、この山行で出合った人は
ココで食事していたお一人だけでした
展望もないし
人もいないし
雨も降ったりし
天気も良くないので
山頂避難小屋の中でお昼にしました
2013年09月01日 12:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 12:30
展望もないし
人もいないし
雨も降ったりし
天気も良くないので
山頂避難小屋の中でお昼にしました
さ、長平コースで下山しましょうか

相変わらず天気は良くなくて
展望は一切ありませ〜ん
2013年09月01日 12:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 12:32
さ、長平コースで下山しましょうか

相変わらず天気は良くなくて
展望は一切ありませ〜ん
山頂からココまでメジャーコースをチョット歩き
ここから超マイナーな長平コースに入っていきます
2013年09月01日 12:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 12:37
山頂からココまでメジャーコースをチョット歩き
ここから超マイナーな長平コースに入っていきます
コース状況はこれでもいい方(爆)

頭上は木の枝が邪魔
足元は大きめの石がゴロゴロ
それに草が被さっていて
ちょっと歩きにくかった
2013年09月01日 12:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 12:37
コース状況はこれでもいい方(爆)

頭上は木の枝が邪魔
足元は大きめの石がゴロゴロ
それに草が被さっていて
ちょっと歩きにくかった
たぶんその辺りが西法寺森でしょう
2013年09月01日 12:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 12:59
たぶんその辺りが西法寺森でしょう
大鳴沢方面

いい斜面だな〜
あ、そう言えば
滑ってる人がいたな!
2013年09月01日 13:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 13:27
大鳴沢方面

いい斜面だな〜
あ、そう言えば
滑ってる人がいたな!
スキー場が近くなってきたあたりで
ようやくチラっと下界が見えました

なんか下界は天気が良さそうだな
雲と雨は山頂付近だけみたい
(T□T)
2013年09月01日 13:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 13:29
スキー場が近くなってきたあたりで
ようやくチラっと下界が見えました

なんか下界は天気が良さそうだな
雲と雨は山頂付近だけみたい
(T□T)
藪のトンネル(笑)
2013年09月01日 13:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 13:39
藪のトンネル(笑)
途中にあったナタメ沢山のブナ

見えにくくてごめんなさい
2013年09月01日 19:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
9/1 19:07
途中にあったナタメ沢山のブナ

見えにくくてごめんなさい
一番上に岩木山が彫り込んであり
すごくお上手なんでビックリ!
2013年09月01日 14:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
9/1 14:03
一番上に岩木山が彫り込んであり
すごくお上手なんでビックリ!
やっとスキー場に出ました
2013年09月01日 14:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 14:10
やっとスキー場に出ました
結構なヤブヤブです

雨上がりからか
バッタ狙いなのか
一匹ニョロさんがトグロを巻いていて
飛び跳ねて逃げて
足が攣っちゃいました
(~_~;) (shun)
2013年09月01日 14:17撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 14:17
結構なヤブヤブです

雨上がりからか
バッタ狙いなのか
一匹ニョロさんがトグロを巻いていて
飛び跳ねて逃げて
足が攣っちゃいました
(~_~;) (shun)
ここからスキー場を離れて登山道に入り込みます

ピンクテープが下がっているんですが
わかるかな?
わからない人はスキー場をトコトン下りていけば
絶対に駐車場に出ますよ(笑)
2013年09月01日 14:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 14:28
ここからスキー場を離れて登山道に入り込みます

ピンクテープが下がっているんですが
わかるかな?
わからない人はスキー場をトコトン下りていけば
絶対に駐車場に出ますよ(笑)
一つ目の神社に出ました

ココからは林道歩きになりますが
このすぐ先で岩が崩落しているため
ここまでは車は入り込めません
2013年09月01日 14:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 14:33
一つ目の神社に出ました

ココからは林道歩きになりますが
このすぐ先で岩が崩落しているため
ここまでは車は入り込めません
二つ目の神社
石神神社です

クロカン四駆の車で頑張れば
ここまで入ってくるのも可能でしょうが
ほとんど手入れがされていない林道ですから
大雨で道はジャンジャン掘り下げられていってます
2013年09月01日 14:38撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 14:38
二つ目の神社
石神神社です

クロカン四駆の車で頑張れば
ここまで入ってくるのも可能でしょうが
ほとんど手入れがされていない林道ですから
大雨で道はジャンジャン掘り下げられていってます
鰺ヶ沢スキー場で一番の急斜面のところ

こうやって見ると
かわいいもんですな〜(笑)
2013年09月01日 14:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 14:43
鰺ヶ沢スキー場で一番の急斜面のところ

こうやって見ると
かわいいもんですな〜(笑)
春スキーの指導標を発見!
2013年09月01日 14:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
9/1 14:55
春スキーの指導標を発見!
登山口と言うか林道の入口に到着

この日も一台の軽トラが入った形跡がありましたが
このすぐ先で引き返してたようです
軽トラでギブアップですから
クロカン四駆でも厳しい林道だと思います
2013年09月01日 15:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 15:10
登山口と言うか林道の入口に到着

この日も一台の軽トラが入った形跡がありましたが
このすぐ先で引き返してたようです
軽トラでギブアップですから
クロカン四駆でも厳しい林道だと思います
林道の入口は、スキー場の駐車場の奥の方で
こんな感じでホテル方面が見える所です

車が遠いぞ〜(笑)
2013年09月01日 15:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
9/1 15:10
林道の入口は、スキー場の駐車場の奥の方で
こんな感じでホテル方面が見える所です

車が遠いぞ〜(笑)
はい到着!

ミッチリとマイナーコースを堪能しましたね(笑)
物好きな二人です(爆)
2013年09月01日 15:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3
9/1 15:14
はい到着!

ミッチリとマイナーコースを堪能しましたね(笑)
物好きな二人です(爆)
撮影機器:

感想

休みの仕事が続き気味で、ポッカリと空いたフリーの休日。
土曜日はスコールのような激しい雨が降ってはいたけど、日曜日はなんとかなりそう。
さーてどうするか?
沢?・・・・・さすがに豪雨の後は厳しそう。
登山道歩きにしようか?
ま、とりあえず暇をしていると思われるY君に連絡してみるか(笑)
メールをしてみると、すかさず折り返しで返事が返ってきました。
特に決めてはいないようだけど、ふら〜っと岩木山に行こうかな?との事。
ハイ承知しました!乗っからせていただきますと即答(笑)
コースは二人なので車をデポして縦走コースとし、弥生〜長平コースにしましょうかとの事。
そのコースは私はどちらも未経験なので、これまた即決!
こうして今回の山行は前日の夕食時にサラッと決まったのでした。

当日の朝に集合場所の鰺ヶ沢スキー場でおち合い、
石神神社までクロカン四駆であればなんとか行けそうだとの事でしたが、
下りで使う道なので、無理はせずにスキー場の駐車場にそのまま一台デポして弥生の登山口に向かいました。

弥生の登山口には立派な一合目の標柱が立っていて、そこに車を停めて歩き出しました。
歩き出して林道との分岐を過ぎ、春スキーで滑り下りた記憶のある所を歩いて行きます。
ほどなくちょっとした沢が現れ、いつもは涸れ沢となっているそうですが、前日の雨の影響で立派な水量の沢になっていました。
橋はかかっていないので、慎重に岩の出っ張りを選んで渡りきろうとしましたが、
最後の一歩でグラッとしてしまい、体勢を立て直そうと踏ん張った所、片足が見事に水没(笑)。
まあ、普段沢登りで足が濡れるのは慣れているので、全く気にしないで先に進みました。

そこからの登山道は展望は無いものの、程良く刈り払いがされた形跡があり、気持ち良い登山道になっていました。
ただ、なんとなくクマさんがいつ出てきてもおかしくはない雰囲気です。
三合目あたりを通り過ぎたころでしょうか、何となく獣臭を感じてはいましたが、
意識して通り過ぎようとしていましたが、ついにうなり声っぽいのが聞こえてきました。
そんなに近くはないので、ホーイと一発声を出してから先を急ぎましたが、
四合目付近になってから再度似たような音が聞こえてきました。
付きまとわれているのか?・・・・・熊は上に逃げると聞いたな。。。。。
焦って大声を出したり笛をピーピー鳴らしたりしてから、そそくさと先を急ぐ事にしました。

しかし、今考えると、どうも熊ではなかったようです。
下山後に登山口の車を回収しに行った時、ブウォンブウォンと聞こえてきたモトクロスバイクの音。
あれが唸り声に聞こえてきたんだと思います。
で、帰宅後にネットで検索してみると、やっぱりありました!
立派なモトクロス場があるじゃないですか〜
http://guardiantree.kozzy.net/newpage5.htm
あー、紛らわしいったらありゃしない(笑)
でも、雰囲気的には気は抜けない環境だとは思います。

そんな感じで出だしにハプニングはあったものの、
その後はキッチリと立てられている合目表示の標柱を励みに、順調に登っていきました。
五合目周辺までは歩きやすく、私個人的には岩木山の登山道の中で一番じゃないかと思う道の状態でしたが、
徐々に傾斜がきつめになってくると、だんだんと道が掘れていき、前日の雨の影響で沢歩き状態になってくるとともに、
掘れた道の両脇の藪も勢いを増していき、七合目付近では立派なマイナーコース状態になってしまっていました。
それでも踏み跡そのものはシッカリしているので、藪で足元が見にくい所もありますが十分許容範囲内です。
(この許容範囲は人によって違いがあると思いますので、あまりあてにはしないでください(笑))
ただ、八合目を過ぎて九合目に向かう途中で、耳成岩をトラバースする部分がありますが、ここはちょっと注意が必要でした。
それなりの斜面をトラバースしていくんですが、道は崩れ気味ですし人通りも少ないためか踏み跡も若干不明瞭になっていました。
単独で歩く場合は少し心細くなる部分かもしれません。
その後は山頂直下の斜面に取り付き、岩と背の低い草木の間を縫って登っていきます。
そしていきなり目の前が開けた所が山頂になります。
たしか山頂に出たあたりが、citrusさんのお気に入りの昼食場所だったはずです(笑)

昨日の大雨ですし、山頂に来るまでにも雨がパラついたりしていたので山頂からの展望は一切なく、
天気がいいと観光客などで賑わう山頂も今日は人の気配がありませんでした。
人に遠慮することなく二人で大声を出しながら山頂神社に参拝し、
三角点タッチとモニュメントの前で記念撮影をしに行くと、モニュメントの前に一人の登山者がいらっしゃいました。
この人一人がこの日に会った唯一の人でした(笑)
たぶん訳の分からない方向から、ヘンなのが二人登ってきたと思っていたでしょうね (^^ゞ

山頂での行事を済ませ、どうせ展望も無いので昼食は山頂避難小屋の中で食べる事にしました。
これが大正解で、食事中に雨が避難小屋の屋根をたたいてきました。
のんびりと昼食を食べていると雨もなんとか止んだので、
いよいよ現存する岩木山の登山道で、一番マイナーと思われる長平コースで下山開始です。
最初は一番のメジャーコースを少し降り、第二おみ坂の途中から長平コースに入り込みます。
ココには分岐の標柱がありますが、この先は駐車場まで標識類は一切ありませんでした。
足元は人けが少ないのを象徴するかのように、苔むした岩がゴロゴロしていて、それを微妙に隠すように生えている草。
頭は低い木の枝が微妙に覆いかぶさっていているうえに、それなりの斜度があるので歩きにくいったらありゃしない(笑)。
こんな感じの登山道が西法寺森あたりまで続き、その後は藪のトンネル、
藪が落ち着いてきたころにスキー場に出ますが、ゲレンデに生茂ったススキなどで結構道が不明瞭。
なんとかスキー場から再度登山道に出る箇所を見つけて神社に下りていきましたが、さすがマイナーコースだと感じました。

神社に出てからは林道歩きになりますが、一部で岩の崩落や未舗装道路のため雨水で道路が掘れてしまっていて、
普通乗用車では完全に石神神社までもたどり着けないような状況でした。

こうやって未経験であった岩木山の登山道を一気に歩いてみましたが、
一言で言ってしまえば、両コースともに暫く歩く事はないのかな〜・・・・・と言う感じの登山道でした(笑)。
まあそれでも機会があったら歩くようにして、長い歴史がある登山道を残す事に微力ですが協力できればと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2745人

コメント

さすがに
しゅんちゃんのホーイでもバイクには届かなかったみたいですね(笑)
バイクの音やスノーモービルの音って気付くまではドキドキしちゃいますよね
オラも何度か叫び返した経験があります(笑)
2013/9/3 12:57
みのちゃん、ありがとう
さすがに届きませんでした(笑)
ちょっと遠いと、イイ感じに唸り声に聞こえるのよねぇー
本物そっくりで、真面目にまぎらわしいよ
2013/9/3 23:12
まいなーるーと
ついにあのヤブから突入するルートを歩きましたね

今度はバリエーションかな(爆)

といっても、冬はみんなバリエーションですか
そろそろ雪が恋しい??
2013/9/4 21:42
こまちゃん、ありがとう
そうです、アソコから入り込みました

でもね、アソコはマダマダ藪とは言えないなぁー(笑)

下草とかは伸びてるけど
一応人が通る幅はありましたからね

バリエーションですか
それこそ延々と藪漕ぎになっちゃうからパス!

あー、あと数か月で雪ですね
まだちょっとピンとこないけど
そっかー
雪ね〜
2013/9/4 22:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白神山地・岩木山 [日帰り]
長平ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら