武尊山(武尊橋→武尊山→川場温泉口)【群馬県】


- GPS
- 09:33
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,737m
- 下り
- 1,887m
コースタイム
− 武尊神社駐車場 0904 − 武尊神社 0906 − 登山口 0928 − 手小屋沢分岐点 0943 − 休憩 1004/1010
− 尾根合流 1036/1044 − 手小屋沢避難小屋 1047 − 最初の梯子 1136 − 最後の梯子、上 1157
− 武尊山(沖武尊) 1219/昼/1243 − 日本武尊像 1247 − 三ッ池 1255 − 笹清水 1302 − 中ノ岳南の分岐 1307
− 家ノ串 1326/1329 − 剣ヶ峰鞍部 1355 − 前武尊 1415/1421 − 天狗尾根、スキ−場分岐 1452
− 不動岳、前武尊分岐 1543 − 川場野営場 1555 − 旭小屋前 1614 − 仙人滝 1636/1640 − 小住温泉 1706
− 川場温泉口BS 1737
●行動時間 … 9:33
天候 | 曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
9/13 : (会社 = 新大阪 = 東京 = 渋川、泊) 9/14 : (宿 = 水上 = 武尊橋) - 武尊山 - (川場野営場 = 沼田 = 渋川、宿) 9/15 : (宿 = 沼田 = 東京 = 新大阪 = 自宅) ※皇海山は中止 ●登山口へのアクセス ○武尊橋(武尊神社登山口) ・武尊神社登山口への入口。バス停の目の前の道を東へと進むと武尊神社。その先で車道が尽きると、登山道 ・JR水上駅より関越交通バス湯ノ小屋行き等にて24分。870円。7:40〜、1日10往復(H25.9現在) ○川場温泉口(川場野営場) ・川場野営場への入口。バス停から更に県道62号線を北上し、旭小屋の先で左折し、更に北上。終点が川場谷野営場となっており、登山口がある ・JR沼田駅より関越交通バスにて27〜41分。右回り、左回り、経由違いなどがあるため所要時間も便により異なる。690~770円。1日12便 (H25.9現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ○全般 ・標示は分岐ごとに丁寧なものが建っている。主な行き先やそこへの距離など。残念なのは、彫り文字ながら、塗色が剥げて読みにくくなっているところもあったことくらい ○武尊神社〜手小屋沢〜武尊山 ・分岐点から手小屋沢避難小屋に到るまでが急登。山頂手前30分ほどの所には、鎖場3箇所あり ・全般に、木の根張りが目立つ歩きにくい登りが多い ○武尊山〜前武尊〜川場野営場 ・登り降りが多い。 ・川場野営場上の分岐〜前武尊は急な斜面 ●買う、食べる ○水上駅前 ・買う:水上駅前には、 雑貨店のようなお店があるので、食糧を仕入れることはできそう。ただし、早朝8時前に開いている店はなかった ・食べる:同様に、水上駅前には、食堂はいくつかあるが、朝は開いていない ○沼田駅前 ・買う:沼田駅前には、コンビニが一軒。隣には喫茶店。コンビニは手作り食品やお土産もある手広いもの ・食べる:沼田駅前に数軒あり ●日帰り温泉 ・沼田近傍では「沼田岡谷温泉」「ゆにーいく」「昭和の湯」など ・今回降りてきた旭小屋から川場温泉口にかけてには、小住温泉、木賊温泉など秘湯系日帰り温泉がある。いずれも近年のリニューアル建物で、綺麗そう。また、川場温泉にも日帰り温泉がある ・今回は、沼田駅帰着後に翌日のためのレンタカーを借りたので、これを使って渋川市にある「白井温泉こもちの湯」を利用した。素朴な飾り気のない良い温泉であった |
写真
感想
○はじめに
尾瀬から見ると、大きな山。両肩が広く、どっしりとしている。
縦走したい山だが、その場合は公共交通利用がもたらす時間制約が厳しいものになる。ガイドマップの時間に割掛けをすると、なんとか行けるようにも思う。
出発後であっても、往復に切り換えることも、エスケープも可能だし、最後はタクシーがあるとの考えで、縦走に挑戦。
○武尊橋〜山頂
予報は晴れだが、麓からは全く山が見えない。雨をも心配しながら出発。
水上駅からの関越バスは客一人。武尊橋で降り、登山口へと急ぐ。入り口の道路標識にはキャンプ場まで4kmとある。予想通り、ガイドマップよりも早く登山口に到着できそうだ。
キャンプ場を過ぎさらに舗装路を行くと駐車場が見え始める。駐車場のすぐ先には神社。出発前の祈願をしていく。今日はここには戻らない行程なので、ちゃんとお賽銭を入れていく。
ここからは未舗装路となる。マップではこの先の登山口までは車で行けそうには書いてあるが、仮車止めもある。しばらくで登山口。確かに2台はここまで来ている。
ここからはいよいよ登山道。水みちと化した傾斜のある坂道で始まり、そのうち小沢を渡ると分岐点。
ここから手小屋沢避難小屋までは尾根への取り付きとして急斜面を登る。ここに来て、早くも疲労感。ここ一週間、とりわけ昨晩の寝不足が脚に現れる。膝を上げるのもしんどく感じる程になってようやく尾根に合流。確かに急な斜面ではあったが。
合流点の少し先に避難小屋へと降りる地点があり、降りれば水もありそうだったが、降りる元気が既にない。先を急ぐ。
眺めのない、樹林帯の尾根道を徐々に登っていく。このルートは木の根が目立つ。それゆえ余計に足にくる。やがて梯子とロープ。岩斜面だが必ずしもロープが要る程ではない。5度目に長い鎖が現れ、それを登ると、すれ違いの老夫婦がお話しされているのが横耳に聞こえ、山頂までせいぜい20〜30分程度と分かる。
しばらくガスにより見通しの利かない中を進むと、ひょっとすると山頂の岩峰かと思う登りが始まる。氷河跡のような薄っぺらな岩をシャリシャリ言わせながら登ると、予想通り山頂であった。
山頂部は、ちょうど昼時ということもあって、混雑。片隅で昼飯にする。インスタント麺に湯を入れてから見ると、箸が付いていない。日帰り用リュックにはフォーク等も入れていない。やむなく指で摘まんで食べた。
川場温泉口のバス時刻とガイドマップ時間を突き合わせると、最終バスであっても、まだ時間的に厳しいことに変わりはないが、縦走へ進む。
○山頂〜川場温泉口
しばらく進むと笹清水の湧き水。コースに面した清水はありがたい。前半戦の顔の汗も拭って気分一新。
中ノ岳前分岐から家の串へ。櫛の歯のような岩尾根を昇降し、最後は笹原のピーク。しばらくは笹が目立つ中を進むが、いつしか剣ヶ峰の巻き道に。上を行く道との分かれには気づかなかった。今さら戻る気にもならない。そして鞍部。見通しはないが、剣ヶ峰の側にあるのは岩場であることくらいはわかる。やや登って、前武尊。前武尊には、日本武尊の像があり、西を見ているようだ。
ここまで、先ほどの武尊橋からのルートと異なり根張りはあまり認められないが、代わりに起伏がある。
前武尊からはいよいよ本格的な下り。スキー場の分岐点までは、一気に下る。ガイドマップよりは時間もかかる。スキー場を見下ろす地点を過ぎて、ようやく分岐点。
このエスケープも過ぎて、いよいよ川場へ。天狗尾根を進み、途中から斜面の急激な下りへ。あまりにも一本調子の急激な下り。途中で一服。追い越してきた若い3人組にも追い越される。
しかし、そこからはまだまだと思っていた川場野営場上の分岐にあっさりと到着。道も平坦かつ歩きやすくなり、野営場にも程なく到着。ここで先ほどの3人組が終点を迎えたのを見送り、こちらは更に下る。しかしここでようやくバス時刻に間に合うタイムとなった。
旭小屋手前で林道を終えるまでは未舗装路。ただし、車道らしい十分な幅と路面整備状態。
旭小屋手前からは県道へ。舗装路であり、道幅も十分なもの。しかし、長い。途中「仙人滝」や「小住温泉(=こじゅうおんせん)」が時間的目安になる地点にある。旭小屋前から最初の仙人滝まで、早足で下りて30分はかからなかった。これでようやく安心。川場からの17:50のバスに間に合わせることが出来そうだ。
きれいな日帰り湯である小住温泉を横目に、せっせと下りて、「川場温泉口バス停」に到着。最終一本前にもかろうじて間に合った。
バス停前の酒屋さんにある自販機で飲み物を買い、ようやくほっとした。
今日一日の歩行量は4万歩を超えていた。
○補遺
翌日15日は台風接近に伴う荒天。結局、せっかく車も準備したものの、皇海山は中止とした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する