岩木山 弥生から長平へ ガツンとマイナーコース攻め〜!


- GPS
- 07:45
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
07:46 大黒沢の橋
07:53 弥生登山道二合目
08:15 弥生登山道三合目
08:41 弥生登山道四合目
09:02 弥生登山道五合目
09:41 弥生登山道六合目 姥石
09:56 大岩
10:30 弥生登山道七合目
10:52 弥生登山道八合目
11:37 弥生登山道九合目
11:47 岩木山山頂 到着
昼食・休憩
12:30 岩木山山頂より長平登山道にて下山開始
12:37 長平登山道分岐
14:10 スキー場に出る
14:38 石神神社
15:10 長平登山道登山口(林道入口)
15:15 ナクア白神スキー場駐車場到着
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
弥生登山口の駐車スペースに車を停めて出発しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 弥生、長平コースともに登山ポストはありませんので、各自それなりの対応が必要となります。 ※ 弥生、長平コースともに、登山口近辺にはコンビニなどはありませんので、 買い物は麓の町で済ませて来てください。 ※ 弥生コースの登山口近辺にはトイレもありません。 長平コースの登山口にはナクアリゾートホテルがありますので、 トイレはそちらで借りるのがよいかと思います。 ※ 弥生コースは一合目から山頂まで、号目表示の標柱が整備されています。 ※ 弥生コースは六号目付近以降からは藪が少しうるさくなり、少々歩き難くなります。 また、八号目の先で耳成岩の前をトラバースしますが、 道が少し崩れていたり、下草が伸びたりしていますので、 足下には十分注意して歩いてください。 ※ 長平コースには全く標柱類はありませんし、藪も全体的にうるさくなっています。 所々にピンクテープはありますが、そればかりを当てにしない方がよいでしょう。 また、スキー場の上部で登山道がスキー場に出入りしますが、そのポイントが非常にわかりにくいと思います。 ※ とは言うものの、両コースともにスキー場のコース以外での踏み跡はそれなりは付いてますので、 それほど道迷いの危険性は大きくないと思われます。 ※ 両コースともに、展望は山頂付近以外はありません。 ※ 今回の下山後の温泉は「北小苑温泉」を利用しました。 日帰り入浴 大人350円 シャンプー、ボディーソープなどの備付けはありません。 住 所:青森県弘前市大字百沢字東岩木山3044-5 電 話:0172-93-3755 営業時間:日帰入浴9:00〜20:30(受付) ヤフー地図で検索の場合は「東岩木山温泉北小苑」で検索すると表示されます。 |
写真
ここまでの道幅は少し狭く、ちょっと草も生茂っていますから、車の傷が気になる人は手前に置いた方が無難かな?
ここの駐車スペースは・・・・・
この辺りに適当に(笑)
感想
休みの仕事が続き気味で、ポッカリと空いたフリーの休日。
土曜日はスコールのような激しい雨が降ってはいたけど、日曜日はなんとかなりそう。
さーてどうするか?
沢?・・・・・さすがに豪雨の後は厳しそう。
登山道歩きにしようか?
ま、とりあえず暇をしていると思われるY君に連絡してみるか(笑)
メールをしてみると、すかさず折り返しで返事が返ってきました。
特に決めてはいないようだけど、ふら〜っと岩木山に行こうかな?との事。
ハイ承知しました!乗っからせていただきますと即答(笑)
コースは二人なので車をデポして縦走コースとし、弥生〜長平コースにしましょうかとの事。
そのコースは私はどちらも未経験なので、これまた即決!
こうして今回の山行は前日の夕食時にサラッと決まったのでした。
当日の朝に集合場所の鰺ヶ沢スキー場でおち合い、
石神神社までクロカン四駆であればなんとか行けそうだとの事でしたが、
下りで使う道なので、無理はせずにスキー場の駐車場にそのまま一台デポして弥生の登山口に向かいました。
弥生の登山口には立派な一合目の標柱が立っていて、そこに車を停めて歩き出しました。
歩き出して林道との分岐を過ぎ、春スキーで滑り下りた記憶のある所を歩いて行きます。
ほどなくちょっとした沢が現れ、いつもは涸れ沢となっているそうですが、前日の雨の影響で立派な水量の沢になっていました。
橋はかかっていないので、慎重に岩の出っ張りを選んで渡りきろうとしましたが、
最後の一歩でグラッとしてしまい、体勢を立て直そうと踏ん張った所、片足が見事に水没(笑)。
まあ、普段沢登りで足が濡れるのは慣れているので、全く気にしないで先に進みました。
そこからの登山道は展望は無いものの、程良く刈り払いがされた形跡があり、気持ち良い登山道になっていました。
ただ、なんとなくクマさんがいつ出てきてもおかしくはない雰囲気です。
三合目あたりを通り過ぎたころでしょうか、何となく獣臭を感じてはいましたが、
意識して通り過ぎようとしていましたが、ついにうなり声っぽいのが聞こえてきました。
そんなに近くはないので、ホーイと一発声を出してから先を急ぎましたが、
四合目付近になってから再度似たような音が聞こえてきました。
付きまとわれているのか?・・・・・熊は上に逃げると聞いたな。。。。。
焦って大声を出したり笛をピーピー鳴らしたりしてから、そそくさと先を急ぐ事にしました。
しかし、今考えると、どうも熊ではなかったようです。
下山後に登山口の車を回収しに行った時、ブウォンブウォンと聞こえてきたモトクロスバイクの音。
あれが唸り声に聞こえてきたんだと思います。
で、帰宅後にネットで検索してみると、やっぱりありました!
立派なモトクロス場があるじゃないですか〜
http://guardiantree.kozzy.net/newpage5.htm
あー、紛らわしいったらありゃしない(笑)
でも、雰囲気的には気は抜けない環境だとは思います。
そんな感じで出だしにハプニングはあったものの、
その後はキッチリと立てられている合目表示の標柱を励みに、順調に登っていきました。
五合目周辺までは歩きやすく、私個人的には岩木山の登山道の中で一番じゃないかと思う道の状態でしたが、
徐々に傾斜がきつめになってくると、だんだんと道が掘れていき、前日の雨の影響で沢歩き状態になってくるとともに、
掘れた道の両脇の藪も勢いを増していき、七合目付近では立派なマイナーコース状態になってしまっていました。
それでも踏み跡そのものはシッカリしているので、藪で足元が見にくい所もありますが十分許容範囲内です。
(この許容範囲は人によって違いがあると思いますので、あまりあてにはしないでください(笑))
ただ、八合目を過ぎて九合目に向かう途中で、耳成岩をトラバースする部分がありますが、ここはちょっと注意が必要でした。
それなりの斜面をトラバースしていくんですが、道は崩れ気味ですし人通りも少ないためか踏み跡も若干不明瞭になっていました。
単独で歩く場合は少し心細くなる部分かもしれません。
その後は山頂直下の斜面に取り付き、岩と背の低い草木の間を縫って登っていきます。
そしていきなり目の前が開けた所が山頂になります。
たしか山頂に出たあたりが、citrusさんのお気に入りの昼食場所だったはずです(笑)
昨日の大雨ですし、山頂に来るまでにも雨がパラついたりしていたので山頂からの展望は一切なく、
天気がいいと観光客などで賑わう山頂も今日は人の気配がありませんでした。
人に遠慮することなく二人で大声を出しながら山頂神社に参拝し、
三角点タッチとモニュメントの前で記念撮影をしに行くと、モニュメントの前に一人の登山者がいらっしゃいました。
この人一人がこの日に会った唯一の人でした(笑)
たぶん訳の分からない方向から、ヘンなのが二人登ってきたと思っていたでしょうね (^^ゞ
山頂での行事を済ませ、どうせ展望も無いので昼食は山頂避難小屋の中で食べる事にしました。
これが大正解で、食事中に雨が避難小屋の屋根をたたいてきました。
のんびりと昼食を食べていると雨もなんとか止んだので、
いよいよ現存する岩木山の登山道で、一番マイナーと思われる長平コースで下山開始です。
最初は一番のメジャーコースを少し降り、第二おみ坂の途中から長平コースに入り込みます。
ココには分岐の標柱がありますが、この先は駐車場まで標識類は一切ありませんでした。
足元は人けが少ないのを象徴するかのように、苔むした岩がゴロゴロしていて、それを微妙に隠すように生えている草。
頭は低い木の枝が微妙に覆いかぶさっていているうえに、それなりの斜度があるので歩きにくいったらありゃしない(笑)。
こんな感じの登山道が西法寺森あたりまで続き、その後は藪のトンネル、
藪が落ち着いてきたころにスキー場に出ますが、ゲレンデに生茂ったススキなどで結構道が不明瞭。
なんとかスキー場から再度登山道に出る箇所を見つけて神社に下りていきましたが、さすがマイナーコースだと感じました。
神社に出てからは林道歩きになりますが、一部で岩の崩落や未舗装道路のため雨水で道路が掘れてしまっていて、
普通乗用車では完全に石神神社までもたどり着けないような状況でした。
こうやって未経験であった岩木山の登山道を一気に歩いてみましたが、
一言で言ってしまえば、両コースともに暫く歩く事はないのかな〜・・・・・と言う感じの登山道でした(笑)。
まあそれでも機会があったら歩くようにして、長い歴史がある登山道を残す事に微力ですが協力できればと思います。
しゅんちゃんのホーイでもバイクには届かなかったみたいですね(笑)
バイクの音やスノーモービルの音って気付くまではドキドキしちゃいますよね
オラも何度か叫び返した経験があります(笑)
さすがに届きませんでした(笑)
ちょっと遠いと、イイ感じに唸り声に聞こえるのよねぇー
本物そっくりで、真面目にまぎらわしいよ
ついにあのヤブから突入するルートを歩きましたね
今度はバリエーションかな(爆)
といっても、冬はみんなバリエーションですか
そろそろ雪が恋しい??
そうです、アソコから入り込みました
でもね、アソコはマダマダ藪とは言えないなぁー(笑)
下草とかは伸びてるけど
一応人が通る幅はありましたからね
バリエーションですか
それこそ延々と藪漕ぎになっちゃうからパス!
あー、あと数か月で雪ですね
まだちょっとピンとこないけど
そっかー
雪ね〜
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