記録ID: 3438312
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アルパインクライミング
剱・立山
剱岳 源次郎尾根主稜
2021年08月11日(水) 〜
2021年08月13日(金)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 17:11
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,198m
- 下り
- 2,283m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:54
2日目
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:17
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り→15時頃から雨 3日目 日の出前まで暴風雨→日中強い雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初めての剱岳は源次郎尾根から登頂。 初日以外は曇りと大雨で景色は楽しめず。 剣沢のテン場は11日お昼時点で14張程度とガラガラ、その後12日終わりまでに30張ほどに増えた。 平蔵谷出合の手前の雪渓から軽アイゼン(6本爪)で尾根取り付きまで直接アプローチ。降雨後だか雪渓は締まっていてアイゼンはよく効く(ピッケルは持っていったが不要な状態、チェーンアイゼンで十分)。 尾根取り付きからすぐの岩場のみ濡れているが、それ以降の岩場はフリクションは悪くない。パートナーの調子が悪いため取り付きで撤退、ここからソロで登攀することに。最初の岩場のみ残置ハーケンにスリングでA0して通過。 シューズはクライミングゾーンのあるアプローチシューズ(ボルダーX)でいったが、核心部の岩場(下に穴があり、一気に尾根下まで落ちる箇所)はフットスタンスが小さく難しい。古いハーケンが2個ほどあるが、位置が下すぎて使い方分からず(アブミ用か?)、岩の右側を持ちながら、中央付近をマッチしてハーケン近くに左足で立ちこんで上部に手をかけて抜けた。この箇所をソロで安全かつフリーでいくにはある程度クライミング経験が必要と感じる(ボルダーで4,5級程度が登れないと怖いか)。パーティーならロープを出して、不安ならクライミングシューズを使うべきと思う。 I峰に出るまでが藪漕ぎと狭い岩場の連続でI峰からII峰は快適なリッジの岩場を過ぎる。I峰の直前くらいから小雨が降ったり止んだりし始め、その後山頂まではガスに覆われた。II峰の懸垂下降から剱山頂まではコースタイム以上に長く感じる。II峰は8mm50mハーフロープ1本で下降、25mで全く問題ない。II峰を過ぎてからガスで視界がほぼ無かったためルートファインディングに少し迷うが、落ち着いて行けば問題ない道だった。 剱岳からは別山尾根でテン場まで戻る。 午後から翌日以降が荒天予報で、時間勝負の登攀だった。初見ルートかつ相方不在の状況で少し焦ったが、結果的に取り付きから5時間程度で登頂、いいペースだった。このルートを初見ソロで行く場合はある程度フリーで登れるクライミング技術と体力的な余裕がない場合はやめた方が良い。 天候の悪さから同日に登攀していたのは先行していたソロの方1名のみだった。 |
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おそらくその先行は私かな?と思います(剱沢雪渓の手前で先に行かさせていただきました)
後ろ見えないなー、別のところに行ったのかなー?と少し心配に思っていたのですが、相方さんは撤退されてたんですね。無事で良かったです(笑)
岩場はハーケンの位置がちょっといやらしかったですね、私も無理やりA0でいきました(そしてスリングとカラビナを落として残置)。
テン場にいるときにTwitterで源次郎登る方いたので一緒かなーと思ってましたが、ペースがかなり早かったので置いてかれましたね笑っ
ブログも拝見させていただきました!我々もテン場来る時に弱ペダスタイルの青年に遭遇しました笑っ
ビナとスリング回収したかったのですが、中々下の方だったので取れませんでした…!あそこは見返したら中間部にハーケンあったみたいですね。そこかけられれば安全にいけましたね。
結果的にお互いソロでしたね。僕も先行パーティー見えずちょっと不安でした。
景色はよいので次はもう一回晴れで登りたいです笑っ
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