八ヶ岳（天狗岳・硫黄岳）

2013年08月18日(日) 〜 2013年08月19日(月)

• GPS: 16:25
• 距離: 20.9km
• 登り: 2,095m
• 下り: 2,069m

コースタイム

8月18日（日曜日）4:00自宅-7:30桜平8:10-8:45夏沢鉱泉8:50-9:40オーレン小屋10:10-11:05箕冠岳-11:15根石山荘11:50-12:00根石岳12:05-12:20白砂新道入口-12:50東天狗岳12:55-13:15西天狗岳13:45-14:05東天狗岳14:10-14:45根石岳-15:00根石山荘15:05-15:10箕冠岳-15:50オーレン小屋（泊）
8月19日（月曜日）6:35オーレン小屋-7:10夏沢峠7:15-8:40硫黄岳9:10-9:35硫黄岳山荘10:05-10:30硫黄岳10:35-11:10赤岩の頭-11:40峰の松目登山口-12:20オーレン小屋13:15-13:50夏沢鉱泉14:00-14:20桜平15:00-22:00自宅

天候

18日　曇り（やや風が強し）
19日　晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平駐車場

写真

8/18 7:53

桜平駐車場
ゲートからちょっと登ったところにあります

8/18 8:08

桜平ゲート
この先は許可された車両以外は通行できません

8/18 8:12

朝の木漏れ日がきれいです

8/18 9:20

沢伝いを歩きます
夏沢鉱泉を経由してオーレン小屋までは比較的なだらかな登りです

8/18 9:47

オーレン小屋個室
とても快適です

8/18 10:12

オーレン小屋を拠点に行動します

8/18 11:06

箕冠（みかぶり）山山頂
展望はありません
夏沢峠からの道も合流します

8/18 11:10

根石山荘と根石岳
遠くに今日の目的地西天狗岳が見えます

8/18 11:49

根石山荘
水場があります
ここでカレーを食べました

8/18 11:58

根石岳中腹から根石山荘をのぞむ

8/18 12:00

根石岳山頂

8/18 12:17

根石岳山頂から東天狗岳をのぞむ

8/18 12:17

同じく西天狗岳
今日はここを目指します

8/18 12:22

白砂新道入口

8/18 12:45

東天狗岳
少し岩場です

8/18 12:47

ちょっとだけ鎖もありますが頼らないで登れます

8/18 12:51

東天狗岳山頂から硫黄岳、赤岳などの南八ヶ岳をのぞむ

8/18 13:03

東天狗と西天狗岳のコルから西天狗岳をのぞむ

8/18 13:17

今日の目的地の西天狗岳山頂
無事に到着です

8/18 13:24

西天狗岳から東天狗岳をのぞむ

8/18 14:07

東天狗岳山頂
戻ってきました

8/18 15:02

根石山荘に群生しているコマクサ
可憐です

8/18 16:59

オーレン小屋に戻ってきました
目の前を流れる沢の水が冷たくて美味しいです

8/18 17:03

オーレン小屋
お風呂もあり、トイレも水洗で個室中心の快適な小屋です

8/18 17:04

入り口の黒板

8/18 17:29

夕飯は桜肉のスキヤキ
テンプラとおそばもありました
山小屋としてはかなり豪勢です

8/19 4:55

朝飯は旅館風
美味しかったです

8/19 6:34

さて、今日は硫黄岳を目指します
一部荷物を預けて出発！

8/19 6:45

やはり朝の木漏れ日がきれいです

8/19 7:09

夏沢峠に到着

8/19 7:09

これから目指す硫黄岳をのぞむ

8/19 7:43

こんな道を登っていきます

8/19 7:52

昨日登って東西天狗岳が見えてきました

8/19 7:52

ひたすら登ります

8/19 8:01

あとちょっとです

8/19 8:38

硫黄岳山頂に到着！

8/19 8:39

赤岳＆横岳
こちらは次の機会に

8/19 8:45

遠く北アルプスをのぞむ
穂高、大キレット、槍がはっきりわかります

8/19 9:02

硫黄岳爆裂火口
山の半分が吹き飛んだそうです

8/19 9:02

広々とした硫黄岳山頂

8/19 9:59

ちょっとトイレに硫黄岳山荘まで
なんとウォシュレットだそうです

8/19 10:04

駒草神社があります

8/19 11:05

さて硫黄岳から赤岩の頭を通り

8/19 11:08

赤岩の頭山頂です

8/19 11:08

こちらからだと硫黄岳はこんな風に見えます

8/19 12:08

さて峰の松目分岐まで一挙に下りました

8/19 13:15

オーレン小屋に無事に帰還

8/19 13:34

沢沿いの道を帰ります

8/19 13:53

夏沢鉱泉に到着
ノンアルビールでちょっと休憩

8/19 14:21

最後の簡易トイレ前の滝
予想外にカッコイイ滝です

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

まるぽう

　この夏最後の山行として、1泊2日で夫婦で八ヶ岳に行ってきました。
（1日目）
　桜平までの林道は、少し荒れ気味でしたが、注意してゆっくり行けば二輪駆動の我が愛車でも何とか到着することが出来ました。駐車場は、運良く帰る車の後にサクッと停めることができてラッキーでした。ゆっくり朝ご飯を食べて準備していざ出発！
　桜平から夏沢鉱泉までは整備された林道を、その後は比較的緩やかな沢沿いの登山道を抜けてオーレン小屋に到着です。ちなみに桜平のゲート近くに簡易トイレがありました。
　オーレン小屋はかなりの数の個室のお部屋が確保され、お風呂もあり、トイレも水洗で清潔でとても快適な山小屋です。水場も目の前なので、登山者に優しい山小屋です。
　夏沢鉱泉では、根石山荘は風速10mという情報だったので、硫黄岳にアタックするか天狗岳を目指すか悩んでいたのですが、オーレン小屋のスタッフの皆さんのアドバイスや下山してきた人から情報を元に、大丈夫という判断を下し、当初の予定通り天狗岳を目指すことにしました。
　箕冠山までは森の中の登山道を進み快適でしたが、根石山荘の到着するとかなりの強風と雲が上がってきていたため、お昼を兼ねてまずは休憩。少し風がおさまってきたところで根石岳を目指して少し急な道を登ります。山頂に着いたときは、風もおさまり雲も晴れて、東西両天狗岳もきれいに見えました。そこからやはり急な道を下り、白砂新道入口に到着。
　いよいよ天狗岳にとりかかります。少しわかりにくいルートもありましたが、順調に岩場を抜け、一歩一歩着実に頂上に向かいます。最後に鎖場が出てきますが、頼らずに登ることが可能です。そして東天狗岳山頂に到着。絶景が広がります。あまり山頂は広くないので、休む間もなく西天狗岳を目指します。一度コルに下り、急な岩場を登ります。20分もすれば、西天狗岳の山頂です。写真スポットもたくさんあります。明日登る予定の硫黄岳も見ることができました。
　帰りのルートは来た道を引き返すだけなので、ほとんど難所もありません。東天狗岳から白砂新道入口までの岩場の下りの時、少し慎重にルートを確認しながら下山すればOKです。
（2日目）
　いよいよ硫黄岳アタックの日です。相方は楽なルートと聞いていた峰の松目分岐経由のアタックを主張していましたが、オーレン小屋のお風呂で一緒だった人から、硫黄岳へは夏沢峠からの方が楽しいと聞いて、そのコースで登ることに。
　夏沢峠までは、森の中の登山道をコケを楽しみながらゆっくり登り、想定タイムよりややオーバーしちゃいました。少し休んで、いよいよ硫黄岳にとりかかります。かなり急なガレ道ですが、比較的広い道なので、危険な箇所は全くありません。素晴らしい展望が広がるコースです。急登ですが、目指す硫黄岳を見ながらの登りなので、全く苦になりません。頂上付近になると、ケルンが道標になってくれます。ガスった時には頼りになることでしょう。幸い天気は上々！気分も軽やかに山頂に到着です。
　実は私は中学生の時に登った以来の山頂です。あのときも硫黄岳山頂から見た赤岳＆横岳に感動しましたが、大人になっても変わらぬその姿に改めて感動しました。　山頂でしばしまったりしたあと、途中コマクサを愛でながら、トイレを借りに硫黄岳山荘に向かいます。お借りした相方によれば、なんとウォシュレットだったとのこと。びっくりです。一休みしてから、硫黄岳に山頂に再び登り返します。
　下りは赤岩の頭、峰の松目経由でオーレン小屋を目指します。硫黄岳山頂直下で、高所恐怖症の相方が少し悩んでしまう箇所がありましたが、私がサポートして何とか通過してもらい、赤岩の頭に到着。山頂を経由して峰の松目の登山口までは細い急な下山道でかつ整備不良な箇所もありましたが、峰の松目の登山道分岐からは森の中の良好な下山道でした。
オーレン小屋に到着して、冷たい川の水でのどを潤し、預けていた荷物をパッキングしてちょっとゆっくり。お昼をしっかりいただいて下山です。
　帰りには「ふれあいセンターもみの湯」で汗を流して帰路につきました。
　今回のルートは山小屋も含めて初心者向きのコースだと思います。展望もよし、登山道も整備され、快適なルートです。本格登山の経験があまりない相方も大満足の様子でした。